『エルデンリング』165体の全ボスを7時間で撃破！ バグを使わず狭間の地の兵を屠ってまわる過酷なRTAをご紹介

　「ソウル」シリーズや「アーマード・コア」シリーズの開発で知られるフロム・ソフトウェアより2022年にリリースされたアクションゲーム『エルデンリング』。

　本作はいわゆる死にゲーの代表格として知られる一大ジャンル“ソウルライク”の元祖「ソウル」シリーズから正統進化を遂げた作品で、その広大なフィールド上で繰り広げられる濃密なアクション体験には全世界が熱狂。

　僅か1年ほどで2,000万本以上を売り上げており、現在は開発中となる本作初のDLC「Shadow of the Erdtree」の続報に世界中のプレイヤーが注目している。

　さて、今回紹介するのはそんな『エルデンリング』で行われた過酷なRTA。やまーだ/あおVさんがニコニコ動画に投稿した『【世界一位】エルデンリング 全ボス(165体) バグなしRTA IGT7:12:06 part1【紲星あかり実況】』だ。

　この動画は本作に登場する165体のボスを全て撃破するまでのタイムを計測するRTAに挑戦、その解説を行うというもの。

　今回はバグ利用を禁止し、7時間を超える長く険しい戦いに挑んだ『エルデンリング』RTA。そのプレイの様子をご紹介する。

『エルデンリング』の全ボス倒すまで追われないRTA

　今回紹介するのは前述の通り現時点における“ソウルライク”の完成形とも言える『エルデンリング』に登場する全てのボスを撃破するRTAに挑戦し、7時間というタイムを記録したもの。

　本作と言えば強敵に倒されては挑むを繰り返し、試行錯誤の末にある達成感が魅力であり、ボスはその達成感を得られる最たる例と言えるだろう。

　『エルデンリング』の舞台となる“狭間の地”ではそのようなボスが各地に配置されており、城や地下ダンジョンでプレイヤーを待つものから、フィールド上を徘徊するものまでさまざまな場面でその姿を見ることが出来る。

　広大なフィールドの各地で見られるボスの総数は100体を優に超えており、本RTAでは165体の敵を対象に全ボス撃破を目指すという。

　なお、本作のRTAと言えば、クリアの達成度を問わない「Any%」のカテゴリをはじめとして、意図的にバグを利用して壁抜けやマップを一気に移動するワープといったテクニックが多用されているが、本RTAは「グリッチレス（バグ技未使用）」のカテゴリということでこれらのテクニックを制限。

　そのためゲーム本来の仕様を最大限に活用したシンプルなテクニックの活用や、どのような順番でボスを巡るかといったチャート構築が重要なRTAとなってる。

狭間の地を駆け次々とボスを屠ってまわるガチプレイ

　『エルデンリング』に登場する165体のボスを7時間で全て撃破した本RTA。動画ではゲーム本来の仕様のみを利用し、しっかりと練られたチャートによる攻略の様子が披露されている。

　例えばプレイ最序盤となるPart1では体力の少ない中、少しのミスでリテイクとなるギリギリの戦いを収録。

　本作を始めたばかりのプレイヤーが多くのルーンを散らしたツリーガードや忌み鬼、マルギット、接ぎ木のゴドリックといった序盤のボスを危なげなく次々と突破。

　さらに、通常プレイであれば中盤以降で戦うこととなる神肌の貴種にもPart1で挑戦。たったの一撃でほとんどの体力が削られる厳しい戦いを、アイテムなどを駆使して突破する様子が披露されていた。

　序盤では厳しい戦いを強いられていた本RTAだが中盤に差し掛かると戦い方も変化。

　ステータスや装備を強化し、武器も持ち替えRTA的にはまだまだ序盤と言えるPart3でラスボスを撃破しており、以降は各地に散らばる大量のボスを倒して回るプレイに移行。

　特大武器を両手に握り体力の低いボスを一撃の重さで押し切るパワープレイを披露しているほか、やや体力の多い相手にも削り値などを計算し、パターンを組んだ華麗な戦いも披露している。

　ステータスや武器にものを言わせて一方的な戦闘を強いる一方で、体力や火力が脅威となるボスでは苦戦する場面も収録。

　恐らく本作プレイヤーの多くが苦戦したであろう血の君主、モーグとの戦いでは、回復も体力もないギリギリまで追い込まれた厳しい戦いをみせていた。

　『エルデンリング』に登場する165体の全ボスを7時間で倒しきってしまった本RTAは、執筆時点でPart7までが投稿済み。RTA終盤が近づく本シリーズをぜひチェックしてみてほしい。

文／富士脇 水面

【世界一位】エルデンリング 全ボス(165体) バグなしRTA IGT7:12:06 part1【紲星あかり実況】

https://www.nicovideo.jp/watch/sm41906667

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