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駆逐艦vs潜水艦ですけど、潜水艦が上に向けて魚雷を発射できれば潜水艦が有利と思えますけど魚雷はやはり推進としては上方向は無理なのでしょうか?

A 回答 (6件)

1. 魚雷の仕組みと推進制約



魚雷は一般的に水平方向に発射されるよう設計されています。これは水中での安定性と誘導精度を最適化するためです。

上向き発射の技術的制約:
魚雷は発射後、最初に水圧で安定し、その後に動力(プロペラやジェット推進)で加速します。急な上向き角度での発射は、初期の安定性を損なう可能性があります。
現代の魚雷は誘導機能を持っており、発射後に上昇することも可能ですが、第二次世界大戦当時の魚雷は直線的な進路が基本でした。

2. 駆逐艦との戦術的な対抗

駆逐艦は第二次世界大戦で潜水艦を追撃・撃沈する主要な艦種であり、ソナーや爆雷を装備していました。

駆逐艦の優位性:
ソナーを用いて潜水艦を発見し、爆雷を投下する戦術を採用。
駆逐艦は機動性が高く、潜水艦の魚雷を回避する能力がありました。

潜水艦の反撃の難しさ:
潜水艦は発射管の角度や深度の制約があるため、魚雷を真上に発射するのは難しい場合が多い。
水面近くで活動する駆逐艦に対し、潜水艦の視界が制限されるため、正確な攻撃が困難。

3. 潜水艦の魚雷運用

現代の魚雷(例:垂直発射能力):
一部の現代魚雷(例えば、アメリカのMk48など)は誘導機能やホーミング能力が発達しており、上方向や複雑な進路を取ることが可能。
潜水艦が深海から水上艦を攻撃する場合、魚雷が角度を変えながら目標に向かいます。

第二次世界大戦時の魚雷:
直線的な軌道が基本であり、発射時の角度調整に限界がありました。
目標に命中させるためには、潜水艦が魚雷発射に適した深度と角度を確保する必要がありました。

4. 潜水艦が有利になる条件
魚雷を駆逐艦の死角から発射する場合(例:駆逐艦の側面や後方)。
駆逐艦が潜水艦の位置を特定できていない場合。
現代の誘導魚雷が使用される場合、上方向への発射も技術的に可能であり、潜水艦が有利です。

5. 結論
第二次世界大戦時の技術では、潜水艦が駆逐艦に対して魚雷を上向きに発射するのは難しい状況でした。そのため、駆逐艦の対潜能力(ソナーと爆雷)に対して潜水艦は劣勢でした。
現代では魚雷技術が進化し、上向き発射や誘導による攻撃が可能になり、潜水艦がより有利な状況を作れるようになっています。
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駆逐艦が単独行動は通常あり得ない。


危険度が高い海域では対潜ヘリが付属する。
潜水艦にとっての天敵である。
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潜りぱなしの潜水艦が何で駆逐艦の正確な位置が分かるわけがない、エンジンを停止して音波探知機に探られなくしたり、潜水艦も駆逐艦も騙し合いだよ。

映画「眼下の敵」でドイツ軍の潜水艦とアメリカ軍の駆逐艦の戦いで良く分かります。
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駆逐艦は戦闘艦の中では屈指の速力があり


かつ船体サイズが小さいので小回りも効くので
少なくとも大戦期の魚雷ではとても対抗できない

そして潜水艦の速力は鈍足なので、魚雷発射により容易に位置が補足されてしまい駆逐艦の集中攻撃を受けてしまう

現代の原潜の場合は速力も向上してるし、魚雷自体の能力も格段に向上しているけど
その力関係は逆転するまでjは到達してないと思われる
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この回答へのお礼

有難うございます。

お礼日時:2024/12/31 22:28

真上と言う状況は特殊で通常はありえないのです。


※例え真上でも、魚雷は上方に方向転換できます。
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駆逐艦の真下にいれば、爆雷を投下されてしまいます。


また、真上の駆逐艦を爆破すれば、衝撃で潜水艦も
無事では済みません
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