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移転されて初めての訪問になります。 このお店のざるがどうしても食べたくなりやって来ました。 来た甲斐がありました。場所は変わっても、変わらない美味しさに感嘆です。 透明感あるうどんは 芸術的なまでに、綺麗にざるの上に盛られています。 箸で掬うと見た目とは違い、ずっしりした重みと質感がありました。 ザルの漬け出汁も、優しい甘味とほんのりと 干し椎茸といりこの香りがあり、透明なうどんに馴染んで絡まります。 店主が厨房でトントンと切り分けている 打ち立てのこのうどんは、 ツルツルした舌触りですが、コシもしっかりあり、 食べ応え抜群です。 野菜天は、注文受けて揚げて頂けるので、 衣はサクサク、中アツアツです。 トマトの天ぷらには季節感を感じ、 レンコンはサックリした食感ですが、漬け出汁の甘味と旨味が後からやって来ました。 丁寧な仕込みに驚嘆です。 幸せ過ぎるお昼が過ごせました。
2024/05訪問
1回
餅の名が屋号にあるのに何故かうどん 今迄に無い世界に惹き入れられる様に尋ねました。 平日のお昼遅めでしたが、大変な賑わいで、店内の方は全ての方々が威勢よく挨拶されます。 席に着いて驚きました。 何と明治時代から、茶店としてお遍路さんをもてなされていた様で、なるほどで接客に温かみがあります。 注文後に、駆け足でやってきて、何かと思えば、 7分位お待ち頂きたいのですが、宜しいでしょうか? と言う、ご丁寧なご説明でした。 全く問題無いですよと、答えて、お店中央にある おでんを覗きます。 出汁がよく沁みたスジ肉や揚げ豆腐を迷う事無く、 選んで食べていると、やって来ました。 おそらく7分より早くやって来ました。 頼んだのは あん餅煮うどん です。ご当地香川では、正月の雑煮はあん餅と聞いており、どうしても食べたいと思ってました。 雑煮ではありませんが、遂にうどんで実食です。 淡い味噌仕立ての出汁に、うどんが絡まり、あんこ餅が2つ覗いています。 出汁は優しくイリコが効いて、ほっくりとします。 そこに甘みを抑えた餡子が、見事なくらい合います。 100年お遍路さんに愛されて来たという歴史的感動も絡まって、幸せ過ぎるお昼が、過ごせました。
2024/06訪問
1回
店の入口迄の壁伝いに、薪が積み上げています。 入口をガラガラと開けて中に入ると、 奥に巨大な窯があり、なんと薪で炊かれています。 玉の数をお願いすると、 お椀にうどん玉を入れてくれ、後はトッピングです。 このうどんに乗せるのは、私は必ず決めています。 甘めの出汁がしっかり染み込んだ油揚げと、 パリパリの小海老かき揚げ、 のコンビです。 そこに葱と生姜を一匙振りかけて、 優しい香りのいりこだしでお椀を満たします。 心も満たされる瞬間です。 讃岐のうどんはやっぱり幸せになれます。 この世界観も、 料金は、超性善説の自己申告なところも、 さりげなく村上春樹のサインが掛かっているところも、 これからもずっと通わせて頂きます。
2024/05訪問
1回
店内はカウンターと掘りごたつテーブルに分かれていますが、テーブルでは既に先客が、 賑やかにお酒を酌み交わしていました。 店内は決して広いとは言えませんが、 天井が高いので開放感があり、音も拡散されるので、寧ろ心地良い賑やかさでした。 店主のゆっくりと丁寧に注ぐプレミアムモルツは、 きめ細やかなクリーミーな神泡で、 ビールとのバランスも3:7で完璧です。 なんと言っても料理が美味い。 ・熊本から取り寄せた馬刺しは、贅沢な厚みでカットされ、鮮度の高いピンク色の肉は見た目そのままの美味しさです。 ・刺身の三点盛りも、惜しみない厚切りで、マグロの色艶は惚れ惚れとします。 それにしても麦酒が進むわ〜 ・蛸の天麩羅はやっぱり塩が合う。 この頃になると、 私の片手はビールからハイボールジョッキを握っています。 ・山芋の鉄板焼きは、「ソース」でお願いしたのは正解でした。表面はサクリとして中は熱々トロトロの山芋はソースに絡むと最強の酒のアテになります。 ・〆の焼きおにぎり茶漬けも、出汁が美味しくて、危うく〆のはずがお代わりをするところでした。 今日は幸せ過ぎる一日でした。ご馳走様でした。
2024/03訪問
1回
木立に覆われた中に、人がやっと抜けられる程のすきまがあり、まさか此処入口じゃ無いよなと、右手に蜘蛛の巣を見ながら勇気を出して進むと、店の入口があります。 古びたドアを開けると、魔法がかかった様に中は広く、東洋と西洋が混じり合った様な異空間がありました。 ランチメニューはどれも洋食で1,000円前後と良心的ですが、メニュー数が多く悩む所です。 秋も深まりを感じる季節となり、シチューハンバーグにダブルチーズトッピングをオーダーしました。 厨房では、ご主人がお一人で調理しておりますが、無駄の無い動きで見た目も魔法使いの様に、立ち回っています。待つこと15分位でしょうか。 運ばれてきたシチューハンバーグは、ゴロリとした大きめ野菜とホロホロの肉がハンバーグと並んでおり、甘味と酸味と旨味が抜群のデミグラスソースとチーズがかけられて、オーブンで焼き上げられていました。 ダブルチーズと言うだけに、更に雪の様なチーズが振りかけられていました。 ホロリと心も解れました。幸せなお昼を過ごせました。
2023/11訪問
1回
カウンターと隔てて、2席を囲い込む様にBOX席があり、この一角で仕事仲間とビールを先ずは一杯。 神泡3対7の飲用時品質が完璧な麦酒を流し込むと、1日の疲れが解れて、ニンマリと幸せのセロトニンが湧き出てきました。 丁寧に仕込まれた串を、若大将がじっくりと焼き上げて、店員さんが一品ずつ運んで来てくれます。 コレは美味いのは当たり前で、店の雰囲気も仲間と会話が弾ませるものがあり、自然とアルコールが進みます。 今日一日の幸せを感じる店です。
2023/11訪問
1回
平日でも12時回ると、前6組の入店待ちが出来ていました。 店内は広くは無いですが、右にカウンター、左にテーブル3席が並び、奥には座敷が2席あります。 中華そばとお好み焼きが同時に頼めるだけでも、テンション上がりますが、共に絶品でした。 お好み焼きは、大きな鉄板で女将が、粉もんと焼き飯を見事な手捌きで焼き上げてくれていました。 お好み焼きモダンは、大好きな広島焼きに限りなく近く、甘さと酸味の絶妙なソースが、焼き上げたお好み焼きに絡まって、旨すぎました。 厨房のもう片方では大将が、中華そばを仕上げてくています。 大きく厚みのある柔らかなチャーシュー、メンマとモヤシのシャキシャキ感、ネギもしっかり乗せて、一目で絶対美味いヤツである事が分かります。 中華そばとお好み焼きの組み合わせは、注文した後、やり過ぎかと後悔しましたが、断然正解でした。
2023/10訪問
1回
週末ランチ予約は至難の業ですが、3か月前に予約してようやく席を確保出来ました。 ドアを開けるとすぐにカウンター席があり、席向こうからシェフの清々しく丁寧な挨拶が響きます。2階がテーブル席になっていて、心地良いピアノ曲が店内に流れていて、各テーブルの会話が弾んでいました。鮮度良い魚介を使った和のテイストでイタリアンと言う品々はどれも美味しく、パスタの後の牛のステーキは肉質が柔らかで、食べ応えある品でした。接客もホスピタリティある品質に、美味しさがもう一品加わり、満ち足りた時間が過ごせました。 予約が取れない訳が分かりました。
2023/09訪問
1回
倉敷の郊外にずっと前から店はあり、1986年から続いているようです。 初めて訪れたのですが、店内は思いのほか広くて、天井も高く開放感ある空間に、 週末の土曜日のランチ時、既に満席に近い位予約の方でテーブルは埋まっていました。 ご年配のご夫婦から、お子様連れのご家族、若いカップルや、女子会といった、まことに様々な客層で店内は賑わい、 28年愛され続けたお店の歴史が垣間見れました。 蕪のスープは寒い季節にぴったりの一品で、窓の外は岡山には珍しく雪が吹き付ける中、熱めのまま提供してくれるところが嬉しいです。 身体が温まってから、サーモンのクリームチーズがやって来ました。42度の低温で前日調理し、一晩冷やしながら寝かせております。程よく冷たいから、刺身の様な鮮度の高さと、下処理に時間と手間をかけた深い味わいが感じられました。 牛フィレのワインソースは、見た目のインパクトはドカンと登場し、厚みがあるけど柔らかく、脂身の少ないから臭みは無く、且つ肉感は半端なく感じられます。ワインソースとポテトベースのソースが、皿の上で対比されて、それぞれ肉に絡めると違った味わいになるし、2つのソースを絡めても、また異なる風味が惹き立ってきます。 店員さんのフレンドリーでホスピタリティ高い接客も好感が持てます。 幾つものテーブルで記念撮影を店員さんが、気軽に対応されていました。 この場所でずっと愛され、これからも続いて行く晴れやかな風景がありました。
2024/03訪問
1回
県外から来る人に、 岡山駅から歩いていけるお勧めの昼飯は? と聞かれたら、 即座に『富士屋』 と私は答えます。 奉還町商店街から一筋入った場所に、 昭和25年から続くこの店の中華そばは、 醤油好きの私には堪らない一杯です。 素朴であるから懐かしく、懐かしいからクセになる。寒い季節には身体と心も暖まる品です。と言いながら、最近寄って無いことに気づき、 久々に訪ねました。 気合いの、全部乗せ(ネギ多め無料)を注文し、 独りニヤけながら、待つこと5分、誠に丁寧な接客で店員さんが持って来てくれました。 そうだ、そうだ、 この光景に巡り合いに今日は来たのだと、 再会に心のベルが何度も鐘を鳴らしてくれました。 チューシューは脂身とのバランスが絶妙で、 メンマとモヤシのシャキっとした食感、 味玉は敢えてカットせずに玉手箱のように、 そのまんま脇を固めています。 玉手箱を開く瞬間の楽しみを残しながら、 啜ると、やっぱり美味い。理屈抜きです。 今日も幸せな一日になりそうです。
2024/02訪問
1回
お昼のランチで伺いました。 入ってすぐ店員さんのホスピタリティ溢れる接客に好感が持てました。 日替わりのメンチカツに惹かれましたが、 奮発して、鶏そぼろと焼き鳥つくね定食をお願いしました。 大将が塩にしますか?タレにしますか?と威勢良く、聞かれたので、瞬間悩みましたが、タレをお願いしました。 更に、ご飯は大・中・小が聞かれます。健康診断が近いので、大ではなく中をお願いしました。 カウンターから見える大将のじっくり丁寧とした焼きと、盛り付けには、昼時の居酒屋さんランチとは思えない、彩り豊かな仕上がりでお膳が登場してくれました。 そぼろは鶏肉の甘みと旨みが、アツアツご飯の上でじんわりと染み込み、 焼き鳥は焼き立てホクホクの逸品です。 しかし、ショックな事がありました。 卵かけご飯用に、新鮮生卵が添えられていたのです。ライスを中にしてしまった後悔をつくづくと思いました。 次回は、躊躇なくライス大で臨みたいと決意した次第です。 幸せなお昼が過ごせました。
2024/01訪問
1回
新年の八栗山詣での帰りは、この場所に限ります。 有形文化財の屋敷は、時間の針を大きく戻した風情ある趣きと空間が広がっています。 うどんはつるりとした舌触りながらも、コシは充分にあり、讃岐の国にいる事の幸せと共に、 揚げたて衣サクサクの天ぷらは、ただただ絶品です。 正月なので贅沢に、単品で海老天を頼みました。 皿からハミ出す程の立派な一品でした。今年も良い年になりそうです。
2024/01訪問
1回
飲みの〆でのラーメンよりも、飲んだ翌朝のうどんが堪らなく好きです。 朝7時開店ですが、開店前に既に10人位並んでましたが、滋味深い出汁と小麦の香り高いうどんの巡り合わせに出会う為には、迷わず朝行列する価値はあります。 うどん県に住む事に幸せを感じる幸福感は、朝から始まります。
2023/11訪問
1回
作り手のストーリーの詰まった献立に沿って運ばれてくる料理は、先出からデザート迄、一貫した調和がある様に思いました。 センスの良い器は手触りも良く、見た目も更に彩りを与えて楽しませてくれます。 季節の素材に和の技が加わり、手作りのドレッシングは四つから選べ、手間を惜しまない品々には感動しかありません。 鉄板で丁寧に焼かれたサワラと貝柱のソテーは肉厚でソースとの絡みも絶妙です。 好みで焼き加減を調整してくれた和牛は、横に添えられた山葵と藻塩は優しい甘味と香りがあり、テイストの異なるソースで、驚くほど味わいが変化します。 季節の炊き込みご飯は鯛飯でした。柔らかい肉とご飯と味噌汁は幸せの時間で、迷わずご飯お代わりをしてしまいました。 今年も良い一年が過ごせそうです。