カジュアルでコスパも良いイタリアンな居酒屋さんで軽く一杯♪ : どさんこダイニングD

１月の三連休に札幌に行った際に夕食を兼ねて軽く一杯と思って、利用したお店が、
「イタリアン居酒屋　ＤＯＳＡＮＫＯ・ＤＩＮＩＮＧ・Ｄ」さん
でした。
こちらは店名が示す通りの居酒屋さん寄りの気楽な雰囲気のコスバ良いイタリアン・トラットリアって感じのお店でした。
お店の場所は『国道３６号線　札幌駅前通り』の道沿い、『地下鉄南北線　中島公園駅』から少しすすきの方面に行った『鴨々川』の『藻山橋』を渡る直前の所にありました。
入店時間は１８時５０分。
この時点での先客は誰もいらっしゃいませんでしたが、直ぐに予約客のカルテット客が１組訪れておられました。
こちらのお店の席数はキッチン前のカウンター席４席、四人テーブル３脚が有りました。
私はカウンター席の一つに通され着席です。
着席後、まずは乾いた喉を潤そうと思ってドリンクからオーダー。
１．「角ハイボール」￥４４０
今日はガッツリって気分でもないので、これくらいにしておきましょう。
続いてフードもオーダーしていきます。本日は以下の三品をオーダーしました。
２．「タコの唐揚げ～バジル」￥６００
「タコの唐揚げ～バジル」は、横幅最大２２ｃｍ、縦幅最大１２ｃｍの楕円形のウッドプレートで提供されています。
お皿の半分にタコの唐揚げが油取り紙が敷かれた上で乗っかっており、もう半分にはイタリアンドレッシングがかけられたレタスが少々盛られていました。
タコの唐揚げの数は１１個。
タコの唐揚げ一個の大きさは横３ｃｍ、縦２ｃｍ、厚み１ｃｍくらいだったでしょうか。
衣は小麦粉主体ですかね？そこに卵黄やミルク、メレンゲなんかが使われていそうな気がしました。気がしただけかもしれませんがね。その他に衣の中にみじん切りされたバジルも練り込まれていました。衣は柔らかくもサクサク感も多少はある衣でしたが、これは唐揚げと言うよりもフリットって感じの衣でしたね。まあ、イタリアンのお店なんだから当然そうなるのかな？衣の中に練り込まれていたバジルの爽やかな苦味もタコによく合っていたと思います。
そのタコはプリプリッモチモチッとした適度な弾力がある噛み心地。タコ自体の旨味はそれなりだったかなぁ。
若干塩気が高い気はしましたが、美味しいタコの唐揚げと言うかタコのフリットでしたね。
３．「カマンベールチーズとトマトのアヒージョ」￥８８０
この「カマンベールチーズとトマトのアヒージョ」なんですが、白い長方形の陶器のお皿の上にアヒージョのスキレットが乗っかり、その横にバゲット４枚が添えられるように置いてありました。
上記の通り、この「カマンベールチーズとトマトのアヒージョ」は直径１４ｃｍ、深さ３ｃｍの柄付きのスキレットで提供されています。
スキレットの中の中央に八分割にカットされたカマンベールチーズが鎮座しています。カマンベールチーズの直径は８ｃｍ。
そして、そのカマンベールチーズの回りに丸々一個の赤色と黄色のミニトマトが交互に各々３個ずつ、合計６個が丸く円を描くように並べられていました。
なみなみと注がれているオリーブオイルの中にはみじん切りされたニンニクと輪切りされた赤唐辛子が割合たっぷりと入っています。なので、オリーブオイルの味付けとしてはニンニクのパンチ力と赤唐辛子のピリ辛さがなかなかに高い方のアヒージョでしたね。特に辛みは若干高めだったかな。でも、塩胡椒な感じは全くしなかったですね。
トロトロに柔らかくなったカマンベールチーズの風味と旨味とコクと塩気とオリーブオイルの中のニンニクと赤唐辛子の加減が絶妙でベストバランスの味付けでしたね。ミニトマトの酸味が加わるのまた少しだけ味覚が変わって良かったと思います。
上記の通り、デフォルトで用意されていたバゲットの数は４枚。自家製のバゲットなんだそうてす。カリカリに硬めのバゲットは１ｃｍ厚くらいにスライスされていました。
このバゲットをオリーブオイルの中に浸してから、その上にトロトロに蕩けるカマンベールチーズとミニトマトを乗っけていただくとなかなかにウマッ～でしたね。
４．「マリナーラ」￥７７０
キッチンの中には業務用のガス式と思われるピッツァ釜も有り、これで一枚ずつ焼かれていました。
ピッツァは直径２５ｃｍくらいの大きさの白い陶器のお皿で提供されています。
ピッツァの大きさも直径２５ｃｍくらい。宅配ピザで言うところのＳサイズですね。六分割に予めカットされていました。
鮮明な赤色のトマトソースが生地全体に塗り込められ、その中にスライスされたニンニクもたっぷりと散らされていました。
まだ半生感の残るニンニクの強めのパンチ力に若干酸味の強いトマトソースがピッタリ。私の好みで言うとチーズの入っていないマリナーラが一番好きなピッツァなんですが、こんな感じにトマトソースの酸味とニンニクのパンチ力が高い味付けがその中でも最も好きな感じのピッツァの味付けですね。
ピッツァの生地は縁が若干盛り上がっていたので、これはナポリ風のピッツァの生地って事で良いのかな？
ただ、縁の膨らみの中にもギュ～ッと生地は詰まっており、生地の中央部もギュ～ッと詰めながら薄く伸ばした感じする生地でした。こんな感じの作りだと重そうな生地の感じがしてしまうのですが、実際にいただいてみるとそれ程重さを感じませんでしたね。食べ応えと生地の重さのバランスが程好いと思える生地だったんじゃないでしょうか。
そんな感じに１時間弱ノンビリ飲み食いしてからお店を後にしました。
カジュアルで普通の居酒屋っぽく気軽に使えるイタリアンのお店でしたね。フードも美味しくコスパも良かったと思いますよ。