歴史上の偉人で孤独な人生を送った人を教えてください。

孤高の人は芸術家に多いですね。

自由律の俳人、尾崎放哉。　　「咳をしても一人」
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=73378

指揮者のコリン・デイヴィス。（まだ存命ですが）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AA% …
紡ぎ出す音楽も孤高そのもの。とあるインタビューで友人のことを尋ねられた時、「私には友人はいない（I have no friend)」と答えた一言が忘れられません。

ANo.1です。

高村光太郎も孤独な芸術家です。終戦後、7年間も山小屋で独居自炊の生活を送りました。そのとき60代でした。
http://www.ifsa.jp/kiji-sekai-takamura.htm

日野富子はどうでしょう。

マイナーかもしれませんが、私は南北朝から室町の時代が大好きなので。

足利将軍家と日野一族の密接な関係の中、将軍の妻になることを宿命づけられた立場を背負い、20歳にして早くも酒飲みで半ばアル中と化している足利義政と結婚させられます（余談ですが、足利家にはアル中が多いような気がします）。

当然、周囲からは義政の正室として男の子を産むことを期待されているのですが、なかなかそれを果たせず、義政が弟に向かって「もう、自分には子供が出来ないものとあきらめた。お前が将軍職を継いでくれ。万が一、子供が生まれたら出家させる」と言い、当時は僧侶だった弟を還俗させるのです。

そのまもなく、日野富子は男の子を出産。当然、本人は自分の子供を次の将軍にしたいのですが、義政の弟としてはこれを受け入れがたく、義政は何をしたら良いのかわからず右往左往するばかりで、これが元凶となり、さまざまな勢力が絡み合い、ついには応仁の乱へとつながっていきます。

日野富子という人物は評価が難しく、戦前には金儲けばかりしている悪女と描かれていました。しかし、政治的には無能で芸術趣味や酒にしか興味のない義政に代わって、幕府の財政を支えていた事実には間違いがなく、幕府よりもへたをすると守護大名のほうが強いという戦国時代の黎明期にあって、足利幕府を支え続けた功績があるのは確かです。

また、せっかくの自分の息子も、足利家にありがちなパターンで、酒飲みで早死にし、日野富子が夫と疎遠になったこともあり、相当な孤独のうちに置かれていたことが想像されます。

一説では後土御門天皇と恋仲だったと言われていますが、そんな微妙なことが、後世になって確認できるわけがありません。いずれにせよ、後土御門天皇をはじめ貴族の間では評判は悪くなく、女性的な感性で、日々、挨拶を兼ねた教養や気品にあふれる贈り物をしていたようです。関所にかけた税金は評判が悪く、庶民の間では全く人気が無かったようですが。

王様、女王様など権力があって高い地位にある人はけっこう皆どこかしら孤独だったんじゃないでしょうか。

心を許せる相手が少ないですからね。

逆に周囲の人間も、取り入りたがる一方で、地位の高い相手には距離を置きますから、親しくなりにくいです。

先端を行き過ぎて理解者がいないというのも一種の孤独かも。

ところで、文学作品を読むと孤独な主人公は多いですよ。
古今東西、孤独を描いた作家はたくさんいます。

　孤独というのと違うかもしれない、孤高というのか、伝わる話では、ベートーベンは、自分側としてはすごい自分人生を往き切ってたとなっていますね。

　でも、天才であり、エリートですからね。普通の人ではないですよね。不幸せというのではないでしょう。
　自分を生きた孤高の人、異端たるを得なかった方は孤独かもしれませんね。

科学者のヘンリー・キャベンディッシュは、人間嫌いで、とても孤独な人生を送ったと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3% …

女性なら細川ガラシャでしょう。

http://www.tamahime.jp/
http://www.city.nagaokakyo.kyoto.jp/Files/1/1201 …
男性なら張学良だと思います。西安事件から数十年間も軟禁させられたのですから。
http://homepage2.nifty.com/tanizoko/cho.html
http://homepage1.nifty.com/okotanpe/05h-x14.htm