◆テイクアウト専門店◆シンガポールが詰まったお弁当 : Mr.Chicken Kei Hanten Ekyuto Higashishinagawa Ten

ＪＲ品川駅改札内の商業施設『エキュート品川』にあるアジア料理のお弁当店です。

本店は、北品川にあり五反田にも支店があるアジアン屋台のお店が手掛けるお店ですね。

雑多なリアルな本場っぽさよりも、アジアのリゾート的な感じをイメージさせるような女性ウケしそうな雰囲気のお店です。

売っているのは、シンガポール料理を中心にタイ料理を加えているラインナップで、インドネシア料理の定番も少し扱っています。
他店同様に前回利用したときより、少し値上がりしていますね。
お弁当類は９００円前後が主力価格帯です。屋号のとおり、シンガポールチキンライスがメインになっており、定番のチキンライス弁当（蒸し鶏）（８１０円）だけでなく、チキンライス弁当（揚げ鶏）（８６４円）や両方が楽しめるチキンライス弁当（蒸し＆揚げ）（９１８円）もあります。
ちょっと高めの盛り合わせは、シンガポールコンボ弁当（１，１８８円）とタイコンボ弁当（１，１８８円）。他にパッタイ弁当（９１８円）、ナシゴレン（８６４円）、ミーゴレン（９１８円）などがありますね。

いただいたのは、
■シンガポールコンボ弁当（１，１８８円）
お店のイチオシ、看板メニューでしょう。
お店の定番料理であるチキンライスは、揚げと蒸しの両方が入っています。
それに加えて、シンガポールで有名な煮込み料理のビーフレンダンが入ります。
ビーフレンダンは、マレー半島のイスラム教徒の料理です。
牛肉の煮込みですが、ココナッツミルクベースで、コブミカン（カフェアライム）の葉が入るのでタイカレーっぽい仕上がりになっています。
唐辛子も１本入っているのですが、辛さは強くありません。
牛肉で作った、マイルドなタイカレーという印象ですね。本物はもうちょっと複雑な味わいですが、お弁当で作るならこのぐらいでも十分な完成度だと思います。
特にコブミカンの葉の香りがいいですね。これが香ると、東南アジアの料理としては急にレベルが上がった感じがあります。
チキンライスのほうは、相変わらず完成度が高いですね。
ライスは、ダシで炊かれているので味が濃くて美味しく、単体で食べられるぐらいです。
揚げ鶏は、五香が香り、揚げた香ばしさがあり、単体でも美味しいです。蒸し鶏はしっとり柔らかで食べやすいですね。
ソースが２種類付いてきています。
黒いものは甘さのあるソースですが、焦がしてカラメル風の味にもなっていて、一般的な海南鶏飯のソースに比べると苦いもの。
赤色ほうは、スイートチリソースのような見た目ですが、甘さが無く、ドライに辛いです。
この対比がいいでしょう。
付け合わせにミニトマトとインゲンが入っています。


チキンライスの完成度が高く、お弁当では最高水準だと思います。加えてビーフレンダンがあるので豪華な印象になりますね。さすが、イチオシメニューでしょう。
チキンライス弁当がおすすめですが、予算が許せばシンガポールコンボ弁当のほうがシンガポール料理をより深く味わえると思います。

ＪＲ品川駅改札内の商業施設『エキュート品川』にあるアジア料理のお弁当店です。

本店は、北品川にあり五反田にも支店があるアジアン屋台のお店が手掛けるお店ですね。

雑多なリアルな本場っぽさよりも、アジアのリゾート的な感じをイメージさせるような女性ウケしそうな雰囲気のお店です。

売っているのは、シンガポール料理を中心にタイ料理を加えているラインナップです。
お弁当類は９００円前後が主力価格帯です。屋号のとおり、シンガポールチキンライスがメインになっており、定番のチキンライス弁当（蒸し鶏）（７８０円）だけでなく、チキンライス弁当（揚げ鶏）（８３０円）や両方が楽しめるチキンライス弁当（蒸し＆揚げ）（８８０円）もあります。
ちょっと高めの盛り合わせは、シンガポールコンボ弁当（１，１５０円）とタイコンボ弁当（１，１５０円）。他にパッタイ弁当（８８０円）、チキンガパオライス弁当（８８０円）などがありますね。
単品メニューには、ペーパーチキン（６００円）、春雨エビ炒め（６００円）、生春巻き（６００円）などがあります。

いただいたのは、
■ガイパッポンカレー弁当（８８０円）
鶏肉と玉子炒めのタイカレーです。
松屋の牛めしの持ち帰り用セパレート容器のようになっていて、上のプラ容器にカレー、下の紙容器にライスが入っています。
ライスはタイ産のジャスミンライスで香りますね。炊く際に塩とオイルも少量ですが入れているようで単体でも味があります。
メインのカレーは、玉子を使っているので色合いの割に辛くはなく、旨みのある味わいですね。緑色に見えるのはセロリでこれが独特の風味を出していて、量の割には味の中心にいます。
定番のタイ料理の味わいですね。

■チキンライス弁当（揚げ鶏）（８３０円）
ライスは、ダシで炊かれているので他のお弁当よりも味が濃くて美味しいですね。
鶏肉は、揚げ鶏でソースが２種類付いてきています。
黒いものは甘さのあるソースですが、焦がしてカラメル風の味にもなっていて、一般的な海南鶏飯のソースに比べると苦いものですね。
赤色ほうは、スイートチリソースのような見た目ですが、甘さがありません。ネギやニンニクは入っておらず、カオマンガイのソースとは異なりますね。
どちらも合わなくはないですが、そのままでも十分に美味しい揚げ鶏で、五香が香りますし、ネギと人参の細切りも散らしてあるので、この香味だけでも十分に美味しいでしょう。
付け合わせにミニトマトとインゲンが入っています。

■チャーシューライス弁当（９５０円）
周りが赤く染まったチャーシューを盛り付けたご飯です。
ライスは、カレーと同じジャスミンライスですね。
チャーシューは、煮豚ではなく、焼豚です。赤いチャーシューは紅麹によるもので、広東料理の定番でシンガポールの華僑も広東出身者が多いことからこの調理法が主流です。
程よく脂身があって、力強い味わいですが、薄くスライスしているので重さは感じませんし、食べにくさもありません。
五香の香るソースがかけてあるようで、ほんのりと香ります。
付け合わせには、チンゲン菜を茹でたものと味玉が半分付きます。
味玉は、チャーシューにかけてある五香の香りがする甘いタレで味付けしていますね。


ＪＲ品川駅改札内のお洒落な駅ナカのエキュートのお店なので、材料の割には単価が高めですが、見た目もお洒落で、お洒落さによるフィルターがかかっていますがまずまずの本場度で仕上げてあると思います。
アジア料理好きな女子におすすめのお店でしょう。