2025年1発目に発売される号ということで、まずは2024年の活動を振り返ってもらいつつ新曲”愛才”についてふたりにたっぷり語ってもらいました。
楽曲によってキャラクターがコロコロ変わるのがなきごとの魅力のひとつですが、今回も新たなキャラ初登場で引き出しの多さにびっくり。(しかも今回は1曲の中に複数のキャラが登場している)
ポップでコミカルなサウンドの中にビターな要素も組み込まれていて、改めてなきごとの引き出しって無限にあるんだと実感しました。
メロディーがポップなだけあって明るい歌詞だと思って聴いていると、《愛も才も消耗品》というサビの歌詞にあるように、実は一歩下がって俯瞰して物事を見ているようなどこか冷静な歌詞で、サウンドとの絶妙なバランスがクセになる曲なんです。一見クールで何かを諦めているようにも感じるけど、消耗品だからこそ美しく思えるものや大切にするべきものが見えるという、水上えみり(Vo・G)にしかない視点で作品の物語に寄り添っている愛と優しさと勇気が詰まった一曲。
そして、これが表題曲だと声を大にして伝えていきたい、なきごとの新たな名刺代わりとなる名曲です。
今回のように物語がしっかりあるドラマのタイアップは始めてだったとのことで、作品との向き合い方や、ドラマのテーマをどのように曲に落とし込むのか試行錯誤したのだとか。そんなタイアップならではの苦労話から、サウンド面で工夫した遊び心を取り入れたサウンドについてなど、たっぷり語ってくれたなきごとの最新インタビューは、現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』3月号にて掲載中です。
ちなみにこの記事のトップに掲載している写真のポーズは、ロッキング・オンの象徴である「❜(アポストロフィ)」マークを表現してくれています!表現の仕方にそれぞれ個性があってとっても可愛らしい...!(伊五澤紗花)
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