長崎は今日も盛況だった… : 長崎

こりゃあクワトロとかカルテット…かなあと。

というのも、トリオのスープ、これもまた結構なキャラクターを発揮してるので、付き人ではなくメンバーとして数えてあげないとかわいそうなくらいでw。他のメニューにはないニンニキー加減がたまらん。

もつ煮、あらためて食べるピースがデカく、ほおばる感じがうまさを掛け算にしてくれる。

これにチャーハンがつくのだが、それだとちょっとトゥーマッチなんだな。今度はもつ煮用に別口で白飯を頼もうか…。

そして半焼売。焼売が半分ついてくるんじゃなくて、当店の焼売のポーションが6個なのだろう、その半分ということで。レンジアップではなさ気な見た目、多少時間が経ってもまだアツアツだ。

これが¥850だなんて昭和かよ。ホントありがたいっす！

これが当店の2大メニューの一角でしょうね。それを5回目にしてようやくオーダー。

皿うどん：高校の修学旅行は長崎雲仙熊本だったけど、その頃の限られた知識の中でたいへん楽しみにしてたのが皿うどんでした。揚げた麺に強めの餡がかかってて…、子供の頃に似たようなものを札幌の中華料理屋で食べて感動したのを思い出し…と。もちろん今でもその想いはあるのだが、口中に刺さるテクスチャーが苦手になってしまい(←どんな爺さんがコレ書いてるんだw)、最近あまり食べてなかったな。当店の麺は都度揚げという感じではないものの極細パリパリ、適度に崩して餡と混然一体にして食べれば旨し！あでもがっつくと刺さらないまでもヤケドはしますねw。あの淡麗なスープからけっこう濃厚な味わいの餡かけができる。シーフードの風味がのってるからだろうか。少し残ったスープも飲んじゃう。

あぁ美味しかった！けっこうボリュームあるし野菜がかなり摂れるし美味しいしで、ホント良い店！

これで当店の気になるものは網羅できたなか？

もつラーメン：これもトリプルの時のようなニンニキーさがないあっさりスープにもつ煮がのる。ただお互い相乗効果というよりは、味が薄まったり拡散しちゃったりする感じなので、別々に頼んだ方が美味しいかな？麺はゆる縮れ細麺。チャンポン食べた時はチャンポン麺の割に細いなあと思ったけど、やっぱこうして使い分けてるんですね。テクスチャーはソフト。ただ、麺間にスープがよくつくのでマッチングは良い。丼渕から啜ればだいたいどんな麺でもスープの絡みを気にすることないですけどね。誰にでもお勧めできないのは、自分も最近丼くらい重いもの持つとガクッと一瞬力が抜けて危ない（←どんな爺さんがコレ書いてるんだｗ）。　　

昼飯的には幸いなことに、月に1～4度ほど当地を訪れる用事が生じ、そのたび当店を覗き、入れれば入店、満卓なら他をあたる、という優先順位となってきた。

ちゃんぽん：三度目にしてようやくメインメニューをオーダー。寸胴の中身を見てわかる通り透明なスープはアッサリしたものだが、あとからあとからといろんな味を繰り出す。それは具材の海鮮系から時差で滲み出すものかもしれない。尚、前回トリオのスープの時のようなニンニク風味はありませんでした。

半炒飯：焼き付けた香りで食わす、シンプル炒飯。あっという間に出てくるのである程度作り置きかもしれないが、そのようなビハインドは感じられない。やはり塩気は少々淡いが、齢50なかばの身体事情にはありがたい。

当店、メニューコンプリートを目指したくなるよな品数。一丁挑戦してみるか…？？

また来ちゃった。さっき並んでたのに現場に挨拶して帰ってきたらひとつ空いてる！そりゃあ入っちゃう。メニューをが・い・か・ん(概観)。…前回隣り合わせの小柄な大マダムが頼んだのはたぶんこれだ！と。

トリプル：トリプルどころかカルテットじゃないの。もつ煮、炒飯、半焼売、そしてスープ！このスープが丼にたっぷり出てくる。アタックはアッサ…うわ、ニンニキー！こりゃ反則でしょうw。この湯が当店の汁麺のベースなのか、それともこのメニュー用のチューニングなのか、早速課題が！焼売はあらかじめ蒸してあるのかすぐ出て熱々、肉感的！炒飯は少々薄いアタックでダマがあるのだが、焼き付けた香りで食わせる「焼きめし」なのだな。そしてもつ煮！柔らか、大量、思い切り頬張る！ができる。これらは皆飲み要員な気がしてきた…。

このスープもキャラクターは濃厚なので、トリプルと呼んじゃうのは可哀想な程。お腹タプタプ、超満足。これで¥850だなんて破格だよね！

当店から見えてるような位置にある現場に来るたび気になってた長崎ちゃんぽんの店。ある週末のランチ帯口開けにお訪ねしてみれば、お店は満杯。やはり人気店か。あまりお腹すいてないんだけど、とりあえずカウンターの空いてる一席にとまってみた。

太麺皿うどん：オオ、これがあるのか。初見の客向けとは言えないアイテムだが、なんかこれが食べたくなり口頭でオーダー。待ち時間は短い。なんと先客3名分の後なのに10分と待ってない。料理長の手元がよく見える劇場型の厨房ながら、それがまさか自分のだとは思わないからあまりよく見てなかったが、スープを半分丼に注ぎ、残りで餡かけを作って麺に掛けるという手の込んだつくり方だ。ではではいただきます！おわー、この食べ物の魅力である混然一体の味覚が迫りくる！あまりしつこくはないが、結構入った海鮮の具が出した味がスープに乗って、シナジーを生んでる。麺はちゃんぽん用の丸断面ではない感じで、でやっぱりどの店でもこのメニューがそうであるように柔らかすぎ。だけどこれはこういうものなのだろう。餡をたっぷり絡めていただく！旨し！

アそういや昔福山雅治のラジオで聞いたような、「ソースをかけて食べる」を試すのをすっかり忘れてしまったぜ！だけど当店にはまだ何度も訪れたい。目の前の寸胴になみなみとたたえられた、澄んだスープの味は？となりの小さな大マダムが食べてた4品ぐらいついてるセットはありゃあ何だ？知りたいことが夏の入道雲のようにむくむくとわいて出てくる！