Intel?AMD?ASUSのラップトップで動画編集は可能か?
動画を編集するためには高スペックのパソコンが必要。デスクトップパソコンであれば堅牢性も高く壊れにくい。しかし一年のうち半分近く自宅にいない生活をしている私にとって、パソコンが手元にない生活はちょっと厳しいです。かといってノートパソコンとデスクトップの二台持ちはしたくない。そんなわけで動画編集もできるノートパソコンを一台だけにして、デスクトップを持たない形が理想だという結論に至りました。
しかしそのノートパソコン選びが非常に難しく、以前であればCPUが最新のものを選べばよかったんですが、動画編集となるとそれだけでは足りません。グラフィックボードも性能の良いやつにしなければならない。17インチくらいのノートパソコンであればハイスペックのものもあるのですが、重さは3kg近くあるし、そのサイズのパソコンを持ち歩くのはしんどい。目指すところはA4サイズくらい。重さは1kgくらいが望ましいわけです。
その結果選んだのがASUSのラップトップでした。出来れば日本のメーカーにしたかったのですが半導体に関しては台湾の方が優秀です。そして値段もそちらの方が安め。安いといっても30万円程度は見ておかなければなりませんが、デスクトップとノートパソコンの二台持ちにする場合でもやはりそれくらいの費用はかかるわけです。ノートパソコンは筐体が小さいため壊れやすい部分もありますが、私が生活をする上で必要不可欠なものですので、これは我慢するしかないでしょう。
私が購入すべきスペックを満たしたASUSのパソコンは三種類ありました。
ROG Flow Z13 GZ301ZE (GZ301ZE-I9R3050TE)
ROG Flow X13 GV301RE (GV301RE-R76R3050TE)
ROG Flow X13 GV301RE (GV301RE-R96R3050TE)
まず一番上のZ13についてはsurfaceと同じようにキーボードが脱着式の2in1のラップトップです。CPUはIntelのCorei9-12900H。GPUはGeForceの3050です。私はこれまでインテル入ってるパソコンしか使ってこなかったのでこちらが気になりました。またAdobe製品とインテルは相性が良いらしいので、動画編集には最適だと思ったのです。問題点はメモリが16GBってところでしょうか。
残りの2つのX13は筐体は同じでCPUが違うだけです。前者がRyzen7 6800HSに対し後者はRyzen9 6900HS。グラフィックスは GeForce RTX3050 Tiでメモリは32GB。Z13のようなキーボード脱着式にはなっておらず、普通のノートパソコンタイプです。気になる点はCPUがRyzenってことでしょうか。Intel入ってないパソコンを選択肢に入れるのは初めてです。
どちらがよいか悩むところです。Z13はタブレットとしても利用できます。しかしsurfaceGOを使っていて、これまでタブレット利用をしたことが無いんです。キーボード脱着式じゃなくても何ら問題ないのです。そうなるとRyzen9 6900HSが入ってるX13がよさそうですが、Ryzen7 6800HSとの値段の差は6万円もあります。CPUの新旧に6万円の性能差があるのだろうか?
この辺はメーカーに聞くのが一番ですよね。直販ストアがあるとよいのですがASUSのストアはすでに閉鎖されました。ただ家電量販店に行くとメーカーの人が店先に立ってる場合があります。ってわけで家電量販店のパソコンコーナーへ。ASUSのブースに行くとメーカーの人がいたので性能のことを聞きました。
まずIntelとAMDで動画編集の性能差があるかどうかについてですが、IntelがAdobe製品と親和性が高いと言われていたのは過去の話のようです。Adobe社がアプリ制作をする際、販売されているパソコンで動くように調整します。以前まではIntel一強だったためAdobe側もIntelのCPUに合わせてアプリケーションを開発していましたが、2021年にはCPUの市場シェアがIntelよりもAMDの方が割合が高くなったそうです。その後Intelも盛り返したようですが、アプリケーション開発をする上でAMDの存在は度外視できない割合になっているようです。むしろ現在はAMDのほうが動画編集には優れており、4K映像を扱うのであればAMDを選ぶほうが良いそうです。以前のようにIntelが動画編集に最適なのであればZ13を選ぶしかないのでしょうが、AMDを搭載したX13のほうがよさそうですね。
そもそもX13が動画編集に最適なのかどうかも聞いてみました。
Ryzen9 6900HSを搭載したX13であれば「動画編集は難なくできる」とのことでした。ただ難なくできるのは「動画編集」であり、動画作成については少し力が劣るとのこと。
X13に搭載されているGPUの性能が少し低いそうで、RTX3050は4K動画をエンコードするのに時間がかかるんだそう。RTX3070を積んだパソコンであればエンコードも最適なようですが、そのGPUを積んでるのは一番小さくても16インチになるようです。
もしくは出先では動画編集だけやっておき、自宅に戻ったらデスクトップでエンコードをする形が一番良いとのこと。
つまり、パソコン二台持ち。
唯一の頼みの綱が外付けGPUです。GPU単体にもかかわらず15万くらいする代物ですが、GeForce RTX3070を搭載しているためこれがあれば不足した性能をカバーできるんだそう。重さは1kgなので持ち運ぶこともできそうです。そもそもこれがあれば一世代前のCPUでも問題ないそうです。
まぁ性能が劣るのはエンコードの部分だけ。出力に時間がかかるだけで作業がしづらいとかそういった問題にはなりません。そのため外付けGPUは追々考える形でよいでしょう。
できる限り小さく、できる限り軽く。そして動画編集が可能なノートパソコンっていう制限の中で探すとなると、現状ASUSの13.4インチのノートパソコンしか選択肢はありません。これよりも小さくてハイスペックなものがあるならばそちらを選びますが、順当にいけばコレを買うこととなるのでしょう。
これさえあれば何もいらない。これでやっと動画編集が楽になる。
目指せ!ユーチューバー!
ちょうど昨年末、ASUSのクリスマスセールをやっており、勢いで購入ボタンを押しそうになりました。でもまだほんのちょっと、ほんの少しだけ理性が残っていたため、ボタンを押すのを踏みとどまったんです。
果たしてユーチューバーになれるんだろうか?
最近は登録者が良い感じに増え、残り150人ほどで収益化の申請ができます。申請が通らなければ収益はゼロのまま。仮に申請が通ったとしてもやっとスタート地点に立っただけです。
youtubeで喰っていけるようになるには50万、100万人の登録者が必要だとも言われています。道のりは長く、そしてそれはいばらの道なんです。仮にその道を進むにせよまずはスタート地点に立てるかどうかが重要です。
つまりパソコンの買い替えはチャンネル登録者が1000人になって収益化されたあと。そんなわけでパソコンを買うとしたら4月頃でしょうか。それまでにもっと軽くて性能の良いPCが発売されることを願ってます。
そんなわけなのでチャンネル登録よろしくお願いします。
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