#概要
この辺りの記事で、Cognosのレポートチューニング時に、Cognosサーバーからクライアントブラウザに送られてくる送信データを解析する事が必要な時があるというコメントをしました。
Cognos BI ドリルスルー使用時のパフォーマンス上の注意点
https://qiita.com/shinyama/items/2fa81dfd42689eb1b407
実際に他のプロジェクトで久しぶりにFiddlerを使ってみたところ、自分でやり方を結構忘れてしまっていたので、備忘録の意味も込めて手順を投稿しておきます。
#手順
使用するツールは、Fiddler2です。
フリーのツールなので、ダウンロードしてクライアントPCにインストールしてください。
スタートメニューから、Fiddler2を起動します。
初期画面はこんな感じです。
「Browse」の右側の矢印からプルダウンで「Internet Explorer」を選択します。
そのままCognos AnalyticsのURLを入力し、Cognosにログインします。
プロンプトに「ファックス」と「店頭」を選んで「終了」します。
Fiddler2に戻ってみると、下の方に /bi/v1/reports というURLで出力されているエントリーがあるので、クリックします。
「View in Note」をクリックすると、メモ帳で開きます。
SAKURAエディター等で検索してみると、「ファックス」が大量に繰り返して送信されて来ているのがわかります。
数をカウントしたい時は、「ファックス」を「ファックス」で置換してみると、置換件数が表示されるので便利です。