遅刻癖がある人の特徴とは?原因を知って“よく遅刻する人”から脱却しよう
遅刻癖って直るの?約束を守る人になる方法を解説
遅刻するのは悪いことだとわかりつつも、ついつい寝坊や遅刻してしまうことが多いだらしない人っていますよね。もしかすると、遅刻癖がついてしまっているかもしれませんよ。
そこで今回は、遅刻をしてしまう原因や心理状態、その克服方法までを徹底解説します。遅刻癖を直し、周りに迷惑をかけないスマートな人になってくださいね。
どうして遅刻するの?遅刻癖がある人の心理とは
いつも仕事やデートに遅れてきてしまう人は、どんなことを考えているのか気になっている人も多いでしょう。
まずは、遅刻癖がある人の心理がどんな状況になっているのか、代表的なものを3パターンご紹介します。
心理1. 待ちたくないからギリギリに到着しようと考えている
たとえどれだけ短い時間でも、何かを待つという時間はとても長く感じられるもの。
遅刻癖のある人は、そんな誰かを待っている時間が苦痛で仕方なく、損をしたくないという心理が働いていることがあります。
待ち時間を回避しようとするあまり、ギリギリの到着を狙い、少しでも遅れると遅刻するという状態になることが多いでしょう。
心理2. 少しくらい遅れても大丈夫だと思っている
待ち合わせする相手によって、約束の重要度を自分の中で変えてしまっているケースも多いです。
「仲が良い相手だから、多少遅れても怒られない」という心理状態で、そもそも時間を守る感覚がないことも。
そのため、遅れてくることがそこまで悪いことだという認識になっていない場合もよくあります。
心理3. 周りも遅れて到着するだろうと思い込んでいる
自分の時間に対する感覚がルーズな状態であることを知らずに、周りも同じ感覚を持っていると勘違いしていることもあるでしょう。
自分が遅れるため、「どうせ周りも遅れてくるだろう」という自分勝手な考え方をしていまっています。
遅刻することが他人にとても迷惑をかけることと、気付いていないケースといえます。
具体的にどんな人?遅刻癖がある人の特徴
遅刻癖がある人は、どんな性格をしていてどんな行動をする特徴があるのかを把握しておきましょう。
ここでは、代表的なものを7パターンご紹介しますので、あなたの周りにいる人を思い浮かべながら確認してみてくださいね。
遅刻する人の特徴1. 面倒くさがり屋で時間ギリギリまで動かない
遅刻する人は、基本的にがさつで大雑把な性格をしています。
面倒くさがりなため、自発的に動くことが少なく、必要にかられないと行動できないというケースが多いです。
そのため、時間ギリギリになってようやく準備を始めて出発するので、その間に少しでも誤差が発生したら、遅刻するという結果につながってしまいます。
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遅刻する人の特徴2. マイペースな性格で時間に対してルーズ
そもそも、時間通りに着くことに重要性を見出せず、適当な感覚があだとなり遅刻してしまうパターンがこちら。
遅刻するという行為が、人の時間を拘束して奪っているという迷惑なものだと認識していなく、ルーズな感覚が強い傾向にあります。
自分の都合を優先してしまうマイペースな性格であることから、遅刻を頻発してしまうケースが多いです。
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遅刻する人の特徴3. 服装や髪型など、身だしなみを整えるのに時間がかかる
よく遅刻する人は、自分の容姿に関してこだわりが強い傾向があります。
服装や髪型など、身だしなみを整える時間が一般的な人よりも長いため、ついつい遅刻してしまうというケースです。
しっかりと早めに準備をして時間管理できるはずですが、そういった意識を持っていないため、いつもギリギリになってしまいます。
遅刻する人の特徴4. 準備や移動時間を考慮して段取りが組めない
タイムスケジュールを組むことが苦手なのが、遅刻しやすい人の特徴の一つ。また、遅れてしまう可能性があることを予測する能力も低いです。
何時に起床して、何時に準備を開始するべきかという段取りがうまくないため、つい遅刻してしまうと言えます。
一概に悪気があって遅刻してしまっているとはいえない場合もあるでしょう。
遅刻する人の特徴5. せっかちな性格で待つことが苦手
よく遅刻する人の中には、待たされたくないという気持ちが強すぎるあまり、遅れてしまうというケースもあります。
せっかちな性格で、とにかく「先についてしまって、誰かを待っている」状況を避けようとして、到着が遅れがちになってしまうことも。
人気店の行列に並ぶのが嫌いな人によく見られるパターンの一つです。
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遅刻する人の特徴6. スケジュール管理ができていない
ダブルブッキングをしてしまっていたり、どれだけ上手く交通機関を利用しても、到底時間通りにたどり着けない状況を作ってしまうのも、よく遅れる人の特徴の一つ。
スケジュール管理がだらしないために、仕事を詰め込みすぎたりすることが原因で、遅刻してしまう人のケースです。
楽観的な「なんとかなる」という考えで予定を立てるものの、結局上手く行きません。
遅刻する人の特徴7. マメに連絡をするのが得意じゃない
遅刻する人は、遅刻することが確定的な状況でも、きちんとした報告やアナウンスをしないことが多いです。
社会人として、また仕事をする上で、基本的なルールを守れていないケースがよく見受けられます。
相手の立場に立てていないことが原因となっており、迷惑をかけているという認識が薄いことも珍しくありません。
なぜ遅れてしまうの?遅刻癖が改善しない原因とは
よく遅刻する人は、その時は反省する素振りを見せても、繰り返してしまうことが多いです。
次に、遅刻癖がある人がなかなか直すことができない理由について4パターンご紹介しますので、自分に該当する点がないか確認してみましょう。
遅刻癖の原因1. 計画性がないから
遅刻した直後は謝罪をして、申し訳ない気持ちに一時的になっても、心のどこかで「自分以外にも原因がある」と考えていることがあります。
きちんとした計画を立てていないからこそ、交通機関の遅れや少しのトラブルで遅刻してしまうということに気が付けていません。
自分のスケジュール管理を計画的に設定できないため、何度も遅れてしまうことになります。
遅刻癖の原因2. 待ち合わせ相手との約束を軽視しているから
遅刻癖のある人は、そもそも時間通りに到着するべきものだという認識が薄いという特徴があります
そのため、その時は形式上は謝ってはいるものの、遅刻癖を直すための努力を一切していないことも多々あるでしょう。
相手のことを考えておらず、最悪の場合、人間関係自体を軽視してしまっているというケースもありますよ。
遅刻癖の原因3. 遅れても謝罪すればいいやと甘えた気持ちがあるから
今まで誰からも本気で怒られたり、遅刻癖を直すべきだと強く指摘されたりしたことがないことも、遅刻が直らない原因の一つとして考えられます。
「遅刻したら、その時に謝って済ませばいい」という認識が染み付いてしまっているのでしょう。
仕事を始めたばかりの人や、会社に何度も遅れてくる新社会人などによく見られる傾向ですよ。
遅刻癖の原因4. 心のどこかで「行きたくない」と思っているから
対人関係など、何かしらのトラブルがあり、仕事や会社に行くことがストレスに感じてしまっている場合もありえます。
当人も認識していないレベルで体が拒否反応を示しており、現実逃避をしようとしている状態です。
悩みを抱えすぎていて、何をしていても憂鬱な気分が取れない時に、よく起こるパターンの一つになります。
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遅刻癖が直らないと起こり得るデメリットとは
遅刻することは、それ自体が相手に迷惑をかける行為ですが、改善せず放置するとなおさらよくないデメリットが発生します。
遅刻癖を直すことができないと起こる可能性のある出来事の中で、代表的なものを3パターンご紹介します。
デメリット1. 相手からの信用を失う
社会人として、毎朝決まった時間に会社に行くことは、信用を保つための基本中の基本です。
また、相手が彼氏や彼女、仲のいい友人であっても遅刻し続けてしまうことで、段々信用されなくなってしまいます。
信用を失うことで、だらしない印象を与えて周りから頼られることがなくなり、最終的には誰もまともに付き合ってくれなくなるでしょう。
デメリット2. 恋人や友達の貴重な時間を奪ってしまう
遅刻する行為は、相手を不快な気持ちにさせるだけのものではありません。
たとえ相手が彼氏や彼女、仲のいい友達などフランクな関係であっても、予定を組んでいる以上、待たせている時間を拘束している状態になります。
貴重な時間を遅刻する人が奪っていることになるので、重大な迷惑行為であるということを認識しましょう。
デメリット3. 時間が守れないと自己嫌悪に陥りやすくなる
寝坊や自分の計画管理の不備などによって、遅刻をしてしまうと、自己評価も下がる傾向にあります。
そんな「自分は時間を守ることもできない」という認識を何度も味わってしまうと、自己嫌悪に陥ってしまうことも。
何をやるにもやる気がでずに、仕事や恋愛にも影響が及び、モチベーションが下がる危険性がありますよ。
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遅刻する癖を改善して克服しよう!遅刻癖を直す方法をレクチャー
遅刻や寝坊が続くと、周りの人との付き合いにも悪影響が及ぶため、ぜひとも直す努力をしましょう。
なかなか自分では直すことができない人におすすめの遅刻癖を克服する方法を5パターン紹介します。
遅刻癖の直し方1. 日頃から10分前行動を意識して習慣化してみる
まずは毎朝の準備や、仕事のスケジュールに対して、「だいたいこのくらいで間に合うだろう」という感覚をなくしましょう。
時間管理を徹底的に見つめ直して、いつもより10分前倒しで行動するように心がけてください。
そういった送れないように対策した行動を習慣化してくと、余裕を持ったスケジューリングが可能になります。
遅刻癖の直し方2. 遅刻したら相手からの信頼を失うと思って行動する
遅刻をすることに対して、危機感を強めることも効果的な方法です。
このまま遅刻癖を放置することで、「友人や恋人を失ってしまうかもしれない」ということは十分ありえることだと再認識してください。
一度信頼を失ってしまうと、どんな言葉で謝罪しても取り戻すことは難しいですよ。
遅刻癖の直し方3. 待ち合わせまでの段取りを事前にしっかり決めておく
スケジュールを計画通りにこなすために、細かな点も余裕を持って設定しておきましょう。
例えば電車の乗り換えのための時間など、多少のトラブルに巻き込まれても大丈夫なようにするのが大切なコツです。
ざっくりとしか決めていないと、予測していない事態に巻き込まれた時に、慌てて冷静な判断ができなくなってしまいます。
遅刻癖の直し方4. できるだけ早寝早起きの習慣を身につける
寝坊しがちな人は、根性で毎朝起きるのではなく、生活習慣全体を見直しましょう。
早起きが苦手であるならば、やはり早く寝ておくことが、シンプルかつ最も効果的な方法になります。
ベッドの中で、スマホをいじったり、テレビを見続けてしまう癖があるなら、しっかりと時間を決めて、睡眠時間をコントロールすることで、寝坊は減りますよ。
遅刻癖の直し方5. こまめに時間を見る癖をつける
仕事や準備に集中するあまり、つい時間を忘れてしまうことがある人は、確実に改善することをおすすめします。
最初は難しいかもしれませんが、意識して時計を見ることを習慣付けることで、周りが見えなくなる状態を直すことは可能です。
こまめに時間を見る癖がつけば、今自分が何を優先するべきかがはっきりしやすくなります。
遅刻癖がある人へ読んで欲しいおすすめの本3冊
重度な遅刻癖があって、一刻も早くどうにかしたいのであれば、専門の書籍を読むのも効果的です。
最後に、遅刻癖がある人に読んでほしいおすすめの本をご紹介しますので、気になるものがあれば読んでみましょう。
おすすめの本1. 『遅刻・締切 いつもルーズな人のクスリ』野口 哲典著
やるべきことの優先順位のつけ方や、科学的に優れた睡眠方法の取り方などが詳しく紹介されています。
特に、後半部分に睡眠に関する記述が多く、科学的なデータも豊富なので、寝坊してしまいがちな人に特に読んでほしい本です。
Amazonで詳細を見るおすすめの本2. 『なぜか、いつも遅刻してしまう人、しない人』ゆうき ゆう著
睡眠に関する情報から、時間感覚が人によって差が出ることまで、遅刻に関する情報が網羅された本です。
遅刻をすることで、相手にとってどれだけの負担を強いることかも詳細に書かれているので、時間にルーズな感覚が消えない人におすすめ。
Amazonで詳細を見るおすすめの本3. 『仕事のギリギリ癖がなおる本』吉田たかよし著
いつも決められた時間に動けず、ギリギリになってからしか動けない人におすすめの本です。
ギリギリ癖は病的なことではなく、ある意味健康的な証拠だという論点で書かれており、ポジティブに改善しやすい本になります。
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遅刻癖のある人の特徴や、おすすめの克服方法をご紹介しました。何度も遅刻してしまうことで、仕事関係の人はもちろん、彼氏や彼女にも愛想を尽かされるのは悲しいですよね。
悪いことだと思いつつも、なかなか直すことができないのであれば工夫が必要です。この記事を参考に、毎朝の準備方法から改善し、信用される存在になってくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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