なかなかハイコスパの餃子定食。味も悪くありません。 : 餃子市場 神田店

先日の食べログの機能改修により各エリアの口コミ数の年間ランキングというものが新たに追加されました。
これ自体は、あまり興味が無かったのですが、2018年の年間を通じてコンスタントに活動した神田エリアの順位を試しに見たところ、何と2018年は私が口コミ数1位なんですね。
だからどうということではないのですが、それだけ地道に活動してきた結果ということで、素直に受け止めておくようにします。

神田のランチスポットの開拓もかなり進んできたとはいうものの、ここは都内でも有数のサラリーマンランチのメッカですから、お店の数も多ければ新陳代謝もかなり活発で、いくら開拓してもなかなかカバー率は際立ってはアップしないのが実情です。

そんな中ですが、最近は一人ランチの時で時間に余裕のある日を狙って普段はハードルの高い職場から距離のあるエリアを攻めるようにしています。

この日もそんな1日でしたので、神田駅北口の中央通りを超えたエリア、神田富山町にあるこちらのお店にチャレンジしてみました。
2017年12月にオープンしたお店で、後で調べたらたまたまこの日が当店のオープン1周年の当日に当たっていたようですが、これも何かの縁でしょう。
いわゆる大陸系大衆中華のジャンルに属するお店ですが、その中でも餃子を看板メニューにしているスタイルのお店と思われます。

当店の出店を皮切りに多店舗展開も進めているようで、2018年10月には湯島駅から徒歩5分ほどのところに「東大前店」を出店、これも奇遇だったのですが、ちょうどこの日に都電早稲田駅近くに「西早稲田店」がオープンしています。

この日は11時10分前にお店に到着しました。
店内は、手前の方に仕切りのあるボックス風テーブル席、奥の方に仕切りの無い普通のテーブル席が並んでいます。
先客は奥の方のテーブル席に1名、手前の方のテーブル席に2名と空いていました。

お店は厨房に男性2人のほか女性が2人の計4人体制で運営されている様子でした。
女性店員さんの誘導で奥の方のテーブル席に案内されます。

卓上にはランチメニューがあって、定番のランチメニューと日替わりランチメニューがあります。
シンプルで見やすいランチメニューです。

定番メニューの方は、一番オーソドックスな餃子定食が680円ですが、この定食は餃子12個にサラダ、スープが付きますので、餃子の内容にもよりますが、なかなかリーズナブルだなと思えました。
その他、しそ巻き餃子や海老巻き餃子などのアレンジ餃子の定食、唐揚げ定食、麺類、チャーハンとラインナップしていますが、一般の大陸系大衆中華ほど多彩なメニューではありません。
それでも全メニュー680円又は750円ですので、懐には優しい感じです。

日替りランチは、この日はニラそばでしたが、定食だったり麺類だったりと日によって異なり、値段は700円です。
ただ、いずれも定番メニューには無いものなので、日替りの方がお得度が高いのか否かは俄かには分かりません。

注文は、ノーマルな餃子定食にしました。
サラダはすぐに運ばれてきましたが、餃子の提供までは結構待たされました。
どうやら注文を受けてから餃子を焼いているようですね。
後続客のチャーハンに抜かれてしまい、待つこと9分ほど掛かってようやく餃子定食の登場です。

サラダは、レタス、キャベツにコーンと普通のサラダですが、盛りがかなり多いので、これなら結構野菜が摂れるのでいいですね。
卓上の和風または胡麻ドレッシングでいただきます。

餃子は12個ですが、見た目は普通サイズの餃子です。
餃子の王将あたりの餃子とほぼ同じくらいのサイズですね。
12個ということで小さいサイズかもしれないと懸念していたのですが、この点は杞憂に終わりました。
焼き立ての餃子で、具からは汁が溢れてくるジューシーな餃子。
厚めの皮ももちもちしてとても美味しいですが、ニンニクは控えめだと思います。
これは、予想を大きく上回るなかなか美味しい餃子ですね。

スープはとろみのある中華スープで薄口の味付け。これもまずまずです。

全体に、これで680円ならかなり満足度は高いですね。
神田駅西口商店街にある「ぎょうざ いってん 神田本店」よりも値段は安くて、餃子の美味しさはこちらが上。
さらにビッグサイズのサラダが付くので栄養のバランス面でも当店が大きくまさっています。
両店の比較では断然こちらだと思いました。

場所のハンディはありますが、なかなかの良店と言えると思います。
大陸系の餃子専門店の業態はまだ伸びる余地があるかもしれないですね。