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5,000円のランチコースより茹野菜とトリップのムニエル ローズマリーソース
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白身魚のポワレにたっぷりのラタトィユ。正式名称は失念
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フランス産牛のフィレ肉のソテー。正式名称は失念。プラス1,000円。
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リンゴの薄焼きタルト バニラアイスクリーム添え
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端正なファザード
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キールロワイヤルでスタート。
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自家製胡麻のパン
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パンについてくる豚のリエット
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白はボトルで。
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茹野菜とトリップのムニエル ローズマリーソース 旨いよ !
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これだけ、ちょっと・・・
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赤はグラスで何杯か・・・多分ボトルにした方が安いかなぁ。
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酔いますよ。
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大変美味しい !
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火入れも好みです。
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カマンベールをいただきました。
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これ飲んで〆。
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珈琲とメレンゲのお菓子。
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2013年の東京。
土曜日。
梅雨入りの少し前。
空は美しい青色に包まれている。
どんな色の絵具を使ったら、こんなに美しい空の色を再現できるだろうか。
ところどころに浮かぶ、もくもくとした白い雲はこれからやって来る暑い季節の到来を予感させてくれる。
私とツレの二人。
東京メトロ広尾駅から地上へと上がって行く。
きらきらとした日差しを受けながら、ちょっとオシャレな外苑西通りを歩く。
他愛もない会話をしながら、
たっぷり10分近くかかって、私達はそのレストランへと到着した。
「レストラン アラジン」
1993年の開業と言うから今年でもう20年だ。
東京、それも広尾で20年もフレンチレストランを営業しているのだ。
実力は推して測るべし。
一度ぐらいは耳にした方もあると思う。
私も過去2度ほど訪れるチャンスが有ったのだが、結局諸事情で訪問できなかった。
そんな「レストランアラジン」を思い出させてくれたのは、
いつもお世話になっているレビューアーのアリス・フォーンさん。
どんな高名なお店でも客観的にご自分の価値観・味覚で冷静にレビューを書かれているのだが、
こちらの店は珍しく手放しで称賛されていた。
私的に多忙を極め、落ち込みがちの私は美味しい物を食べて元気になりたいと思い、
ツレを誘ってこちらのお店を訪ねてみることにしたのだった。
渋谷川の袂に建つ瀟洒なマンションの1階。
階段を上ると、エントランス。
実にオーセンティックな造りのファザード。
左手にはガラス越しに厨房が見える。
私の腕時計の針は12時丁度。
開店時間だ。
出迎えてくれたウェイターに名前を告げる。
店内左手のボックス席を案内された。
ビロードのベンチシート。
がっしりした木製の椅子。
いかにもフレンチレストランらしい上品で端正な内装。
ピシっと糊の効いたテーブルクロス、きっちりセッティングされているカトラリー。
アンティークの可愛らしい小物の姿も見える。
陽がさんさんと差し込む店内は明るく、休日のランチにはぴったりの雰囲気。
先客は1組のお若いカップル。
続いて女性のグループが3組ほど入店してくる。
ホールは2名。
マネージャー氏と思われる動作のきびきびした方と、まだぎこちなさと緊張感が顔に出ている若いウエィター。
メニューを若いウエィターが持って来てくれた。
まずは飲み物。
ワインリストはなかなかの充実ぶり。
キールロワイヤルで喉の渇きを癒す。
ランチメニューは3,600円、5,000円、7,000円の3つだ。
私達は2人とも5,000円のコースをお願いした。
コースとは言え、かなり料理に選択肢があるのが嬉しい。
いただいたコース内容。
●自家製胡麻のパン、豚のリエット添え。
あつあつのパンは美味しい。塩の効いたリエットもまたいい味だ。後からバターもお願いしたが、これがとても美味。
●前菜 茹野菜とトリップのムニエル ローズマリーソース
トリップは私も好きな食材。ソテーされてちょっと焼き色が付いたトリップは実にうまそう
。カリカリの表面と対照的に中身はぐにゅっとした食感。
これは美味しい。ワインが進む逸品だ。茹野菜も程良い硬さ。
●本日の魚料理 白身魚のポワレにたっぷりのラタトィユ。正式名称は失念。
●お肉料理 フランス産牛のフィレ肉のソテー。正式名称は失念。プラス1,000円。
本当はフランス産仔牛のロース肉が食べたかったのだが、あいにく当日は入荷がなく、代わりにこちらを勧められた。
ご存知の方も多いと思うが、フランス産牛肉はBSE問題で長い間輸入が認められていなかった。
この春先にようやく解禁となった。
物凄く遠い昔にちょっとだけ食べた覚えがあるが、味の記憶はない。
今回いただいてとても好印象。サシのない赤身。肉本来の旨さが伝わる。
粒マスタードのオーソドックスなソースだったが、十分に美味しさを堪能した。
付け合せは野菜じゃなくてフレンチフライが欲しくなる。
標準的な人が、やや多いかなと思うボリュームだが私はもっと厚切りされたポーションで欲しいと思った。
この肉でシンプルに塩・コショウでグリルしたステーキを食べてみたい。
ああ、もちろんバターライスがあると最高なんだが・・・・
●フロマージュ とても充実したフロマージュ。カマンベールをいただいた。
熟成の進んだ濃厚な味。うまい。
●温かいデザート リンゴの薄焼きタルト バニラアイスクリーム添え
これも大変素晴らしい出来栄え。2人前は食べれそうだ。
●コーヒー メレンゲのお菓子と共に。
飲んだワインは写真を参照いただきたい。
個人的見解だが、とてもしっかりした男性的な料理。店構えと料理内容がこれほど
しっくりくるところも珍しいのではないだろうか。
改めてフレンチとは美味しい物だと実感するに違いない味。
サーヴィスはマネージャー氏の接客がとてもいい。
手慣れた感じと機転の利く対応、なかなかのジョークも私は気に入った。
サービス料10%も納得。
比較的ゆっくりのペースで料理が提供される。
休日の昼下がり、美味しい料理に美味しいワインを堪能し、大切な人と時間を共有する。
大人の休日の過ごし方だ。
先に入店していたお若いカップル。
どうも女性のご両親に彼氏を紹介する機会にこちらのお店を選んだようだ。
父親のぎこちなさが、どこか微笑ましい。
うまくいくといいな。
穏やかで優雅な土曜日の昼下がり。
とても美味しいランチを堪能して、私達は店を後にした。
でも・・・・歩くのは面倒だからタクシーで帰ろう。
最後までスマートなのが紳士だ。
念のため・・・・酔っぱらい過ぎて電車で帰るのが面倒になった訳では決してない。