ショート動画制作のために考えた【4つの要素】
ちょうど昨日、バイクが不調になり修理に出したところ、修理代に4500THBもかかり目玉が飛び出そうになった西尾です。
2017年に購入し走行距離が5万キロを超えているので、そろそろ買い替え時なのかもしれません。
なんて書いていますが、まだまだ乗るつもりです。
今日のお題目は、1ヶ月ほど前から本格的に始めたショート動画。
これまでショート動画はYouTube動画の片手間にやっていたのですが、「時代はショートですよ」と若者に囁かれ、覚醒した次第でございます。
ショート動画の魅力と新たな挑戦
昨年あたりからでしょうか、気がつけば僕もショート動画をかなり観るようになりました。
TikTokやInstagram、YouTubeで流れてくるショート動画を、特に意識することもなく次々と視聴してしまい、気付けば延々と見続けている自分にハッとすることもあります。
なぜこれほどまでに止められなくなるのかと考えてみると、各プラットフォームが持つ強力なアルゴリズムが見事に機能しているからです。
僕の好みそうな動画を次々とリコメンドしてくれるので、自然と画面をスライドする手が止まらなくなる。
こうして気付けばショート動画の無限ループに陥り、終わりが見えない視聴の連鎖にどっぷりとハマってしまう、というわけです。
最近、YouTubeを長く運営している方の中には、「広告収益が少ない」という理由からショート動画にあまり力を入れていない方も多いようです。
しかし、ショート動画の発信力は非常に高い。
実は僕、けっこう前からTikTokを運営しています。
とはいえ、最初は「何を投稿すればいいのか?」と迷う日々。
年齢も考えずに「踊ってみた」動画を投稿したりしておりました。
イタイ!イタイ!
その後、ショート用の食レポ動画を投稿するようになり、これが意外と反響を得るように。
タイ語字幕もアフレコも入れていないにも関わらず、視聴者の99%がタイ人という驚きの結果に。
これはTikTokのアルゴリズムが、発信地の影響で、現地の視聴者にリーチしやすい仕組みなのでしょう。
こういったショート動画を含め、YouTubeなどの動画制作は一人でやっていました。
なまじっか撮影も編集もできちゃうので、外部委託する必要がなかったんです。
そうして2019年から一人でやってきましたが、ショート動画を本格的に始めるにあたり、動画制作を外部委託することにしたんです。
動画制作をプロに委託
今回、動画撮影を依頼することにしたのは、バンコクで動画制作会社「Yoshiki Co.Ltd.」を運営する徳永由則(とくながよしき)さん。
以前、音声プラットフォームVoicyにも出演していただきました。
https://r.voicy.jp/GZV0p38NVW7
彼はバンコクで動画制作会社を経営する若干25歳のクリエイター。
僕が50歳なので親子ほど年が離れていますが、25歳で海外起業した彼には感服するばかりです。
これまで誰にも外注することなく動画運営をやってきましたが、25歳の彼となら、いままでとは違う何かが作れるかもしれない。
特にショート動画については、僕よりも若い世代のほうがトレンドや視聴者の求めるものを理解しているはず。
そんな彼と一緒に制作することで、新たな視点とアイデアを取り入れた動画を作れるのではないかと期待しています。
ショート動画を構成する【4つの要素】
ショート動画をただ始めるだけでは意味がありません。
どんな企画にするかを考えた結果、以下の【4つの要素】を取り入れることにしました。
まず1つ目は「アジア」。
撮影地はタイですが、あえて「タイ」に限定せず「アジア」という広い視点を採用。
将来的にはベトナムや他の国でも撮影する可能性を視野に入れています。
2つ目が「グルメ」。
テーマはやはり「食」。タイ料理に限らず、インド料理やエジプト料理など、これまで食べたことのないグルメにも挑戦していきたいと考えています。
3つ目は「シネマティック」。
動画にカラーグレーディングを施し、映画のような映像美を追求。
これにより他の動画との差別化を図ります。
最後の4つ目が「ストーリー」。
たとえば、食レポ動画の場合、店舗に行き、食事をしながらレポートするというのが一般的な流れ。
この形式であれば、僕でなくても旅行者や在住者でも可能ですし、正直言って僕よりもずっと上手にこなす方がたくさんいると思います。
では、どうやって差別化を図るのか?
その答えが「ストーリー」を取り入れることです。
ショート動画では時間が限られているため、起承転結のはっきりとした物語を作るのは難しいかもしれませんが、視聴者を引き込む「流れ」や「展開」を盛り込むことで、単なる食レポとは一線を画した動画を作ることができます。
これにより、視聴者の離脱を防ぎ、他の動画にはない独自性を持たせることが目的です。
「ストーリー」を加えることで、食レポ動画の可能性はさらに広がると信じています。
初公開動画の反応と今後の展望
すでに【4つの要素】を取り入れたショート動画を2本公開しました。
僕自身がYシャツ姿でサラリーマン役を演じ、ストーリー性を取り入れたグルメ動画です。
プラットフォームはインスタとTikTokでフル動画を公開。
YouTubeでは1分間のショート動画として配信しています。
TikTokではタイ人に好評で、1本目の「地面飯たち」が10万再生超え、2本目の「極旨女王」は17万再生超えと、軽くバズっています(執筆時点)。
今後は日本人視聴者にもアプローチできるよう、データを分析しながら改善を重ねていく予定です。
今後はもっと日本人にも視聴してもらえるよう、数字を見ながら試行錯誤し、ヨシキ君とともに動画を制作していきます。
動画撮影時にカメラマンを入れてオフショットも
2本目の撮影時は、カメラマンにも同行してもらい、スチール写真を撮影してもらいました。
撮影した店舗の店主は、強烈なキャラクターの白塗りおばちゃん!
奇声を発しながら踊ったり、時には歌ったりと、料理人とは思えないはっちゃけぶりですが、不思議ながらトムヤムクンの味はピカイチですw
動画撮影を撮った写真は以下よりご覧いただけます。
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