Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

売買は金。バイバイは菌。ははっ~♡ : みそめぼれ

予算:
定休日
火曜日

この口コミは、パコ崎ミャ子さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

4.5

¥1,000~¥1,9991人
  • 料理・味4.6
  • サービス4.6
  • 雰囲気4.6
  • CP4.6
  • 酒・ドリンク4.6
2023/10訪問1回目

4.5

  • 料理・味4.6
  • サービス4.6
  • 雰囲気4.6
  • CP4.6
  • 酒・ドリンク4.6
¥1,000~¥1,9991人

売買は金。バイバイは菌。ははっ~♡

親友と「みそめぼれ」様♡で一緒に「お味噌汁」を啜る。


「なに、ガリガリじゃん。何にも食べてないでしょ?」
『・・・今、お味噌汁と塩おむすび食べてる・・・けど・・・』

「アンタ、忙しくなると頭を冴えさせるために食べないって、ホントに身体に悪いよ」
『・・・うん・・・だよね。食べると集中力が切れるから・・・でも、ダメだよね、ホントに・・・』

「じゃ、最近、ちゃんと食べたのいつ? ナニ食べた?」
『えっ・・・。いつかなぁ・・・、2日か3日前かなぁ・・・お、お、お肉とジャガイモ・・・食べた』

「エライじゃん♡ スゴイじゃん♡ なに? ステーキと付け合わせにマッシュポテトとか?」
『・・・ぅぅん。・・・カルパスとジャガリコ・・・』

「・・・うん。分かった、とりあえず、「みそめぼれ」様のお味噌汁と塩おむすびを完食しよっかネ」
『・・・ぅい・・・』


忙しさにかまけて、食事の大事さを忘れていたコトが・・・身に沁みます・・・はい・・・。


並んだ隣の紳士の方々、

「・・・日本人なら、味噌汁だろ・・・」

ボソリと漏らした一言が・・・さらに・・・沁みる

「日本人なら味噌汁だろ、味噌汁!」

昔観たラモス瑠偉様のCMを思い出す・・・お茶漬けだったっけ? ははっ~♡

まぁ・・・どちらにしても、意図することは同じだと・・・勝手に思い、お味噌汁に没頭して行く。はい♡

お味噌汁の一杯の味わいは、ただただ日本人として、今の今まで繋がって来た歴史の事実を見つめるキッカケになる♡


・・・で、もう一度、構成からやり直し~♡ ははっ~♡


六本木♡ 完全に「真っ昼間の お味噌汁Bar」な「みそめぼれ」様♡


夜のアンデットに落ちる寸前の灯の様なBarに、万金の陽の光と麹の生命力をモリモリと注入すると・・・、

アラ不思議♡ 健全、健康、健勝な、「明るい陽の光の香りがする お味噌汁Bar みそめぼれ」様が出来上がる~♡ ははっ~♡


「みそめぼれ」とする、お店のネーミングがmuscleにcute♡ タマラナイ♡


お味噌汁を手軽に食べさせてくれるお店なのだが、そのコンセプトは、ありそうで、なかなかに他には無い。
カウンター席から眺める壁には、ズらーっと日本47都道府県のお味噌が、可愛い透明な瓶に入れられて並べられている♡

その中から選り取り見取りと、峰不二子的なポンキュっドーンガンドーンや、メーテル様のまつ毛しだれ桜バッさん素麺スレンダーから、ドロンジョマスク越しのむっちりゴッチりwinkどどすこタイプと、その日の気分に合わせて好みのお味噌を選んで、お味噌汁に仕立ててもらい食べることが出来る。

はじめて来た時には、ドコに視点を合わせればイイのかと、グルグルと見回すほどに・・・並びアピールする清潔で綺麗な瓶に入れられたお味噌の方々の存在感に圧倒された。

そして、素直に「こんなにお味噌の色って違うのか」と、まじまじと一瓶一瓶と見とれてしまった♡

「みそめぼれ」様では、広いとは言えないその空間の中で、イロイロなお味噌が個性豊かな表情で、コチラに狭さを微塵も感じさせない無限の広がりの微笑みを投げかけてくれている♡


そんな、ぬくもりを浴びた空間に、疲れなのか気暴れなのか、アモールの水すら効かず膝に力が入らないフラフラの状態で、真っ昼間の太陽光線をサングラスに乱反射させながら、ヌルッと入り込み・・・お味噌汁をズルズルと啜りこむ・・・。

・・・まったく完全に、数時間前までの・・・暗闇に紛れイイ女風を装って、夜のバーカウンターに陣取り、生意気にも知ったふうで顔色の悪いボトルの色味を指差し注いでもらい、なんだか分からない木工所の香りしかしない酒をガブ飲みしている場合じゃねーな・・・と、しみじみ思ってしまう・・・。ははっ~♡

・・・まぁ、一杯の酒が心の扉を静かにノックする時も、アルっちゃーアルけど・・・。

陽の光が輝く中の、一杯のお味噌汁が持つ力には、日本人としての抗うことの出来ないアイデンティティを感じザルおえない♡ だっちゃ♡

何でもない朝の寝起きの一口。出て来た定食に添えられた湯気の香り。一日の締め括りとしてのホッとした気持ちのやわらぎ・・・とか、どんな時でも一杯のお味噌汁が持つ安定感♡は、その時々の移ろい浮足立った気持ちを地にドッシリと戻してくれる♡


・・・。


「みそめぼれ」様で今日の私のチョイスは、京都「西京白味噌」に、なめこダブルトッピングのお味噌汁と「ひとめぼれ」の塩おむすび♡

実家では、赤味噌多めの合わせ味噌で育ってきたはずだが、働き出し、各地を転々としながら出会った甘くクリーミーな白味噌は、私の求めていた味わいにピッタリだった。
今の私は、断然に白味噌派♡ 
代々の東京モンとしては、あるまじき姿に豹変してシマっている。ははっ~♡

私の中で、「西京白味噌」なんて言う音を聞いてしまったら、勝手に脳内モニターには「最強白味噌」との字ずらに変換され、右往左往とカラフルpopに流れ出す♡

そんな、京都由来の「西京白味噌」で作られたお味噌汁♡

口当たりが、まんず滑らか~♡ 
塩味の笑顔が、立ち合いの気合がバッチリ合ったマッサージのように綺麗に馴染み、何よりもソノ「甘さ」が身体の硬化した部分を順次ほぐしてくれる。
汁の熱さを恐々とすすり、口の中に溜め込んだ流麗なる潤いをゴクリと飲み下した後に漏れる、

「ぁぁぁあぁぁ」

の吐息が、なんともかぐわしいほど「甘い」♡
身体に沁み渡る馴染み方は、耳に慣れ親しんだ音のようにスッと取り込まれ、香りの甘さ、味わいの甘さ、舌触りの甘さと、四方に散りそうになる甘さをちゃんと味噌としての塩味がまとめてくれている。
そこがなんとも魅力過ぎて、激烈圧倒的に素敵♡

ダブルで入れた「なめこ」の渋滞具合もtensionがアがるアがる♡
啜り込む度にブルプルと首をウネウネさせて、ドコドコと口に飛び込んでくる。

具材が多すぎるのも汁を楽しみたい気持ちの時は、ちょっとアレだけど、味噌汁を一食のメインとするならば、具はメタくそあって欲しい・・・アタイ♡ 
モグモグと食べる具沢山味噌汁の存在感は、顎の上げ下げがポンプとなり、疲れ切っている時ほど、脳に栄養を乗せた血液をドコドコ押し上げてくれる気が・・・勝手にする♡

そこに、なんのてらいも虚も突かない塩と「ひとめぼれ」米だけの・・・おむすび♡

日本人であることの有難さを食べるほどに、切々と感じる♡


・・・。


「みそめぼれ」様のカウンター越しの壁に並ぶ、沢山の「お味噌」達を見る。
それぞれのお味噌には、そのお味噌に育まれた人達が数限りなく居る。
その数限りない人達の身体には、身に沁み込み馴染んだ「お味噌」の味を持っている。

「味覚」とは・・・とか、素人丸出しでイロイロと言いたくなるけど、なれ親しんだ「お味噌」一つとっても、日本47都道府県を網羅する「全日本お味噌選手権」の地方予選の一選手をちょっと食べて知っている程度の話。
どんな食べ物でも、本当のことを知り理解するには、多分、記憶を残した状態で999億回と転生しても、砂漠の中の砂の一粒にも満たない理解しか出来ないと・・・思ったりスル♡

そうだとしても、知らない世界を見て感じられるコトは、とっても楽しいしtensionもアがる♡

北の方は、米麹で赤い色がちょい強めなのか・・・、とか。真ん中関西の辺りは白い色が華やかですぞ・・・、とか。でも、ちょい戻る東海の黒いお味噌もなかなかにオーラがアリんス・・・、とか。九州四国の南に行くと、麦味噌で淡い優しい感じの色味になるで御座るか・・・、とか・・・。ははっ~♡

その味わいも、甘味噌、甘口味噌、辛味噌、辛口味噌と、ざっくりと分けられても、その中で閾値のラインは高低差のふり幅が小刻みにあり、一つとして同じ物など存在しないとフムフム納得の理解ができる。

日本全国のお味噌を取り揃え、clearな瓶に入れ、「色味」からその存在の強さを先ずは目から教えてくれるコンセプト♡・・・マジで素晴らしい♡

日本人として、「味わい」を考えた時に、「人の味覚は多種多様」と漠然と耳を通り過ぎていくが、育った地域や環境の違いで、慣れ親しんだお味噌ですら「味」の違いがその人の中に確立して行くと一瞬にして理解できる♡

人の「味覚」に上下も無く、人の「味覚」に優劣など、そもそも無いと言うことが、一目で分かる♡

お味噌からのお味噌汁♡、その持っている魔法の様に身体に沁み入る馴染みの良さは、気持ちを穏やかにしてくれて意識や思考の正常化を即してくれる♡

・・・有難いナリ♡

そんな、落ち着きを取り戻すと、あらためて「食べる」ことは「生きる」ことだと、しみじみと気づかされる。

・・・その意味と言うか、本質と言うか、実感的な馴染み方は私が今思っているコトより、やっぱり年齢の高い人の語る言葉に、より重みを感じたりもすると・・・ちょっと気が付いたりもする・・・。

当然、その言葉は生活環境の変化や時代の移り変わりの中で、身に沁みた言葉だからなのだろう・・・。

「食べる」ことは「生きる」こと。

先の大戦から78年経った今、戦中に生まれた人や戦後の混乱期を知っている人は、年々と減少して行く。
大なり小なり戦争体験を本土日本で経験した人の話の中には、「食べる」ことにまつわる話は少なくない。
なんなら「食べることは、生きること」に直結している話が全てであったりもする。

戦争の色が濃くその体験に刻まれ、戦後の急激な復興時代を知る人の「体感」にある「食べる」は、今の絶対なる選択の自由を謳歌出来る私の言う「食べる」とは、そのニュアンスは似ていて異なるモノだと・・・とくに「みそめぼれ」様で、お味噌を選んで食べる度に・・・感じる。

お味噌。
それを溶かした汁をススル。

素晴らしい発明品ナリ♡


・・・。


・・・少しだけ、お味噌の話をしたいのだけど、切り口をドコにするか・・・正直、迷う♡

日本で一括りにお味噌と言っても、その種類は、多分、県と言うよりも市と言うよりも、町とか村とか言うよりも、本当は、その家々で違う味わいがあったモノ。
今は、お味噌を買って使う方が多いカモ知れないが、今だに家や地域単位で仕込んで食べる所もあったりする。

お味噌の文化とか、イロイロとひも解くと、発祥は中国説や韓国説やアジアの各国にあったりするようだ。

当然、日本発祥の説もあったりして面白い。


私は、日本のお味噌は、「作り方」は渡来してきたモノだが、
日本のお味噌自体は、日本が「発祥」だと思っていたりする♡


簡単に言うと、日本でお味噌を作るために使う、俗に言う「コウジカビ(キン)」、麹菌(コウジカビ属 黄麹菌)「アスペルギルス・オリゼー(Aspergillus oryzae)」は、日本にしかないモノで、それを使いそこからの発酵食品である日本のお味噌を作ってきた歴史は、日本にしかないものだから。


だから、日本のお味噌は、日本が発祥と♡


当然、アジアの多くの国で、お味噌の類は似たような「作り方」で製造されて来た歴史がある。
しかし日本固有の「コウジカビ(キン)」ではなく、多くは「クモノスカビ」を利用している。

日本のお味噌の菌は、「コウジカビ(キン)」もしくは「アスペルギルス・オリゼー」という麹菌。

この麹菌は事実上、日本特産♡

麹菌は、漢字で表記すると発酵に使われる微生物のことになるが、
「コウジカビ(キン)」とカタカナで表記すると、これはアスペルギルス属のカビを意味する。

この「コウジカビ(キン)」と非常によく似たカビに、「アスペルギルス・フラバス」という緑色のカビがある。
これはアジア全域にいるカビなのだが、肝臓障害を起こし、発がん物質となるアフラトキシンという毒をつくるヤバい奴。
そのため、東南アジアでは、緑色のカビは触ってはいけないとされている。

「コウジカビ(キン)」と、ヤバい「アスペルギルス・フラバス」は見分けがつかないほどよく似ている。

しかし性質は全然違い、「コウジカビ(キン)」は、危険なアフラトキシンをつくらない。
しかも、デンプンを分解する酵素をつくる力が3倍強く、胞子の中に核がいくつもあることで発芽が早く、安定性が良い。

まさに、「コウジカビ(キン)」は、ことごとく、日本人が行う発酵醸造にとって都合の良い性質を持っている。

こんな恵まれた能力を装備した便利なカビは、世界には無く、日本にだけ生育しているのである。

・・・とっても不思議な話である♡

いろいろと知る程に都合が良すぎることが逆に疑問になったりもする。ははっ~♡

どうして、そんな神の力を携えた「コウジカビ(キン)」が日本にだけいるのか?は、誰もまだ明確に説明出来てはいないのだが・・・。

学術の世界であっても、
「たまたま毒をつくらない「コウジカビ(キン)」を見つけた古代の日本人が、そのカビを飼い慣らし、増やしたものが麹菌とよばれるようになったのではないか」
と考えられている・・・そんな話がまかり通るところが、逆に神秘的な輝きを放っている♡

「コウジカビ(キン)」、日本では、古くから味噌や酒の発酵醸造に使われていた麹菌だが、自然界の中では生命力の強いカビではない。
広くアジアで行われた、穀物をただ室に入れておく方法では、他のカビに負けて、「コウジカビ(キン)」として繁殖することはマズ出来ないほどのminorityな存在。

日本人は、たとえその存在がminorityであったとしても、
「コウジカビ(キン)」のpotentialとPurposeに輝く光を感じ、その場を与え、
Majorityの地位を与えた。

見えているものが現状なのか、未来なのか、その見出す感性こそがすべて結果につながっている♡

ともしびの神に愛されている日本人の誇りとともに♡


ははっ~♡


・・・。

  • {"count_target":".js-result-Review-170684829 .js-count","target":".js-like-button-Review-170684829","content_type":"Review","content_id":170684829,"voted_flag":false,"count":1249,"user_status":"","blocked":false}

口コミが参考になったらフォローしよう

パコ崎ミャ子

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する

パコ崎ミャ子さんの他のお店の口コミ

パコ崎ミャ子さんの口コミ一覧(222件)を見る

この店舗の関係者の方へ

ユーザーから投稿された口コミに対して、お店側からお礼や情報追加などの返信を行ってみませんか?

「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら

店舗基本情報

店名
みそめぼれ
ジャンル 食堂
お問い合わせ

03-6721-1425

予約可否

予約不可

住所

東京都港区六本木3-14-13 UFビル 1F

交通手段

六本木駅から271m

営業時間
  • 月・金

    • 18:00 - 06:00
    • 00:00 - 05:00
    • 19:00 - 06:00
  • 土・日

    • 11:00 - 18:00
    • 定休日

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算

¥2,000~¥2,999

~¥999

予算(口コミ集計)
~¥999 ¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

電子マネー可

(交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、iD、QUICPay)

QRコード決済可

(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY)

席・設備

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙 全席禁煙
駐車場

特徴・関連情報

利用シーン

公式アカウント
オープン日

2023年5月20日

初投稿者

あんよ♪あんよ♪(2519)

最近の編集者

編集履歴を詳しく見る

ブログに店舗情報を貼る

食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!

従来の問い合わせフォームから問い合わせる レストラン情報編集のガイドライン

この店舗の関係者の方へ

食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。

店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら

周辺のお店ランキング

西麻布×食堂のランキング(点数の高いお店)です。

  • 1 笑壷 - 料理写真:

    笑壷 (食堂、海鮮)

    3.50

  • 2 七番 - 料理写真:

    七番 (中華料理、食堂、居酒屋)

    3.42

  • 3 大衆割烹 三州屋 - 料理写真:ぶり照り

    大衆割烹 三州屋 六本木店 (居酒屋、食堂、海鮮)

    3.39

  • 4 みそめぼれ - 料理写真:

    みそめぼれ (食堂)

    3.32

  • 5 おふぃすごはん きぬ川 - 料理写真:

    おふぃすごはん きぬ川 (食堂、弁当、惣菜・デリ)

    3.29

食べログ限定企画

店舗運営者の方へ