1周年記念 : 國廣あげは

赤坂･警固にある國廣あげはさんへ。
開店してから1周年の記念コースということで、内容があげはさんの名物料理のオールスターが揃っています。

日本酒や白州ハイボールも含めての日本酒飲み放題も激アツです！

鮮魚3種盛り合わせは、カンパチ、鯛、タコの内容でした。薬味の種類が多く、色々な組み合わせの食べ方が出来ます。自家製のポン酢や甘醤油はよく刺身に合っています。

自家製ふわふわさつま揚げは、初めて頂きましたが、これも今後リピートしたいメニューの一つになりました。
イメージで言うとふわふわ感を存分に味わえる大きなたこ焼きのようで、中にはタコは入っておりませんが、枝豆の食感のアクセントが良い味を出しています。

旬野菜の素揚げは素材の味を凝縮して活かしてあり、塩等のシンプルな味付けによく合います。
野菜の甘みをそのまま味わえ、素材を美味しく頂ける食感に仕上がっています。
薬味は岩塩、カレー塩、柚子胡椒でした。

うなカツは、あげはさんのメニューの中でもトップクラスにお気に入りのもので、周りの衣のガリガリ感が中のうなぎのふわっとした食感を際立たせます。うなぎの新しい食べ方ですが、個人的にはニュースタンダードになりました。

和牛ロースのタリアータは、サラダ仕立てのお肉料理で、肉は厚めのカットになっており、肉肉しさをしっかり味わえます。
ソースは酸味の効いたソースで脂の乗っているお肉をさっぱりと頂けました。

名物トリッパ鍋も、特に冬の季節にはたまらない一品です。
トマトの出汁が効いたスープは芯から温まり、トマトの旨みを感じます。
トマトの出汁がトリッパに染みると、トリッパの美味しさが更に増し、臭みも消えて、美味しく完成します。
〆のリゾットはチーズたっぷりで、ふりかけた黒胡椒とまるでカルボナーラのようです。
スープの旨みもしっかり感じられ、最高の〆ですね。

出来た当初から伺ったので、あっという間の1周年でした。今後も楽しみなお店の一つです。

警固にある「國廣あげは」さんへ。
店内は大盛況で、活気に溢れていました。

寒い季節になったので、前回頼んでいなかった名物の元祖博多トリッパ鍋を主体におすすめメニューを頼んでいきました。

相変わらず、どの一品一品もお酒が進む美味しいメニューですが、特に今回はうなカツに感動です。
普通うなぎといえば、蒲焼や白焼きの2択なので、カツにするとどのような料理になるのだろうと思っていましたが、これも正解の食べ方の一つですね！
うなぎのふわっとした柔らかい身の食感がカツの衣のサクサク感でより際立ちます。勿論タレや山椒と頂いても大変美味でした。今後もリピート間違いなしの一品です。

そして、名物の元祖博多トリッパ鍋も、冬場にはマストな一品ではないでしょうか。
出汁のスープに、シンプルな野菜とトリッパの構成ですが、トマトのアクセントが効いていて、トリッパの食感がやみつきになりますね。〆のリゾットも含めて1度に2度美味しい温まる一品でした。

季節によってメニューも変わり、楽しいお店です！

地下鉄赤坂駅から警固エリアに徒歩１０分程度の距離にある『國廣あげは』さん。
2022年末に移転のため閉店された「博多蒸し炉端　國廣」さんが移転を終え、「蒸し國廣　春吉」に続く、揚げ物の料理に力を入れた店舗がこちらになります。

店内はカウンターとテーブルが３つほどで小ぢんまりとしています。
メニュー表の最初に使っている油のこだわりも書いてあり、揚げ料理のメニューが主体でした。全体を通して油っこくなく、食べやすく入りやすい揚げ料理が多かったです。

お通しはホタルイカとワカメの酢味噌和えで、お酒に合うさっぱりとした味わいでした。ワカメの食感も良かったです。

次に今が旬の生アスパラスティック。生でアスパラガスを食べる機会はあまり無く、珍しさとオススメされたので注文しました。筋感無く、瑞々しさを感じる一品でした。３種の薬味につけながら頂くので味の変化も楽しめます。結構大きいので、２人で１本でも丁度良いくらいでした。

グリーンサラダも野菜のチップスが入っていて一工夫凝らされた一品でした。野菜のチップスの甘みがサラダの良いアクセントになっていて、普通のサラダと思って注文したので、良い意味で裏切られました。

野菜の素揚げは、可愛らしいサイズで色とりどりのお野菜が盛り付けられていました。それぞれのお野菜のおいしさを最大限引き出した揚げ加減で、どのお野菜も味が濃くて美味でした。特に佐賀のレンコンが食感・味ともに印象的でした。

ソフトシェルクラブの唐揚げは、厚めだけれどカリッとした衣が、ジューシーな油と甘辛いタレをしっかり含んでいました。身のぷりぷり感とミソの旨味はもちろん、柔らかい殻にも旨味があり、大変美味でした。

オマール海老は、塩焼きとガーリック焼きを選択できるスタイルでした。熱々に焼き上げられたオマール海老は大ぶりでかなりのインパクトがあります。香りよくもちろんその身のおいしさは折り紙つきで身の弾力がたまらない一品です。余すこと無く食べたくなる虜感がありました。

新じゃがいものニョッキは見た目よりフワフワした食感でじゃがいもの甘さを感じました。濃厚なチーズのソースはニョッキによく絡み、ソースだけでもお酒が進む味でした。

写真にはありませんが、揚げおにぎり茶漬けも注文。
何となく焼きおにぎり茶漬け的な和風のものをイメージしていましたが、洋風の要素が強く、ライスコロッケをスープ仕立てにしたような見た目と味わいです。イカスミのコクや黒トリュフの風味、中のチーズがまた更に美味しさを一段と引き立て、〆にふさわしい美味な一品でした。

店主と女将の雰囲気が非常に良く、楽しい空間を作り出していました。料理も揚げものを中心に美味しく、通いたくなるお店です。