東京の奥座敷、檜原村。
檜原街道沿い・笛吹(うずしき)に天然酵母パンの店、「たなごころ」があります。
今年(2020年)から、窯を造り、ピザも焼き始めました。
清流の森の中で薪窯ピザを、頂きました!
目次
山里の渓谷沿いの、自家酵母パン&ピザの店
笛吹と書き「うずしき」と読む山里の、パン屋さん
島部を除くと、東京唯一の村、檜原村。
難読地名の里が、多いことでも有名です。
人里と書いて「へんぼり」、三都郷と書いて「みつご」。
「たなごころ」のある笛吹も、「うずしき」と読みます。
オープンして15年ほど、地域の人や観光客に愛される、自家製の米酵母のパン屋さんです。
今年からは、その技術を活かし、ピザも提供し始めました。
ウッド調の店内は、別荘のような雰囲気。
お店のオーナーは、林業も手掛けているとのこと。
なるほど、木がふんだんに使われているのも納得です。
美味しそううなパンの数々、目移りしそう。
電電公社時代の黒電話、単なる飾り、それとも現役?
渓谷側には、テラス席があります。
テラスからは、渓谷が一望!
居ながらにして、紅葉狩りも楽しめます。
テラス席の時計、ちょっといい感じ。
ピザやパンはテイクアウトも可能ですが、テラスでも食べられます。
混んでいなければ、ゆっくり渓谷を眺めながら食べたいですね。
ちなみに、Wi-Fiも使えました。
風光明媚な山里で使えるとは、ちょっと驚き。
主なメニュー
パン以外のメニューを、ご紹介します。
値段は税別、テイクアウトと飲食で税率が変わります。
- マルゲリータのピザ… 1,300円
- ミックスピザ… 1,500円
- やっこのピザ… 1,500円
- スーパードライ… 600円
- コーヒー… 400円
- アイスコーヒー… 500円
- 紅茶… 400円
- 雑穀入野菜スープ… 500円
- 国産ジュース各種… 300円
- 自家製ブルーベリージュース… 500円
フードメニューは、基本ピザのみです。
パンも店内で飲食可能、備え付けのトースターで温められます。
ちとせ屋の豆腐がトッピングされた、和風ピザ
今年造った、ピザ窯。
中で薪を焚べて、焼く本格派です。
やっこのピザをオーダー。
店内飲食の場合、税込み1,650円となります。
豆腐のピザ、ちょっと、試したくなるじゃありませんか。
自家製のピザ生地に、豆腐、チーズ、長ネギ、しらす、おかかがトッピングされた和風ピザ。
豆腐は、地元の名店、ちとせ屋製。
ちとせ屋は、払沢の滝入口入り口にあります。
地元の人はもちろん、ツーリング、登山、観光客に愛されているお豆腐屋さん。
湯豆腐などもあり、その場で食べられます。
人気の天然にがりの豆腐を水切りし、ピザにトッピング。
さて、ピザと豆腐の組み合わせってどうなの…
中々、合いますよ。
元々淡白な豆腐だから、アレンジには向くのでしょう。
軽く醤油をかけても、良いでしょうね。
普通ならば主役ですが、このピザだとチーズが脇役な雰囲気。
脇役でも、名脇役ですね。
しらす、ネギ、かつお節と、和風ピザらしいトッピングです。
欲を言えば、しらすがもっと沢山載っていると、嬉しいかな。
ナポリ風の廻りが盛り上がった、ピザ生地。
全体に生地も厚めで、ボリュームがあります。
山登りや自転車ツーリングの、腹ペコ需要を満たすピザですね。
噛むと、小麦の甘みが口に広がります。
パン屋さんらしく、酵母も厳選されているのでしょう。
そして、良い粉使っているのだな、と。
縁のカリカリも、美味い!
これは、薪窯ならではの醍醐味ですね。
今回は、変わり種の、やっこのピザを食べましたが…
この生地ならば、マルゲリータなどもイケるでしょう。
天気の良い日にテラスでピザをつまむ休日は、贅沢ですよ!
インフォメーション
アクセス・営業案内
JR五日市線・武蔵五日市駅より、西東京バス「数馬」「東京都民の森」行バスにて、「笛吹」バス停下車、徒歩3分
駐車場… 有り
●たなごころ
Webサイト… ttps://www.tanagokoro.biz
営業時間… 10:00~18:00
定休日… 月・火曜日(祝日の場合は水曜日に振替)
※閑散期等、営業日が変更となる場合あり、Webサイトを要確認
住所… 東京都西多摩郡檜原村人里2100-1
電話… 042-598-6307