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上質のサービスにも目を見張る@桃谷
JR大阪環状線・桃谷駅から桃谷駅前商店街を少し進んだところにあるビストロです。2週間前に初訪問したばかりなんだが、旨くてしかもCPが抜群だったので、今度は妻殿を連れてきました。
店内は2人掛け、4人掛けのテーブルがそれぞれ1卓と、5席のカウンター席となっていて、2階は予約制のお座敷とのこと。ご夫妻だけで営業されています。
注文は前回と同様、選べる前菜と本日の魚料理、選べる肉料理、チーズorデザート、コーヒー(または紅茶)という構成のBコース(2,980円)を。せっかくなのでグラスのハウスワインもお願いしました。
4種の前菜の中からワタシはサワラグリルのカルパッチョを、妻殿は帆立貝柱のポワレをチョイス。サワラは実に肉厚。かなり脂が乗ってはいるが、カルパッチョなのでさっぱりといただけます。
次は本日の魚料理、スズキのポワレです。魚の下にはラタトゥイユが敷かれ、白ワインのソースが流されています。前回の時もそうだったが、魚の皮目がパリッとしているのがいいですね。
肉料理に選んだのは牛ホホ肉の赤ワイン煮(+800円)で、妻殿は前回、ワタシがいただいたフランス産鴨モモ肉のコンフィです。コンフィはパリッと焼きあがっています。
赤ワイン煮は大きめの平皿の真ん中に肉の塊がドカっと。ナイフを入れると、力を入れずとも繊維に沿って肉がホロッと崩れる。ソースはワインの酸味が活きた濃厚な味わいです。
添えられてる野菜はさつま芋のグリル。ボリウム感があり、ビストロらしい質実剛健な仕上がりです。
最後はチーズかデザートかを選べるんだが、前回、チーズをいただいたので今度はデザートにします。バスク風チーズケーキ、ブラッドオレンジのパウンドケーキ、キイチゴのジェラートです。
最後はコーヒーでほっこり。料理全体をの質もさることながら、サービスの手際の良さも光ります。ほぼ満席のランチタイムをたった二人で取り回し、さりとて緊迫感を漂わせないスタイル…さすがです。
桃谷駅前商店街に潜む上質のビストロ@桃谷
JR大阪環状線・桃谷駅から桃谷駅前商店街を少し進んだところにあるビストロです。ランチタイムに利用しました。
生野区内であった講習の帰りにこの商店街を通りかかったとき、庶民的な生野の商店街には似つかわしくない、小洒落た外観をもつこのお店を見つけました。どうやらビストロのようです。
洒落た佇まいにも関わらず、お店の前にママチャリが多数並んでいるのがやはり生野らしいところ。これは人気店なのかも…っと思いながらエントランスを見てみると「空席あります」との表示が。反射的に中に入ってしまいました。
店内は8席ほどのテーブル席と5席のカウンターとなっていて、一番奥がオープンキッチン。2階は予約制のお座敷とのこと。ご夫婦と思しきお二方で切り盛りされてるようです。
ランチメニューはどれもコース仕立てになっていて、Aコース(1,850円)、Bコース(2,980円)、ブイヤベースコース(3,400円)、おまかせコース(6,300円)の4種類、Aコースでは選べる前菜と本日の肉または魚料理、コーヒー(または紅茶)。Bコースでは選べる前菜と本日の魚料理、選べる肉料理、チーズorデザート、コーヒー(または紅茶)。
ブイヤベースコースは選べる前菜とブイヤベース、おじや、チーズorデザート、コーヒー(または紅茶)とのこと。
注文はもちろんいちばんお得感のある2,980円のを。せっかくなのでグラスのハウスワインもお願いしました。この日の赤ワインはこの前解禁となったボージョレ・ヌーヴォーとのこと。
4種の前菜のうちからテリーヌ・カンパーニュをチョイス。まずその分厚さに驚かされます。見た目も純朴でまさに「田舎」。肉の旨みに溢れ、素直で素朴な味わいです。
添えられてるグリーンリーフにはやや酸味のある軽やかなドレッシングが掛けられ、その爽やかな風味がテリーヌとの抜群の相性を示します。それとピクルス…これが美味しい。自家製でしょうね。
次は本日の魚料理、的鯛のポワレです。魚の下にはラタトゥイユが敷かれ、白ワインのソースが流されています。皮目がパリッとしていて身がしっとり。
トマトの主張が強いラタトゥイユにこのまろやかなソースが合わないのでは?っと思っていたが、杞憂でした。徐々に混ざり合うに従い、芳醇な味わいに変化してきました。
一緒に来たパンは自家製のようで、大振りでパリッと焼かれています。このパンで旨いソースをぬぐってたらすぐに無くなってしまった…2個目を所望です。
肉料理に選んだのはフランス産鴨モモ肉のコンフィです。こちらも皮目がパリッと焼かれていて、ナイフを入れるとホロホロと身がほぐれる。コクのある鴨肉の旨みを活かした仕上がりです。
添えられてる野菜は大量のジャガイモ。ボリウム感がありますね。ソースは赤ワインがベースながら軽やかな味わい。これは質が高いですね。
チーズかデザートかを選べるお店では、必ずチーズを選ぶようにしています。チーズはミモレット、ブルー、カマンベールの3タイプ。残していたワインとでマリアージュを楽しみます。
最後はコーヒーでほっこり。料理全体を通して細やかに手を尽くしているのがわかります。そしてこの値段で魚料理と肉料理を楽しむことができる…圧倒的なCPです。
ランチのピークが過ぎたころ、ご主人とお話しすることができました。なんでもミナミの有名店でお勤めになっていたが、お子さまと過ごす時間が取れないので、一念発起してこの地で自分のお店を開店したとのこと。
これはいいお店を見つけました。次回は妻殿を連れてきたいと思います。
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kuroda
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店名 |
ビストロ カフェ デリ ポキナ369(Bistro cafe&deli ポキナ369)
|
---|---|
ジャンル | ビストロ、フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
06-6741-7515 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
大阪環状線 桃谷駅から徒歩5分 桃谷駅から208m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥6,000~¥7,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
ディナーのみ、カード払い可 |
席数 |
15席 (カウンター 5席テーブル 2名テーブル✖️32階 和個室(予約制)) |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可) ・お子様連れ優先 ・大人のみご利用時、4名〜予約可 ・ランチ利用時、Bコース(3500円)〜 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキング有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可) 未就学児は、二階個室にて予約可。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2019年9月 |
備考 |
ディナー営業:水・金・土曜日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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JR大阪環状線・桃谷駅から桃谷駅前商店街を少し進んだところにあるビストロです。妻殿と妻殿の母と3人でランチタイムに訪ねました。
店内は2人掛け、4人掛けのテーブルがそれぞれ1卓と、5席のカウンター席となっていて、2階は予約制のお座敷です。今回、事前に予約していたため2階に案内されました。
今回は以前から気になっていたブイヤベースをいただきます。以前はランチメニューに組み込まれていて当日注文も可能だったのだが、諸物価高騰のあおりで事前予約が必要とのこと。
しかも注文は2人前からの偶数人数分となっており、値段も時価になっています。3人前ができないので2人前をシェアすることとし、あとはランチコースを当日に注文することとしました。
ということで注文は「活オマール海老のブイヤベース」(時価)のほか、お得感のある「Bコース」(3,850円)としました。飲み物はオーガニックワインの白をデキャンタ(1,600円)です。
先ずはお皿に乗った立派なオマールが披露されました。これから料理される運命のオマールはまだ動いていて、活きの良さを示しています。無事に成仏されんことを願います。
前菜の「北海道産帆立貝柱のポワレ」は酸味のある爽やかな仕上がり。「筍のブイヨン煮~白ワイン風味~富山産ほたるいか添え」は旬の筍が程良く煮含められて季節感に溢れています。
次は本日の魚料理、鯛のポワレです。魚の下にはラタトゥイユが敷かれ、白ワインのソースが流されています。魚の皮目がパリッとしているのがいいですね。
そして2人前のブイヤベースがやってきました。使い込まれたホーローのお鍋の蓋が取られるとふわっと得も言われぬ香りが広がりました。
海老茶色のスープにたっぷりの魚介が沈み、その上には先ほどまで動いていたオマールが半割りにされて乗せられています。実に豪華!ブイヤベースが偶数人数分しか注文できないのは、2人前でオマール1匹だからですね。
具材はオマールのほか、立派な蛤や鯛、エリンギ、ミニトマト。鯛はいちどグリルしてから煮こんでいるようです。その身の旨さは申し分ないが、さらに濃厚なスープの旨さ。これは堪らん!
旨味の凝縮されたスープをついたっぷり掬ってしまいそうになるが、ここは自制。この後のお楽しみがあるからね。スープを半分残した鍋が下げられました。
肉料理の「備中高原鶏もも肉のロースト」は肉厚でジューシー。「ハンガリー産マグレ鴨胸肉のロースト」は、希少なマグレ鴨を品よく仕上げています。
そして再びお鍋がやってきました。スープにご飯と玉子を入れてさっと煮込んだ「おじや」です。魚介の旨味が爆発してます。こんな贅沢な「おじや」は食べたことがない。
最後はデザート3種盛りとコーヒーを。ほぼ満席のお店で、こんな手の込んだ料理をシェフおひとりで造り上げているなんて信じられません。
しかも3人で2万5千円足らず。圧倒的なCPです。実に庶民的な商店街の中にある、キラッと光るお店です。