Title | Duration | Price | |
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土壇場口上 alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz | 02:53 |
UMBによる日本語ラップ・コンピ『UMBC』の第7弾シングルは、“ネオ演歌”とも称される独自のフロウと心に突き刺さる強烈なリリックで人気を博し、現在、待望の2ndアルバムのリリースも控えている紅桜による「土壇場口上」だ。 UMBでは2011年、2013年、2015年と三度にわたって岡山チャンピオンに輝き、全国区にその名を知らしめた紅桜は、地元である岡山県津山市のクルー、FAT BOX CREWに衝撃を受けて、ラッパーとしてのキャリアをスタート。レーベル<PartyGunPaul>から、2013年にミニアルバム『Holale!!』、その翌年に1stフルアルバム『紅桜』をリリースし、ラップと歌をミックスさせた唯一無二なスタイルで注目を浴びる。さらに同郷のJ-REXXXとプロデューサー774を迎えて結成されたTheタイマンチーズとしての活動や、様々なアーティストの作品への客演や数々のプロジェクトの参加などを経て、その勢いはさらに加速している。 今回のシングル「土壇場口上」は、歌とラップをミックスした紅桜ならではのスタイルが炸裂しており、これまで『UMBC』シリーズとしてリリースされシングルの中でもある意味、最も強烈な一曲だ。『UMBC』のメインプロデューサーとも言えるI-DeAが手がけたトラックは古き良き昭和歌謡のイメージそのままで、ゴージャスなジャズのビッグバンド・サウンドに乗って、紅桜は自らの“口上”を捲(まく)したてる。ラフでタフでいながら、温かみもある彼のラップと歌を耳にしていると、往年の日活映画で描かれていたような世界観のビジュアルが、自然と思い浮かんでくるに違いない。 “ネオ演歌”のさらにその向こう側にある、紅桜とI-DeAという二つの個性がぶつかり合った最高のコラボレーションを、ぜひ堪能してほしい。