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店名 |
手打 入福(イリフク)
|
---|---|
ジャンル | そば |
お問い合わせ |
011-751-8210 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 |
このお店は「札幌市中央区北1条東6丁目10」から移転しています。 |
交通手段 |
市営地下鉄東豊線東区役所前駅より徒歩約10分 北13条東駅から718m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
15席 (カウンター7席、4人掛けテーブル2) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可(未就学児可、小学生可) |
公式アカウント | |
オープン日 |
1977年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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2010年6月に食べログを始めて早や8年超え。。。開始当初の目標だった1000件レビューの通過までは案外速かったのですが、その後はペースダウン、そして今回、ようやく「2000件レビュー」を迎える事が出来ました。その間、決して多くはありませんが、大小オフ会への参加、名だたるレビュアー様との交流も楽しませて頂きました。そして500レビュー単位の所謂「キリ番」では、普段はあまりふざけない私の自己満足的ではありますが、工夫を凝らして面白おかしくレビューしてきました。但し、今回は皆さまに感謝しつつも、淡々とレビューする事とします(笑)
私が大好きな蕎麦。今では様々なジャンル・カテゴリーがあります。手打ち、機械打ち切り、製麺所仕入れ系、大衆系、本格系、趣味・同好会系、高級系、和食割烹系、蕎麦食堂系、ジャンク系、立ち食い系、ファミレス系等々。。。
そもそも蕎麦はそれぞれの郷土・農家で米替わりに食べられていた田舎蕎麦だったり、江戸屋台での「そばがき」が世に広がり(正確に言えばまだ昔)、後に「蕎麦切り」が現れたりと、庶民のものでしたし、それは現代においても同じに思います。文化レベルの発達向上と共に、蕎麦の楽しみ方のバリエーションが増えただけで、美味しさ、クォリティの優劣はあれども、先に述べたカテゴリーによる優劣は無いと思います。自分の気に入った蕎麦こそが、最高の蕎麦のなのです。私が一番好きなのはやはり本格派手打ち蕎麦なのですが、現在圧倒的に件数が多いのは、地域に根付いた大衆蕎麦屋さんでしょう。
今回レビューするのもそんな大衆蕎麦の人気店。オフィス街にポツリと店を構える、古くて小さなアットホーム店。人気店で、11時の開店から、次々と近所の住人やオフィス街のサラリーマンが出入りしており、店内にも活気があります。
私は初訪問の蕎麦屋さんでは、九割九分「もりそば」を注文します。何故ならば、シンプルにその店の蕎麦、そして汁(つゆ)の本質を知る事が出来るからです。しかしながら、若干ながら例外もあります。それは大衆系蕎麦店で多いのですが、圧倒的人気メニューだったり、オリジナリティのある看板メニューがある場合です。こちら「入福そば店」は、店名を冠にした「入福そば」が圧倒的に人気のようでした。
■入福そば(冷) 700円
いわゆるぶっかけ種物そばで、このタイプは、暑い夏、本能的に脳と体が欲しがるスタイルですね。丼の中の蕎麦の上にはこれでもか!って感じで、天かす、刻み海苔、葱、ワサビ、卵黄が敷き詰まっており、海苔をこぼさずに蕎麦を手繰るのは困難です(笑)
蕎麦は、太目平打ち系、コシは柔らかめで、ややマッティ(若干モソっとした)な食感です。ワシワシと噛みしめて風味甘味を感じるタイプでそこそこの味わい。汁(つゆ)はサラリ甘目の昔風、煮干し系のほろ苦さもほんのり。これだけではやや物足りなく感じるイメージなのですが、圧倒的な分量の薬味、ワサビが上手にカバー。意外にバランス感が良いです。卵黄を割らずに気を付けながら蕎麦を手繰り進め。。。終盤戦で卵黄を割り絡めて。。うん!美味い。一つ言うならば、もう少し冷たく〆られて提供されると、暑い夏にはよりスッキリと手繰れるでしょう。蕎麦湯はシンプルに白濁の茹で汁です。
大衆系ながら、ご飯ものを置かない「手打ちそば専門」。もりそば600円ですから、決して激安店では無いのですが、お値ごろ店とでも言おうか。。中盛や大盛のボリューム感が相当なようで、しっかりお腹を満たしたい派にも十分に対応。蕎麦の提供も早いので回転も良くそれ程待ちません。男性を含めたスタッフの対応も心地良いものでした。常連さんが、おばちゃんと日常の会話しながら蕎麦楽しみ、ササっと蕎麦を手繰ってお会計。。そして新たなるお客が来店。。上手く循環しています。例えるなら「店とお客の好連携の演出」。地域に根付いたアットホームな良店ですね。