iPhone裸族生活も早10年目、細かいキズが付けど割れることは無かったのですが、ついに落としてしまい画面が割れてしまいました。引っ越しの作業中で慌ただしく、業者が沢山来ていた最中に適当に財布に挟んでおいたらコンクリートで割れてしまったのです…。やはり慌ただしい時こそ注意が必要ですネ。トホホ。
さて、この御時世アップルストアで修理交換するのは難しい状況で、配送での修理も可能ですがApple リペアセンターへ送られた場合は約 5 〜 7 日 (営業日) かかります。幸いにもApple Care+に加入していてあと3ヶ月有効なので、画面修理はわずか3,400円で出来ます。しかし日常的に使うスマートフォンを1週間近く預けなければならないのも不便ですし、iPhoneを操作中に突然電源が落ちるという謎の症状が多発して、しかもそれを証明(実証)できないという事があったので、「エクスプレス交換サービス」で新品に交換してもらいました。
対象かどうかは公式サイトから確認できる
「保証状況とサービス期間を確認する」このページから保証状況とサービス期間を確認することができます。
シリアル番号を入力すると保証対象かどうかが分かるのです。iPhoneの場合は、「設定」>「一般」に移動して「情報」をタップします。そこにシリアル番号が表示されます。
コードを入力して「続ける」をクリック
このように、保証状況とサービス期間が分かります。機種が自動で表示されて、購入日:確認済み、無償電話サポート:有効、修理サービス保証:有効(上限あり)と出ています。
iPhone エクスプレス交換サービスは電話での問い合わせが必須
ここまで行ければクリックで簡単に申し込みできるのでは??と思うのですが、実はエクスプレス交換サービスは電話での修理相談が必要なのです。明確な理由は不明ですが、恐らく修理対象かどうか診断する必要があるのと、クレジットカードに一時的に高額な本体代金がデポジットされるからだと思います。
無限に問い合わせのアナウンス音楽を聞かされる訳でなく、「現在約2分お待ち頂いております」と表示されて、わずか1分と待たずにアップルから電話があります。これは非常に便利でストレスがありません!
このように表示されて控えもメールで届きます。
iPhoneの症状などを聴取される
電話では現在の症状や、破損の範囲、過去に破損があったか、いつ傷ができたか、改造はあるかなどを聞かれます。画面修理に出した方がコストが安いなど提案を受けましたが、上記の事情で交換を希望しました。
ここの時点で、手元にiPhoneが必要で「iPhoneを探す」をオフにしてと指示がでますのでリアルタイムで対応が必要です。中にはAppleパスワードが分からない人もいるかもしれないので、予めパスワードを確認したり、再発行しておくと良いです。
全て同意できる場合は、電話の最中に支払いのリンクがメールで届きます。
この時点で支払いをしなければ自動的にキャンセルとなるので、気が変わった場合でも大丈夫です。
AppleCare+に加入して期間内の場合は11,800円で新品に交換できます。これには送料と返送の料金も含まれています。
ここで気をつけなければいけないのが、もし新品の機種を受け取っていながら壊れた機種を返送しなかった場合や、期限までに返送しなかった場合、またはバッテリーの改造など本体を改造している場合、起動不可能など申告と著しく異なる場合は、以下の交換機価額が請求されます。
つまり、新品に近い額が請求されるので、真面目に話を聞いてスムーズに返送するようにしましょう。
下記のように、クレジットカードに仮請求が行われます。iPhone8 Plusの場合だと、未返却料 ¥78,800、未返却税 ¥7,880 承認総額 ¥86,680 注文の総額 ¥99,660 をクレジットカードで支払います。
後ほど返送が確認されると、上記の金額は請求されません。
お届けまでの注意事項とやること
今回は3~4日で届きます、と説明を受けたのですが爆速で翌日にはヤマト運輸が配達に来ました。
ここで素早く機種を取り出して、壊れた物をダンボールに入れて返送します。
それまでに必ずした方がいいことは3つ。
1つめはバックアップです。iTunesなどで全てを確実にバックアップしておきます。
2つめはカバーや付属品などを全て取っておくことです。忘れて返送しても返却してもらえません。
3つめは確実にSIMカードを新しい機種に移動することです。箱の中にSIM取り外しのピンが付属しているので忘れることはないと思います。
このように箱の中には新品のiPhoneが入っています。その場で入れ替えて渡しても良いですし、念の為にその日の夕方や翌日に返送しても問題ありません。この箱が送り状代わりになっているので、新しく伝票を書く必要はありません。
往々にしてバックアップからの復元はうまくいかないものです。受け取った機種のIOSのバージョンが古いと、一度「新しいiPhone」として登録して、Wi-fiにつなげて手動でアップデート。そこからiTunesで「iPhoneのバックアップを復元」すれば復元できます。しかし何度やっても「容量が不足しています」と表示されて進めずに、結局IOSをアップデートしたあとに、新品の方を初期化、新しいiPhoneとして登録せずに、「USBで接続」をタップしてUSBで本体と接続して、バックアップを復元で、元の状況に戻せました。
他にもパソコンを使わずにiPhone同士を横に並べて転送する方法もあるようです。謎の模様をカメラでスキャンして指示に従って移行する方法もあり、もうオジサンには何が何やら…。
とにかく一筋縄ではいかないことがあるので、データがたくさんある場合は即渡しせずに、転送が完了してから返却するのも一つの手かもしれません。
そんな訳で「エクスプレス交換サービス」の流れと費用について書いてみました。