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堀江貴文、コロナ緊急事態宣言下でロケットぶっ放そうとして断られて逆ギレする

 現地で人を行き来させるなって言ってんだろ。

 この辺の話は「コロナウイルスなんてたいしたことないのだから、経済自粛はするべきではない」という堀江貴文さんの主張が根底にあるからこそ、無観客でのミサイル打ち上げも制限をかけようとする大樹町役場や町長にはムカついてるんだと思うんですよね。

 堀江さんの言うことも一理あるんですが、この辺の話はノイジーマイノリティ云々の話ではなく、住民感情の問題であるので、折り合えないなら町民なんてさっさとやめたらいいんじゃないかと思うんですよ。個人的には北海道どころか日本中で緊急事態宣言の出ている5月2日に関係者がそれなりの人数出入りするであろうロケット打ち上げの延期もできないようならね。

 インターステラ社について言うならば、もちろんナイストライだし、安価で一般的な部品で宇宙進出を安価に行うというテーマは素晴らしいと思うんですよ。これはこれで引き続き頑張って欲しいとも思います。

 一方で、国際的な航空宇宙ビジネスにおいてインターステラ社の画期的な取り組みがなかなか注目されない理由は、やはり開発費用が桁ふたつ小さく、DMMやひふみ投信といったスポンサーが拠出する千万単位ではなかなか宇宙開発の国際競争には太刀打ちできない状況があるんじゃないかとは思うんですよね。もちろん、うまく安価な部品でロケットが量産できるところまで行くのであれば、これはこれで勝負できるのかもしれませんが。

 それもこれも、今回のようなくだらねえトラブルを自分から引き起こさず地域との協力関係を得て多くのスポンサーを集めたり出資を募ったりできるようになれば道が拓けるものを、相変わらず怒りのポイントがどこにあるのか分からない堀江貴文一流の癇癪をロケットの代わりにぶっ放しているようだとまた755とかテリヤキのような放り投げモードになるんだろうなあと思うのであります。

 そういえば、ホリエモン祭りもキャンセルさせられた際に「もう二度とイベントやらない」って怒ってましたっけね。しょうがないだろ、みんなコロナウイルスの感染拡大は気にしているんだから。お前がやりたいからって駄々をこねてはいけません。これもう一種のヒステリーでしょ。

 「しょうもないことで怒ってねえで落ち着けや」と思いながらも、そろそろ自粛経済もそろそろ限界に近付いてきたなあと思いますので、うまく出口戦略を考えないといけませんね。

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山本一郎(やまもといちろう)
神から「お前もそろそろnoteぐらい駄文練習用に使え使え使え使え使え」と言われた気がしたので、のろのろと再始動する感じのアカウント