パイレックス
コーニング社のコレールを紹介しましたので、パイレックスも出さない訳にはいきません。もっとも日本ではコーニング社ではなく、岩城硝子さんから販売されています。耐熱ガラスで有名ですね。実験器具にも使われています。硼硅酸ガラスで常用使用温度を確認すると230℃とのこと。しかし急な加冷却にはもっと低い温度しか持ちませんし、ガラス厚さが増すほど熱衝撃に弱くなります。私も熱衝撃で割ったことがあります。ちなみにパイレックスの語源は、PYRO(熱)とEX(王様)を組み合わせた「ガラスの熱の王様」とのことです。商品はオールドパイレックスのミルクガラスを紹介します。これはアメリカ製ではなく、イギリスでライセンス製造した珍種です。あえてマグカップでないところも面白いと思います。