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10月 242022
 

その昔購入した Lenovo V525 は Windows10 から Windows11 にアップデートして、 2022/10 の Windows Update を実行したら、画面がデスプレィに表示してくれなくなった・・。

回復 USB から青いメンテナンス画面を出して以前のバージョンに戻したり、適用した Windows Update を消したりして、なんとか復活したけど、この PC 、一番安いの購入したので CPU が AMD A6-9500 で、メモリ 4GB を 8GB にパワーアップして利用していたけど、最近は遅すぎてお話にならない。まぁ、最近は Ryzen7 の 8Core / 16 スレッドな PC を利用しているので、遅さにうんざり。って、感じでしょうか。

 
新しい PC を探していたのだけど、手頃で小型な PC が良い。と、いうことで、そーなると、AMD の Ryzen 搭載 PC はちと高め・・。
Intel の第11世代プロセッサである Intel Celeron N5095 を搭載している PC であれば、アーキテクチャが ATOM とはいえ、そこそこ速いであろうということで、Beelink MINI S を購入してみました。

メモリは 8GB 、 SSD は 128GB です。ただ、 M2.SSD ではなく SATA に接続されたモノなので、NVNE よりは遅いのと、買い換えるとしたらちょっと高価になるかな・・。と、いう状態。

amazon で購入しましたが 24,800yen のところクーポン 3,000yen 分がついていたので 21,800yen という、非常に格安な部類の PC が手に入りました;-)。

 
ただ、以前 Beelink SER4 を購入したとき、OS が怪しすぎたので返品しました。今回は継続して利用してみようかと・・。

ただ、やっぱり、不要なドライバがインストールされていたりするので、 Microsoft から Windows11 の ISO イメージダウンロードして、プレインストールの OS はサクっと、削除しました。

 
プレインストールされた OS は一応回復 USB を作成し、 c:\ 直下にあるドライバ類をバックアップしました。

Windows11 クリーンインストール後は Intel Serial IO I2C Host Controller が 7 個くらいあり、これらは認識しなかったので、バックアップしたドライバが入っていたディレクトリからインストールしました。
必要なドライバは全て入っているので、デバイスマネージャーで確認すると ! マークは一個もない状態になりました。

最近は AMD の PC ばかりが手元にあるので Intel プラットームの PC の状況はいまいち把握できていません。この Serial IO は FreeBSD でも根こそぎ認識していません。 pciconf -lv はほぼほぼ none です。

 
今回の PC 購入時に Windows のライセンスについてちょっと調べたのですが、「MAK ライセンス」というのがあるらしいですね。「マルチプルアクティベーションキー」の略だとか。これをメーカが利用すると、出荷する PC はドドドとライセンスを提供できるかな?

 
と、いうことで届いた MINI S はこんな感じ。 iPhone8 との比較ですが、随分と小さいです。これだと、カバンに入れて持ち運べそうです。例えばデータセンタに行けばディスプレーとキーボード・マウスがあるので NotePC を持ち運ぶ必要はないかもですね。

中身はこんな感じです。

実は U95 の写真をウェブで見ていて、メモリスロットが 2 つあると思い、別途 8GB のメモリを購入してしまいました。が、実際に開けてみるとメモリスロットは一個しかあふりません。 Beelink MINI S はメモリスロットは一個です。なので、メモリを増やす場合は 16GB の SO-DIMM を一枚購入する必要があります。 メモリの形式は SO-DIMM DDR4 2400MHz 1.2V です。

SSD は上にもかいた通り M2.SATA SSD です。増設は 2.5 インチ SATA SSD が増設できます。僕は FreeBSD をインストールするために SATA SSD 480GB (余り物) を増設しました。

上の写真だとアップですね。下のほうに M2.SATA SSD 上が、メモリモジュールを外したメモリスロット。一個しか無いです。

無線 /Bt チップは Intel Dual Band Wireless-AC 3165 を利用しているようですが、中を開けてみると M2.SATA SSD の右側にハンダでオンボードに固定のようです。ずいぶんとちっこいチップが写真の右側に見えると思います。

しかし、Dual Band Wireless-AC 3165 は速度出ないですね。 802.11ac で接続して通信確認しましたが 100Mbps 程度しか出ません。 筐体が小さい中に張り巡らせたアンテナの影響もあるのかな?

 
これでほぼ準備完了。 OS も新規に再インストールしたし、気分もドライバもすっきりっ!! ;-)。

実際に使ってみると ATOM の割には速いです。 Intel Celeron N5095 は比較的新しいアーキテクチャだからでしょうかね。まぁ、今まで v525 で利用していた AMD A6-9500 は 2Core でもありますしね。そこそこ頑張ってくれる PC が手に入ってラッキーでした;-)。

今回購入した Beelink MINI S は Windows11 で利用するための PC です。テレビに接続して、色々楽しみたいと思います。

 
と、いいつつ、当然 FreeBSD/amd64 13.1-RELEASE もインストールしました。

本当はこんなことやる必要ないのかもしれないのですが、 EFI 領域がどうなるのか解らなかったので、ちょっとトリッキーにインストールしました。
M2.SATA の Windows11 領域を 20GB ほど小さくして、そこに FreeBSD 用の / パーティションを準備して、/home /usr /var SWAP などは 2.5インチ SATA SSD 側にインストールしました。

サクっと起動して、 X11 まで起動して KDE5 が動作して suspend/resume します。 Dual Band Wireless-AC 3165 は iwm0 で認識します。 802.11a で通信できます。

まぁ、 一応デアルブートにしましたが Windows11 をメインで利用するので、これくらいで。最後に pciconf -lv をつけておきます。

hostb0@pci0:0:0:0:      class=0x060000 rev=0x00 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4e24 subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    class      = bridge
    subclass   = HOST-PCI
vgapci0@pci0:0:2:0:     class=0x030000 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4e55 subvendor=0x8086 subdevice=0x2212
    vendor     = 'Intel Corporation'
    device     = 'JasperLake [UHD Graphics]'
    class      = display
    subclass   = VGA
none0@pci0:0:4:0:       class=0x118000 rev=0x00 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4e03 subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    device     = 'Dynamic Tuning service'
    class      = dasp
xhci0@pci0:0:20:0:      class=0x0c0330 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4ded subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    class      = serial bus
    subclass   = USB
none1@pci0:0:20:2:      class=0x050000 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4def subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    class      = memory
    subclass   = RAM
none2@pci0:0:21:0:      class=0x0c8000 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4de8 subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    device     = 'Serial IO I2C Host Controller'
    class      = serial bus
none3@pci0:0:21:1:      class=0x0c8000 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4de9 subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    device     = 'Serial IO I2C Host Controller'
    class      = serial bus
none4@pci0:0:21:2:      class=0x0c8000 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4dea subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    class      = serial bus
none5@pci0:0:21:3:      class=0x0c8000 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4deb subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    class      = serial bus
none6@pci0:0:22:0:      class=0x078000 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4de0 subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    device     = 'Management Engine Interface'
    class      = simple comms
ahci0@pci0:0:23:0:      class=0x010601 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4dd3 subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    class      = mass storage
    subclass   = SATA
none7@pci0:0:25:0:      class=0x0c8000 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4dc5 subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    class      = serial bus
none8@pci0:0:25:1:      class=0x0c8000 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4dc6 subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    class      = serial bus
pcib1@pci0:0:28:0:      class=0x060400 rev=0x01 hdr=0x01 vendor=0x8086 device=0x4dbc subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    class      = bridge
    subclass   = PCI-PCI
pcib2@pci0:0:28:5:      class=0x060400 rev=0x01 hdr=0x01 vendor=0x8086 device=0x4dbd subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    class      = bridge
    subclass   = PCI-PCI
none9@pci0:0:30:0:      class=0x078000 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4da8 subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    class      = simple comms
none10@pci0:0:30:3:     class=0x0c8000 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4dab subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    class      = serial bus
isab0@pci0:0:31:0:      class=0x060100 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4d87 subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    class      = bridge
    subclass   = PCI-ISA
hdac0@pci0:0:31:3:      class=0x040300 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4dc8 subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    device     = 'Jasper Lake HD Audio'
    class      = multimedia
    subclass   = HDA
none11@pci0:0:31:4:     class=0x0c0500 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4da3 subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    device     = 'Jasper Lake SMBus'
    class      = serial bus
    subclass   = SMBus
none12@pci0:0:31:5:     class=0x0c8000 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x4da4 subvendor=0x8086 subdevice=0x7270
    vendor     = 'Intel Corporation'
    device     = 'Jasper Lake SPI Controller'
    class      = serial bus
iwm0@pci0:1:0:0:        class=0x028000 rev=0x81 hdr=0x00 vendor=0x8086 device=0x3165 subvendor=0x8086 subdevice=0x8010
    vendor     = 'Intel Corporation'
    device     = 'Wireless 3165'
    class      = network
re0@pci0:2:0:0: class=0x020000 rev=0x15 hdr=0x00 vendor=0x10ec device=0x8168 subvendor=0x10ec subdevice=0x0123
    vendor     = 'Realtek Semiconductor Co., Ltd.'
    device     = 'RTL8111/8168/8411 PCI Express Gigabit Ethernet Controller'
    class      = network
    subclass   = ethernet

 
NotePC のかわりにモバイルで持ち出すのもアリな雰囲気です。ちっこくて、ほどほど速い (ベンチ取らずに体感でのコメントで申し訳ない(^^;) し値段も手頃なので、まぁ『あり』なのかなぁ;-)。

8月 132022
 

いやぁ。自宅のサーバを更新しました。富士通の PRIMERGY MX130 S2を使い続けて約 10 年。そろそろ潮時だろうと・・。

小型の PC を探していたのだけど、中々良いのがない。自宅のサーバとはいえ、VMwareESXi7.0 を起動させるので RealTek の NIC では無理。PCI-e スロットがあって、 2Port NIC なんかが内蔵できるようなやつが必要。

と、いうとこで、最近は PC 高いし、納品遅いのですが、以前購入したデスクトップ機と同様の HP ProDesk 405 G6 SFF/CT にしました。ただし時代は変わっているので今回購入したモデルは G8 になります。

CPU は AMD Ryzen7 PRO 5750G で 8Core/16 スレッド。サーバにはバッチリ。 HP から購入したときの構成は 4GB のメモリと 500GB の HDD でだいたい 62,000yen くらいでした。「価格.com 限定モデル」にすると相場より 10,000yen くらい安く買えるようです。

ここに別途 64GB のメモリっ!! 大体 25,000yen くらい。
3TB の HDD と 1TB SSD は今年の頭くらいに購入したものがあったのでそれを使い回しします。
PCI-e x2 接続の 2Port NIC は家に腐るほどあるので、Broadcom と Intel どちらにしようか悩んだけど、Intel の em0 にしました。

と、いうことで 8Core/16 スレッドで、メモリ 64GB 、ネットワーク 2NIC と、それはもう VMware ESXi7.0 を動かすのにはバッチリな環境が整ったのであります。

 
今回メモリは Crucial DDR4-3200 288pin UDIMM 64GB(32GB×2枚) CT2K32G4DFD832A をチョイスしました。『 PayPay モールで初めてお買い物』で 1,500yen 引き。その他 PayPay ポイントが 5,400 ポイントくらい付いたので、実質 22,000yen くらいでの購入でした。
HP ProDesk 405 G8 SFF/CT とも相性は良いみたいで、特に問題もなく 64GB を認識してくれました。うひひ;-)。

 
さてと。まずは default で入っている WindowsOS のアクティベーションを行います。が・・。 orz

画面がまともに映らないではないか・・。 orz。

HP の PC は法人向け PC を購入した場合 HP wolf security というのが default でインストールされているそうです。個人向けの PC の場合はインストールされてないです。今回は HP で購入したとき「TAKANO Network Service.」として購入したので法人扱いになったようです。従業員 10 名未満f(^^;;。

 
で、これが悪さしているのか解らないのですが、画面の下半分に起動時の画面がそのまま残ってしまい、OS インストール時は画面が上半分しか表示されない状態です・・。orz

しかし、この状態で本当によく Windows11 のアクティベーションができたモノだ・・。原因がどこにあるのか、さっぱり解らない。UEFI(BIOS) 画面でセキュリティに関する項目を根こそぎ OFF にしたけどだめ。

純正メモリ 4GB を 64GB にしたからかぁ?などと思い、もとに戻したりもしたけど、ダメ。
PCI-e x16 スロットに nVidia のグラフィックスカードを接続してそっちから画面だそうとしたら真っ白に表示されるし・・。orz

が、原因が特定できました。

PCI-E x16 のスロットに何か刺していると画面が半分に表示されるようです。それも WindowsOS のときのみ。
VMwareESXi7.0 のインストーラは ESXi の画面では半分表示にならない・・。ひどい話だぁ・・。

と、いうことで、 500GB の未使用となる WindowsOS がインストールされている HDD は再利用されることもなく、そのままお蔵入りとなるのでありました。あ。Windows のライセンスは引っこ抜きましたけどねぇ。 ESXi 上で動作させるか;-)。

 
それでは本命の VMwareESXi7.0 をインストールですが、こちらは PCI-e スロットに接続した 2Port NIC も問題なく、メモリ 64GB もサクっと認識して無事に起動して動作するのでありました。

こちらはインストールしている最中の新旧サーバの図。 ESXi のインストールが完了したら、ネットワークの設定とか VMware vCenter Converter を利用して OS の引っ越しです。

 
ESXi 上に存在している仮想マシンは全部で 17 台。常時動作しているのは VyOS と TrueNAS 、 WindowsServer2019 を含めて 8 台。ってところでしょうか。
メモリジャブジャブ、FreeBSD ports のコンパイルなどで CPU 負荷かけても大丈夫。そして音も静か。

中々良い感じのリプレイスではないかなぁ。と、思った次第なのでありました。
PCI-e スロットが付いている小型の HP ProDesk 405 G8 SFF/CT 。サーバとしてもちょうど良い感じでした。

 
さてと。前回購入した自宅サーバは約 10 年利用しました。今回購入した自宅サーバは、特に問題もなく壊れないと想定して 10 年持ったとした場合、もしかしたら、これが最後の『自宅サーバ購入』になるのかもしれません・・。 ちなみに自宅サーバ、今回が 9 代目となります;-)。

どうなることやら。

8月 112022
 

以前のエントリで「macOS で Wiondows キーボードを。」というのを書きました。このときは、かな刻印のない HHKB Lite2 の後釜どうしよう。的な記事で、安めの エレコムの TK-FCM103XBK を購入して、Windows・FreeBSD・macOS で利用。って、感じの記事でした。

あれからしばらくして、有線ではない、無線の TK-FDM105TXBK と、いうのも購入しました。エレコムのこれ系のキーボードは都合 3 個購入して色々なシーンで利用しようと思いました。

 
が、しょせんは HHKB Lite2 と一緒でナイロンの弾力でベコベコ打つ。みたいな感じです。『赤軸とか青軸と呼ばれるちょっと高価なキーボード使ってみたいなぁ。』とか思い探してみることにしました。

あんまり高いのは買えないので、まず、そこはかとなく安価な GAMDIAS の HERMES S1R というの購入してみました。

やじるしキーがついていて日本語配列、かな刻印あり。
あ。下のキーボードについてはあとで説明します;-)。

僕に必要な機能は一通り付いていました。キー配列などはエレコムの TK-FCM103XBK と一緒なので問題ありません。
それにしても個人的には初めてのゲーミングキーボード。ゲーミングキーボードって、どうしてキーの根元が丸見えなんでしょうかねぇ?不思議です。僕は PC でゲームをやらないので良くわからないのですが、左側の Windows キーはジャマなんでしょうかねぇ?

キーを押したときに色が光るのはまぁ、よしとします。自分で色々なパターンや明るさを設定できるのも良い感じでしょうか。

 
赤軸なのでキーを押したときの感覚がなかなか良い感じです。そして打刻音もベコベコとした雰囲気が良い感じです。

これをしばらく使い続けていたのでありました。

 
そんな状況の中で『60% キーボード』という言葉を耳にしました。フルサイズのキーボードの 60% 程度の大きさで、サイズ的には HHKB くらいのサイズです。

へー。

とか、思いネットを色々さまよってみました。そしたら、WENRUI メカニカルキーボード 日本語配列 キーボードというのが目に止まりました。

日本語配列、かな刻印あり、有線 USB 接続、無線 USB 接続、Bluetooth での接続もできて、バッテリー搭載。と、いうもういたせりつくせりな感じ。

『無線 USB 接続』というのは FreeBSD では必須です。FreeBSD の Bluetooth はアテになりませんしね。USB 有線よりは無線のほうが良いという雰囲気。

このキーボードが 6,000yen を切る価格で販売されていたので購入してみました。

上が HHKB Lite2 で、下が今回購入した WENRUI メカニカルキーボード 日本語配列 キーボードです。

 
一点気になったのが、物理的な『矢印』キーが付いていない点でしょうか。
Fn キーを押しながら『め』『かな』『変換』『Menu』キーを同時押しすると『矢印』キーとして動作する。と、いう状態です。

物理的な問題としては他に、スペースバーの左側に『無変換』キーがありません。『Alt』キーと一緒になっています。macOSの場合、日本語オフ (裏を返すと英語入力のオンか) する場合 Fn との同時押しが必要かも。

『Esc』 キーは Fn キーを押さない場合は『全角/半角』キーになります。 Fn キーと同時押しで『Esc』キーが機能するとなると Emacs 使いには非常に厳しい・・。

機能的には他に Shift + → + Fn が動作しません。

僕の場合、仮想デスクトップを利用するときに、デスクトップを切り替えるのに Ctrl + 『矢印』キーを利用しているのですが、このキーボードは『矢印』キーがないので Fn を同時押しする必要があります。

KDE5 の konsole とか、タブのついているアプリのタブ切り替えは Shift + 『矢印』キー だったのですが、Shift + → + Fn が動作しないため Shift + ← + Fn を押してグルッと反対方向に一周させる必要があります。

Shift + → はキーが別のに取られているようで、どうしようもない。と、いうのが現状のようです。

 
では実際に色々な OS で正しく動作するように設定を入れてみました。

WindowsOS では『Esc』 キーを Fn との同時押しにしないようにするために Microsoft PowerToys をインストールしてキー設定しました。

VK244 が『Esc』 キーを Fn との同時押しにしないようにするための設定。
Apps/Menuの設定が Shift + → + Fn を有効にする設定。

 
macOS では以前も解説した(上記リンクを参照してください)ことのある Karabiner-Elements で設定しました。『無変換』キーも無いので日本語オン・オフは『変換』キーと『かな』キーに割り当てました。当然 Shift + → + Fn を有効にする設定も追加しました。

application はShift + → + Fn を有効にする設定です。
grrave_accent_and_tilde(`) の設定が『Esc』キーのみで Esc が動作する設定。
スペースバーの右側 2 つのキーを英数字オン・漢字オンに割り当てました。

 
FreeBSD の場合、僕は KDE5 を利用しているので「KDE システム設定」の「キーボード」→[詳細] タブでそれらしいのをチョイスしして『全角/半角』キーと『Esc』キーを入れ替えました。

昔の X の設定は ${HOME}/.xmodmaprc とかに色々書いたりしていましたが、今は、KDE5 を使うのであればそちらの設定に任せてしまったほうが楽ちんですね。

が、上に書いた Shift + → + Fn が機能しない件ですが、こちらは ${HOME}/.xmodmaprc で解決しました。必要ない。って言ったのに、やっぱり書いてみました・・;-P。
Shift + → + Fn は keycode 147 なので、これを Right の keycode 114 に変更します。 (xev で確認できるよー;-)
『Esc』は keycode 9 なので 49 を 9 に変更します。

! shift + -> 
keycode 147 = Right Right Right 

! Zenkaku_Hankaku -> Escape
keycode 49 = Escape Escape Escape

 
と、いうことで必要な設定は OS ごとに準備完了。あとはベコベコうち続け、経験値を積んていくだけです。

このエントリも WENRUI メカニカルキーボード 日本語配列 キーボードで打っています。『矢印』キーは Fn キーと同時押しなので、ちとめんどう。Emacs のカーソル移動ショートカットで回避 (C-n C-p C-f C-b) すると、やじるしキーの出番は少なくなりそうですね。
Windows でも xkeymacs 利用しているし macOS はそもそも emacs キーバインドなので、良い感じです。

 
テレワークで家で仕事する機会が多いので、文字入力環境を考えていたら、なんか、ずいぶんとキーボードが溜まってきたような気がしますf(^^;;。

自分にあったものを色々と見つけてみたいと思います。が、キーボードはさすがにしばらくもー良いかな。

5月 182022
 

AKIBA PC ホットラインをみていたらこんな記事を見つけました。

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/1408756.html

手頃な大きさと値段で AMD Ryzen7 8 コア / 16 スレッド・メモリ 32GB ・ストレージ 512GB と、そこはかとなく大盛りで、小型な PC。

実は、以前使っていた富士通の PRIMERGY MX130 S2 は計二台あり、一台は自宅サーバ、もう一台はデスクトップで利用していたのですが、デスクトップのほうは新規に HP ProDesk 405 G6 SFF/CT を購入したので二台の MX130 S2 は自宅のサーバとして Vmware ESXi 7.0 をインストールして仮想マシンをドドドと動かして・・。

しかし、所詮は 10年前のマシンです。 CPU 6 コア・メモリは 20GB と 16GB ですが、この二台を本当に引退させて新たに 8 コア / 16 スレッド・メモリ 32GB なマシン 1 台で運用するかなぁ。などと思ったのでありました。

 
と、いうことで、今回、上記記事に載っていたモノをちょいと購入してみた。と、いうことです。ちなみに今はもう既に品切れのようで amazon に商品が表示されていないようです。

さてと。問題は HP ProDesk 405 G6 SFF/CT をサーバにするか、今回購入した Beelink SER4 をサーバにするか・・。

Beelink SER4 はメモリ 32GB 搭載されているけど、拡張性ないし、小さいので 24/365 運用に耐えられるのかがちと不安・・。

まぁ、どちらを自宅サーバにするかはもう少し検討の余地があるかな。と、いう感じ。

 
以上、前置きはさておき、ここからが本題。

まずは今回購入した Beelink SER4 の詳細について。まずは届いた箱の写真など。

ハードウェア的には上記に書いた通り。

  • CPU: AMD Ryzen7 8 コア / 16 スレッド
  • メモリ: 32GB
  • ストレージ: NVMe SSD 512GB (Intel)
  • NIC: RealTek 1000Mbps
  • WiFi: AMD RZ608 Wi-Fi 6E 80MHz

 
変わったところでは WiFi チップが目を引くかな。 AMD と Mediatek が共同で作ったシロモノらしく、今後 Ryzen の NotePC に標準で組み込まれるよになるとかならないとか・・。 802.ax に対応しているようです。当然、FreeBSD にはドライバはありません。

本当に小さい筐体で『よくここまで詰め込んだっ!!』 などと思います。

あ。実際に利用してみると USB Type-A のポートが逆さです・・。USB 機器刺したときの見た感じ変で、刺すとき上下 (『表裏』か?) 悩みます。上記の写真は FreeBSD 13.1-RELEASE をインストールするために作成した USB メモリを刺している状態です。 USB メモリの裏側が上に来ます。そして、裏表のない Type-C はフロントに一個だけ。

 
まずは OS としてプレインストールされている Windows11 Pro を起動します。しかし、この筐体・スペックでこの値段なのに OS は Windows11 Pro となると、こちらをデスクトップとして利用して HP ProDesk 405 G6 SFF/CT をサーバにしたくなりますよねぇ・・。本当に OS も十分におごっています。

が・・。見事に落とし穴がありますっ!!

 
プリインストールされている OS の前に BIOS (UEFI セットアップメニュー) の設定について、感じた点。

  • メニュー項目が多い。基本的に AMI BIOS ですが拡張されていて色々な設定項目があります。
  • RealTek の 1000Mbps NIC のオプションに VLAN タグを設定できる項目があります。僕は BIOS レベルで VLAN 設定できる PC というか BIOS を初めてみました。 iLO や iDRAC ではありません。PC の OS で利用する NIC 側です。
  • secure boot が default で disable です。これまた初めてみました。FreeBSD をインストールするために明示的に disable にする必要があるので、その手間が省けるのは良いことですが、最近の PC では驚きです。

 
なんか、機能多すぎ・怪しさ満点の BIOS です。そして、実は OS はもっと、というか、しっかりと怪しかったりしますX-(。

 
僕は基本的に購入した PC では FreeBSD をインストールして WindowsOS と FreeBSD のデアルブート環境を整えます。そのために WindowsOS 側は事前に回復 USB ディスク作成したり、Windows のライセンスキーを抜きだしたりしています。
例えば Windows のライセンスキーを抜き出すアプリとして Windows Product Key Viewer というのがあります。

http://www.rjlsoftware.com/software/utility/winproductkey/download.shtml

色々な OS をインストールしていると回復パーティションとか飛ばしてしまったり、回復 USB からイントールできなかったときのために、最悪のことを考えてライセンスキーを保存しているのですが、この PC で上記アプリを実行してみると・・。

うひ・・。Windows10 Pro からのアップグレードで、ライセンスキーは B だけがならんでいるじゃん・・。orz
ダメだこら・・。

C:\ 直下は AMD/ Driver/ Power_On_and_WOL/ な名前のドライバが格納されているディレクトリがそのままあったり、設定方法をキャプチャしたイメージが保存されているディレクトリがあったり・・。

 
NIC のデバイス名がなぜ #2 なのだ?と思ってデバイスマネージャ見てみると『あぁ・・。以前は Intel の WiFi/Bt チップ使っていたのね。』みたいな。

もう怖すぎる (ダメすぎる?) OS です。
僕の場合 xkeymacs を利用しているのですが、これをインストールするためには『Visual Studio 2015 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ』な vc_redist.x64.exe を先にインストールする必要があるんだけど、それもどうやら既にインストールされている状態だし。
他にも何かインストールされていて、データがガシガシ大陸のほうに飛んでいくんでないの?随時キャプチャしてないと怖くて使えない OS だわ。みたいな雰囲気満載です。

 
と、いうことで Windows11 Pro は非常にもったいないのだけど、サクっと削除して、まずは FreeBSD/amd64 13.1-RELEASE をインストールしてみて、その後 Vmware ESXi7.0 でもインストールしてそっちを利用しようかなぁ。と、言う感じです。
もし、正しいライセンスが入っているのであれば Microsoft から Windows11 の ISO イメージをダウンロードして来て、 Windows Product Key Viewer で表示されるライセンスを入れたりするのですけどねぇ。

本体のスペックが良くてこの価格なので『OS はオマケみたいなモノなので本格的に利用しないでねぇ。』みたいな雰囲気なのでしょうかねぇ? しかし、これって、使い続けると Microsoft のライセンス違反?アクティベーションできていれば問題ないのかな?
あ。けど、MSDN のライセンスは商用 PC で利用できない。あくまで検証用ライセンスだ。ただ、この PC にインストールされている WindowsOS のライセンスが MSDN のライセンスかは知らないけど。

もしかして、アクティベーション先を自社に向けているとか? うひっ。考えたらキリがないっ!!

ふむー・・。

あ。もしかしたら Windows Product Key Viewer が正しいライセンスキーを取得・表示できなかっただけかもしれない。そう思いましょうかねぇ;-P。

 
Beelink SER4 の WindowsOS のお話についてはこれでおしまい。次回は FreeBSD/amd64 13.1-RELEASE についてのお話とか Vmware ESXi7.0 の稼働状況についてお話できれば嬉しく思います。

って・・。今思い出した Vmware ESXi7.0 は RealTek の NIC 動かないじゃん・・。orz
USB NIC ブラブラさせるのか・・。orz

 
#この記事掲載したら、某所から DDoS 受けて閲覧不可になる。とか、ないよねぇ? ;-P

2022/05/23 加筆
一応、amazon のサポートに

『この製品のちゃんとした WindowsOS のライセンスが欲しいのですけど・・。』
『本体やスペツクは好きなので、このまま利用したいと思っているのですけど・・。』

などと、有人チャットで話しあいましたが「返品しましょう。」の一言でした。

まぁ、確かに安心して利用できない OS がバンドルされていても困るだけなので、僕の場合、今回は返品対応をお願いしました。
その他、現在も利用していたり、新規に購入を考えてる方は WindowsOS や Microsoft のライセンスについて、状態が気にならない場合は、今回の僕の事象は気にせずに購入したり、そのまま使い続けも良いのではないかと思われます。

ただ、データが引っこ抜かれているなど、他に色々あったとしても自己責任でお願いします。
加筆ここまで

8月 232020
 

僕は普段から HHK の USB Lite2 を利用していました。しかし、昔購入したヤツで、かな刻印ありなヤツです。何回もこのブログには書いていますが、僕はカナ入力の人なのです。で、 HHK は『カナ刻印無し』とか、いうモデルばっかりになってしまい、本当に「もうおしまいだぁ・・。」などと思っていたら、PFU は本当に HHK Lite2 の生産を中止したようで、もう二度と多分 PFU の HHK は買うことはないだろう。と、いう事態に・・。

 
では、新しいキーボードをどうするか。実は、 HHK Lite2 の『カナ刻印なし』バージョンが出てからずっと、探していたのですが、「キーボードって、出せて 8,000yenくらいまでかなぁ。」とか思っていました。そして、ちっこくて 106 でカナ刻印。

色々調べたらエレコムの TK-FCM103XBK と、いうキーボード (TK-FCM103BK と、どこが違うのだろう?) がほどほどな値段 (1,000yen をちょっと超える価格っ!!) であったので、とりあえず購入してみました。

 
使ってみた感じは HHK Lite2 より打刻音が小さくて良い感じかな。ベコベコ感は一緒ですね。値段相応ですが 6,000yen の HHK Lite2 とほぼ似たような感じでしょうか。

あ。一点だけ。 USB HUB がないのがちょっと悲しいかな。マウスの USB ドングル (子機部分) をキーボードの USB HUB につけていたのですが、それができなくなった。その点がちょっと悲しい点か・・。

さて。僕がいままで利用していた HHK Lite2 は USB 切換機で FreeBSD (Windows10) と Mac mini で共有していました。 HHK Lite2 を macOS で利用するにはドライバをインストールする必要があり、僕は macOS パックを購入していたのでキートップも Mac 用に換装していたのであります。
しかし、今回購入したキーボードは Windows 用であり macOS 向けではない。 FreeBSD や Windows で利用するには特に問題はないのですが、 macOS で利用すると [無変換]と[変換]キーは macOS では利用できないので、日本語入力のオン・オプができない。その部分をなんとかする必要がありました。

 
ちなみに、僕は macOS での日本語入力には ATOK パスポートを利用しています。 [無変換]と[変換]キーが使えないので、一応 FreeBSD の kinput2 のように (古いっ!! 僕は fcitx を利用しております;-) Shift-Space でオン・オフできるようには設定しました。

が、しかし、探してみると[無変換]と[変換]キーを使うことができるようにするアプリがあるようですね。以下の URL が参考になります。

https://karabiner-elements.pqrs.org
https://github.com/tekezo/Karabiner-Elements

GitHub にソースコードがあり、バイナリは下の URL からダウンロードできます。

ダウンロードして、インストールすると /Applications/Karabiner-Elements.app/ と Karabiner-EventViewer.app/ がインストールされます。
Karabiner-Elements を一回起動します。そしてなにもせず終了します。そのあと、以下のファイルを用意します。

$ cat ~/.config/karabiner/karabiner.json
{
    "profiles": [
        {
            "name": "Default profile",
            "selected": true,
            "simple_modifications": {
                        "japanese_pc_nfer": "japanese_eisuu",
                        "japanese_pc_xfer": "japanese_kana"
            }
        }
    ]
}

 
emacs とか vi で新規に作成してください。そして、再度 Karabiner-Elements を起動すると、トップページに設定ファイルの内容が反映されると思います。

~/.config/ に設定ファイルを入れるなんてのは freedesktop.org チックで中々良い雰囲気ですよねぇ。あ。余談でした;-)。

が、その前に Karabiner-Elements を起動するとセキュリティうんぬんと言われます。「システム環境設定」アプリを起動し「セキュリティとプライバシー」を選択したあと[セキュリティ]タブの「入力監視」メニューからインストールしたモノ (karabiner-*) にチェックを付けてあげる必要があります。

これで[無変換]と[変換]キーが有効になるので、かな漢字システムのオン・オフが有効になり、フツーの macOS 用のキーボードになります。

あ。そーそー。実際に必要な Karabiner-Elements とは別に Karabiner-EventViewer.app というアプリもインストールされますが、んー。僕的には、こーいうのが欲しかった。 Xorg でいうところの xev と同じ機能も持ったアプリになります。xev と同じくキー名とか番号が表示されるので xev 同様、そこはかとなく重宝します;-)。

 
あともう一点。
当然ながら Ctrl キーと CapsLock キーをひっくり返す必要があります。そして、このキーボード特有なのかもしれないですが、 macOS で利用すると Command キーと Option キーが逆な雰囲気です。それぞれをひっくり返す必要があります。

しかし、この辺りの設定は macOS 側でできます。 キーボードの修飾キーをひっくり返すのは OS の標準機能でサポートしているようです。

「システム環境設定」アプリを起動し「キーボード」を選択すると[キーボード]タブの右下に[修飾キー…]があるのでそこをクリックしてキーを入れ替えます。

僕の場合はこんな感じで入れ替えました。

これで Windows 専用キーボードもフツーに macOS で利用可能な状態になりました。

 
結構長い間 PFU の HHK (Lite2 だけど) を使い続けていた (約 20 年くらいかな? PS/2 から USB に切り替えて、今の Lite2 は二個目かな。自宅と職場でそれぞれ使っていたので計 6 台くらい買ったかな。) んだけど、『カナ刻印なし』とかいう (僕的に思うには) 非常にすっとぼけた製品を出してきたので『だめだこりゃ。』感が非常に強かったのですが、今回、ほどほどの価格で、まぁ、そこそこの機能のキーボードが手に入ったのでヨシとしています。
実は、一個購入したあと、三日後にもう一個注文してしまいました。1,000yen ちょっとの価格だし、何個手元にあっても良いかなー;-)。

macOS でも Windows 向けキーボードが利用できることが確認できたし、今回購入したキーボードがエレコムから発売され続ける限り、これを買い続けようかなぁ。などと思っております。

まぁ、僕的にはこんなにお安くなくとも良いのでは?と、ちょっと思っているんですけどもねf(^^;;。

7月 122020
 

いやぁ。久しぶりに NotePC を新調しました。以前購入し、今でも現役なのは ThinkPad Edge e145 ですが、それ以来です。で、ThinkPad e145 はいつ購入したの? と、いうと なんとっ!! 2013/11 なのですねぇ。
ThunkPad e145 は、最近はディスプレイのヒンジを固定しているプラスチックが砕け散って液晶ディスプレイの開け閉じに支障が出ていたのでありました。

長く使うとプラスチックというのは壊れてきますねぇ。まぁ、長く使いすぎた。と、いう話もあるかと思いますが;-)。

 
と、いうことで、今回購入した ThinkPad を含めて、僕の使った歴代の ThinkPad を並べてみました。

ThinkPad 535E -> (途中 DELL とか購入) -> ThinkPad X100e -> ThinkPad e145 -> ThinkPad X13

ThinkPad X100e からずっと AMD の CPU を利用したモノを購入しており、今回の X13 も当然 AMD な CPU 版をチョイスです。実は ThinkPad X395 を買おうかと悩んでいたところに『 ThinkPad X13 は新しい Ryzen で登場予定っ!!』とのことだったので待って待って待って、ようやっと購入しました。

それにしても、購入した歴代の ThinkPad で 10 万 yen を超えたのは今回が初めてです・・f(^^;;。 AMD CPU は安さが魅力ですからね。そして、ThinkPad の看板でもある X シリーズを購入したのも今回が初めて。なるほど 10 万 yen 突破するわけだぁー。

 
ウェブから申し込んだのが 発売日の 2020/06/05 。その後、カードで引き落としできず結局銀行振込にして 5 日ほど無駄な日々を過ごし、納品されたのが 2020/07/07 でした。大体約一ヶ月ですね。
ThinkPad e145 と同じくらいでしょうか。

あ。カードで引き落としができなかった件ですが、僕は macOS の Safari で Lenovo のポームページを見て購入しました。最後のカード番号を入力するところで画面が動作的に壊れてしまいカード番号を入れたんだけど、うまく Lenovo 側に伝わっておらず「このカードは利用できません。」となっているそうでした。

macOS の Safari と、あと AD Block が悪さしているかもしれません。 macOS でカードで購入しようとしている方は Safari ではない別のブラウザを利用したほうが良いかもです。
僕の場合は Microsoft Edge を利用し、 AD Block をオフにしました。が、それでもダメで、諦めて、サポートの人にメールで振込先口座番号を聞いて、銀行振り込みにしました。

 
それでは使用感。ファースト・インプレッションをば。

まず、箱から取り出しての感想。『でかいっ!!』 フツーの ThinkPad って、こんなにでかいのか?と、愕然。まぁ、 X100e も e145 もこぢんまりとした機種でありましたから、それと比較すると、ずいぶんと大きく感じます。

あと、排気熱がすごいっ!! 筐体の右側にダクトがあるのですが、この辺りって外付けマウスを利用する場所なんでよ。気がつくと、マウスを握っている親指に熱風が降り注いている・・。いやぁ。気をつけないと・・。

 
・default は Windows10 バージョン 1909
Windows10 バージョン 1909 をインストール直後から初期設定するのは初めてだったのですが、インストール時にコルタナが登場して音声で設定することができます。「次へ」とか口に出して言うとマウス操作が必要なかったりとか。

あと Windows10 バージョン 1909 で驚いたのはローカルユーザで利用できません。 Microsoft アカウントが必要です。
新規に作るか、既存アカウントでログインすることになります。ただ、回避策があるようで、初期の段階でネットワークに接続しないとローカルアカウントを作成することができるようです。

僕の場合は、一旦 Microsoft アカウントでログインしたあと、ダミーのローカルユーザをなんとか作成して、ローカルユーザでログインし直して、Windows10 上の Microsoft アカウントを削除して、ローカルユーザを Microsoft カウントに結びつけました。

ローカルユーザを作成するときのキャプチャを掲載しておきます。

「設定」アプリ -> [アカウント] -> [家族とその他のユーザー] -> [その他のユーザーをこのPCに追加]

ここで、ウィンドが開きます。そして

[このユーザーのサインイン情報がありません] -> [Microsoftアカウントを持たないユーザを追加する]

これでローカルユーザなアカウントが作成できます。

 
・Windows10 な NotePC で使う 8 コア 16 スレッドって、あまり意味を感じられないのですが・・f(^^;;。あ。今回購入した ThinkPad X13 AMD のスペックは以下の通りです。

  • CPU: Ryzen 7 PRO 4750U 8 コア/ 16 スレッド
  • メモリ: 16GB DDR4 3200MHz
  • SSD: 1TB M.2 2280 PCIe-NVMe
  • NIC: Wi-Fi 6 AX200 (RJ45 アダプタ購入せず)
  • ディスプレイ: 1920×1080 IPS・マルチタッチ非対応
  • その他: 指紋認証・WLAN・キーボードバックライト無し

 
以前購入し、デスクトップとして利用している Mac mini に続き 8 コア/ 16スレッドな CPU です。AMD では初です;-)。
SSD は奮発しました。512MB から 1TB へは増量キャンペーンで +9,900yen だったので飛びつきました。どうせ FreeBSD もインストールするだろうしみたいな。

その代わり、要らないのを思う存分削ぎ落とした。と、いう感じでしょうか。 Windows10 を利用していると指紋認証あると便利だろうけと、 FreeBSD で利用した場合は必要ないし、キーボードのバックライトで ACPI 周りを悩みたくないし。みたいな。

Windows10 ってあまり使い込んだとこないのですが、8 コア/ 16スレッドな PC って、恩恵受けられるのかぁ?

Windows10 側は普段必要なモノをインストールして、WLS と ubuntu をインストールして MobaXterm をインストールした段階で、一応 UNIX 風環境が整ってしまうので、それで『はい。シューリョー。』となってしまうんですよね。

 
そーそー。Windows10 って、Microcoft アカウントを利用していると、他の PC の情報を新しい PC に引き継いでくれるんですね。例えば Ctrl2Cap を使って Ctrl と CapLock を入れ替えていると、新しい PC でもその情報が反映されます。あと、同じように XMouseSetting ですね。こちらは X-window みたいにマウスオーバーによる Auto Rize の機能を設定していると、その設定も引き継いでくれました。手間を省略できたのが嬉しいし、素晴らしいですねぇ。

 
PC の速さには問題ない状況です。しばらく使い込んで、その後 FreeBSD をインストールする予定ですが、それは次のネタとして取っておきます;-)。

実は上の写真。 ThinkPadX 13 AMD で、もう FreeBSD/amd64 12.1-RELEASE が動いていたりします;-)。

詳細については次回を待て;-)。

8月 122017
 

自宅の環境に Windows Server 2012 R2 で動作する Active Directory を導入しました。たくさんの FreeBSD (サーバ・デスクトップ含む) と二台の Linux と、ほどほどの Windows10 があるのですが、アカウントを利用している人は二人のみ。どうして Active Directory が必要なんじゃい? と、なるのですが、実はほとんど利用していない。

と、いうか、諸々な件で検証しなければならず、本当は必要ないんだけど、ショウガなく Active Directory の設定を行い、ユーザ情報を登録してみた。と、いう感じで、現在は色々動作確認している最中です。

 
そもそも、既存の Windows 環境はワークグループで管理していたのにドメインに入るとデスクトップ環境が一から作られるので、ドメインには参加したくはないわなぁ・・。

 
と、いうことで Windows Server 2012 R2 で Active Directory が動作するようになったんだけど、 Active Directory のインストール段階では、自宅のネットワークには既に FreeBSD 上で 二つの DNS サーバが動作しているのであえて Windows Server 上で DNS を起動する必要は全くない。

Windows Server 2012 R2 では Active Directory のみを動作させ、 DNS は継続して FreeBSD で動作させるように構成したのでありました。

さてと。 Windows Server 2012 R2 を再起動して Active Directory で設定したドメインに組み込むと DOMAIN\takachan でログインできるようになりました。

他の Windows マシンもドメインに参加させようと思ったのですが、例えば Windows10 でコントロールパネルの「システム」から「所属するグループ」でドメインをチェックしてドメイン名を指定しても「それは見つからない。」とエラーになりました。

以下のようなエラーコードとなり、Windows10 がドメインに参加できません。このエラーコードは [詳細 >>] を開くと表示されています。

エラー コード 0x0000232B RCODE_NAME_ERROR

 
この事象は Windows Server 2012 R2 で Active Directory を構成して、DNS は他の OS で持たせた場合に発生するようです。
Windows Server 2012 R2 で Active Directory と DNS を同時に構成すると問題ないらしいです。

 
僕は DNS は FreeBSD で bind9 の named で設定していますが、ドメインで利用した ドメイン名のゾーンファイルに SRV レコードを追加してあげる必要があるようです。

 
以下は SRV レコードについてまとめた情報です。条件は以下のときに効果的です。

  • Windows Server 2012 R2 で Active Directory は構成したが DNS は構成していない
  • DNS は FreeBSD や Linux など UNIX 系 OS で named などを利用し既に動作している
  • 上記のような環境で Windows OS がドメインに参加しようとすると参加できない
  • ちなみに Active Directory に設定したドメインは running-dog.net
  • DNS のゾーンファイル名は running-dog.net.zone

ここでは bind9 の named.conf や zone ファイルの基本的な記述方法・内容については書かないです。知っているモノとして話を進めます。

と、いうことで上記のような環境の場合、 UNIX 系 OS で動作している named のゾーンファイルに以下の設定を加筆してあげる必要があります。

今回は bind-9.10.6 のゾーンファイルの記載例です。

今回、Active Directory のドメインは runniong-dog.net なので、 bind9 の running-dog.net.zone のゾーンファイルに以下の行を追加してあげます。

_kerberos._tcp           IN      SRV 0 0   88 ad-server
_kerberos._tcp.dc._msdcs IN      SRV 0 0   88 ad-server
_ldap._tcp               IN      SRV 0 0  389 ad-server
_ldap._tcp.dc._msdcs     IN      SRV 0 0  389 ad-server
gc._msdcs                IN      SRV 0 0 3268 ad-server

 
雰囲気的には mDNS のようですね。 TCP ポート 88・389 と 3268 に対して SRV レコードを追加してあげる。と、いうことですね。
ゾーンファイルの SRV レコードとはなんぞや? となるのですが、 RFC2782 で定義されていて、DNS でホスト名や IP アドレスの他にサービスについても広報してしまう。と、いうノリのようです。

TCP ポート 88・389・3268 は ad-server.running-dog.net でサービスを提供しているよ。と、いう記述です。

 
通常 Active Directory を構成した場合は Windows Server 2012 R2 で合わせて DNS も構成するので上記の SRV レコードが記載されるのでしょうな(僕はやったことが無いので解らない;-)。しかし、これを bind9 などで構築した場合にはゾーンファイルに SRV レコードを記載してあげないと他の Windows OS が Active Directory を見つけられない。と、いうことなのでしょうなぁ。

 
では、SRV レコードの他にもっと簡単に見つける方法あるんでないの? と思うと、パッとひらめくのは『 mDNS で流したらえーやん。』と、なるのですが、考えてみると mDNS ってのはルータを超えられないのでデータセンタなどにある AD の場合はまるで役に立たないんですね。
なので、きっと DNS で SRV レコードを記載してそれを利用するのが一番手っ取り早い。と、なったのでしょうなぁ。

4月 032017
 

遅ればせながら感が強いのですが、 Xming という Windows アプリを使ってみました。それについて、気付いた点を 2,3 書いてみたいと思います。

普段は会社でも FreeBSD+Xorg 環境なのですが、会社でフル HD なディスプレーが支給されて『わーいっ。X の画面も広くなるぞぉ。』などと思っていたのですが D-SUB 15pin のディスプレーカードと VESA では 1920×1080 の画面が表示できない。と、いうのを知ってアングリ・・。 orz

xrandr しても 1920×1080 が表示されないし、 xorg.conf に Modeline 書いてもダメだし。で、色々悪あがきしましたが、FreeBSD で 1920×1080 な画面を利用するのは諦めました。
新しい PC を買ってもらえれば解決すると思うんですが・・。

 
と、いうことで Windows10 から X のアプリを表示させるために Xming の利用を開始した。と、いうことなんですけども、色々ウェブで探してみると以下のようなものを拾ってくると OK らしい。と、いうことが解りました。

・Xming-6-9-0-31-setup.exe
・Xming-mesa-6-9-0-31-setup.exe
・Xming-fonts-7-7-0-10-setup.exe

以下の URL からダウンロード可能です。

https://ja.osdn.net/projects/sfnet_xming/releases/

mesa 版を利用すると OpenGL が使えるのかな? 好みでどうぞ。

あと、PuTTY が必要なようなんだけど、必要なモノは以下のようです。

・putty.exe
・plink.exe

URL も一応書いておきます。

http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/latest.html

が、今回は PuTTY は利用しません。 OpenSSH-Win64 を利用します。

・OpenSSH-Win64.zip

以下の URL からダウンロードします。

https://github.com/PowerShell/Win32-OpenSSH/releases

OpenSSH-Win64 は展開してからフォルダをとりあえずデスクトップに置いておきます。そして Xming と Xming-fonts をインストールします。

インストールが終わったら C:\Program Files (x86)\Xming\ の中にデスクトップの OpenSSH-Win64\ssh.exe を入れてあげると準備が整います。

使い方については様々なサイトで書かれているのでここでは書きませんが、一点だけ。 Xlaunch を起動して次々に画面を遷移していきますが、以下にたどり着きます。

上のキャプチャにもありますが、Using SSH (ssh.exe) にチェックを入れれば良いです。
色々試しましたが plink.exe ってのは機能的には ssh.exe と一緒なのですね。 DOS のコマンドプロンプトから plink.exe を利用すると ssh ログインできるのね。普段 PuTTY 使ってないので知らなかったです。ぼく。

 
さてと。ここから、僕はハマッたのですが、ちょっと書いておきます。

・Hyper-V をインストールしていると Xming は ssh できねくね?

ssh.exe 単体で FreeBSD にログインしようとすると無事にログインできるのですが Xming から ssh.exe を実行すると、ログインできないのであります。最初は plink.exe で試していたのだけど、上記のキャプチャのように ssh.exe でも大丈夫みたいだったので試したのですが、Xming が利用できない状態でした。

僕は Windows10 64bit の環境で FreeBSD を起動するために Hyper-V をインストールしていたんだけど、画面の描写が遅いので、今回サクっと Hyper-V を削除しました。

その後はサクっと Xming が動作し、 X アプリもガンガン飛んでくるようになりました。

Hyper-V をインストールすると、ネットワークインターフェースが bridge になってしまうので『Hyper-V が怪しいなぁ。』などと、メドは付けていたのですが、実際に Hyper-V を削除して試してみると無事に接続できたので、やはり。と、いう感じでしょうか。

たまたま、僕の環境だけなのかも知れませんが、 Xming が ssh 接続できない人は Hyper-V インストールしていたりしませんか?

 
さてと。 X アプリが飛んでくるようになったけど、キーがおかしくね? Ctrl キー使えないじゃーん。などと思ってしばらく難儀していたのですが、あ。僕の環境では Xkeymacs を利用していたわ。

と、いうことで Xkeymacs を OFF にすると無事に動作するようになりました。

・Xkeymacs をオフにすると Ctrl キーが利用できるようになる。

と、いうことで、無事に Windows10 上で X のアプリが利用できるようになったのでありました。一安心です;-)。

あぁ。mozic 使えないですね。例えば Firefox では日本語入力できない。emacs の場合は mozc.el を利用しているので日本語入力できます。

まぁ、この辺りはしょーがないのかなぁ。

と、いうことで Xming のの使い方について、書いてみました。実際に使ってみると中々良い感じです。タスクバーとかも欲しくなってしまう;-)。

 
さてと。話は変わるのですが、同じ Windows 上の環境と、いうことで Windows on bash の話を最後に書いてこのエントリを終了します。

Anniversary Update で Bash on Windows が提供されて bash が利用できるようになりました。しかし、 ssh した先で日本語を表示などすると悲惨な状況だっんですけどね。しかし 2017/04/11 から提供される Creators Update では正しく日本語が表示できるようになりました。これは嬉しい。

僕の場合は Windows Insider Previrew で 04/01 に Creators Update が降ってきたのですが、これで試したらもーバッチリな bash になっていました;-)。

皆さんも是非試してみてください。もしくは Creators Update リリースまで待ってから試してみてください;-)。

2月 022017
 

IT 系のニュースサイトを会社でお昼休みに見ていたら Amazonセール速報:本日限りの特価! と、いうのを発見。かねてより会社で使うためのマウスを探していたので、すかさず購入しました。

購入後、次の日には届いたので早速使ってみることに。が・・。あたたたたた。使えることは使えるんだけど、ホイールが軽すぎて真ん中ボタンを押したら上下にホイールしてしまう状態である意味全然全く使えない。

例えばブラウザでとあるサイトのアンカータグを真ん中ボタンでクリックすると新規タブで開いてくれるんだけど、真ん中ボタンを押した表示されているコンテンツが上下にズズズと動いてしまう状態。全然使えないじゃん・・。

と、いうことで届いたその日のうちに分解。何とかカスタマイズできないかなぁ?などと思うわけです。分解の手順は至って簡単。

1. 電池を抜きます。
2. すると電池の溝の影のところにネジが一本あるのでそれを抜きます。
3. 裏ブタを下にずらしつつ上のほうのロックが外れる。
4. 上ブタのボタンのコネクタを爪などで抜きます。

以上で分解完了。

ホイールの部分を眺めてみるとどこかでテンションというか抵抗を付けてあげるとホイールの回転が渋くなるのになぁ。と思います。それに相当するのが、あったー。

写真でいう針金のようなものがホイールを回り込んているようです。

これを曲げてホイールに対して抵抗を作ってあげるとクルクル回る現象はある程度回避できそうです。
針金は本体プラスチックの爪で固定さているので横 (右ボタン側) にずらして外します。このときスプリングがびよーーんっ!! とどこかに飛んでいってしまうので注意が必要です。

抜き出した針金はこんな感じ。

これを、ちょうど良い硬さのホイールになるように曲げてあげます。僕はラジオペンチで曲げつつ調整しました。ビタっとしたちょうど良いホイールの硬さにするために三回くらいトライしました。もし、このエントリを読んだ人が同じことをする場合は、自分の感覚を信じて色々曲げてみてください;-)。

と、いうことでホイールは無事にちょうど良い硬さになり、ホイールの真ん中ボタンを押してもコンテンツが上下にブレる。と、いうことから開放されたのでありました;-)。

 
と、いうことで、これだけで終わってしまったらただ単にフツーの、そこいら中にある分解・改造の記事になってしまうので一歩踏み込みます;-P。

まず、僕の PC の環境についてですが、キーボードとマウスは二台の PC で共有しています。 USB 切替器で FreeBSD と Widnows10 を行ったり来たりしている状態です。

で、この Logicool の M5454 というマウスはホイールが前後に回転する他に左右に倒すことによってイベントが発生するようです。しかも右側には更にボタンが二つあります。

パッっと思いつくのは『このボタン達は FreeBSD で使えないのかな?』と、いう点。 Windows10 の場合は専用ドライバをインストールすると、ホイールの左右方向と左側の二個のボタンには色々な動作を割り当てられます。

これを FreeBSD+Xorg で似たようなことできるのかな?とか思い、ちょっと調べてみました。

まずは Xorg のマウスの設定。

Section "InputDevice"
        Identifier  "Mouse0"
        Driver      "mouse"
        Option      "Protocol" "auto"
        Option      "Device" "/dev/sysmouse"
        Option      "ZAxisMapping" "4 5 6 7"
        Option      "ButtonMapping" "1 9 3 2 2"
EndSection

 
最後に ButtonMapping と、いうオプションを付けてみました。

オプションの数値はボタンの番号を表しています。ボタンの番号は xeve で取得できます。数値が “1 9 3 2 2” となっていますが、これは “左 左横前 右 ホイール ホイール” の各ボタンを指しています。
動作的には “左ボタン 真ん中ボタン 右ボタン ホイールの前 ホイールの後” ということになります。 FreeBSD のマウスによるペースト動作を左横前ボタンで代用する。と、いう設定ですね。

さてと。X を再起動して /var/log/Xorg.0.log を眺めてみましたが X からは ButtonMapping の設定がまるで無視されていました・・。orz

 
次に FreeBSD の ports で何かないんかい?と思い調べたのですが x11-drivers/xf86-input-evdev という、 X のドライバでマウスの様々なボタンに対応できるらしい。とのことで調査開始。

Linux では動作するらしいですね。 /dev/input/* なデバイスを利用するとマウスで色々なボタンが利用できるようになったり、Logicool M565 などは専用カーネルモジュールがあるようで。

FreeBSD ではまだ evdev.ko なるカーネルモジュールがないので実質的に xf86-input-evdev は利用できないようです。 CURRENT で現在検証中らしいのですが、それ以上は追うのはやめました。

 
と、いうことで FreeBSD においてはフツーの無線の USB マウスとして利用しようとおもった矢先、ブラウザでとあるサイト見ているときにホイールを左右に振ってみると。あれれ?

ホイールを左に振ると戻るボタン
ホイールを右に振ると進むポタン

と、して動作するようですねぇ。あれれ? X で制御しているのかな? KDE 側で対応しているのかな?あれあれ? ソースコード追ってません。すみません。ただの動作確認のみですf(^^;;。
一応 firefox rekonq では上記のように動作しました。 konqueror では動作しませんでした。

xmodmap で進む・戻るボタンが設定できるようですね。詳細は書きませんが。 evdev が動かなくても xinput などでも色々設定が可能らしいです。ここでは詳細は書きませんが。

まぁ、珍しい機能が動くモノだ。と、いうことで Windows10 側でもドライバユーティリティで設定を FreeBSD に合わせた。と、いうことで、二つの OS で動作が一緒になったのでありました;-)。

 
今回はマウスを一個購入して、エントリを書いていますが、タネは二つ。

・ホイールクルクルがイヤな人は分解して針金曲げてみましょう
・FreeBSD ではホイール左右で戻る・進むが動作する

と、いうことですね。中々楽しめた一品だったのでありました;-)。

あ。お約束ですが、『分解』することになるので、自己責任でお願いしますね。

12月 092016
 

実際にイベント、それは「2016 Windows ファン感謝祭」ってヤツですけども。案内のメールが届いたのは12/06でした。僕は Windows Phone と Wiondows10 の Insider Program に参加していて、いつも Windows は最新版が利用できる状態になっていたんですけども。

今回はその Insider Program のアカウントにメールが届きました。「2016 Windows ファン感謝祭が 12/09 に新宿であるけど、どうですか?」と。

指定されたウェブページからすかさず申し込んだら。あれま。無事にエントリされました。当日は会場に行けば良いのねぇ。と、いう感じでした。
確か、前回も似たようなのを申し込んだら、既に時遅し。だったのですが、今回は参加できるようです。登録完了のメールが届きました。
そのメールをスマートフォンに落として新宿にゴー!!。

受付で届いたメールの QR コードでチェック OK。カードを二枚と腕にテープを巻いてもらって、イザ会場内へ;-)。

会場へ入るとまずはウェルカムドリンクをお店の人が出してくれます。そしてクロークのようなところに荷物とコートを預けて、あとは Microsoft と、いうか、Windows10 一色です;-)。

僕はまず、ハイレゾコーナーに行き、Windows10 のハイレゾ対応について色々聞きました。 USB DAC がドライバをインストールしなくとも「USB Audio Class 2.0」に対応したので安心して Ready 状態ですよ。と、いうことで、SONY の mora.jp とタイアップしてました。
あと、ライターの 藤本さん が言ってましたが、複数のデバイスから音を出したときに音質が落ちるとか、どーたらこーたら。ってのも直っているようです。

と、いうことで 19:00 からはニコニコで中継されるらしいですが、その前に写真を一枚。

オープニング前のステージの写真です。

今回の会場は飲み放題・食べ放題だったのですが、食べ物はペンネとポテトフライしか食べられませんでした。一発目が Windows10 でのハイレゾネタだったのでその話を聞いていたら、ケータリングのコーナーは行列で・・。
ただし、飲み物は頂きましたけどね;-)。

インプレスのサイトで記事を書いている方々がゲストで話をしてくれるのですが、ハイレゾ方面の話は良く聞きました。

ちなみに、多分ニコニコには僕がお客さんとして多分写っていたんではないかなぁ。などと思いますが;-)。

ケータリングのコーナーにあった、僕は食べて無いんだけど、Windows なケーキ。クリスマスだしねぇ;-)。

今回は 200 名の人が参加したらしいです。その中の一人に僕もエントリできて非常に嬉しかったですね。
ケータリングはハンバーガーとか、美味しいそうなのがあったんだけど、ありつけなかった。引換券のようなモノで管理されていると良かった(嬉しかった)んだけど、そんなテマはかけられないかぁ。

中々楽しい二時間でした。

もう、一回参加してしまったので、次回はもうないかな? 200 名のうちの一人だったし、Microsoft としても色々な人を呼びたいだろうしねぇ。

まだ、参加してない人は是非;-)。

ちなみに僕は、以前は Microsoft はそんなに好きでは無かったんだけど、今は google よりも Microsoft のほうが好きかなぁ;-P。株価は $60 を突破したしねぇ;-)。

ちょっと、違った目線から、「2016 Windows ファン感謝祭」を書いてしまったような気がしないでもありませんが、お許しを・・f(^^;;。