猛暑が続く日本列島。2018年7月23日、埼玉県熊谷市では、国内の観測史上最高気温41.1度をたたき出した。また、東京都青梅市では都内初の40度超えとなる40.8度をマーク。そんな「大暑」の1日。うっかり車内にレトルトカレーを放置したらこうなった。
・猛暑の昼間
ギラギラ照りつける太陽、吹き抜ける熱風……もはや外を歩くだけでも命がけという様相を呈し始めている2018年夏。特に、熱気のこもる車の中の温度は想像を絶するものになっているようだ。
そんなことを思わされたのが、以前の記事「【猛暑グルメ】車のボンネットで「もんじゃ焼き」を作って食べてみた結果!」を実行した時のこと。
・車内に取り残されるレトルトカレー
外の気温は34度、車のボンネットは56度。ベーコンやもんじゃ焼きを焼いたこの企画で、撮影部隊のYoshioはレトルトカレーを用意していたのだが……
なんと、カレーを買ったことを忘れてしまっていたのである! かくして、レトルトカレーはうっかり車内に取り残されることに。
気づいたのは、そのまま1時間ほどが経過した後のこと。作業がひと段落し、車のドアを開けると、外気以上の熱気が「ムワッ」と漏れ出してくる。あれ? なんだこのレトルトカレー。Yoshioさ~ん! なんかカレーあったんですが。
Yoshio「あ、忘れてたわ。レトルトカレー買ってたんだった。ちょっと取ってくれない?」
私(中澤)「分かりましたー! ぅアチャァァァアアア!!」
──触った瞬間、指先に走る鋭い痛み。レトルトカレーのパックがめちゃくちゃ熱くなっている。念のため、パックを開けてみたところ……
トロットロや! パックからタユタユ流れだすカレールー。食べてみると……
ウマイ!
レンジもコンロも使わずにレトルトカレーが仕上がってしまった。マジかよ……湯煎とかレンチンとほぼ変わらないってことか。
記録的な猛暑が続いている今年の夏。密閉空間の車内は想像を絶する温度になっている。油断していると、火傷するかもしれないのでドライバーの皆さんはご注意を。また、赤ちゃんやペットを放置する事例は後を絶たないが、その行為の恐ろしさにも改めて震えあがった筆者だった。
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]