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ただのにっき


2023-07-08(土) [長年日記]

川崎 3-0 横浜FC@等々力陸上競技場

[写真]近藤真彦が乗ったオープンカーに先導されるように走る自転車

ものすごい久しぶりに現地観戦なわけだが*1、かみさんが別件で来られなくてソロ観戦。

今日は恒例の川崎市政なんちゃらの日で、ハーフタイム小はYMCAだったんだけど、なぜかマッチが来ていて昭和だった。それより、マッチが乗ったオープンカーの後ろを自転車が走っていて笑った。先日のアウェイ神戸戦が大雨で中止になった中、川崎から自転車で神戸まで行って(とうぜん試合を観ずに)帰ってきたサポの人。すっかり時の人だ(笑)。

試合は危なげなく、3-0で勝利。今年ホームで勝ち試合観るの、初めてでは? GKはソンリョンで安心してみていられた。最近は上福元ばかりがスタメンだったけど、あいつ前に出すぎて危なっかしくて見られんないんだもん。

Tags: frontale

*1 グスタフ闘病中はできるだけ家を空けないようにしていたのだ。


2023-06-14(水) [長年日記]

グスタフ、骨になる

[写真]骨壺に入ったグスタフの遺骨と花束

昨日はかかりつけの動物病院へ連絡したところ、ていねいなエンバーミング後、ぴったりの棺に入れてくれるサービスをしてくれた。休診日だったのにありがたいことだ。そもそもここの診断がなければ半年以上前にこの日を迎えることになっていたわけで、命の恩人としてももはや足を向けて寝られない。今日はそのとき紹介してもらった、大和市にあるペット専用の葬儀場へ。施設としては火葬場に墓地が併設されているものだけど、自宅に庭があるので墓はいらないね、ということで火葬だけ、いちばんいいコースでお願いした。

さすがに出棺のときはべそべそ泣いてしまったが(ここでキャンセルして連れて帰る人もいるらしい。わかる)、がんばってお別れをした。形見として毛を一束切らせてもらい、子猫のときからずっと持ち歩いていたFC東京のタオルマフラー(すでに赤青のボロきれにしか見えない)を一緒に棺へ入れた。グスタフはなぜか手を握ってやるととても安心する猫だったので、別れ際にそっと握ってやったら、体の他の部分はもうカチカチなのになぜか肉球だけはまだ柔らかくて、こっちの指先を優しく押し返してくれた。最後までかわいいやつ。

待合室で一時間ほど待つと、骨上げに呼ばれる。

驚いたことに、ステンレスのトレイに骨格標本のようにきれいに並べられて出てきた。すごい、人間の葬儀でもこんな仕事みたことない。なんといっても目を引くのは、トレイを半周するくらいに長い尻尾だ。グスタフ自慢のしなやかでまっすぐな尻尾が、死んで骨になってもきれいで表情豊かなのをみて、なんだか誇らしい気持ちになった。やっぱ史上最高の猫だよなぁ。

とにかく始終ていねいかつ厳かな対応と、宗教的な押し付けのないセレモニーで、とても好感が持てた。病院といい葬儀場といい、この2日間で愛猫を失ったこと以外でいやな思いをひとつもしなかった。ありがたい。

とはいえ疲労困憊なので、帰宅後はただゴロゴロしながらGoogle Photoでグスタフの写真を眺めてすごした。スマホの登場とタイミングが同じだったこともあって、無限に写真がある。ひとつとして同じ表情の写真がなくて、一日眺めていてもぜんぜん飽きない。おれの胸の上に乗って香箱を組むのが好きだったので、同じアングルはたくさんあるけど。

[写真]脚の間におさまって手を握ってもらうグスタフ

Tags: gustav

2023-06-13(火) [長年日記]

グスタフ、虹の橋を渡る

[写真]散歩中、道路の真ん中で寝そべるグスタフ

10月の手術から半年以上、闘病生活を続けていたグスタフが、とうとう最後のときを迎えた。満13歳と10ヵ月でした。

腎不全にともなう貧血が徐々に悪化してきていて、昨日からだいぶ呼吸が苦しそうになっていたので仕事は徐々にキャンセルし、できるだけ一緒にいてやれるようにしていたおかげで、しっかり抱きしめたまま看取ることができた。

新型コロナのおかげでリモートワークが当たり前になり、自宅で過ごす時間が増えたことでいちばん嬉しそうだったのは間違いなくグスタフだったし、最後の最後までいっしょにいられてきっと幸せだっただろうと思う。飼い主のエゴかも知れないけど。

写真は先週の金曜日、最後の散歩のひとこま。三度の飯より散歩が好きなグスタフだったが、最近は庭に出て草をはむくらいしかできなかったのに、この日はなぜか妙に元気で、久しぶりに前の道路まで歩いて出た。すぐに疲れてへたり込んでしまったけど。

明日からはしばらく忌引き。半年かけて徐々に覚悟を決めてきたからショックはないけど、心を落ち着ける時間は必要だ。

Tags: gustav

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