【日本酒巡り旅2019】呑み納め編 : 日本酒原価酒蔵 新橋二号店

2019年呑み納めは、3、4回目の訪問のこちら。「日本酒原価酒蔵 新橋2号店」へ。アプリで予約ができるので便利(2時間制)！ また、日本酒原価酒蔵の中では、新政の取り扱い種類が多い印象。

「鈴木酒販 神田店」さんへ訪問した後、新宿三丁目の「日本酒スタンド もと」へ伺ったものの、満席で断念。予約時間が近づいたので、こちらへ。大晦日の19時30分頃。

混雑しているかなー、と思ったのですが、先客は2組のみ。後から来店したのも2組のみでした。土地柄なのかなー。

「日本酒スタンド もと」に行けなかった分、色々堪能。

・No.6 X'mas Type
原料米：あきた酒こまち、精米歩合45%、アルコール分13度

スパークリングタイプのNo.6！ 飲んで見たかったけども、特約店でも入手困難(置いてない)、四合瓶で3,800円となかなか買いにくいお値段のものが、まだあった！(アプリ会員限定提供)

「No.6」と想像していたよりもすっきり(大吟醸だから？)。米の旨味も少なめ。また、炭酸感も強くなくすっきり。

スパークリング酒で有名な「澪」よりも、かなりすっきりしたタイプ。イメージしていたものとは違ったので、個人的には「澪」の方が好きかも。

・伯楽星 特別純米酒(新澤醸造、宮城県)
原料米：山田錦、精米歩合60%、アルコール分16度
日本酒らしく「旨味あり、すっきりタイプ」純米酒らしい感じ。やや渋みが残りつつも、すっきり美味いタイプ。今代司よりは、旨味は控えめ。

・貴 純米(永山本家酒造場、山口県)
原料米：山田錦、精米歩合80%、アルコール分15度
飲み口は、伯楽星よりも芳醇、すっきり。

・Mega Ohmine 3grain(大嶺酒造、山口県)
限定米：山田錦100%、精米歩合58%、アルコール分14.5度
大嶺(山口県) 年末限定酒。2升半サイズ。2升：ますます(升升)、繁盛(半升)という意味があるらしい。柑橘系の酸味がありつつ、美味い♪ どことなく、新政のラピスに似てるかなー。

・石田屋 純米大吟醸(黒龍酒造、福井県)
原料米：兵庫県東条産山田錦、精米歩合35%、アルコール分 15度
7本限定仕入れの石田屋(黒龍)。正規特約店価格で、四合瓶10,000円超えなので、居酒屋で100ml 1,600円代で呑めるのは、かなりリーズナブル♪ 山田錦100%・精米歩合35%ながら、米の旨味も感じられて、美味しかった♪

スタッフさんが少なかったから仕方ないのは分かるけども、注文時「少々お待ちください」と言われ、だいぶほっとかれ、会計の後に、「ごちそうさまでした」と言っても、他の方の注文に夢中で、退店にスタッフさんが気が付かないのは、気に入っている店だけに、ちょっと残念でした。

ごちそうさまでした。

マイレビュさんを真似して・・・、

【良い所、5行概要】
・幅広い日本酒がリーズナブル(大半が300円前後)に呑める
・一般では、なかなか入手困難な日本酒もリーズナブルなお値段で提供
・飲みかけであっても(瓶が減っていても)、燗にしてもらえる(←ここ重要！居酒屋さんだと、燗での提供は1合～という所が多いので、なかなか燗が気楽に呑めない)
・100ml での特注瓶での提供なので、鮮度抜群！(←どうやって、仕入れているor移しかえているんだろ？ 謎。)←一般的な居酒屋さんだと、瓶を開けてから時間が経っているものもあるので、鮮度が落ちて、味が劣化していたりする
・瓶に書かれている「瓶のスペックカード」が頂ける←飲んでいる最中や、帰った時に、「どんなものを飲んだか(飲んでいるか)」確認できるので、有難い。

【敢えてあげるとしたら・・・、な欠点】
・入館料が490円かかる(公式アプリ登録で、2回目以降390円)→日本酒バーのチャーム無しなチャージ料と考えれば、まぁ、妥当(いわば、長居する為の席料。※混雑時は。2時間制なので、但し書き要注意！)

・提供が100ml単位なので、量が呑めない方には多少不向き→こちらも同じ銘柄を飲み比べてみたり、途中から燗にしてみたりで、アレンジ多才。

・無料のお水は、こちらから言わないと提供してもらえない→有料の和らぎ水を販売してるしね、仕方ないかも。但し、言えば快くおしゃれな瓶(日本酒の瓶)で提供して頂けます♪


【本題】
川越で日本酒を満喫した後は、日本酒の〆にこちらに訪問。公式アプリをいじっていたら、予約もできる事が判明！ 予約してから向かいます。予約してるので、混雑しそうな曜日だけども、安心ね♪

土曜日の20時30分頃、訪問！
やはり、1Fは予約していた1席以外、満席でした。2人掛けの席へ。

今回は全部で4種類！2種類は、かなりレアな日本酒2種類(こちらの店舗限定)！

【某 酵母無添加 菩提もと】
酸味と旨味はあるけども、綺麗な酸味。後味は、すっと溶けていく感じ。この酒蔵さんらしい味。

【某 頒布会シリーズ 2019】
蒸したものではなく、生の麹を使用するのだとか。
この2種類はこの酒蔵さんらしい味で、似ている味わいだったのですが、菩提もとより、旨味がかすかに強めな感じがしました。

どちらも瓶に1/3位残して、それをぬる燗にして頂きました。よりすっと呑みやすくなり、美味し！ やっぱり、酸が多少感じやすいものは、ぬる燗にしても美味しいのね♪

次に店長のお兄さん(前回もいらっしゃった方。胸のネームで店長さんだったと知る)に、この某酒蔵さんと似たタイプのものを伺ってみると、下の2種類を進められたので、2種類とも注文♪

【花の舞 Abysee ワイン酵母 生原酒(花の舞酒造)】
リンゴ系な綺麗な酸味。すっきり。

店長さんは「甘い」とおっしゃってましたが、舌ざわりと香りが甘い(リンゴのような、オレンジのような)だけで、後味はすっきりしていました。

ぬる燗にしても、綺麗な酸味がよりシュッとなり、美味い♪

【風の森 純米大吟醸 しぼり華(油長酒造、奈良県)】
リンゴ系ながらピリリとした酸味&刺あり。「大吟醸」＝「すっきり」というイメージだったけれども、こちらは刺激感が強めで意外な感じ♪ 「花の舞」よりも、旨味も強め。

ぬる燗にすると、やはり酸の角がとれつつも、旨味は残り美味し。ただ、個人的には、飲み口がすっきりしている「風の森」の方が好きかなー。

かなりレアな日本酒なんかも呑めました♪
日本酒にこだわったお店にいくと、1合(180ml)800円～1200円、半合(90ml) 500円～700円かかるお店も多い中、今回呑んだのは、どれも100ml 400円以下！ 日本酒だけだと、4種類(400ml) 1400円位で呑めました♪ 1合換算で、630円！(入館料含めても、1合800円)！ 希少酒が呑めて、1合800円って、かなりお得！

ごちそうさまでした！

P.S.
隣にいらっしゃった男性2人組が、「ラベルを見ないで当てられるか」お互いに挑戦していて、ことごとく外していたのが面白くて、終盤話しかけてしまったわ。「ラベルを見て飲む」くせはついてるけど、「飲んでから銘柄を当てる」って、なかなか難しいだろうな、と。

好きなバンドのライブの為、いざ東京へ！

そのライブ帰りに訪問。土曜日の20時過ぎ頃。

すぐ片付けて、案内できるとの事。2、3分待ちます。
その際のスタッフさんの対応が良かったです♪

店内1Fは、壁づたいに各々4・4・2の配置で合計20席でこじんまりとしています。入り口近くに階段があったので、2Fもあるのかな？

今日の目的は、新政！ SNSを見ると・・・、な希少種2種類と、No. 6のX-type (No. 6は、これしかなかったw)を注文(メニューには、表記されていませんでしたが、隣の隣のお客さんが注文してました。)！

飲んでみたかった、新政のNo.6！ X-Typeは、オレンジともレモンとも言い難い、綺麗な酸味が広がる感じ。また、純米らしい旨味と舌触りがプチプチとした刺激もあります。最近のトレンドをつかみつつも、トレンドを意識しすぎない味！ やっぱり、新政さんは美味い！(個人的に、好きなだけw)

こちらのチェーンは、「6のつく日は、『No .6』の日」と、6のつく日に「No .6」を飲めるイベントをよく開催されているのですが、その余りなのかなー、と伺ってみると、「4/27～5/6」の希少酒キャンペーンで、この期間だけ希少酒を扱っているそうです(公式ツイートでも、確認してましたが)

100mlの特注瓶に入って、529円！
日本酒バー等に行くと、値入れ50～70%とる店も多い中、単純計算で値入23%！ これに、人件費や配送費や入手し難さを総合的に判断すると、ほんと原価に近いんじゃなかろうか。

また、料理もチェーン店にしては、美味しい！

「しみじみ美味しいなー」という感じではなく、「うん、美味い！」という感じ♪ 意外に、料理も侮れません。

初回は入館料490円かかるけども、アプリに登録すると、2回目以降は入館料が100円になったり、また、平日の～17:30までは、入館料が無料になるネットクーポンがあったりと、お得になるサービスも一杯(アプリ専用で、来店スタンプなるものもあります)♪

スタッフさんも皆さんテキパキ動かれていて、個人的に、接客の感じが新宿の系列店よりも好きだったかな♪

日本酒をお得に呑めるお店です♪

ごちそうさまでした！