「妖精」と聞くと、映画やアニメ、ゲームの世界観をイメージする人も多いはず。少なくとも実在しないとされている存在であることは、誰もが知っている。
その妖精の撮影に成功したと主張している人物がいる。彼は、この2年間に撮影した風景写真のひとつに、妖精が写っていることを確認したとしている。実際にその写真を見てみると、たしかに人間のような手足と、羽根を持つナニかだ。これは本当に妖精なのか?
・ランカシャー州に妖精が住む?
写真を公開したのは、英マンチェスター・メトロポリタン大学の講師、ジョン・ハイアットさんである。彼は、ランカシャー州ローゼンダール・バレーに妖精が住んでいる、その証拠を持っていると主張している。その証拠とは、妖精の写っている写真だ。
・ナニかが写っていた
大学でデザイン・アートを教える一方で、マンチェスター調査研究所のディレクターでもある彼は、ここ2年間、ランカシャーの風景写真の撮影を行っていた。その写真のなかに、妖精と見られるナニかが写っていたというのである。
・昆虫と明らかに違う
この写真を撮影したとき、自分の撮ったものが何なのか理解できず、改めてハエやブヨ(ブユ・ブト)を撮ってみたそうである。見比べて、明らかにこれらの昆虫と違うことを確認し、妖精ではないかと考えるようになったそうである。ハイアットさんはこの画像をソーシャルメディアに公開したところ、真偽について議論が巻き起こったそうである。
ちなみにこの写真は、現在「ローゼンダールの妖精」というタイトルで展示されているそうだ。はたして、これは本当に妖精なのだろうか? あなたはどの思うのだろうか……。
参照元: manchestereveningnews.co.uk(英語)
執筆: 佐藤英典
▼問題の写真
▼たしかに昆虫には見えないのだが……