郷愁に　浸るお宿の　味とお湯 : 上野屋

【あちき的オススメ】
・昔懐かしい雰囲気

【お会計】
・合計　・・・　43899円（2人分：1泊2食＠19590円、酒・飲物にはサーヴィス料＋15％）

【あちき的シチュエーション】
・湯河原で昔懐かしい雰囲気の中で温泉、食事を愉しみたいとき

【内容】
＜夜＞
・食前酒　梅酒
・先附　　枝豆擂り流し　玉子豆腐、海老、じゅん菜、きゅうり麺
・前菜　　とこぶし磯煮、パン鳴門巻、白瓜寿司、川海老艶煮、プラムグミ
・お造り　旬のお造り、妻一色　伊佐木、鮪、サザエ
・焼物　　鯛ワイン風味焼　夏野菜添え、振り柚子
・煮物　　石川芋、丸茄子、蓮根、オクラ
・酢の物　白ダツ、蛸、ドライトマト、もろきゅう、土佐酢餡
・台の物　牛肉、豚肉、鶏肉　三重焼、かぼちゃ、ペコ豆、トウモロコシ、甘長唐辛子、ほう葉味噌
・吸物　　揚ハモ、牛蒡、みょうが、すだち
・ご飯　　山形庄内産　こしひかり
・香の物　季節のお漬物
・水菓子　オレンジムース、巨峰
・サーヴィス　牛肉うどん

・アサヒスーパードライ中瓶（630円）
・ピノ　シャルドネ　スプマンテ（3150円）

＜朝＞
・鯵たたき
・鯵干物
・サラダ　ツブマスタード
・温泉卵
・冷奴　出汁、葱、ジャコ、鰹節
・板わさ
・酢の物　分葱、烏賊、酢味噌
・飲むヨーグルト　パイン、キウイ、バナナ
・味噌汁　シジミ、葱、海苔
・ご飯　海苔
・漬物　胡瓜、キャベツ、人参

【詳細】
湯河原のラ・ボッテガ・ゴローザでランチ。
やっぱ泊りでないと厳しい・・・
で、まずは宿を確保！
ってな訳で何とか取れたお宿がこちらでやんす。

正直あんまし期待はしてませんでした・・・
でも、これが結構良かったんですよねぇ～～～

場所は湯河原の温泉街。
一方通行の道を入った突き当りに宿がありんす。
見た目は古風な木造建築の造り。

気さくな女将さんに出迎えて頂きやしたぁ～
宿は水戸光圀も訪れた事があるという登録有形文化財の建物と老舗でやんすよ！
取敢えず荷物と車を宿に預けてタクシーを呼んで頂きお店に向かう・・・

美味しいランチを堪能し、タクシーで再び宿に戻ってチェックイン。
あちき達のお部屋は3階でやんす。
意外と広めなお部屋。
宿には源泉があり、温泉はいいっすよぉ～
本館1階には時間で変更となる男女別のお風呂がありんす。
24時間入浴可能。
こちらの温泉は熱めとぬるめが分かれてますが、残念ながら熱めにも係らずぬるかった・・・
きっと誰かが水を足したんでせうなぁ・・・
別館には個室風呂があり、時間を決めて入れまする。
こちらは熱さも程よく眺めも良くって満足でやんすよ。

さて、身体も温まったところでいよいよ夕食のお時間でやんすよぉ～
お食事はお部屋ですぅ。
ちゃきちゃきっとした仲居さんが手際良く食卓を準備。
飲物は瓶ビールとスプマンテをチョイス。

さぁ、ビールで乾杯でやんすよぉ～～～
ん～～～染み入る☆

最初に食前酒の梅酒を頂く。

先附は「枝豆擂り流し」、おぉ中々いい味でやんすねぇ～
玉子豆腐、海老、じゅん菜、きゅうり麺が入ってまする。

前菜は「とこぶし磯煮、パン鳴門巻、白瓜寿司、川海老艶煮、プラムグミ」、ちょっとずつ色々。
酒のつまみにはピッタシ。

旬のお造りは「伊佐木、鮪、サザエ」の3種。
サザエのコロコリ感が心地よい。

焼物は「鯛ワイン風味焼　夏野菜添え」、経木の中に入って運ばれる。
カボチャ、ズッキーニ、茄子。
さっぱりとした味わい。

煮物は「石川芋、丸茄子、蓮根、オクラ」、上品ないい味に煮込まれてまするねぇ～

酢の物は「白ダツ、蛸、ドライトマト、もろきゅう、土佐酢餡」、さっぱりとして美味しい。

台の物は卓上コンロで。
「牛肉、豚肉、鶏肉　三重焼、かぼちゃ、ペコ豆、トウモロコシ、甘長唐辛子」、ほう葉味噌で頂く。
これはまぁ、良くある普通の感じでやんすが、三種の肉が頂けるてのは嬉しいっすね。
肉質はいいっすよ。

吸物は「揚ハモ、牛蒡、みょうが、すだち」、いい出汁です。

ご飯は「山形庄内産　こしひかり」、素直に美味しいっすよ。

香の物に季節のお漬物、水菓子にはオレンジムース、巨峰。

サーヴィスとして「牛肉うどん」を出して頂きましたが、これが結構美味でやんしたぁ～
汁の味わいも丁度いいし、牛肉の質も良かったっす。

へぇ～、予想以上の味に満足しましたぁ～

・・・

翌日の朝も部屋食でやんす・・・
相変わらずのせっかちな性格（汗）
この日は昼過ぎから用事があるんで早めにチェックアウトしたい・・・
通常より早くとお願いしたら30分早く準備して頂きやした！

「鯵たたき」、これは酒が欲しくなりんすねぇ～

旅館の朝食と言えば「鯵干物」でやんす！
丁度いい大きさの鯵は脂ものってて頭からガブッと骨と共に喰えまするよ。

「サラダ」、ツブマスタードのドレッシング。

「温泉卵」、ちゅるっと・・・

「冷奴」、葱、ジャコ、鰹節がトッピングされ出汁醤油が掛かる。
普通に美味しい。

「板わさ」には山葵漬けがピッタシっすね。

「酢の物」には分葱、烏賊が酢味噌で和えられる。
この味が丁度いい酢の塩梅で美味。

「味噌汁」の具はシジミ、葱、海苔。
出汁の味も良くホッとしまするねぇ～

「ご飯」、「胡瓜、キャベツ、人参の漬物」、「海苔」・・・
白飯のお供はおかずの他にも色々。
朝食のご飯はしみじみと美味しい幸せ感でやんす☆　

「飲むヨーグルト」にはパイン、キウイ、バナナが入る。

まぁ、取り立てて珍しい内容ではありませんが各々の料理が確りとしてまする。
これぞ温泉旅館の朝食・・・
これが日本の朝食・・・
昔懐かしい郷愁を感じる雰囲気の中で頂く食事。
あぁ、の～んびり出来ましたぁ～

料理好きの女将さんとの話も愉しい。
こちらではきちんと宿で調理しているんで、食事には自信があるそう。
今ではそうした旅館も少なくなってきたんでせうかねぇ・・・
こうした古びた雰囲気がダメな方はその良さは分かりません。
でもあちきは何だか好きなんっすよねぇ～

さて、宿を後にして一路江戸に向かいますかな。
帰りは海岸線まで出て135号線を通り真鶴道路へ・・・
早川で西湘バイパスから小田原厚木を経由し東名高速で一気に・・・