2回
2023/09 訪問
神戸随一の鮨の饗宴 - すし山崎
神戸の高級鮨シーンで、圧倒的な存在感を放つ「すし山崎」。私が最近訪れたこの店は、接待のシチュエーションにふさわしい、隠れた逸品と言えます。
このお店の魅力は、何と言っても「おまかせ」。大将のセレクションで食材が盛り込まれ、それぞれの刺身や握り寿司は、絶妙なバランスと鮮度を誇っています。食材の一つ一つが、シャリとの相性を見事に引き立て、その味わいに舌鼓を打ちます。まさに「美味しい」という言葉が、ここでの食事にふさわしいでしょう。
「すし山崎」は、その洗練された料理に加えて、落ち着いたカウンターの雰囲気も魅力の一つ。シックな内装と静寂な空間が、訪れる客に贅沢な時間を約束してくれます。カウンターに座り、大将と奥様が提供する心温かいおもてなしを楽しむと、まさに至福の瞬間と言えるでしょう。
大将は頑固な一面もあるが、そのこだわりが料理に充分に表れています。さらに、ユーモアのあるジョークを交えた話術で、食事をさらに楽しませてくれます。奥様はおとなしいが、お客様への気配りが際立ち、どこか和やかな雰囲気を醸し出しています。
正直に言えば、私は「すし山崎」が神戸で一番だと思います。そのため、私は月に一度は訪れることを決意しました。このお店での食事は、単なる食事ではなく、美食の饗宴であり、思い出に残る特別なひとときです。
2023/10/12 更新
神戸に佇む「すし山崎」は、高級鮨のアートを紡ぐ場所。先日の訪問では、接待の場に相応しい落ち着いた空間が、心を和ませてくれました。カウンター席のみの独特な店構えは、まるで目の前で料理が生み出されるような臨場感をもたらします。
大将ご夫婦の温かなおもてなしは、心に残ります。大将は頑固な面を持ちながらも、そのこだわりとジョークを織り交ぜた語り口が心地よく、奥様のおっとりとした雰囲気と気遣いある接客は、心を打つものがありました。
「おまかせ」で味わった料理は、まさに絶品。拘りぬいたネタの贅沢な味わいが口いっぱいに広がり、一口ごとにその職人技の高みを感じました。神戸でここを超える鮨は他にないと率直に感じさせられます。
何よりも魅力的なのは、大将の人生観にある強い共感。彼の過去の経歴は、料理に対する情熱と匠の技をより深く理解させてくれます。そんな彼の人生観に触れることができる贅沢な時間は、月に一度は欠かせないものとなりました。
「すし山崎」は、ただ美味しい食事を提供するだけでなく、そこに込められたストーリーが訪れる人々を魅了する、特別な場所です。その場所で過ごす時間は、味覚だけでなく心まで満たされる貴重なひととき。これからも、神戸の宝として輝き続けることでしょう。