HAMIDASYSTEM、次の新しい物語へ──2デイズ・ワンマン直前大放出! 過去作48時間限定フリー配信!
「メロディック・エレクトロニカ」を掲げ活動する4人組アイドル・グループHAMIDASYSTEM。今年4月から“小説×音楽×イベントで物語を体験する”物語創出企画『物語プロジェクト』をスタートさせ、9月には東京キネマ倶楽部での2ndワンマン・ライヴをもってプロジェクトの集大成を飾った。さらに勢いを増すHAMIDASYSTEMは、12月17日、18日に渋谷WWWにて2デイズ・ワンマンを開催する。今回OTOTOYでは、キネマ倶楽部ワンマンの振り返りとともに、WWWでの2デイズ・ワンマンについて、メンバー全員インタヴューを敢行。
さらになんと! 今回のワンマンを記念して、KOYAMA FLAME加入後の新体制でのリリースされた2作品のMP3ヴァージョンを、OTOTOY独占48時間限定でフリー配信スタート! HAMIDASYSTEMの完成された楽曲と世界観に触れることができるこの機会をお見逃しなく。インタヴューとともにいますぐ音源をチェックして、WWW2デイズ・ワンマンにいこう!
期間限定フリー配信実施中!!!
【配信形態】
MP3
【配信期間】
2018年12月10日(月)正午12時〜12月12日(水)正午12時
2デイズ・ワンマン情報
〈HAMIDASYSTEM 2周年記念ワンマン・ライヴ「黄昏の君」〉
2018年12月17日(月)@東京・渋谷WWW
時間 : OPEN 18:30 / START 19:30
〈HAMIDASYSTEM 2周年記念ワンマン・ライヴ「黎明の貴方」〉
2018年12月18日(火)@東京・渋谷WWW
時間 : OPEN 18:30 / START 19:30
当日会場にて、ワンマン・ライヴのタイトルを冠した楽曲2曲が収録された、2周年シングル「黄昏の君」「黎明の貴方」が販売されます。
詳しい情報はページ下方にて!!
INTERVIEW : HAMIDASYSTEM
HAMIDASYSTEMのキネマ倶楽部のワンマン・ライヴがすばらしかった。踊りや歌はまだまだ発展途上だったけど、『物語プロジェクト』は間違いなく彼女たちを体現していて、その発展途上も含めてめちゃくちゃグッときた。等身大であること。完璧ではおもしろくない。完璧になって行く姿がおもしろいんだ。そんなことを強く思った。次はWWWで行われる2DAYSワンマン・ライヴ。確実にほかのアイドルとは一線を画し始めたHAMIDASYSTEM。いまチェックしておいたほうがいいです。
インタヴュー : 飯田仁一郎
文&編集補助 : 三木菜々子
写真 : 大橋祐希
やりたいことをやらせてもらったライヴでした
──キネマ倶楽部のライヴは、いままで観たなかでも特によかったです! HAMIDASYSTEMは、その世界観をライヴという形に落とし込めるアイドルなんだなと感激しました。みなさんにとってはどんなライヴだったのでしょうか?
KOYAMA FLAME(以下、FLAME) : 演出も大変だったのでけっこうバタバタでしたね。
──あの演出は誰が考えたんですか?
FLAME : 照明とか、おおまかな部分は運営さんに考えていただいたんですけど、サブステージの使い方や衣装はメンバーと振り付けの先生で意見を出し合って取り入れました。実はSODAちゃんが主体になって考えてくれたんです。
YOSHIDA SODA(以下、SODA) : ワンマンの時には、セリフがある歌を生声にしたい、とか。あとは、いろんな方向からメンバーが登場するという演出は、実際に会場を下見した時にでてきたアイデアでしたね。
──いままでのライヴでもメンバーからアイデアをだしてきたんですか?
SODA : ファースト・ワンマンの時はほとんど運営さんに任せっぱなしだったので、こういう関わり方をしたのは初めてでした。今回のライヴには達成感がありますね。
──BEETさんは、このライヴに点数をつけるとしたらどれくらいになりますか?
HASEGAWA BEET(以下、BEET) : 50点。1周年記念ワンマン(〈Version Up〉@渋谷Milkyway)ぶりの大きいワンマン・ライヴだったのもあって、緊張してしまって。
──SODAさんは?
SODA : 70点です。いままでで1番頭を働かせたライヴだったし、やりたいことをやらせてもらったという意味でこの点数ですね。後悔は絶対にしたくなかったので、やりたいことをやり切ったという感じです。
──AMEBAさんはどうでしょう。
MITSUI AMEBA(以下、AMEBA) : う〜ん。
──AMEBAさんはどんどん寡黙になっていきますよね(笑)。昔はもうちょっと喋っていた気がします。
BEET : どんどん言葉を選ぶようになってきてるのかも。
──MCでも喋っていた記憶があまりないので。
AMEBA : 私が喋ると静かになっちゃうから。
FLAME : 皆聞こうとするんだよ、珍しいから(笑)。
AMEBA : 点数を出すのはちょっと難しいんですけど、リラックスして挑むことができたライヴでした。最初は緊張してたけど、はじめの2曲を終えて制服に着替えてからは、かっちり流れが決まっていたので集中できて。キネマ倶楽部に立つことができたのもとてもうれしかったです。
──FLAMEさんはどうですか?
FLAME : 75点くらい。
BEET : みんな高いなあ。
FLAME : いや、残りの30点は大きいよ。私の場合は、HAMIDASYSTEMがはじめてキネマ倶楽部に立ったとき(2017年9月〈あんナイトVol.8〉)にもいなかったし、会場の下見にも参加できずだったので、はじめて会場を見たのがライヴ当日で。はじめは軽くパニックになったんですけど、通しリハを終えてからは妙に落ち着いていて。客席を見る余裕とかも生まれて、自分を客観視しながらできたと思います。
──なるほど。残りの30点はなんですか?
FLAME : 今回のライヴでは色んな新しい試みがあったんですけど、そういうところとは別に、細かいスキルを高める時間があれば良かったなと思ってます。
今度は私たち主体で世界観を表現していく
──今回のライヴでHAMIDASYSTEMは次のフェーズに来たという感じがしました。だからこそスキルを高めることはこれからの課題なのかもしれないですね。皆さんのなかではキネマ倶楽部の前と後で、変化とかってありましたか?
BEET : 周りの反応は変わった気がします。家族とか友人とか、身内で見に来てくれる人はあまりアイドルに興味がない人たちが多いんですけど、そういう人たちの目って厳しいじゃないですか。だけど、キネマ倶楽部のワンマンではそういう人からも「感動した」って初めてちゃんと認められたんです。
──そうなんだ。
BEET : でも「やっぱり技術はまだ足りない」とも言われちゃったので、そこは頑張りたいですね。HAMIDASYSTEMは曲がすごくいいって言ってもらえることが多いから、アイドル好きだけではなくバンドが好きな人でも、楽曲の良さをきっかけにライヴに来てくれることもあると思います。そういう人たちの方がスキル面への目線は厳しいと思うので、そこは課題ですね。
──次回のWWWは、どういうライヴになりますか?
BEET : 2周年のタイミングということと、もうひとつは『黄昏の君 / 黎明の貴方』という両A面シングルのコンセプトを表現するライヴになってます。
FLAME : 2デイズなので、1日のライヴではできないことをしようと思っているんです。もちろん1日だけでもワンマンとして成立しながらも、2日通しで見るからこそ楽しめるようなライヴを作ろうと取り組んでいるところです。
SODA : あんまり言うと、ネタバレになっちゃうんですけどね。
BEET : 来たらわかってもらえると思います。ヒントを言うと、2日間で1つのライヴって感じ。両日足を運んでもらうと「こういうことだったんだ」ってわかってもらえるような。
FLAME : 2日間で見た方が、腑に落ちる感じはあるんじゃないかなと思いますね。
──いろいろ謎が多いですけど、見てのお楽しみということですね。2日間で曲も違うんですか?
SODA : コンセプトに合わせて、1日目と2日目ではセトリもガラッと変えてやります。
FLAME : 今度は物語プロジェクトみたいな参加型ではなくて、私たち主体で世界観を表現していくというのがメインかな。私たちがどこまで表現して、それをどこまで汲み取ってもらえるのかというところだと思ってます。
SODA : 初めて見た人でも、純粋に見てるだけで楽しめるようにはしたいです。
──へええ。なんか、変わってきましたね。少なくとももう歌って踊るだけのHAMIDASYSTEMではないという感じがします。
BEET : ワンマンは特にそうですね。
FLAME : ワンマンがすごく楽しいです。普段がつまらないわけではないんですけど、ただ曲を羅列して歌うだけではない、ワンマンだからこそできる演出は楽しいですね。
来なかったら後悔するくらいのライヴになるように頑張りたい
──ここまでコンセプトにこだわるグループもあまり見かけないですね。それが他のアイドルとの決定的な差異になっている気がします。中心となってる人はいるんですか?
FLAME : だれがリーダーで進めていくとかよりは、それぞれの弱い部分を補い合いながらやっていく感じだと思ってます。絶対的なリーダーがいるわけではなくて。
──誰か1人が引っ張っているスタイルだったら、きっといまみたいな感じは出ないんでしょうね。
BEET : みんなタイプが違うから、自分が得意なことをやっていく感じ。
FLAME : 強制的にみんなが一列にやっていくタイプではないですね。もともとのバランスがいいので、自然体でうまくいっています。
──HAMIDASYSTEMはこの半年間で、立ち振る舞いも含めて本当に大人になったなぁと感じます。前のインタヴューでは、地上には行かずにアンダーグラウンドで活動したいと話していたけど、いまはどうですか?
BEET : 地下とか地上とかはあまり考えなくなったかもしれない。自分たちがやりたいことをやっているだけという感じ。
FLAME : うんうん。優劣とかを競ってるわけでもないし。原点回帰じゃないけど、HAMIDASYSTEMが結成されたのは、sayshineさんの曲を広めたいというのがきっかけだから。
SODA : 自分たちのやりたいことを極める中で、アイドルというジャンルに触れてこなかった人たちにもどれくらい刺さるかっていうのは普段から考えてます。「知らない人は知らないままでいい」ではなくて、私たちのやってることに興味をもって、好きになってもらいたい。
──「〇〇アイドル」という表現をするとしたら、HAMIDASYSTEMは結局どういうアイドルなんでしょう。とても演劇的だとも思うのですが。
FLAME : なんだろう? ライヴ・アイドルとか?
AMEBA : 普段の生活でアイドルをやってることを誰かに言うとき、毎回「想像してるのとは違うと思います」って言っちゃう(笑)。
BEET : 「サイリウムを持っていくよ」とか、「コールするね!」みたいのとは違うよね。
FLAME : ワンマンに友人が来てくれたときも「アイドルなんだけど、そういうアイドルではなくて…」って感じで、なんか歯切れが悪い感じもあって(笑)。
BEET : 説明が難しいよね。観にきてくれればわかる、としか言えない(笑)。
──WWWに来るお客さんに向けて、何かひと言ずつもらえますか?
AMEBA : キネマ倶楽部の時は、キネマ倶楽部という場所でしかできないことをしたので、12月の2デイズ・ワンマンでも場所に合わせて、WWWでしかできないことをやりたいと思います。「黄昏の君 / 黎明の貴方」の2曲の世界観を作り上げていくので、楽しんでほしいですね。
SODA : 「黄昏の君 / 黎明の貴方」という対になる2曲を発表できる初めての場なので、いつも来てくださる方には新鮮さを感じてほしいです。
──FLAMEさんはどうですか?
FLAME : 私は新曲をいただくたびにその曲が1番好きになるんですけど、今回の新曲はその中でも、楽曲も振りも含めて個人的に大好きな作品で。それをメインに据えてWWWでパフォーマンスできることがとても楽しみです。曲が好きで来てくれる人には「いままででいちばんだ」と思ってほしいし、ライヴがはじめての人にも、曲の幅広さや独特の振り付けを楽しんでほしいです。新曲「黄昏の君 / 黎明の貴方」の2曲はライヴ当日に初披露になるので、来なかったら後悔するくらいのライヴになるように頑張りたいと思います。
──それではBEETさん、最後いい感じに締めてもらえますか。
BEET : ハードル上げますね(笑)。去年の12月のMilkywayでのワンマン(1周年記念ワンマン・ライヴ〈Version Up〉)は、新体制の4人になっての方向性を示したライヴで、キネマ倶楽部でのライヴは、物語プロジェクトを通じてメンバーそれぞれの個性を出すことができたライヴになりました。WWWは、その個性を活かして次の新しい物語に進む一歩になると思います。ぜひその姿を見に来てほしいです。
ハイレゾ版音源はこちらから!
過去のインタヴューもチェック!
・HAMIDASYSTEM、“小説×音楽×イベントで物語を体験”『物語プロジェクト』スタート!!
https://ototoy.jp/feature/20180430
・遅刻魔、自信がない、人と関わるのが苦手──自分の殻からハミ出したアイドル・HAMIDASYSTEM
https://ototoy.jp/feature/20170707005
LIVE SCHEDULE
HAMIDASYSTEM 2周年記念ワンマン・ライヴ「黄昏の君」
2018年12月17日(月)@東京・渋谷WWW
時間 : OPEN 18:30 / START 19:30
HAMIDASYSTEM 2周年記念ワンマン・ライヴ「黎明の貴方」
2018年12月18日(火)@東京・渋谷WWW
時間 : OPEN 18:30 / START 19:30
【ワンマン・ライヴ特設note】
https://note.mu/hamidasystem
【チケット】
各公演チケット : 前売3000円 / 当日3500円 (+各1D別)
※ライヴ特典会およびLivePocket、主要プレイガイドにて販売中
http://t.livepocket.jp/t/hmds2ndanniversary
PROFILE
HAMIDASYSTEM
「メロディック・エレクトロニカ」を標榜する4人組。
聴かせる楽曲に抑制されたダンス、細部に渡る照明演出がメンバーの甘美な表情を顕にし、唯一無二の劇的空間を創り出す。
【公式HP】
http://hamidasystem.jp
【公式ツイッター】
https://twitter.com/HAMIDASYSTEM