今回もいろいろいただきました : ミズキノ酒場 ひとかぶ

　今回も，越後赤塚在住の後輩と２人でおじゃましたました．
　平日の１８時３５分頃です．前日に，後輩が電話予約してくれました．

　入店時，すでに２組の客がいました．いずれも中高年男性のひとり客でした．

　料理は，「とうもろこしと枝豆の三味かき揚げ ５５０円」と，「新生姜の豚肉巻き ねぎバンバン ６００円」，「千葉 カツオタタキ ５５０円」，「だし巻き玉子 ６００円」，「若鶏の半身揚げ １,３８０円」，「自家製 炙りチャーシュー ６００円」，「キムチ風 蛸Ｑり ４５０円」，「海老ニラ焼そば ７００円」を注文しました（いずれも税込）．
　飲み物は，自分は生ビール・翠ジンソーダ・グラスワイン（白）をいただきました．お通しとして，「エゴネリ・エビマヨ・甘長トウガラシの焼きびたしの盛り合わせ」が供されました．

　今回も旨かったですね．
　特に印象に残った料理を以下に記します．

　とうもろこしと枝豆の三味かき揚げ：コーン・エダマメ・タマネギのかき揚げです．ノーマル・カレー粉かけ・青海苔粉かけの３種類が盛られていました．
　サクサク軽い揚げ上がりで，生ビールがススミます．コーンの濃い甘味がイカしてました．

　新生姜の豚肉巻き ねぎバンバン：今回のイチオシです！　千切り新ショウガを豚肉で巻いて焼いたものに，マヨネーズ風のソース・小口切りの万能ネギ・一味唐辛子がトッピングされていました．
　新ショウガの鮮烈な風味と，マイルドな辛さが良いですね．豚肉との相性もバツグンでした．

　だし巻き玉子：食べやすく切った卵焼きに，ダイコンおろしが添えられています．淡い色合いで，上品なビジュアルでした．
　とにかく，ダシたっぷりでジューシーです．口の中で，ふわりとトロケました．

　若鶏の半身揚げ：やや小型の半身揚げに，櫛形切りのレモンとマヨネーズが添えられています．食べやすく切ってもらいました．
　表面さっくりで，内部はむっちり・ジューシーです．濃い目の味が付いており，翠ジンソーダと良く合いました．


　今回も大満足でしたね．

　越後赤塚在住の後輩のオススメの店です．

　以前から誘われていましたが，ようやくおじゃますることができました．平日の１７時４０分頃です．
　前日に，後輩が電話予約してくれました．

　店は，ＪＲ越後線・越後赤塚駅の南方にあります．
　駅から徒歩で１分もかからず，かなり便利な立地です．ただ，この区間の越後線は本数が少ないので，要注意です（笑）．
　以前は，同じ場所で居酒屋『みずきの』が営業していました．

　２階建て民家（？）の１階が店舗になっています．スッキリした外観でした．
　入り口には，緑色の暖簾が下がっています．

　入り口の前（建物の北側）に，数台分の駐車スペースがありました．

　店内は，和風でスッキリしています．程良くカジュアルで，居心地が良かったですね．
　４人用の小上がり座卓席が２卓と，６人用の小上がり座卓席が２卓，カウンター席が４席ありました（多少間引かれていたようです）．

　入店時の客は自分たちだけでしたが，その後３組の客が来ました．年配男性のひとり客や，中年男女の２〜３人連れで，皆さんリピーターのようでした．

　若いご主人・女将さんの２人で切り盛りされていますが，２人とも気さくで感じの良い方でした．
　自分たちはカウンター席に着きましたが，ご主人・女将さん・隣席の男性客との会話が楽しかったですね．

　料理メニューは，和食・洋食が中心です．地元の食材や旬の食材を使ったものが多く，なかなか魅力的なラインナップでした．
　値段は，普通〜手頃だと思います．

　２人でおじゃまして，「黒埼 枝豆（初だるま）４５０円」と，「十全茄子漬け ３５０円」，「新潟 アジフライ ６８０円」，「ひとかぶポテサラ ５００円」，「アンガス牛ハラミ炙り １,５５０円」，「稚鮎の竜田揚げ ５４０円」，「千葉 大はまぐり焼き（２ケ）８５０円」，「砂肝の黒胡椒揚げ ４３０円」，「豊栄 冷やし焼茄子 ４８０円」，「きゅうりの梅シラスたたき ４３０円」，「壺蒸しプリン ４２０円」×２を注文しました（いずれも税込）．
　飲み物は，自分は生ビール・グラスワイン（白）・グラスワイン（赤）・果実酒（ジャバラ）のソーダ割りをいただきました．お通しとして，「小イカの煮物」が供されました．

　飲み物の提供はスグで，料理もそれほど待たずに提供されました．

　料理は，いずれも２人で食べるのにちょうど良いボリュームです．シンプルな調理のものが多く，素材が生かされていました．また，味付けがハッキリしており（塩辛くはありません），酒がススミましたね．
　いずれも旨かったのですが，特に印象に残ったものを以下に記します．

　小イカの煮物：お通しとして供されたものです．小イカが甘辛く煮付けてあり，腹の中にはゲソやワタが詰まっていました．食べやすく切られ，小口切りの万能ネギがトッピングされています．
　ワタの風味とコクがタマリマセンでした．後の料理に期待が高まりましたね．

　新潟 アジフライ：骨無し切り身２切れのフライに，櫛形切りのレモン・ネギソース・中濃ソースが添えられています．
　揚げ立てで，コロモはサクサクでした．身は厚く，ふんわり・しっとりです．苦味や生臭みはありませんでした．
　塩（頼んで出してもらいました）・ネギソース・中濃ソース，いずれも良く合います．

　ひとかぶポテサラ：ポテトサラダに粗挽き黒コショウがふられ，半熟煮卵（半分にカット）がトッピングされています．トマト・リーフレタス・粒マスタードが添えられていました．
　ポテトサラダには短冊厚切りのベーコンがゴロゴロ入っており，食べ応えがあります．醤油味の半熟煮卵との相性が良いですね．かなり自分好みでした．

　アンガス牛ハラミ炙り：程良く火を通してカットした牛肉に，生野菜（スイスチャード等）・ダイコンおろしポン酢醤油・おろしたホースラデッシュが添えられています．
　牛肉は，肉々しい食感で，噛むごとに旨味があふれます．ワインがススミましたね．

　稚鮎の竜田揚げ：丸のままの稚アユの竜田揚げ６尾に，岩塩が添えられています．初夏らしい一品でした．
　サックリ軽い揚げ上がりです．稚アユながら，アユの風味・ワタのホロ苦さはしっかり感じられました．

　千葉 大はまぐり焼き：名称通りの大きなハマグリです．絶妙な火の通し具合で，ふっくら・ぷっくり・ジューシーでした．軽やかな磯の風味と，濃い旨味が広がります．

　砂肝の黒胡椒揚げ：隣席の男性客が旨そうに食べていたので，注文した料理です．粗挽き黒コショウをたっぷりまぶした揚げ砂肝に，櫛形切りのレモンが添えられていました．
　コリコリ食感と，胡椒のピリリ感がイカしてましたね．

　壺蒸しプリン：蓋付き容器に入ったプリンで，底にはカラメルソースが敷かれ，上面はキャラメリゼされていました．
　専門店のものと比べても遜色無いビジュアル・食感・味わいでしたね．

　なお，グラスワインはたっぷりの量で，ウレシイ限りでした．また，フレッシュな味わいのジャバラのソーダ割りも印象に残っています．


　こちらの店，雰囲気も料理も気に入りました．近所に住んでいる後輩がウラヤマシイ．
　他にも食べてみたい料理がいろいろあったので，いずれ再訪してみようと思います．