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AI音楽たのしい、動画が間に合わない

嬉しい悲鳴です。AI音楽のほうは着々と増えていてフォルダに入れたmp3をメディアプレーヤーでエンドレスで聴いてたりする。どれから動画にしようか、悩んでるから。

なんでこんな歌詞を……という、自分でつくっておいて愕然がくぜんとすることが多い。どんなイラストなら……、いや、どんな動画にすれば、この歌詞を表現できるのだろう?

元々、詩は書いたことがなく、苦手意識が強かった。
だけど、AIが曲をつくって歌ってくれる、などという幸せな状況にいると、こんな感じの言葉や感情を、歌ってほしいな、という希望がわく。
曲のイメージはあっても、アファンタジアの私の脳裡には音も音色もない。
言葉の羅列が始まる。ほとんど言葉遊びに近いような、ブレストのような、最初はそんな感じ。

作詞したものが一発で希望の楽曲に仕上がる、なんてことはない。少しずつ言葉の塊をつくって、AIに作曲・合唱してもらう。
そうして歌ってもらうと歌詞のなかに引っかかる部分がでてくる。そこを変え歌詞の調整をし、歌ってもらう。その繰り返しをしているうちに、自然に推敲されて形になっていく。

歌詞が変わると、作曲の傾向も、歌唱の傾向も変わる。

別途、曲想などの指示はしてるけど、それよりも歌詞の内容とか、言葉の並びとか、おんにAIちゃんは反応している感じ。

気づくと集中してボーッとしたような、何も考えていないような、音楽を聴いて歌詞を調整する、という作業を延々繰り返している。これは、AIイラストと同じ沼だなぁ。時間が飛ぶ。

AIイラストも、AI音楽も、できあがると、とても嬉しいのだけど。でも、私はそれだけでは満足できていなかったみたいだ。
イラスト集や、YouTube動画の形になることで、ようやく作品が仕上がったなぁ、って実感する。

高校の美術部で切磋琢磨していた頃の感覚が、今ここの瞬間に直結してきている実感が強い。
ああ、ずっと、私はこういうことがしたかったんだな、と。
高校の頃には、AIどころかパソコンもなかったから。想像もできなかった作品の形だね。

え? いやいや、考えてみれば、どこかに書いたけど、私、高校のときに8ミリフィルムによる映画を同学年の美術部員たちで作ってる! 皆で撮影し編集し音楽をつけた。学校祭で上映したのだけど、そのときの充実感は素晴らしいものだった。

いろいろと模索しつづけてきたけれど、ずっと映画のことは忘れていた。映像の世界に行こうという考えはカケラもなかった。
けれど……。
ちゃんと高校の頃には、やりたいことの片鱗というか種というか。ちゃんと掌中にあったのだなぁ、と。

AIと作った音楽はどんどん溜まっていく。AIイラストも、生成できるようになった動画も溜まっていく。
でも、1本のAI音楽動画をつくるには、まだまだ素材が足りない。そして、イマジネーションの飛躍が必要だと強烈に感じている。
楽しいし、幸せだ。


AIイラストはPixAI-Rosebudで生成。

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