千葉そごう１０階『韓国食彩 にっこりマッコリ 』の「安東チムダク」 : 韓国食彩 にっこりマッコリ そごう千葉店

例のごとく、余談というか無駄話の多いかもしれないレビューなので、先をお急ぎの方はどうぞ、気になさらずスルー推奨。


先々週も先週も横浜そごうにいて、今週は千葉そごうにいる…。
どんだけそごう好きなんだよ…と自分でも思うのだが、うん。
改めて考えると、好きだな。
生活必需品。
命にはかかわらないが、ないと困る。
大変に困る。
生活ペースが乱れる恐れがある。

そんな、千葉そごう大好きなワタシだが、世間一般の休日の日には、あまりそごう１０階には近づかない。
激混みだからだ。
デパートに家族で来て、じゃあせっかくだから、お昼もそごうで…の家族連れであふれかえっているのだ。
というわけで、基本的には平日を狙う。
実を言うと当初の目的は、この店のお隣にあるベトナム料理の店だったのだが…。
こちらの店の前を通ったら、大変に気になるメニューが出ている。
「本場の味を楽しもう！」「韓国グルメ旅行」と書いてあり、確かに以前、こちらを利用したときにはメニューになかったメニューが載っている。
他であまり見ないメニューが並んでいて気になる。
レギュラーメニューではなく期間限定と思われるのだけれど、期間は書いていない。
一度、通り過ぎて隣のベトナムへ行きかけたが…いや…と思い、引き返して、韓国へ戻ってきた。
アニョハセヨ。
もうすでにあの、韓国料理ならではの辛さを欲している。

ちなみに前回のレビューでも書いたが、ここはひとり利用だと、真ん中のパーテーションのあるおひとり様席に案内される。
コロナ禍で各飲食店で使われていたあれだ。
今は、ほかではあまり見なくなったけど、このパーテーションがあることにより、なんとなくおひとり様空間が守られている感じで、使いやすく、過ごしやすく感じる。
半透明だし、隣の方の食べてる様子も見えるし、なんならこっちも見られるし、目隠し効果はさしてないものの、一応そういう気分になるので、人間の心理というのは不思議だ。


さて。
選んだメニューは「安東チムダク」。出来心により、久しぶりにチヂミが食べたくなり、セットチヂミも注文。

安東市は韓国の中東部エリアで、どうやらソウルから車で３時間ほどかかるらしい。
韓国に行ったことはあるのだが、なにせソウルくらいしか行ったことがない。
韓国旅行のサイトでの紹介によると「韓国の中でも特に儒教文化が色濃く残っていると言われる安東には儒教を学ぶ場であった書院が数多く残されています。」と書かれていて、写真は美しい田舎の風景だった。

チムダクは鶏肉と野菜のピリ辛醤油煮込み。
忘れていたけれど、そういえば友人と初めて韓国に行ったときにチムダクもたべた。
しかも有名で美味しいという店を、延世大学の学生さんと交流のあった、大学の同級生から聞き出してわざわざ行ったのだった。
ググったら出てきた。
店は『鳳雛チムダク』。ソウル市内なので、近々、韓国旅行のご予定がある方はぜひとも行ってみてください。
美味しいです…が、当時の若かりし頃のワタシと友人も、量が多すぎて食べきるのがきつかったので心して挑むよう。

話を戻しまして。
『にっこりマッコリ』の「安東チムダク」。
なぜチムダクが安東市なのだろう…と思ったら、どうやら安東市発祥の料理らしい。
春雨やトッポギみたいなお餅も入っていて、もちもちして美味しい。
じゃがいもも美味しい。
鶏肉入りのピリ辛。
イメージ的には、鶏肉でピリ辛の肉じゃが？みたいな。

セットでつけた海鮮チヂミはもちっとかりっとしていて、美味しい。

提供もスピーディーでお店の方の感じもよくて良い。
なにより、かつてのワタシのような、おひとり様恐怖症な方にも、比較的利用しやすい。
ちなみに今のワタシは、むしろ率先しておひとり様行動をしているけれど。

☆は前回よりもアップさせた。
美味しい。
かなり美味しい。
千葉駅界隈で韓国料理なら、もうワタシはここに来ようと思う。
最初は、「そごうに入っているチェーン店の韓国料理」とやや偏見があったことをお詫びしたい。
ガチ韓国。
がっつりな辛さで、辛さ欲も満たされた。
大変満足。
それにしても、この「韓国グルメ旅行」メニューはいつまでやっているのだろう。
ほかのメニューも食べたいので、また行こう。


【お会計】
チムダク＠１３００
セットチヂミ＠４５０
計＠１７５０(税込)

余談多し。
お忙しければ、無理にはすすめない。

ということで、お暇な方はどうぞ。
少しはお役に立てたら幸い。

最近、すっかりカレーカレーカレーと、ひとり外食ランチはカレーづいていたけれど、辛いもので言ったら韓国料理も好きだ。
好きなんだが、数年前に、新大久保で友人と張り切って、がっつりな韓国料理に行ったら、食べ過ぎか、はたまた働きまくった年末で疲れがあったせいなのか、食後に謎の体調不良を起こした。
別に食べたもののせいではない。
なぜなら、友人は異常なぐらい元気なままだったからだ。
そんなこんなで、わざわざ、あの界隈には普段近づこうとしない、このワタシが張り切って飲み歩く気満々で行ったのにもかかわらず、ランチのみで早々に、友人に詫びて退散するという、苦い思い出がある。
韓国料理というと、その思い出が頭をよぎる。
頭をよぎるが、ワタシは韓国ドラマも韓国料理もすきなのだ。

最近、韓国ドラマも見てなかったのだが、今、放送している二階堂ふみさんのドラマを見ていたら、韓国料理を食べたくなった。
まあ、内容はぜひ見ていただくとして。
相手役が韓国の方で、役柄はデリバリーのバイトをしている韓国人留学生って設定だから、１話で次々と韓国料理が出てくる。
テレビに影響されやすい自覚のあるワタクシ。
例の思い出はやはり頭をよぎるが、あれは自分の体調のせいだと思う。
それに、ランチくらいなら平気だ。
あれはやはり食べ過ぎたんだろう。たぶん。
ということで、千葉駅界隈で韓国料理の店を探せども…どうにも正直言ってピンとくる店は、実はなかった。
といって、新大久保に一人で遠征する気も起きない。
とりあえず、まあ今回は、千葉そごう内の韓国料理にいってみるか…ということで、こちらの店。

千葉そごう１０階。
ちなみにだけれど。
平日ランチ時の千葉そごうレストラン街混雑状況。
平日だし大丈夫かと思いきや、そんなことはない。
ワタシの予想よりかは少なくとも混んでいた。
特に長蛇の列だったのは、自然食っぽい和定食を出す店。
やはり平日利用者はある程度、上の方の年代が多いからか、その世代になじみのある料理の店は混んでいる印象。
そういうことで言うと、韓国料理は今ではずいぶん浸透してきてはいるけれど、まだなじみが薄いのかもしれない。
時間的には１１時半くらいだったが、まだ随分と席に余裕があるようだった。

通されたのは、間を半透明のボードで仕切ったお一人様席。
ワタシの気分は、すっかり石焼ビビンバだったんだが、メニューを見ていて、聞いたことのない料理名があったので、それにした。
「タットリタン」
「タッカンマリ」は韓国でも食べたので知っている。
タッカンマリは辛くない鶏肉まるまる一羽の鍋だったけれど、タットリタンは鶏肉ピリ辛鍋。
これとご飯とおかず４種つきのセット。
ちなみに。
ワタシはまあまあな空腹だったので、中にしたけど、ご飯は大・中・小を選べて、ご飯少なくしたい方にもよき。
食べ物を残すのは罪悪感を感じる。
なので、量を調節してくれるって言うのは、素晴らしい。
フードロス問題。
現代の大問題だ。
それはそれとして。
タットリタン。
美味しい。
しっかり辛いし、食べ応えある。
みなさん、純豆腐とかコチュジャンチゲを選びそうだけど、タットリタンもおいしいので忘れないで。

そうそう。それと。
韓国ドラマを見たことある方なら、だれでもわかると思うんだが、あの柄の長い銀色のスプーンとお箸で、こちらの店は食べられる。
ワタシ的には、韓国料理は、あれで食べなきゃだめだろうと思っている。
実際のところ、使いやすいかというと、使いにくい。
日頃使っているものより、スプーンは無駄に柄が長いし、お箸は長いし、すべる。
それでもあれで食べたいし、韓国料理屋なら、どこでも置いてると思っていたんだが、以前、東京駅界隈の韓国料理店にはいったら、ごく普通に見慣れた日本の箸だった。
あちらも商業施設内の韓国料理屋ではあったけれど。
地味なこだわりだが、まあまあ重要。
いや。
結構重要。
ということで、百貨店内の韓国料理屋だけれどこちらの『にっこりマッコリ』、想像してたよりもかなり満足。
店名のセンスは正直、どうかと思うが、ご愛敬だ。
　
最後の余談。
韓国に行きたい。
台湾も行きたい。
ラスベガスは行くかもしれないけれど、未定。
とりあえず韓国行きたい。
あーーーーーーーーーーーーーー。
だがしかし。
パスポートが去年の夏で切れていた…という悲しいお知らせ。


【お会計】
タットリタン定食　＠１４５０(税込)