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HP、2カメラ構成対応/1kg切りのモバイルノート「Dragonfly G4」

Dragonfly G4(ナチュラルシルバー)

 米HPは、ラスベガスにて開催されているCES 2023にあわせて、法人向けPCを発表した。いずれも今春の発売を予定しており、価格は未定となっている。

Dragonfly G4

Dragonfly G4(スレートブルー)

 法人向けPCの目玉である「Dragonfly G4」シリーズは、CPUに第13世代Coreを搭載し、重量が1kg切りの13.5型モバイルノート。

 新機能として、内蔵のWebカメラのほかにもう1台カメラを接続して、2つのカメラ映像を一度に流すことができる「Multi-camera」機能を搭載。話者と紹介する製品など2カメラ構成での配信を容易に行なえるという。AIがユーザーの顔の向きを認識して、カメラ目線になるようにカメラを切り替える「Auto Camera Select」、ホワイトボードや書類などを認識して映像が自動でクロップ/台形補正される「HP Keystone Correction」など、Web会議などに好適な機能もある。

 また、システム設定でPCの冷却と静音を優先するか、パフォーマンスを最大にするかを選択できる「Smart Sense」機能や、アイドル時にPCをスリープにして素早く起動でき、バッテリの寿命を延ばすという「Intelligent Hibernate」機能なども追加される。

 ディスプレイは3:2液晶で、WUXGA+(400cd/平方mモデルと、1,000cd/平方mのSure View Reflect対応モデル)および3,000×2,000ドット(OLEDと液晶)から選択できる。タッチ対応/非対応も選択できる。

 主な仕様として、CPUは第13世代Core、メモリは最大32GB LPDDR5、ストレージは最大2TB M.2 NVMe SSD、OSがWindows 11 Proなど。

 インターフェイスは、Thunderbolt 4×2、USB 3.0、HDMI 2.0、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、Nano SIMカードスロット、500万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。オプションで4Gや5Gにも対応する。

 本体サイズは297.4×220.4×16.4mm、重量は0.999kg。カラーはナチュラルシルバーとスレートブルーの2色を展開する。

本体側面

EliteBook 1040 G10、Elite x360 1040 G10

EliteBook 1040 G10

 また同社は、14型ノート「EliteBook 1040 G10」および14型2in1「Elite x360 1040 G10」も発表。いずれもDragonfly G4と同様に、新機能としてMulti-cameraやAuto Camera Select、HP Keystone Correction、Smart Sense、Intelligent Hibernate機能を備える。

 EliteBook 1040 G10の主な仕様は、CPUが第13世代Core(U、Pシリーズ)、メモリが最大64GB、ストレージが最大2TB M.2 NVMe SSD、OSがWindows 11 Proなど。ディスプレイは16:10液晶で、フルHDとWQXGAを選択可能。

Elite x360 1040 G10

 Elite x360 1040 G10の主な仕様は、CPUは第13世代Core、メモリは最大32GB LPDDR5、ストレージは最大2TB M.2 NVMe SSD、OSがWindows 11 Proなど。ディスプレイは16:10のタッチパネルで、WUXGAモデルとWQXGAモデルを選択できる。

 インターフェイスは共通で、Thunderbolt 4×2、USB 3.0×2、HDMI 2.0、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、Nano SIMカードスロット、500万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。オプションで4Gや5G、Smart Cardにも対応する。

 本体サイズおよび重量は、EliteBook 1040 G10が315×224.35×17.95mm/1.179kg、Elite x360 1040 G10が315×225.8×19.2/17.92mmで1.333kg。

EliteBook 1040 G10本体側面
Elite x360 1040 G10本体側面