2023月年 葉桜→2024年 舞桜 : ミスタードーナツ アリオ鳳ショップ

「イメージ的にはやっぱりこっちの方がいいなぁ」。そう思ったのがミスドが2024年に出した桜ドーナツの1つ、[舞い桜]です。

私自身は前年の2023年の今頃にちょうどこちらの店舗で桜の開花状況を表現した[桜もちっとドーナツ]という4種の期間限定ドーナツを頂いたことがありました。その時と同様のドーナツが2024年の今年も登場しておりました。ただ、細かい味付け等を除き、2023年のものと見た目が大きく変わったドーナツがありました。それこそがこの日頂いた、[桜もちっとドーナツ 舞い桜]です。
桜シリーズのラインナップは、2023年は[つぼみ]・[五分咲き]・[満開]・[葉桜]で、そのうちの[葉桜]が今年は[舞い桜]に代わっておりました。個人的にはうぐいすあん(だったと思う)を使った[葉桜]も味は良かったですが、見た目や商品名のイメージとしては確かに花びらが全て散ってしまった[葉桜]よりも風に吹かれ桜吹雪を表現した[舞い桜]の方がいいなぁと実物を見てそう思いました。味わいに関しても、生地にサンドした小豆あんやコーティングのホワイトチョコ、仕上げの桜風味のフレークチョコなどのバランスも良く上品だと感じました。

ミスドの桜シリーズはまもなく販売終了で、次は同じく過去にも登場した『祗園辻利』の抹茶シリーズが登場するそうです。他の桜ドーナツも含めまだ試してない方々はお早めにお近くのミスドまでどうぞ。

「こんなものがあったなんて驚いたなぁ」。そう思ったのがこの度こちらの店舗で見つけた、青りんご及びソーダ風味のポン・デ・リングです。

9月上旬のこの日、当初は数日前から販売を開始した、焼き芋や大学芋などをイメージした【さつまいもド】シリーズの2023年の新作、[さつまいもド まるで焼きいも]という細長く見た目も焼きいものような商品を目当てに買い物を済ませた後にこちらのミスド店舗に立ち寄りました。ですが、訪れたのが日も暮れた遅い時間帯だったためか、お目当ての新作は売り切れておりました。「仕方がない、また明日以降に来るか」―、そう思い店を出ようかとしたその時、「・・えっ、何これ?!」とある品に目が留まりました。それこそが今回店内で頂いた[ポン・デ・シュガー青りんご風味]と[ポン・デ・シュガーソーダ風味]です。
こちらはミスドで人気のドーナツの1つ、[ポン・デ・リング]の一種で、その内容はホワイトチョコをコーティングした後、更に青りんご風味及びソーダ風味の砂糖をトッピングしたものです。私が店の公式ページを見た限りではこのドーナツは紹介されておりませんでした。ただ、私自身は存じておりませんでしたが、ミスドでは今年の7月に『すみっコぐらし』という可愛らしい人気キャラクターをイメージした、[すみっコぐらしミニドーナツ]という3種類の味のミニドーナツをセットにした商品を出しており、それらの一部に青りんご風味・ソーダ風味のシュガーを使っていたそうです。なので、この度の珍しい[ポン・デ・リング]は恐らくそのシュガーをそのまま利用したもののようです(※なお、ネットでザッと調べたところソーダ風味シュガーに関しては更に昔にもそれを使ったメニューを出していたようです)。肝心の味わいについてですが、ソーダ風味の方は他のいわゆるソーダ味の駄菓子と比べると控えめで、青りんご風味の方が「あぁ、確かにこれは青りんごだ」とすぐに分かるほどしっかりしているような印象を受けました。

ミスドではこの度のように公式ページに載ってない“幻のドーナツ”とでも言うべき商品を扱っていることがあるそうです。他の店舗も含めこの記事を投稿した後も扱っているかどうかは不明ですが、皆さんももし見かけたら是非試してみて下さい。

「いろんな桜があるのがいいなぁ」―。それは花見の席での言葉ではありません、ミスドでこの度様々な桜風味のドーナツを見つけた際に発したものです。

バレンタインデーが過ぎると和菓子店を中心に桜風味の菓子を出す店が増えます。2月半ば過ぎに通り掛かったここミスドも[桜もちっとドーナツ]という桜風味のドーナツを扱っておりました。ただ、その種類は1つだけでなく、もちっとした食感の桜風味の生地に様々なトッピングを施し桜の季節の訪れを知らせる[つぼみ]から[五分咲き]、[満開]、そして[葉桜]の4種類を扱っておりました。1種類だけじゃないこともさることながら、トッピングを変えて桜の開花を表現したスイーツなんて面白そうだなぁと思い、今回その桜ドーナツを全種類テイクアウトしてみました。
◆桜もちっとドーナツ つぼみ
生地をきなこ入りの砂糖で包み、桜が咲く前のつぼみをイメージしたドーナツ。きなこの香りと甘さの後に桜の風味が感じられ、それによってこれからの開花を連想させられました。
◆桜もちっとドーナツ 五分咲き
桜風味のホイップとピンク色のストロベリーチョコをあしらったもの。ホイップがふんわりとした桜を感じさせ、見た目とともに味でも満開までもうすぐといった1種のワクワク感をイメージさせる、まさに[五分咲き]の名がピッタリだと思いました。
◆桜もちっとドーナツ 満開
桜風味のグレーズとフレークチョコをしっかりとかけ、満開の桜を表現したドーナツ。この度のドーナツの中でも最も桜らしさを実感出来る味わいでした。
◆桜もちっとドーナツ 葉桜
桜葉が入ったうぐいす風あんを入れた、表現したドーナツ。葉桜と聞くと「桜散る→後ろ向き」といったマイナスイメージを持つ方も少なくないかもしれませんが、この度のドーナツはうぐいす風あんのまったりとした味わい、トッピングの色・食感で若葉の芽吹きを表現していて、個人的には前向きな印象を持ちました。

つぼみ･五分咲き･満開･葉桜を表現したこの度の桜ドーナツは3月下旬まで扱う予定だそうです。皆さんもよろしければ食べ比べてその違いを楽しんでみて下さい。

「ほう、今年はこのブランドともコラボか」。そう思ったのがこの度ミスドで見つけたアップルパイ専門店『RINGO』とのコラボスイーツです。

チーズタルト専門店『BAKE CHEESE TART』を手掛ける『BAKE』とミスドのコラボは昨年2021年でもありましたが、2022年の今年は『BAKE CHEESE TART』の他に同グループのブランド、焼きたてカスタードアップルパイ専門店『RINGO』とコラボした限定メニューが登場しておりました。それこそが今回[ベイク チョコチーズタルトドーナツ]というチーズタルト風のドーナツと共にテイクアウトした[リンゴ クロワッサンドーナツ カスタード]と[リンゴ クロワッサンドーナツ レモンカスタード]です。
これらのパイは『RINGO』の看板メニューの[焼きたてカスタードアップルパイ]及び期間限定で販売している[カスタードアップルパイレモン]をドーナツ状に表現した商品です。生地はパイ生地ではなくクロワッサン生地を用いているそうですが、その食感は個人的にはパイ生地にかなり近いなぁと感じました。どちらも軽い仕上がりでしたが、レモンカスタードの方がその優しいレモンの風味でよりさっぱりとしていて今のような暑い時期によりうってつけだと思いました。
一方、『RINGO』とのコラボドーナツと一緒に購入した[ベイク チョコチーズタルトドーナツ]についてですが、こちらはミスドの定番ドーナツである[オールドファッション]を用いて『BAKE CHEESE TART』の[チョコレートチーズタルトを表現したものです。なんでもミスドでチョコレートとチーズの組み合わせはこれが初めてだそうです。頂いてみると、カカオの香りもしっかりしつつもチーズの程よい甘酸っぱさもあり、案外ありそうでない味わいかもと個人的には思いました。
ちなみに、この度のコラボドーナツについて店側から冷蔵庫で1時間ほど冷やしてから頂くことを勧められたのですが、今回その通りにして頂いたことでひんやりした生地とクリームの食感を十分に堪能できた気がします。

8/3からは同じく『BAKE』のブランドであるシュークリーム専門店『クロッカンシュー ザクザク』とコラボしたドーナツが昨年に続いて登場するそうです。そちらも含め気になった方は参考にしてみて下さい。

「この関西限定味もいいなぁ」。そう思ったのがこの度ミスドで見つけた、フルーツと合わせた“エンゼルクリーム”の進化形です。

“エンゼルクリーム”といえば誕生から50年以上も経つ、ふわふわ生地にパウダーシュガーのついた素朴な味わいのミスドで定番のドーナツですが、この日こちらの店舗を通り掛かった際にその“エンゼルクリーム”に旬のフルーツを掛け合わせた進化系、“エンゼルフルーツ”という新商品が登場しておりました。それを見て食後のデザート用に買って帰ろうと店に立ち寄ったのですが、ショーケース前に着くと店頭の垂れ幕で紹介されていた[福岡県産あまおういちご]・[北海道産メロン]・[瀬戸内産レモン]の他に関西エリア2府4県(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県)のみ販売の[大阪産デラウェア]という味も扱っておりました。4種類全部はちょっと多いなぁと思い、この日は[北海道産メロン]と[大阪産デラウェア]の“エンゼルフルーツ”をテイクアウトしました。
中にクリームを注入している“エンゼルクリーム”に対し、“エンゼルフルーツ”はサンドのようにクリームとフルーツをトッピングしているため見た目が華やかで、よりフルーツの印象が強くなった気がしました。特に個人的には[大阪産デラウェア]が一際印象的でした。それは単に関西限定ということだけでなく、一般的なゼリーやソースとも異なるフィリングでぶどう、しかも大阪産のデラウェアは他のスイーツ店でもあまり見かけない珍しいものだと思ったからです。味わいに関しては、甘みを感じながらもサッパリ感もあり、デラウェアの特徴である強い甘みと酸味を上手く表現出来ていたなぁと感じました。

この度の進化形は6月下旬までの販売予定ですが、在庫が無くなり次第販売終了となるそうです。関西にお住まいの方をはじめ気になった方々は参考にしてみて下さい。

「おや？これは見たことが無いぞ」。そう思ったのがこの度こちらのミスドの店舗で見つけたピリ辛まぜ麺です。

『ミスタードーナツ』では以前から一部店舗で老舗中華の『赤坂四川飯店』の陳建一氏監修の中華風のメニューを扱っており、私自身も過去に麻婆豆腐や担々麵を頂いたことがありました。ただ、この日こちらの店舗を訪れた際にちょっと気になった中華がありました。それがこの度注文した[四川うま辛まぜ麺]です。
こちらはこの度のコラボのために新たに開発された麺料理だそうです。その内容は、ニンニクとラー油入りの醤油に五香紛、ネギ、生姜を加えて一晩漬けこんだ甜醤油を絡め、もやしと豚肉をトッピングしたまぜ麺です。味付け自体は皆さんがイメージするであろう四川風なピリ辛味ですが、こちらのような具にもやしが入った焼きそば仕立てのピリ辛麺を扱っているところは少ないかと思います(特に高級中華では)。個人的な印象としてはいい意味で庶民的で、気軽にちょっといつもと違う中華を試してみたいという時にうってつけかもと思いました。

担々麺や汁そばなどとはまた一味違うこの度のミスドのピリ辛麺、皆さんもよろしければ一度お試しあれ。

「ふむ、確かに蜜の感じはするなぁ」。そう感じたのがこの度頂いた蜜いもを彷彿とさせる味わいのドーナツです。

ミスドではつい先日から、【今年のさつまいもドは、密いもド】をキャッチコピーに、さつまいもの味と食感にこだわったドーナツ、[さつまいもド]の販売を開始しました。
[さつまいもド]は、2019年に初登場したシリーズで、私もその自然な感じの甘さが気に入っているドーナツです。そして、2021年の今年はシリーズ定番の[紫いも]・[ 大学いも]・[スイートポテト]の他に、通称“蜜いも”と呼ばれる、中に蜜が入っているかのように甘いさつまいもをイメージした[蜜いも]・[蜜いもバター風味]という新メニューを出しておりました。この日はその2つの新メニューを店内で頂きました。
いずれもホクホク且つしっとりとした生地にシロップを染み込ませており、ただの焼きいもではなく蜜いもの焼きいもをそのままドーナツにしたかのような印象を受けました。特に[蜜いもバター風味]に関しては、生地にかかった塩バター風味のフィリングによって全体的に甘塩っぱい味わいになり、シンプル且つ奥深いなぁと感じました。これらのさつまいも風味のドーナツならばご年配の方々をはじめ普段あまりドーナツを口にしない、またはあまり甘いのは苦手だという方々にも受け入れられやすいかと思っております。

この度の[さつまいもド]は11月下旬までの販売を予定だそうです。皆さんもよろしければこの秋是非お試しあれ。