あなたが勉強したほうがいい4つの理由
あなたは勉強をしたほうがいい理由を答えられますか。納得のいく答えを用意できない人は、いま勉強していない人です。勉強している人は、多くの理由を抱えています。しかし、その理由を知った時期が遅かったという人が大半だと思います。勉強しなければならない理由が、誰にとっても遅かったと認識されるのは何故でしょうか。それは勉強する意味を考える前に勉強させられていたからに他なりません。その理由を、これから学んでいく人に伝えることには大きな意義があります。
- 作者: 鎌田浩毅
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2010/11/12
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勉強が嫌いな人の理由
勉強が嫌いな人は、とりあえず我慢して勉強する必要があることを主張します。当然、教えられたことだけを、嫌々ながらやることになりますので結果が出なければ、ますます勉強が嫌いになり消極的になっていきます。押し付けた勉強には理由がありません。点数を採ること自体がおもしろい子はある程度は伸びていくと思いますが、実際その後が続くかどうかは疑問です。今後も、勉強を楽しみながら継続していくためには、自分から学ぶことに対して積極的を持たせる以外にありません。勉強するためには勉強する人なりの理由が必要なのです。
勉強する理由はいつも自分の中にある
勉強する理由を知るためには、その勉強の目的を知らなければなりません。目的は他の人から求められるものではなく、自分の中にあるということを認識すれば勉強することに対して、前向きに取り組むことができるようになります。多くを知ることで進むべき道が開け、より沢山の楽しいことに挑み、そして達成した充実感を味わうことができることを知れば積極的に取り組むことにためらいは無くなります。人生を自分自身の力で切り開いていけるだけの地頭が鍛えられ始めるのは理由を知ってからです。
勉強したほうがいい4つの理由
確かに勉強がしなくとも、すばらしい人生を送る方法はあるかもしれません。しかし、勉強したほうがいい理由だけは知っておいた方がいいことは間違いありません。私は勉強は『自律』するために行うのだと思います。これ以外にも理由はあると思いますので、コメントしていただければ幸いです。
1 物事を理解でき楽しめる
能力があれば何であれ楽しむことができます。音楽も料理を深く味わうことができますし、文学や絵画を深く観賞することができます。スポーツ観戦でも楽しめますし、自分でプレーするにしても楽しみながらできます。能力がなければ何も感じることができませんので、何をしてもつまらなくなります。
2 コントロールできる
知識や技術など能力が高ければ、任せられる部分が増えるので、自分の裁量でさまざまなことができます。一方で能力が低ければ、何も任せられずに、裁量もありません。命令通りに動かなければなりませんし、さらに能力が低ければ指示通り動くことすらもできません。
3 余裕が出る
なんにせよ追われることがないので余裕がでます。仕事も、家族も、趣味にも自由に打ち込むことができます。困っている人がいれば助けられます。能力がないと余裕がありません。何に対しても追われて、自分ことすらままなりませんので、誰かに助けを求めなければなりません。
4 得を知り、損を知る
合理性を判断できるので、疑わしい情報の中に得を見つけることができ、振り回されて損をすることがありません。判断ができなければ、得を見つけるどころか、意図せず損の握らされる羽目になります。
勉強する事は自分の無知を徐々に発見していく事である。
ウェル デュラント