こんにちはsekitakaです。
本番だけでなく、ローカル開発環境のPycharmのRunコマンドでもプログラムをDockerコンテナ上で実行できるといいですよね。
本番と同じ環境のDockerコンテナが使用できればハマりも減ることでしょう。
今回はPycharmのインタプリタをDockerコンテナ上のpythonにする方法の紹介です。
設定方法
python実行環境のイメージを取得する
コンテナに使用するイメージを取得してます。今回は例なのでDocker Hubのpython3環境を使っているだけです。
実際は使用するイメージをそれぞれの開発に最適化されたイメージにするのがベストです。
docker pull python:3
設定確認
Preferences > PluginsでDocker integration
が有効になっていることを確認してください。
Pycharmのインタプリタ設定をDockerのものにする
Preferences > Project > Project Interpreter で Project Interpreterの右側のボタンを押し、Add Remote
を選択します。
表示されるダイアログでリモートインタープリターのタイプをDockerを選択し、Image name
を 先程pullしたpython:3
を選択します。
するとProject Interpreterの選択肢に、いま作成したDockerがインタープリターとして選択できるようになるので、選択します。
これで設定は完了です。
試しにバージョンを表示するプログラムを実行すると以下のように、Docker上のpythonが動いている事がわかります。
まとめ
DockerもIDEと統合される事でより開発の効率化ができますね。
Docker自体の使い方にそれほど詳しくなくても開発を開始できる環境になるので、複数人で開発するプロジェクトでは重宝しそうです。