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色々感想

光る君へ
一年ずっと色恋と藤原家による政治の独占を描くのかと思いきや、突然の刀伊の入寇。終盤のさぶまひの盛り上がり演出だな。三郎くん、君は顔も名前も知らないおびただしい数の民のために政治をするのには向いてないよ。知っている大切な人のための政治しかできない子だよ。

相棒
「復讐者は笑わない」川﨑龍太さん脚本。
三浦さん再登場回。復帰なさるだろうか。
アルゼンチン映画瞳の奥の秘密」をちょいちょいと真似た内容だったな……。
罰せられない犯人を被害者のパートナーが追い詰め、犯人が応援しているスポーツチームを張り込み、拉致監禁する。さすがに50%ほどは違う話が混ぜてありましたけど。
拉致要素を抜いて、DVモラ男とDVモラ男が激突する話にした方が分かりやすかったのに。
瞳の奥の秘密」はリメイクもされてますが、原版がおすすめです。私は執念深い人が勝利する話が好き。

 

全領域異常解決室 
神にとっては記憶が一番大事なので、記憶を消されそうになったら死ぬよ~っていうエグめのバトル開催。にしても戦力の遂次投入はよくない。

 

 

ハチドリのデミタスカップ


抽選に当たらないと行けない作品展にいって、
そこからさらに抽選に当たって買えた「うつわやみたす」さんの
ハチドリのデミタスカップです。
最初に写真で見た時からずっと欲しいなあと思っていたのでした。
私はクジ運が本当にないので、代償にダンプにはねられるのでは?とおびえています。

 

ところでコーヒーが飲めないので何をいれたらよいだろうと考え、ちょっとGoogle氏に聞いてみた。
最近のグーグル氏はAIがもっともらしい回答をしてくれるのですが
「植木鉢にするといいですよ」
などという答えが出て、所詮はAI、なにも分かっちゃいないな…と思ったのでした。
とりあえずラム酒をいれてみたらいい感じでした。
これが人間の英知だよAI。

 

キングオブコント2024感想

毎年見てるから今年も見ないとな…と思ったが、毎年見てなかった!?
アレッ!?もしかして毎年見てたのはM-1??
なんか大掛かりなセットや、着ぐるみ、小道具が多いな?とは思ったんだよ。

 

ロングコートダディ
花屋のムカつく駄目出し客。
こういう人いるよ~特徴掴むのが上手い。
駄目出し中毒やだね、ってだけで終わらず、もう一捻りあるが、それでも女子店員さんといい雰囲気になったりしない。リアリズム。

 

ダンビラムーチョ
太鼓を3回鳴らす伝統芸。

 

シティホテル3号
通販で、強引に値引きをさせる脚本を書く経営者。その流れがエスカレートしていく。

 

や団
社員食堂で一万円なくなる話。

 

コットン

ぬいぐるみでラブコメ。それを見ている高齢おじさん。これはもっと高得点でも良かったと思う。

 

ニッポンの社長
声が小さい野球部員。体罰がなんか体育会系笑いって感じでした。

ファイアーサンダー
三人しかいない野球部員。リズム重視。


隣人
ペットのチンパンジーが賢くなりすぎてこわいので出て行ってもらおうとする。

 

ラブレターズ
引きこもりの子供が、こっそりどんぐりを集めている。大騒ぎする夫婦。

 

勝戦
ラブレターズ
サッカー願掛け丸坊主の女に圧倒される外国人ナンパ師。
小説のような世界観があった。

 

ロングコートダディ
呪いを解いてほしい男と石の精霊、言語が通じないのでどんどんトンチンカンになっていく。好きな話でした。

 

ファイヤーサンダー
野球部と不良。


基本は変人が出てきて、普通の人がリアクションする形式が多い。
決勝はロングコートさんのセットが大掛かりだったがどこまで許されるのか。予算があれば紅白のあれみたいな山車はいいのかな?
あと男性が抽象的女性を演じることが多くて歌舞伎みたいだと思いました。
あれ女性が演じるとニュアンスが違うんだろうな。

優勝者には納得しかなかったので、いい結果でした。

 

 

 

紅茶

紅茶が高騰すると聞いて、普段飲んでいる紅茶を一挙買いしました。
以前も書きましたが私はガツーンと目の覚める濃い紅茶が好き。
嗅覚はそんなに鋭くないので香りの高さは求めません。

これで320包くらい…2025年くらいはいけるかな?

「モアナと伝説の海2」感想


2016年の同タイトルディズニーアニメの続編。
モアナは他の海の民を探し続けていたが、ある日先祖より、伝説の島モトゥフェトゥを探し出せば海の民の分断は解かれるという啓示を受け、旅に出る…というあらすじ。

1では気の強い普通の娘だったモアナですが、地位が上がり、社会的責任が発生している。
今回は航海の仲間も増えて、わちゃわちゃと楽しい感じになりました。
エンドロール途中に例のあれがあるよ。

ラストまでばれ

女性キャラクターが増えた!
敵か味方か、上下左右手前奥行きを無視したマタンギの動きと歌、魅力的だったな。
今回はがっつり次回につながる演出です。

ところで、モトゥフェトゥを復旧させ(マウイの島釣伝説って複数あるんですね)
他の海の民と邂逅した感激的なシーンで、私はよりにもよって三体のことを思い出していました…。
他種族に存在を知られてはならない、他種族の生存位置を確認したらすぐに滅さなければならない。なぜなら必ず相手は我々を滅ぼそうとしてくるからだ…みたいなの、どえらい違い。モアナと三体は真逆ですね。

モアナ、腕にタトゥーが入って、パドルが神器化したみたいな表現があったけど、神化しつつあるんだろうか?現在クォートゴッド?ゴッデス?くらい?
神化したディズニープリンセスってたぶん初めて?
ディズニーゴッデスシリーズを新たに立ち上げるのか?

 

 

「JAWAN ジャワーン」感想


アトリー監督
映画館で予告を見て、あー、黒髪の無力な妻とか母がやたら高音の曲が流れる中、悪役に殺されて、完全無欠の夫とか長男とかが歌って踊りながらキメキメ無双するやつか~。いま見たい気分じゃないなあ…と思って、スルー予定でした。でも鑑賞した映画ジャンルのかたが大絶賛なさっているので、見に行った。

 

かなり違いました。冒頭は、あー、弱者が蹂躙されてスーパーヒーローがー…だったけど、そのあとが全く違った。どうなるのこれ!?と思った。面白かったです。

 

注意:犬が死にます。死体がバッチリ映ります。

 

ラストまでばれ。

体制を批判しつつ、愛国を成立させていて凄い。
冒頭の中国軍の侵略も(アルナチャルプラデシュ州領土権主張)、
病院に酸素が届かず子供が死んだ事件も、
工場による環境汚染で死者が出た事件も、
すべて現実にあった事件を下敷きにしているとのこと。

 

そして父と長男は強くて無双をするのだが、完璧な強さを持っているわけではなく、父には記憶がない。なので復讐も誇り高さも彼は持っていない。肉体が強いだけ。長男は父と母を知らず、優しいたくさんの女たちに育てられて、女性の守護者となったが、しかしどこか寄る辺なく、不安を抱えている。

 

冷蔵庫の女、たしかに女は死ぬが、その前に自分に危機が及んだら目にもとまらぬ速さで3人殺して死刑になる。若いお嬢さんがシャベルで悪漢の頭をカチ割る。無力に裸にされて死を選ぶのは男性だったりする(なんでモザイクがかかってたんだろう?はみ出ていた?)。

彼等の強さは個の復讐だけでなく社会正義のための鉄槌となる。
ラストはまさに時流、タイムリーなのだが、日本よりもインドのほうが大変そうだと思った。そうか宗教、金、カースト…。
(日本は「知っている人」にともかく弱すぎるけども。あと「庄屋様の跡取り息子」を無条件で信頼するのはよすんだ…)

 

私は息子と、父の若い頃が1人2役だと思ってたが、全部1人で演じておられたの!?59歳なの!?なにもかもがすごい。

息子の親衛隊は美女たちで、父親の親衛隊がおじい軍団なのも面白く、見応えがありました。(女児ちゃんもかわいかった!見合いすんなよ…とは思いましたが)

最後で突然のシャイニングねた?それとも元の格言ねた?

 

https://www.youtube.com/watch?v=sL-0ZTUGEHo

「囚人なら強く気高くあれ 囚人の中の囚人であれ」
ってちょっとJOJOみを感じる。