カテゴリ:コンピュータ
前は、ベンチマーク用サーバーに
何度もOSをインストールしてベンチマークを取り続けたり、 5年前は、プログラミング言語やUNIXのエレガントさにドキドキしたり、 わりとテクニカルなものに興味を持っていたほうだったと思う。 だが、いま、Webでの開発言語という世界では、 プログラミング論争にはまったく意味がないと思う。 言語もフレームワークも、それ自体は、 プログラマ以外の一般の人を、幸せにも不幸にもしない、 (あるとすれば、セキュリティに強い弱い、という程度か) 人間とコンピューターの間にある「言語の壁」よりも、圧倒的に、 人間と人間の間にある「コミュニケーションの壁」が厚い。 そのため、 世の中でいいアイデアや、作りたい気持ちを持っている人の気持ちと、 プログラマーのプログラミング能力がかみあって、 何かが生まれ世の中を変える、ということはとても少ない。 コードがエレガントに書ける、とか メンテナンス性がいいといったメリットは、 コードを書く人と指示する人の間にある溝のマイナス点に 比べれば、たいした問題ではない。 コードがエレガントになるよりも、 コードを企画側の人間やデザイナーが理解できて、 すばやくリリースできることや、ことのほうが、 人類はよっぽど面白いものに出会えるとおもうのだ。 (すぐれたビジョンと企画力を持つエンジニアがたくさん生まれて、 企画者とのオーバーヘッドがなくなったとしたら、 そこでの世界ではプログラミング言語のパワーは重要になってくるかも) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.05 22:20:30
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