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生きてるってこと

今日は1ヶ月に一度の検診。

やはり癒しの先生。そういう自覚も意識もないのだろうけれど、全身から発している周波がおだやかでやさしい。

「どうですか」

「はい、おかげさまで安定しています」

細かく言えばいろいろアップダウンもあったこの一月だったが、それを全部話さなくても大丈夫だと感じる。以前にはなかった不思議な安定感。

母の耳のこと、通院のことをはじめ家族がらみの突発的なことが多かった。それにアップアップもしながら対応できた。

ゆっくり私は光の方向に舵を切った。そんな気がする。

日常はなにも変わらない。誰かから「変わったね」と言われたわけでもない。

ただ自分でそう思うからそうなのだ。

公園の中を歩いていると朝陽が登る寸前の朝焼けを見る。

黄色と赤だった木々が葉を落とし、地面を覆う。

息を吸うと土と緑の匂いがする。

鳥が鳴く。

冷たい風が顔を撫でる。

全部、いい気持ち。

日が登る寸前 本当はもっと綺麗なのに!



1日1人

友人が少ないからだと思うがプレゼントを選ぶのに気合が入りすぎる。

一日、一人。

今日は絶対的味方であり耳の痛いことも鋭く言ってくれる頼れる妹のような存在の友人。

マフラーと手袋がいいと選び始めたが、よく考えたら彼女は首に疾患がある。温めた方がきっといいのだろうけれど、あえて首に使うものを贈らなくともと、やめた。

デリケートな場所にズカズカと入っていくつもりはない。

気の回しすぎだろうか。

中川政七商店の靴下と先の空いた手袋にした。

毎日犬の散歩をしているから防寒グッズは既に便利なものを持っているかもしれないが、手袋ならいくつあってもいいかと考えた。

自分が毎朝困っているのはいちいち手袋を外してスマホの操作をして音楽からラジオに切り替えたり、時間を確認すること。携帯画面対応のものもあったが大きさが合わないかもしれないのでやめた。

あっちのページを見たりこっちに戻ったり。やっぱり別のものにしようかと布巾やお菓子を覗いたり、いっそのこと店に実際行ったほうが早いかもしれないとうっすら頭をよぎる。

在庫検索をすると近くの店はどこも残り僅かと出ると、やっぱりここは確実にネットでとまた戻る。

会員登録をし、彼女の住所を登録し、ギフトの設定をし、いろいろやる事がある。

完了。

母と姉と、四国に住む友人と、今日の彼女で4人目が終わった。

難関4人組が終わって一安心。後の3人はいつも同じものを待ってくれている。

みんなのプレゼントを選びおわったら、自分にも何か贈ろうか。

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朝、ライトアップの銀杏が綺麗だった

 

ぼんやりした頭で

夕方になって熱が出ていたようだと気がついた。

どうもだるくてやる気が起きないのはそのせいだったか。いかにも本来、働き者かのように思っている心の呟きに自分でおかしくなる。熱があってもなくともやる気がない人間だから、熱による無気力と自前の性質との区別がつかないのだ。

昨日のこと。

だらだら横になりながらiPadを立ち上げ年賀状のデザインを決めて注文するところまでやった。頭がぼんやりしているので注文はもう一度はっきりした頭で確認してからにしよう。

姉のクリスマスプレゼントが決まった。

私と趣味も興味あることもまったく異なるのでいつも迷う。

夏の誕生日の時はCreepy NutsのオリジナルTシャツにしたら喜んでいた。

その前はカードのような形のiPhoneをなくした時にGPS機能で居場所がわかるというもの。

この時は「気がきくじゃん」と二人で言ったと母が教えてくれた。

そう。気がきくじゃん、と言われたい。

今年は大容量のUSBメモリにした。

AmazonブラックフライデーiPadを買い替えた彼女にタイミングのいいものだと考えた。動画と音楽を数多く取り込んでいる。守備範囲が広いからアニメもお笑いも演劇もその量は驚くほどだ。これにデータを移せば彼女の保有しているどの端末でもサクサク動画を見る事ができるだろう。

熱っぽいぼんやりした頭で考えた割にはいい思いつきだ。気が利いているはず...。

最近は「まああの子のやる事だから」と二人に笑ってもらえばいいやと、少し力が抜けた。

私ってこんなもんかと、自分自身で笑い、かつ愛している。

一段と生きるのが楽になってきた。

今日はだいぶ気分がいい。日向でやっぱりぐうたらぐうたら。