古平町の隠れた名店。いちい鮨さんの上にぎり　1,500円♪本鮪の赤身が絶品♪ : いちい鮨

古平町。観光客向けの高級（高価）なお店が多い中、
こじんまりとお値段も抑えめで営業されているいちい鮨さん。
前回食べた「お好み4色丼」が美味しかったので伺いました♪


この日は、
ふるびら温泉しおかぜでひとっぷろ。入浴料は550円。
こじんまりとしたサウナ、何とも言えないぬるさの水風呂がイイ感じ。
内湯は茶褐色のナトリウム泉　41～2度と循環風呂の二種類。
露天は茶褐色の温泉でぬるめ。39度～40度ぐらい。

地元のおじいちゃんやおばあちゃんが多いけど、あずましい温泉。
7月18日～サウナの工事をするみたい。広くなればいいなー。


湯上りポカポカ。
施設から車を走らせること7～8分。
いちい鮨さんへ。　駐車場はお店横に2台分停めるスペースがあります。
空きがない場合はお店の方に伺うと教えてくれます。


個上がりが2席とカウンター4席の本当にこじんまりとしたお寿司屋さん。
個上がりが埋まっていたので空いているカウンターへ通されます。


前回は丼ぶりものだったので、
今回はカウンター席だし握りを楽しもう♪

・並生にぎり　1,100円
・上生にぎり　1,500円
・特生にぎり　1,900円
・極上生にぎり　2,300円

極上でもなんと2,300円！！


・・・。
それぞれのネタを見て、上にしよう。
もう一人の同行者も同じ上にして、

もう一人はお好み4色丼（イカ、本鮪赤身、トビッコ、ズワイガニ）1,450円をオーダー。

◎　上生にぎり　1,500円　全9カン

・シャリ
⇒ほんのり甘め。握りはやや大きめ食べ応え十分。
お米が少し固めで自分好みのシャリ。
欲を言うならばもう少し酢がしっかり効いた方が好きですが、
この価格であれば文句ナシ。


・ホタテ
⇒甘みのある美味しいホタテ。

・サーモン
⇒身厚のサーモン。　結構美味しい！

・甘エビ
⇒甘いだけじゃなく、ほどよい弾力が良い感じ。

・カニ
⇒塩気控えめで甘みのある美味しいカニ。

・イカ
⇒弾力しっかり、切れ目が細かく入っているので食べやすい。
噛みしめると甘みが出てきて美味しいイカ。

・本鮪赤身
⇒群を抜いて美味しい！！
程よくとろける、旨味が口全体に広がり食べ終わった後にも余韻が残る。
こちらのお店鉄火丼が1,700円なので、ここまで美味しいマグロが沢山食べられるなら次回頼んでみたい。

・ホッキ
⇒海苔で巻くスタイル。　ホッキも美味しいが海苔が美味しい。

・トビッコ
⇒たっぷりのとびっこ。　少し水っぽさはあるものの
美味しいとびっこ。　　やっぱり海苔が美味しい。

・いくら
⇒お寿司やさんのいくらって、どうしてこうも美味しいのだろう！！
プチプチ感最高！　醤油味も濃すぎず、好みのイクラ。
で、この海苔との相性もピッタリ。

・お吸い物
⇒少ししょっぱめ。
シャリが甘めなのでこのしょっぱさは丁度良いかな。


大将と奥様（多分）でやられているこじんまりとしたお寿司やさん。
やはり古平町の穴場といえるお店でしょう。


また伺います♪

古平町。漁師町の古平町には海鮮を扱うお店が多い。
が、観光客向けのお店も多くそちらはやや割高な印象。
今回伺ったいちい鮨さんはリーズナブルかつ海鮮丼以外のメニューもお得に味わえちゃうのがGood♪

2022年2月上旬現在　食べログで3.08の評価
自分的にですが、食べログで埋もれた名店！と言ってもいいぐらいにとても良いお店でした♪


この日は「ふるびら温泉しおかぜ」へ。
10時開店なので少し外で待ち入館。550円。
サウナは3名ぐらいしか利用できないですが、97℃ありストーンサウナでじっくり汗が出て気持ち良し。
STVラジオを聴きながらってのも悪くないですね。　水風呂キンキン。
温泉は100％かけ流しで有馬温泉金の湯や、北海道の十勝岳温泉凌雲閣を彷彿とさせるような金色温泉（鉄分が酸化したものだろう）
少し熱めでサウナと共に汗を流せる良いお湯。　お客さんはほぼ地元の高齢者。
大声で話をしたり、外様を見るような視線を浴びますが（被害妄想？笑）
そういったものが気にならなければいい温浴施設です。

1時間ほど温浴を楽しみお昼ごはん。

事前に調べて決めていた「いちい鮨」さんへとやってきました。
駐車場はどこかは分かりませんでしたが、軽自動車なので道路にはみ出ることなくお店前に停めることが出来ました。

ちょっと高級そうなお寿司やさんのような入口から店内へ。
大将と奥様（？）だろうか。
感じよく出迎えてくれた。先客は0。
2名で伺ったが、カウンター席数席、個上がり3卓（2卓だったかも？）お好きな方へどうぞ。と言われたものの
握りではなく丼ものをオーダーするつもりだったので個上がりを選択。
個上がりは掘りごたつではなく座敷席だ。


メニューを眺める。
古平町出身の店主は、地元に愛されるお店を目指しているのだろう。
価格がどれもリーズナブル。
食事系で一番安い「玉子丼」は550円。
「親子丼」や「肉丼」600円、「かつ丼」ですら750円と町の定食やさんと思える価格設定。

握りも並は1,050円。一番高い極上ですら2,250円と安い。
並のネタは、マグロ赤身、イカ、サバ、タコ、サーモン、エビ、玉子焼、ホタテ、トビッコ　9カン。
極上のネタは、中トロ、アワビ、数の子、つぶ、白身魚、カニ、サーモン、エビ、ホタテ、ウニ、イクラ　11カン。

これは握り食べるなら極上を頼みたくなりますね。

海鮮丼は並が1,150円で極上が2,350円。　丼ものだとシャリの量が多いからか握りに比べ＋100円ずつ高いのだがそれでも十分安い。
積丹含めた近郊の観光向けのお店であればこちらの並クラスが2,000円を超えるお店もあることを考えると大変リーズナブルだ。


メニューは眺めたが注文するものは実は既に決まっていて、
ネタを選べる「四色丼」　価格はネタによって変動する。
こちらのお店は三色丼と四色丼があるが、
同じネタだが価格設定が少し違う。三色丼用はネタが50円～100円高く設定されている（ネタの量が違うのかは不明）

以下選べるネタたち

三色丼用350円　四色丼用300円
・トビッコ
・イカ
・たこ

三色丼用400円　四色丼用350円
・サーモン
・サバ
・ほっき貝
・ほたて

三色丼用450円　四色丼用400円
・つぶ
・えび

三色丼用550円　四色丼用450円
・ひらめ
・あなご
・まぐろ赤身
・いくら

三色丼用600円　四色丼用500円
・ズワイガニ
・数の子

三色丼用900円　四色丼用800円
・中とろ
・あわび

選べるネタは17種あり、
最安になる構成は三色丼でイカ、たこ、とびっこ　350円×3種で1,050円
四色丼であれば、イカ、たこ、とびっこ、ほたて　300円×3種で1,200円

だが、最安を海鮮丼を狙うぐらいなら選べる三色や四色丼ではなく、
1,150円の並海鮮丼を選択したほうが良さそう。
並のネタは「マグロ赤身、イカ、サバ、タコ、サーモン、エビ、ホタテ、トビッコ、玉子焼き」
こちらの方が色々なものが食べられて満足度は高いだろう。


三色丼や四色丼のような、いわゆる”勝手丼”の醍醐味は
自分の好きなネタだけを選べるという自由度の高さが一番重要！！
とはいえ、食べたい好きなネタだけを突き詰めたら・・・。

四色丼ｰあわび800円、いくら450円、マグロ赤身450円、中トロ800円　→2,500円となってしまう。
ここまでやるなら2,350円の極上海鮮丼でいいよねってなっちゃいます（笑）


何事にも考えすぎな自分が選んだのは・・・

◎　四色丼　　　　　　　　選んだ理由
・サーモン　350円　→　ご飯がすすみそう。
・いくら　450円　→　いくら大好き！これは外せない。
・ひらめ　450円　→　漁港だし、新鮮なヒラメが食べられそう。
・イカ　300円　→　今の時期余市でヤリイカが揚がっているし　美味しいイカだと嬉しいな。

計ｰ1,550円。
同行者は私の構成と似ていて、
サーモンがマグロの赤身450円に変更したもので他は一緒だった。

先客も後客も居なかったが10分ちょっと待ち配膳。


丼ものと、お吸い物が運ばれてきた。

お米は新潟産のコシヒカリを使用、お醤油はお出汁で割っている。
お吸い物も減塩で身体に良い味付けにしているというこだわりがあるようだ。

撮影はしなかったが、メニューには各メニューの栄養価が記載されているのも面白い。


★　四色丼　1,550円（サーモン、ひらめ、いくら、イカ）

まずはお吸い物から頂く。

減塩と書いてあったが、丁度よい塩味加減。　少し濃いぐらい？
ん？違うな。　マイタケの出汁がかなり効いている。

マイタケのいい香りがして美味しいお吸い物だ。


続いて丼だ。
選んだ四種のネタ以外に玉子焼きと大葉一枚、ガリが付いてくる。


自分が選んだネタとはいえ、どこから攻めるか悩む所。

まずはイカから。

◎　イカ
⇒　美味しい！！
水っぽさ、ゴム感　そういったようないわゆる「残念なイカ感」は全くなく、
さすがお寿司やさんだよね。美味しいイカです。
細く切られており、食べやすい上に甘みもありウマイ。　
旨いよイカ！
四色丼のネタ内で最安の300円という価格設定なのが嬉しい。必ず入れたい一品。
量も十分あって満足満足。


◎　サーモン
⇒　これトラウトなのかなぁ？ボリュームも3切れと寂しい感じ。
100円足してマグロ赤身にしたほうが正解だったかも。

◎　ヒラメ
⇒　旨い！！！　５～６切れ入っているのがうれしい。
大好きなエンガワも入っていてお得感十分。　ヒラメ入れてよかった～！！

あ～美味しい。ヒラメで幸せになれました。


◎　いくら
⇒　完璧。　Perfect。
いくらは大好きで回転すしに行くと必ず頼む一品だが、
お寿司やさんのいくらって違うんだよ！
粒が大きくて、プチプチ感があって・・・。噛んだ瞬間にいくらの美味しいエキスみたいなのが
口の中にブシャーって広がる。　塩味の加減も丁度よくて・・・。　ここのイクラ自分好みで最高！！と言っていいほど。
これ以上ない美味しいイクラで大満足♪


同行者がマグロ赤身を一切れくれたのだが、
本まぐろ？ではないがミナミマグロのような食感。
オオバチやキハダではないトロミのある美味しいマグロ。
サーモンではなくマグロ赤身にしとけばよかったな～！


酢飯について。
酢は若干の甘さがあり、酢っぱさはそこまで感じず。
シャリは固めで自分好み。

お米自体はもちろん美味しい。コシヒカリやっぱり美味しいなぁ。

ネタと酢飯の間に小さくカットされた正方形の海苔が散らされており、
この海苔のアクセントもいい感じ。


オロロンラインにある、
インパクトのあるコスパ最高な海鮮丼とは単純に比較はできないかもしれないが

古平町という場所において、伺った時間が早かったということもあり前客も後客も居なかったが
観光客向けというよりかは地元客を大事にしているのだろうと勝手に思っちゃいました。


接客も心地よい感じで、
食べ終わった後に美味しかったです！と対象にお伝えすると
満面の笑みでありがとうございます！と。
大将が見せたこの笑顔は忘れません。

奥様（？）も会計時やお水を頼んだ際も心地よい接客で良い感じ。


ウニの時期（6月末～8月）は忙しいのだろうなぁなんて思いながら
このまったり感が悪くない。

中々行かないエリアですが、ふるびら温泉に伺った際はまた立ち寄りたいいいお店でした。

玉子丼や親子丼は一体どんな感じなのか・・・。
興味はありますが次回いってもやっぱり海鮮系を頼むんだろうな～。

また伺わせていただきまーす！