スピリットとコラボのサスで安心して攻めれらる足まわりに「garage YAMAGO　ZN8 GR86」筑波スーパーバトル2024

2025/02/13 10:31

2024年12月19日『REVSPEED筑波スーパーバトル』参戦車両紹介

garage YAMAGO

ZN8 GR86

garage YAMAGO　　ZN8 GR86

TIME 　　1’03.180

CLASS 　ストリートクラスレーシングラジアル-FR2部門
DRIVER 菊地靖/山郷聡
TIRE SHIBATIRE R31 265/35R18

■車両重量 1279kg ■最高出力 265ps/7000rpm ■最大トルク 29kg-m/4400r pm ■ブリッツカーボンインテーク■パワークラフトフロントパイプ■パワークラフトエキマニ■ garage YAMAGO ECUTEK ■ ORC クラッチ■ ATS カーボン L.S.D. 1.5way ■モティーズギアオイル M509 ■ GY × SPIRIT SPEC R サスキット(F:10kg/ mm R:12kg/ mm KYB スプリング)■ WinmaX ブレーキキャリパー(F: 6POT R:4POT)■ウインマックスブレーキローター /AP3 ブレーキパッド■ ENKEI NT03RR(F&R:18 × 9.5J 46)■ JUN MACHINE SHOP フロントディフューザー / サイドディフューザー■近藤エンジニアリングエアロボンネット■ PRO COMPOSITE ウイング

スピリットとコラボのサスで

安心して攻めれらる足まわりに

ガレージYAMAGOのZN8において、キーとなるのがサスキット。スピリットと共同で開発している別タンク式を備えている。ZN6のころからコラボで開発を継続しているだけに、ZN8での完成度は高い。

縮み側の減衰力特性を煮詰めることでロールの際に「タメ」のような瞬間をつくり、それがタイヤを路面に「しっかり」押し当てる効果を発揮。その後にロールをしていき、掛けた荷重を活かすのだ。ここで姿勢を適切にキープするのが本体ショック側で調整する伸びの減衰力。チューナーの山郷聡代表も走り込み、高次元でバランスさせることで、理想のサスキットが仕上がっている。

アタックを行った菊地靖も「リアの安定度があるので安心して攻めることができる」という。

チューナーが注目してもらいたいポイント

「カスタマーの参考になることを意識してつくっています。ライトチューニングでも満足できる結果を出すために足まわりにはしっかりコストを掛けています。サスペンションは『サーキットで速いか』と『街乗りがよいか』という2 択になりがちですが，我々は「両立」をさせています。それだけにとくにサスキットに注目をしてほしいです」(garageYAMAGO 山郷聡代表）

別タンク式オリジナルサスキットの価格は55万4400円~。街乗りからタイムアタックまでカバーできる。エンジンは吸排気とECUのみの仕様と控えめで、シバタイヤも含めた車両トータルパッケージの費用はそれほど高くないレベルという提案になっている。