明治チョコと一緒にドミニカコーヒー : ドトールコーヒーショップ 津久野イトーヨーカドー店

「へぇ、これは珍しいものも一緒に売られているなぁ」。そう思ったのがこの度こちらの『ドトールコーヒー』で見つけた、皆さんよくご存知の大手菓子メーカー『明治』のチョコとセットにもなっていたドミニカのコーヒーです。

『ドトール』では普段扱っているコーヒー豆よりも希少性の高い豆をたまに購入している私ですが、2024年1月のこの日店を訪れたところ、[ドミニカンブレンド明治 ザ・チョコレート2種セット]というそれまで見たことがないような商品を販売しておりました。そのコーヒーの味が気になった点に加え、今回のように自社商品ではなく他社の製品とセットで売っているのがまた珍しいなぁと思い、試しに購入してみました。
この[ドミニカンブレンド]はドミニカ共和国の中でもバラオナという地区で栽培された、世界的に希少なティピカ種という品種の豆を使ったブレンドコーヒーです。焙煎度合いは中深煎りで、ベリーやチョコレート、レーズンのような香りや甘味を楽しめました。
一方コーヒーとセットで売られていた今回のチョコ、『明治』の[ザ・チョコレート フルーティカカオ]と[ ザ・チョコレート フルーティカカオ・ラテ]についてですが、こちらはコーヒーと同じドミニカ共和国で栽培されたカカオを使っているそうです。どちらのチョコもフルーツのような酸味があり、且つ力強く複雑な香りでちょっとクセになりそうな味わいで、[ラテ]はカカオの風味は幾分抑えられ、代わりによりコクがありました。そして、同じくフルーティーな印象もある[ドミニカンブレンド]との相性も良かったと実感しました。

私も普段からスタバをはじめコーヒー専門店やカフェでフードペアリングをいろいろ試しているのですが、この度の『ドトール』と『明治』のドミニカコーヒー・チョコセットも手軽に楽しめる点も含めおすすめです。それぞれ単体でももちろん美味しく頂けますが、皆さんもよろしければセットで購入してその相性の良さを実感してみて下さい。

「ここのも悪くないかも」。そう感じたのがこの度『ドトール』で頂いた桜風味の商品の数々です。

私自身はその数日前にもスタバで春ならではの桜風味のドリンクを頂いたばかりでしたが、この日立ち寄った『ドトール』でも【桜フェア】と銘打って様々な桜風味の商品を扱っておりました。今回はその中からテイクアウトも含めいくつか注文してみました。
◆プレミアムローストコーヒー桜
[春を愉しむコーヒー]として2018年から数量限定で毎年販売していたという商品。私自身は以前からその存在自体は存じておりましたが、それまでは「他のコーヒーショップなどでも見かける春をイメージさせる華やかなコーヒーと変わらない」などと勝手に思い込んでおりました。ですが、この日何気なく実物を手に取って見た際に、ブレンドしたコーヒー豆に桜チップで燻し粉砕した八重桜の花と、大島桜の葉から作った桜パウダーを合わせているという珍しいものであったことを初めて知りました。大阪の
泉北には『桜珈琲』という人気の喫茶店&コーヒーショップがあるのですが、この度のようなコーヒー自体を桜で風味付けしたものは[桜]を冠したこちらの店にもない独創的なものです。後日家で淹れてみたところ、エチオピア産によくあるフルーティーな風味ともにとふんわりと華やかな桜の香りや優しい甘さが広がりました。
◆もっちり桜どら焼き
桜葉入りを餡を包んだ桜大福を小豆とともに生地で挟んだ春限定どら焼き。桜風味の餡を挟んだどら焼きは他の店でも頂いたことがありましたが、桜風味の大福と合わせたものはこれが初めてでした。頂いてみたところ、桜の優しい味わいとともに大福ならではのもちもち食感を楽しめました。
◆マシュマロふんわり さくらオレ～わらび餅～
桜の花のペーストを加えたソース、桜の花びらをかたどったマシュマロ、わらび餅などを合わせた冷たい桜風味のドリンク。華やかな見た目と、一口ごとに変化する食感を楽しめました。ただ、オレに入っている氷でわらび餅が少々飲みづらいのが難点かなとも感じました。場所柄や時期的にもすぐにぬるくなるとも考えにくいので、どうせなら氷無しの方が良かったと個人的には思いました。わらび餅は入っておりませんが、飲みやすさを考慮すればホットのさくらオレの方がおすすめだと思います。

個人的には“プレミアムローストコーヒー桜”がとりわけ印象的でしたが、その他の桜風味の品も個性的かもと感じました。皆さんもよろしければ参考にしてみて下さい。

「これも夏らしくていいかも」。そう思ったのが、この度こちらで頂いた沖縄産パイン入りヨーグルトドリンクです。

夏になるとサッパリとした味わいのヨーグルトを使ったスイーツやドリンクをよく見かけますが、6月下旬のこの日、買い物の途中で訪れたこちらの『ドトール』でも新たにヨーグルトドリンクが登場しておりました。それが今回期間限定のサンドと共に注文した“沖縄産パインヨーグルト”です。
インド料理やいくつかのカレー専門店でスパイシーなカレーとも相性の良いヨーグルトドリンク、[ラッシー]を扱っておりますが、この度のはその一種と言っていいでしょう。もっとも、同じトロピカルフルーツでもマンゴーはよく見かけますが、パイナップルはありそうで意外と珍しいかもしれません。頂いてみると、果肉入りのパイナップルソースの爽やかな甘みがヨーグルトの酸味によく合っておりました。「マンゴーも好きだけどパイナップルも悪くない」、それが率直な感想です。
一方、一緒に注文した“ミラノサンドB 北海道産サーモンとエビのバジルソース”についてですが、こちらは苫小牧漁港で水揚げされたサーモンを使った数量限定(＊サーモンの水揚げ量の都合上)のサンドです。エビやいくつかの野菜、バジル風味のマヨソースと一緒に挟んだもので、サラダ感覚で頂けるサッパリとした味わいでした。

同じ夏向けでも個人的にはフローズンドリンクドリンクはドリンクというよりスイーツ感覚であり、軽食でサンドなどの料理と共に頂くならばラッシーに近いこの度のヨーグルトドリンクの方が相性が良いかもしれません。そのあたりも含め皆さんも参考にしてみて下さい。