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つけ麺: 春木屋らしい魚介醤油の清湯!円やかさと甘みとカエシの深さが凝縮! : 春木屋 吉祥寺店

この口コミは、TOMASSOONさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

3.5

¥1,000~¥1,9991人
  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0

3.5

~¥9991人
  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク-
2024/09訪問9回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

つけ麺: 春木屋らしい魚介醤油の清湯!円やかさと甘みとカエシの深さが凝縮!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2024/09/29/180000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/p9s2REyTrxw

<2024.09> つけ麺 大盛

ノスタルジックなつけ麺を求めて!! この日は、妙にノスタルジックなつけそばが食いたくて、出勤先から在宅勤務に切り替えるタイミングで、吉祥寺に途中下車。実は本命は「でき心」だったのですが辿り着いたら「売り切れ」表示。膝落ち気分です。

 でもね、この日はどうも古風なつけそばを食いたかったわけ。途中で近場の大勝軒に切り替えようとも思ったが、どうしても「醤油系」つけそばを求めてしまうわけで・・・思案した挙句に頭が絞り出した答えがここ春木屋。この粘り強さ・・・もっと仕事で発揮できてれば、多少は人生変わってたはずですかな。しかし時代は変わったものだね。券売機が入れ替わったと思ったらキャッシュレスじゃないか。これからはそんな風潮になってゆくんだろうかねー。新紙幣に入れ替わっても妙に感慨深さを感じないのはそういうことなのか。


<全体> そばとつけダレ!潔し!シンプル・イズ・ベスト!これぞ昼飯必要十分条件!

 午後3時前でやっと昼飯。空腹感MAXですから大盛にしてやりましたわ。デフォで1000円オーバーは、数年前ならハードル高く感じたんですが、昨今の価格アップであまりそんなの気にならなくなって金銭感覚麻痺してしまったのか?。春木屋で大盛で1150円がリーズナブルに感じてしまいました。

 さて配膳。まさに、そばとつけダレ!潔し!シンプル・イズ・ベスト!これぞ昼飯必要十分条件!と言う感じ。少々残暑が厳しすぎて蒸し暑い気候だったので、特に美味そうに感じます。


<つけダレ> 春木屋らしい魚介醤油の清湯!円やかさと甘みとカエシの深さが凝縮!

 さて一度は絶対にこれ食ってるはずだが、荻窪本店にも吉祥寺店にも、私のここのつけ麺の拙レビューが抜けております。それ分かって急にレビュー起こす気無くすのだが(爆)、気を撮り直しますと、やっぱり春木屋の出汁!そのベースのスッキリした豚由来の醤油清湯が深々と沁み通ります。

 塩気というより甘みを感じる醤油清湯の味わい。そして味が少し濃ゆい程度のエッジングに、少しピリッとした隠し味が潜んでおります。今は亡き荻窪丸長系のつけダレにも微妙に近いような気もするが・・・魚介の風合いが強いのが印象的。やっぱり、「でき心」にふられた後ここに来て本当によかった。


<麺> やんわり捩れてボコつく中加水中細麺!出汁を柔んわり吸込みズボッと高速なスベリ感!

 やっぱり大盛が気持ち良い。感覚的には2玉?。なので並盛りとは違い横に長い平皿に敷き詰められた感じになります。印象としは、中加水で優しい弾力。プツプツと前歯でリズミカルに歯切れるのも楽しいです。微妙に捩れてボコツクところも素朴でいい感じで、出汁を柔んわりと吸い込んでスベリ感覚は上々です。

 そしてやっぱり春木屋は「麺が旨い」。風味と甘みが同時に楽しめるようで、派手さはないが素地の旨みをしっかりと伝えてくれるようです。


<具材> 小ぶり千切りチャーシューとこりこりメンマ!麺に絡みまくった一体感がナイス!

 小ぶりながらチャーシューもあります。ロースっぽい赤身主体の煮豚だったかと。非常に小ぶりなカットでした。そしてメンマもあり。こちらのメンマは、不思議と納豆の風味とメンマの味わいが合うのだな!。メンマも白飯に合う味わいだからマッチングが非常に良い!。


<味変> 少しばかりの辣油と酢を足すのも一興!胡麻感と辛味とさっぱり感が融合!

 ちょっと動画の尺が足らんかなぁ〜と思い、全体の味を壊さない程度に辣油と酢を垂らし溶かしてみたが案外いいじゃないか。市販の辣油だが、胡麻油の風味が微かに足され、また辛味と酢の酸味が軽やかな刺激となって楽しめます。


<スープ割> 魚介出汁が足されて最後に豊に主張する春木屋テイストがナイス!

 最後はスープ割り。コールして返却してもらうブーメラン方式。ここからが春木屋らしいテイストが広がります。温もりが加わり醤油感が立って復活。そして出汁が加わったことで魚介感が加わると共に、豚の旨みもプラスされ、いつも馴染みある春木屋スープの楽しみが体感できるじゃないか。正直言ってスープ割りしたところで、やっぱり春木屋の味だと腑に落ちたかもしれません。


総じまして「シンプルにして春木屋の出汁と麺の良いところ凝縮!つけ麺も隠れ人気メニュー!」・・・と言う感動の嵐!。春木屋って魚介醤油の出汁の旨さが有名だがこれだとそれが凝縮!。また実は麺も個性的に旨いからダイレクトに存分に楽しめる構成!。実は隠れ人気メニューなんじゃないかと思ってしまう。春木屋好きなら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   夏過ぎて
    暑さも染みて
     腹減りて

    熱さを避けて
     つけ麺旨し


お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走様でした!!!

  • 春木屋 -
  • 春木屋 -
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2024/06訪問8回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥1,000~¥1,9991人

わんたん麺:紛れもない「春木屋」王道スタイル!出汁が琥珀の煌めき!アイコンの三角海苔!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2024/07/07/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/s-JTvRsr7KY

<2024.06> わんたん麺 + アサヒスーパードライ

6月の思い出・・・なぜか急に食いたくなるのが春木屋でございます。荻窪現存の古い蕎麦屋「春木家」が、中華そば店として開店したのが「春木屋」。いわばセカンドブランドの走り。荻窪で拉麺と言えば、丸長か春木屋って時期があったと勝手に妄想?そう思ってます。誰か間違いあったら訂正してください。

 元々、関西オリジンで、京都生まれで、京都ラーメンで育ってきた私が、就職や転勤や結婚や出産や何やらで、結局中央線沿線に住まうこととなり骨を埋めることとなり・・・この地で拉麺ヲタクを発揮し出してから、やっぱり春木屋の中華そばってすごいと思うのです。なぜか急に食いたくなるのが春木屋?。以前は、その価格の高さで寄り付くのも躊躇われたんですが、昨今の物価高騰もあってか・・・今の価格が違和感なく受け止められてしまいます。なので今回、帰宅途中で思いついたように突撃してしまいました。


<アサヒスーパードライ> 疲れた心を痛快に癒す!言わずと知れた国民的ビール!

 以前の春木屋荻窪本店では飲めなかったような記憶?。でも吉祥寺店は飲めたのがきっかけで、少しだけ通ってる意識。

 へへへ・・・冷えたグラスと冷気で水滴が貼りつくビール瓶。注ぐと泡立ち見てるだけでにやけます。実に空腹!実に染み入るビールの泡! 言わずと知れた国民的ビールのキレある苦みが、疲れた身体を痛快に癒す!。

 平日だと麦酒を頼むと、おつまみがつきます。メンマとチャーシューの和物なんだけど、結構しっかりした内容。こういう対応ほんと好きよ!。


<全体> 紛れもない「春木屋」王道スタイル!出汁が琥珀の煌めき!アイコンの三角海苔!

 透けて見える醤油ブラウンのスープさえ、濃ゆいトパーズの色合いのように美しい。おおお!正しく「春木屋」スタイル!。まるで鏡面のようにピカピカに輝く表面は、おそらくラードでしょう!。

 それでいて、一気に大衆的な昭和のムードを漂わすスープの中のワンタン。まるでセロハンのように儚さを感じさせる一方で、北極圏でうごめくオーロラのひとコマを切り取ったかのような感覚。そういった魅惑さもノスタルジーな麺顔に潜みます。


<出汁> 乾物系の魚介の溶け込み!この円やかな醤油の旨味!ラードのスッキリしたコク!安寧の旨さ!

 まず香りから、醤油ダレの風味がアリアリで、熟成感ある塩気を感じるようなのだが、同時に芳醇な甘みが鼻孔をくすぐる!。魚介系の乾物の旨味が醤油に混じって、実に円やかに漂う香りが素晴らしいね。この乾物も、いろいろ複合してるようで、煮干し・昆布・節系の旨味が混然一体かと!。

 そして鶏ガラと豚ゲンコツもそれなりに溶けているイメージだが、その丁寧さはベーススープの透明度が照明しております。そして「ラード」。これによって動物系のニュアンスも実に芳醇な展開です。

 ラード香味油で蓋をするタイプの香味油仕掛け。冷めない工夫は、湯気の封じ込めだったりする分けね。しかもこのラードが実に軽やかでスッキリしているから旨さにも多大に貢献!。きっとこれは「カメリアラード」。


<麺> 徐々にスープが浸透し風味に甘味が加わる旨さ!風味の強くボソッとした初動!

 全体的にボコボコした手もみ麺風で、標準よりはかなり中太に傾斜したした感覚でしょう。これぞ春木屋を示すアイデンティティと感じます。序盤は風味を感じさてくれ、粉の旨味を感じてボソボソっとした感触が印象的です。そしてゆっくりと汁を吸い込む感じだが、ボソっとした感覚もやがてクチクチと淡い歯応えに変化。そして糖化して出汁の旨味と一体する旨さと昇華します。

 一方で歯応えもいいがのど越しも面白い。ワンタンがとても滑らかなスベリを表現する一方、この麺は無骨なまでにボコボコとしたタッチ感を舌とのど奥でシルエットとして感じさせるタイプ。もう最終的には、海苔・メンマ・ワンタン等、あれこれと絡めながら食らいます。


<チャーシュー> 肉の淡泊な本来味にスープが浸透する旨さ!スカッとクシクシした豚もも肉!

 チャーシューは、きっと脂身の少ないモモ肉。冒頭はスカっとした肉質ですが、これが実に柔らかく、スポンジのように醤油ダレに絡みます。それが周囲に浸透した部分が実に好み。淡い香ばしさって感じかな・・・。噛み締めて旨しと感じる肉ですが、スープに長く浸しておくとこれでイメージが少し変化して旨いです。

 クシクシしたイメージが、ゆっくりとスープのエキスとラードを吸い込んで、ジワジワとしたソフトな食感に変化する?。それに伴い旨味が複雑になりかなり旨さがアップする様子。肉の淡泊な本来味にスープが浸透する旨さ!。


<メンマ> 仄かに甘味を感じる味付けが面白い!素朴でやや濃ゆい醤油の浸透!

 実は味付けに少し工夫があるのか・・・微妙に甘味を感じます。この味わいが何となくクセになりそうな仕上がり。微妙に醤油ブラウンの浸透を感じますが、全体的にはフレッシュな色合い。ツルツルした表層も一般的に見えますが、


<ワンタン> トロトロで蕩けるようなスベリ!極薄で半透明な見栄え!耳たぶサイズの豆肉餡がシンプルに旨し!

 出汁に浸って浮かぶ様は、まるで半透明なセロハンが浮いているような極薄な皮。それがミルフィーユ上に重なると立派なワンタン皮となります。ミルフィーユのように重なる状態が細かくて緩やかだから、のど越しがハンパない快感!。

 また腰つきはゆるゆるなので、一部肉餡がハズれがちだが・・・この滑らかさが極上のシルキー感覚です。因みに、店側の例え方は「絹ごし豆腐のようななめらかな触感と喉ごし」とあり。やはりシルクとしか言いようがないね。因みに肉餡はとってもシンプル。細かめの挽肉に塩コショウという分かりやすい味わい。こぼれた肉餡を後追いで皮にくるめて即興で味わうのも楽しいです。


総じまして「なぜか急に食いたくなるノスタルジック中華そば!春木屋王道雲呑麺哉!」・・・と言う感動の嵐!。ちょっぴり魔力性すら感じる旨さです。吉祥寺も何気に拉麺店舗の移り変わりと風景の変遷見せつけますが、荻窪だけでなく吉祥寺の春木屋もこの地でプレゼンスを見せつけてます。また近年、ビールもしっかり飲めるようになったのも個人的にはお気に入りかと!。この点でも激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   仕事終え
    ながめせしまの
     水無月に

    ふと思いつく
     春木屋旨さ


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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2024/02訪問7回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥1,000~¥1,9991人

ちゃーしゅう麺: ガチでノスタルジーな麺顔!素朴な風合いに香味油の煌めき!長閑さと和みが溶け込む!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2024/02/21/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/hk4yC5vvNxQ

<2024.02> ちゃーしゅう麺 + アサヒスーパードライ

 当たり前だが休みに休めることになって、どこか遠征して拉麺活動弾けたい!と思えど・・・結局面倒臭くて近場です。ここ数年こんなこと繰り返している気がしないでもないが、そんな感じでも満足している自分。中央線東京都区内沿線は、実にうまい拉麺が多いのです。で、近場でも目移りするわけだが今回は「春木屋 吉祥寺店」。荻窪本店も近いんだが、休日は行列だし、近年やっとビールを置くようになったものの、本店では小瓶、吉祥寺店では中瓶。しかも比較的並ばず食える吉祥寺店がナイスでしょ!。

 ・・・てな感覚で訪問したのですが、いやはや大正解!。結論先に言うと、やっぱりなんだかんだ言っても春木屋!うまし!未食の「ちゃーしゅう麺」が素晴らしいじゃないか!。


<アサヒスーパードライ> 染みる冷たさと苦味!コクと切れ味最高!寒さが残れど冷たい麦酒旨し!

 そしてなんだかんだ言ってもスーパードライはうまいね。寒さを感じながらも冷たいビールは旨いのです。冬場は夏場のように喉渇かしてからゴクゴクと飲み干す感じではないものの、辛口ビールは、沁みるほど旨いのですわー。寒さの中でも染みる冷たさと苦味!コクと切れ味ナイス!。淡麗なビールってのは日本ならではの発明ではないでしょうか。


<全体> ガチでノスタルジーな麺顔!素朴な風合いに香味油の煌めき!長閑さと和みが溶け込む!

 近年ラーメンは、人気でプレゼンスアップ!そしてインバウンド効果もあったり、そもそもの物価高があったりと、すっかり千円のボーダーを超えました。なので高くとも受け入れざるを得なくなってしまいましたが、ようやく春木屋の価格設定に追いついたかと。以前は春木屋って高ぇーーーーーって感じてたけど、今では世間相場が追いついたような感覚です。

 でもね、高いラーメンは今では麺顔がとても進化しており、華やかだったり美しさも感じるところですが、春木屋の麺顔は実にオーソドックス!。ちゅーか素朴そのもの。普通よりは肉肉しいとは言え、昭和の拉麺そのものです。唯一違いを感じるのは、鏡面のように輝く出汁の煌めき。そして熱感。さらにそこから立ち昇る湯気から香る出汁の甘みがなんとも言えない気分というところでしょうか!?。


<出汁> 醤油感覚に溶ける煮干甘味と節香ばしさ!更にカメリアラードでコクと香りが重厚!

 何と言っても魚介の味わいが第一印象。節と煮干しの風合いが濃ゆいです。煮干は甘味を醸し出すに十分で、苦みを利かせないのが特徴的。分厚い魚介感を出すがすっきりもしているのは、節にも頼った味わいにも感じます。勝手に妄想してますー。香味油は、カメリアラード。その層をレンゲで掬って旨みを分厚く感じ味わいます。それは麺にもラード層が絡み吸い込み、わりとスッキリと味わいイメージ。そして醤油のカエシの輪郭に甘味を感じ取れる結末。味わいに物語すら感じるのです。

 このラードが香味だけでなく熱を封じる感覚もありなむかと!「出汁が熱い」と感じます。つまりラードの層が熱さキープしてくれるため、気を抜いて啜るとアーチーーチーーアチッ!と火傷を負いそうになります。そして舌にまとわる動物系のコクは、ベースストックにもしっかりと動物系の旨味があるのだろうけど、やっぱりカメリアラードの輪郭が鋭い!。豚脂のエキスが濃ゆい割にはとてもスッキリして、ぴしりと感じるような油の広がりが素晴らしい!。


<麺> 素朴にボコつく捩れ!出汁を吸い込み噛み締めると素地の風味に甘味を感じる旨さなり!

 多加水の風合いは、少々低めに感じるが出汁を吸ってからの甘みが素晴らしいかと!。咀嚼して炭水化物とスープのエキスを一体化した旨味?いや甘味とすら感じる味わいがうまい!素晴らしいです。 縮れというより強いボコつき。そのボコボコとしたフォルムは確かに不規則に強く捻じれており、部分的にオーバルな形状です。その捻じれ部分を噛み締めると、妙に風味の強さが潜んでいるようにも感じます。ズボっと啜りあげるのも快感で、舌触りや喉奥を軽くタッチして駆け抜ける麺の実に素朴さを感じさせるシルエットも楽しい。

 そう・・・春木屋は出汁もうまいが、やっぱり麺がうまい!。そしてそれらのコラボレーションがまた素晴らしい!。たかが醤油味の中華そばとは思えないオンリーワンの旨さですな。


<チャーシュー> レトロな煮豚がいつも以上にふかふかパフパフ?豚肉の淡白な旨さを出汁と共に味わう!

 豚ロース肉のスライス。どちらかと言えばレトロなチャーシューで脂身がほとんどない、豚の肩肉。スカっと抜けたようなスポンジ感が哀愁を感じます。一度出汁が抜けきったところを、新たな旨味を引き連れた出汁を逆に吸収する。その溜まった状態を、奥歯でガジる!。すると旨味の汁が、まだ残っていた?かのような肉味を引き連れて、口の中で広がり出しますー。

 ところが今回は上振れ?と思えるほど、いつも食ってる春木屋の肉とは思えぬ(錯覚?)感動です。そのレトロな煮豚がいつも以上にふかふかパフパフ?そんな感じでとても楽しく豚肉の淡白な旨さを出汁と共に味わいました。いつもなら豚肉をスープ生成に貢献し切ったような肉感覚なのですが、妙に肉厚で柔らかい食感がたっぷり楽しめた様子。ひょっとしたら、ちゃーしゅう麺用に肉を分けているのか?と勘繰ってしまします。単に未食メニューで選んだだけだが・・・今回はヒットしました!。


<メンマ> 王道のアイテム!軽快で柔らかい歯応えに魚介醤油が効いた味わい!

 少し長くてスリムな短尺型。歯応えは、軽快で柔らかくコリッとした部分あって、出汁味わいと醤油雰囲気がじわじわと感じられて旨しです!。出汁を吸った感じがとても旨し。甘味すら覚えます。


総じまして「時が移ろうとも何だかんだ言ったって春木屋旨し!長年惹きつける王道拉麺!」・・・と言う感動の嵐!。大衆的な醤油系中華そばが極まったって感じかしらん?。どこにでもあるように見えて確実にオンリーワンな旨さです。接客と若手育成もしっかりしてる感覚だし、こういう店が長く続く店の典型なのだろうね。今後も素晴らしき東京ノスタルジック拉麺を追求し続けて欲しいものです。まだ寒さも残る時節なら恋しくなるかと!激しくおススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

   寒空に
    温もり求め
     春木屋へ

    旨さの笑みに
     春のほころび


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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  • 春木屋 -
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2023/12訪問6回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

わんたん麺:あゝ魚介醤油の甘み香りと香味ラードの艶めき!配膳の途端に分かる春木屋の王道風格!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2023/12/23/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/y3Dsh-ek72U

<2023.12> わんたん麺 + アサヒスーパードライ

 平日が休日になったとある日、どこか名店で行列してでも拉麺一杯!と思ったんだが、色々と年末年始の準備があっての吉祥寺。もう腹が減って仕方がないので、昼飯拉麺です。ジャンキーに二郎系とかコッテリ系、吉祥寺なら家系って手もあったんだけど、朝から名店系の頭だったから・・・中華そば青葉吉祥寺店って手もあったんだが、「春木屋吉祥寺店」も浮かびます。なので今回はこちら。ここは、荻窪本店よりも雰囲気が気に入ってるので納得の昼飯とさせていただこう。


<アサヒスーパードライ> 疲れた心を痛快に癒す!言わずと知れた国民的ビール!小春日和に痛快淡麗辛口麦酒!

 春木屋では近年麦酒が飲めるのようにはなったのだけど、吉祥寺店がいいのはずっと前から中瓶ってことよ。荻窪本店は、週末ともなれば長い行列必須なので、最近はスルー気味だけど小瓶しかないのも要因です。しかも吉祥寺店は、一層と愛想が良いのだ。麦酒注文すると早く出さねば!と言う姿勢がアリアリですから。そういうとことても大事!。

 冷えたグラスと冷気で水滴が貼りつくビール瓶。注ぐと泡立ち見てるだけでにやけます。一応撮影の許可を取ったあとは、へへへ・・・もう無心に飲むばかりです。空腹だったから余計に染み入るビールの喉越し。そしてその泡!言わずと知れた国民的ビールのキレある苦みが、疲れた身体を痛快に癒すのです。

 平日麦酒の特権として、お通しがサービスで付きます。メンマとチャーシューの和物なんだけど、結構しっかりした内容。こういう対応ほんと好きよ!。


<全体> あゝ魚介醤油の甘み香りと香味ラードの艶めき!配膳の途端に分かる春木屋の王道風格!

 春木屋はやっぱり出汁の「熱々さ」と「艶めき」。そして「素朴さ」でしょうか。まず猫舌では絶対に対抗できないほどの高温。それにより魚介の甘みが湯気と共に芳しくなるように感じます。煮干系の中でも、魚介甘みが湯気と共に混じる傾向を伝えましす。

 さらに香味油の艶めき。確かカメリアラードだったかと??。鏡のように反射したりで、そのオーラはだだ洩れです!。まさにピカピカに輝く表面。透けて見える醤油ブラウンのスープは、11月の誕生石トパーズの色合いのように美しいです。そして素朴さ。やっぱり麺がそういった表情だが、それだけでなくスープの中のワンタンも、昭和レトロな感覚です。羽衣のようでもあり、オーロラのようでもあり、見ているだけで楽しくさせます。


<出汁> 乾物系の魚介の溶け込み!この円やかな醤油の旨味!ラードのスッキリしたコク!安寧の旨さ!

 麺顔を見た瞬間から春木屋オーラがアリアリ。まず香り。醤油ダレの風味がアリアリで、熟成感ある塩気を感じるようなのだが、同時に芳醇な甘みが広がるようです。魚介系の乾物の旨味が醤油に混じって、実に円やかに漂う香りが素晴らしいね。この乾物も、いろいろ複合してるようで、煮干し・昆布・節系の旨味が混然一体かと!。この魚介系の甘みこそが、春木屋の味って感じがすごくします。

 また鶏ガラと豚ゲンコツも溶けているようで、動物系のニュアンスも実に芳醇。ベーススープの透明度が更に増すようでる。やっぱりカメリアラードがいい仕事をしていますよ。鏡面的光って凄みを増すばかりですが、実は超熱々なスープ。スープに自分の顔や箸レンゲが映り込むよう。またラード系で蓋をするタイプの香味油仕掛けで熱を逃さず、冷めない工夫がやっぱりいいね。、湯気の封じ込めだったりする分けね。しかもこのラードが実に軽やかでスッキリしているから旨さにも多大に貢献!。


<麺> ボソッとした初動に風味の強さ!徐々にスープが浸透し風味に甘味が加わるのが旨い!

 春木屋が、出汁も旨いが麺がとても旨いのよね!。これぞ春木屋アイデンティティってところで、その全体的にボコボコした手もみ麺風なニュアンスが好きなのです。どちらかと言えば、標準よりはかなり中太に傾斜したした感覚。見た目でかなり素朴さをアピールよう。

 序盤は風味を感じさてくれ、素地の旨味を感じてボソボソっとした感触がナイス!。やがてゆっくりと汁を吸い込む感じだが、ボソっとした感覚もやがてクチクチと淡い歯応えに変化。ゆっくりと糊化して出汁の旨味と一体する旨さへと変化します。また歯応えもいいがのど越しも面白い。ワンタンがとても滑らかなスベリを表現する一方、この麺は無骨なまでにボコボコとしたタッチ感を喉奥に伝えるイメージ。ワンタンとのコントラストを感じます。

 後半から終盤にかけては、海苔・メンマ・ワンタン等、あれこれと絡めながら食らい倒すのみ!。ここは麺大盛りが必須と感じます。


<チャーシュー> 肉の淡泊な本来味にスープが浸透する旨さ!スカッとクシクシした豚もも肉!

 スープはラードでオイリーな展開。一方でチャーシューは脂身の少ないモモ肉。ここにも密かな味のコントラストを感じます。少しスカっとした肉質ですが、醤油ダレが周囲に浸透した部分が実に好み。淡い香ばしさって感じかと。そして噛み締めて旨しと感じる肉ですが、スープに長く浸しておくとこれでイメージが少し変化して旨いです。

 多少スカッとした赤身は、やがてゆっくりとスープのエキスとラードを吸い込んで、ジワジワとしたソフトな食感に変化する?。それに伴い旨味が複雑になりかなり旨さがアップ!淡泊な肉味にスープが浸透する旨さでございます!。


<メンマ> 素朴でやや濃ゆい醤油の浸透!仄かに甘味を感じる味付けが面白い!

 微妙に醤油ブラウンの浸透を感じますが、全体的にはフレッシュな色合い。ツルツルした表層も一般的に見えますが、実は味付けに少し工夫があるのか・・・微妙に甘味を感じます。この味わいが何となくクセになりそうな仕上がり。強きな価格設定にビビッてしまうが、トッピングは+100円と言うフツーにリーズナブルじゃないか!。次回はメンマ小鉢を追加すること必須でございます。ビールのお供としても格別なハズ!。激しくオススメアイテム!


<ワンタン> 羽衣の如し半透明な揺めき!トロトロで蕩けるようなスベリ!豆肉餡がシンプルに旨し!

 ワンタン追加だけで価格が一気に跳ね上がるのですが、最近一千円オーバーの特製がフツーになってますから、驚か無くなって麻痺してますかね?。その反面、春木屋の価格設定に違和感覚えなくなってしまいました。さて、これはワンタン単品でこれと比較すること勿れ。ワンタンを追加したときの迫力は素晴らしきかと。

 半透明でまるで羽衣が揺らいでるように思わせる極薄な皮。それが重なり合うとミルフィーユのような重層で肉厚なワンタンと感じます。そしてその喉越しがハンパない!。この滑らかさが極上のシルキーな感覚です。店側は「絹ごし豆腐のようななめらかな触感と喉ごし」と伝えているんだがー。因みに肉餡はとってもシンプル。細かめの挽肉に塩コショウという分かりやすい味わい。こぼれた肉餡を後追いで皮にくるめて即興で味わうのも楽しいです。


総じまして「麺と雲呑の素朴さに艶めく出汁感!そして昭和レトロ!安寧極まるノスタルジックな旨さ!!」・・・と言う感想!。春木屋の味ってなぜか急に食べたくなる?なので最近何気に春木屋@吉祥寺が気になってしまいます。明るくフェスティブな店の空気感も良いし、客層がまさに老若男女と幅広く愛されてるのが分かる!。今回も激しく心に響いた味わい。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   暇ありて
    何を食おうか
     悩めども

    つべこべなしに
     春木屋旨し


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

  • 春木屋 -
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2023/10訪問5回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

納豆つけ麺: 納豆と玉子のきめ細かい泡立ち!出汁と麺の風味は素朴!吉祥寺名物納豆つけ麺!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2023/10/11/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/PYj9gbz8a1M

<2023.10> 納豆つけ麺

 春木屋荻窪総本店になくて、吉祥寺店にはあるもの「納豆つけ麺」。先日、拉麺界重鎮の大崎御大の実食レポートを拝読し、あゝ思い出したよその感覚!っと思っていたのだが・・・、実は、よくよく自分の過去レビューをチェックしてみると、何と食ってなかった(瀧汗)。どうも「満来」「ほりうち」で食った納豆ざると勘違いしていたようです。こりゃ恥ずかしいと、近いうちに行かねばと思い立った平日ランチタイムに突撃してみました。

 でも大体想像がつく味わいなんだがねー。せっかく来たのに春木屋王道の中華そばを食いたいものだがー。どうせなら少しでも欲望を満たそうと今回は大盛にしてみました。


<全体> 納豆撹拌ねばねばと玉子の泡立ち!平皿いっぱいの中細麺!秋の食欲に火をつける

 つけだれは想像通り。満来・ほりうち系のそれと変わらず。しかし麺が違うね。春木屋は出汁がとても印象的で、思い出すと食いたいと思わせる魔力があるんだが、実は麺が旨いブランド。春木屋でつけ麺は初トライだったので、案外と新鮮な気分で受け止めます。

 納豆撹拌ねばねばと玉子の泡立ち!隙間から覗く清湯ベースの出汁が、とても透明感ある醤油ブラウンをたたえており、面白いコントラスト!。そして平皿いっぱいの中細麺!。春木屋らしい馴染み深く明るい中加水で緩い捩れとボコつきを感じさせる麺。素朴さを感じさせて安心感が深まりますな。


<つけダレ> 春木屋らしい魚介醤油の清湯!覆い尽くす撹拌納豆と玉子の泡立ち!溶け合って納豆風味滲む!

 納豆菌の撹拌された泡立ちに玉子の風合いが滲み、日本人なら白飯を思わず欲する様相。そのベースのスープをクチ直づけで味わうが、最初は納豆玉子の部分が口の中を占拠します。玉子の柔らかい風合いが納豆のコクで分厚い旨さ。でもしつこくなく、納豆の粘りも緩いです。

 次第に食い進めて行くと、麺で玉子の納豆の部分が濾過され始め、ようやくベースのスッキリした豚由来の醤油清湯が沁み通ります。塩気というより甘みを感じる醤油清湯の味わい。そして味が少し濃ゆい程度のエッジングに、少しピリッとした隠し味が潜んでおります。丸長系のつけダレに近いような気もするが・・・魚介の風合いが強いのが印象的。

 そして底に沈んだ納豆をまとめて食らうのも楽しいね。回収するのが穴あきレンゲが大活躍。つけダレと麺に、納豆を絡めて味わうような展開で始まるが、やがて麺から納豆はハズレやすくなるので、後で存分に回収して味わいましょう。


<麺> やんわり捩れてボコつく中加水中細麺!納豆と玉子の泡立ち絡みまくり!ズボボと超高速スベリ感!

 中加水で優しい弾力。プツプツと前歯でリズミカルに歯切れるのも楽しいです。微妙に捩れてボコツクところも素朴でいい感じで、そこに納豆が絡みます。驚きの超高速スベリ感覚!。納豆と玉子の緩い泡を絡め、汁系では体験できない啜りの楽しみが素晴らしいです。軽く啜り上げるだけでズボボボボボボボボボボボっと口元から喉奥まで一気に駆け抜ける喜び。まるで口元から喉奥へ飛び込んでくるような展開。

 また大盛が気持ち良い。感覚的には2玉?。なので並盛りとは違い横に長い平皿に敷き詰められた感じになります。刻み海苔と白胡麻は東京ノスタルジック拉麺らしい感覚ですが、少しばかりの青紫蘇が実はいい感じ。たったこれだけのちっぽけな分量だが、小さいひと欠片でも麺に貼り付き噛み締めると、心地よい清涼感が楽しめるようです。

 そしてやっぱり春木屋は「麺が旨い」。風味と甘みが同時に楽しめるようで、派手さはないが素地の旨みをしっかりと伝えてくれるようです。これなら納豆はずしのフツーのつけ麺でも楽しみたいかと!。 


<納豆> 納豆は中盤以降で穴あきレンゲで全回収!タレを吸った納豆をまとめて堪能!

 中盤以降になってやや泡が消えて少なくなり始めた頃から、納豆の存在を本格的に感じます。そして穴あきレンゲで掬って食い始める流れ。結局、つけダレが浸透した納豆をしっかり味わい始めるのは、スープ割の前の段階。ヌメりがすっかり外れた大豆を噛み締めて食らう。サイドメニューの白飯を追加して垂らしかけて味わう発想もありですな。


<具材> 小ぶり千切りチャーシューとこりこりメンマ!納豆玉子に絡んで旨し!

 納豆と泡立ちで殆ど記憶がないが、小ぶりながらチャーシューもあります。ロースっぽい赤身主体の煮豚だったかと。非常に小ぶりなカットでした。そしてメンマもあり。こちらのメンマは、不思議と納豆の風味とメンマの味わいが合うのだな!。メンマも白飯に合う味わいだからマッチングが非常に良い!。


<スープ割> 仄かに残る納豆風味と玉子の旨味!最後に主張する春木屋テイスト!

 最後はスープ割り。コールして返却してもらうブーメラン方式。想像通りのほっこりする味わいに、仄かに残る納豆の風味。そして玉子の旨味がやんわりと溶けており、ほっこりするテイスト感覚!。

 しかしここからが春木屋らしいテイストが広がります。温もりが加わり醤油感が立って復活。そして出汁が加わったことで魚介感が加わると共に、豚の旨みもプラスされ、いつも馴染みある春木屋スープの楽しみが体感できるじゃないか。正直言ってスープ割りしたところで、やっぱり春木屋の味だと腑に落ちたかもしれません。


総じまして「納豆と玉子のきめ細かい泡立ち!出汁と麺の風味は素朴!吉祥寺名物納豆つけ麺!」・・・と言う感動の嵐!。春木屋は少々お高めの設定という感覚でしたが、昨今の物価高にあって値頃感が出てきたか?。そんな中で納豆ざるも結構注文されてたような気がします。そして若者の街吉祥寺にあって老若男女問わず安定した人気の高さを感じるお店。王道中華そばもいいですがこちらも激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


  秋雲が
   ふわふわ浮かぶ
    飯どきに

   ふわふわ泡立つ
    納豆つけ麺


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

  • 春木屋 -
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2022/12訪問4回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥1,000~¥1,9991人

中華そば: まるで東京ノスタルジック拉麺のアイコン的プレゼンス!質感の高さに長閑さと和みが溶け込む!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2023/01/15/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/2W3iDbqb7Bg

<2022.12> 中華そば

 とある年末平日の夕べに、晩酌がてらに春木屋@吉祥寺へ!。土日の吉祥寺は混雑するのと比例して満席が続くこの店ですが、狙うならやっぱり平日です。すんなり入れて寛げる空間と明るい接客がいいね。

 こちら吉祥寺店では、本店にはない、メニュー(納豆つけ麺・油そば)があったりする上に、ビールが荻窪本店では小瓶なのに対して、しっかり中瓶ですよ!。それに平日限定でビールにはお通しがサービスで付きますから、お得感あり!。個人的には、本店より使い勝手がよく、心から落ち着くような気がします。


<アサヒスーパードライ> 真冬日にこそ冷たい麦酒!染みる冷たさと苦味!コクと切れ味最高!

 なんだかんだ言っても、スーパードライはいい仕事してくれます。放射冷却と北風で晴れても1日中冷たかったが、それなりに喉渇いてたから、辛口ビールは、沁みるほど旨いのですわー。寒さの中でも染みる冷たさと苦味!コクと切れ味最高!。お通しのメンマもいい感じで和ませます。

 サービスにしてはしっかりめに盛られた小皿。メンマ追加するよりこのパターンでゲットするのがお得です。メンマは春木屋の醤油出汁がそのまま染みたようで、これが思いのほか旨し!。他客は、年末年始ようにまとめ買いされてました。分かるわーその気持ち!。味玉は4分の1カットですが、なるほどこれも魚介醤油ダレの甘味が染みて、欠片でも味のアピール力ありあり!。


<全体> まるで東京ノスタルジック拉麺のアイコン的プレゼンス!質感の高さに長閑さと和みが溶け込む!

 いかにも東京ラーメンってな感じです(関西オリジンの私が言っても説得力なし)。微かに不均一でボコつく麺がまず素朴。そして浸るスープが魚介醤油ってな感じで落ち着きを演出しているようです。具材もこれといって華やかに主張するものではないけれど、全体的にノスタルジックにまとまる総合力が素晴らしき哉。

 さて春木屋といえばブランドフィーとも感じる価格設定が印象的ですが、デフォルトの中華そばで、令和4年現在で880円。昔は高ぇ〜って正直思ってたけど、近年の物価高と拉麺地位の向上による価格設定上昇気流にあって、そう違和感なく感じ始めてしまうのは私だけだろうか?(それでも一杯千円弱ってのは贅沢なんだが・・・)。


<出汁> 煮干の甘味と節系の香ばしさ!醤油の輪郭に結びついて甘味あり!カメリアラードでコク深し!

 春木屋ってまず「出汁が熱い」。必ず少し口の中を火傷しそうになるのです。ラードの層が熱さキープしてくれるためですかね。アチアチアチチ!!とこの合間に飲む麦酒がとても美味く感じるオレです。舌にまとわる動物系のコクは、ベースストックにもしっかりと動物系の旨味があるのだろうけど、やっぱりカメリアラードの輪郭が鋭い!。豚脂のエキスが濃ゆい割にはとてもスッキリして、ぴしりと感じるような油の広がりが素晴らしいわ!。

 そして何と言っても魚介の味わい。節と煮干しの種類と割合には、かなり試行錯誤されてると思うけど、煮干は甘味を醸し出すに十分で、苦みを利かせないのが特徴的。分厚い魚介感を出すがすっきりもしているのは、節にも頼った味わいだと勝手に妄想してますー。

 全体的な流れとしては、前半はラード層をレンゲで掬って旨みを分厚く感じ味わう。中盤は麺にもラード層が絡み吸い込み、わりとスッキリと味わい、後半は醤油のカエシの輪郭に甘味を感じ取れる結末。味わいに物語すら感じるのです。


<麺> ボコつく捩れの口当たり感覚!噛み締めると素地の風味に出汁が混じって甘味を感じる!

 縮れというより強いボコつき。そのボコボコとしたフォルムは確かに不規則に強く捻じれており、部分的にオーバルな形状です。その捻じれ部分を噛み締めると、妙に風味の強さが潜んでいるようにも感じます。

 多加水の風合いですが、汁の吸い込みがよく、咀嚼して炭水化物とスープのエキスを一体化した旨味?いや甘味とすら感じる味わいが秀逸でございます。ズボっと啜りあげるのも快感で、舌触りや喉奥を軽くタッチして駆け抜ける麺の食い応えすら覚えます。啜りは素朴なシルエットと申せましょうか。


<チャーシュー> レトロと時代錯誤は紙一重?伝統の味わい!豚肉の淡白な旨さを出汁と共に味わう!

 豚ロース肉のスライス。豚肉をスープ生成に貢献し切ったような肉感覚。なのでスープの味を逆に浸透させてから味わうと旨しでしょう。こういうのノスタルジックなチャーシューと言えるのでしょうか???。レトロと時代錯誤は紙一重?かもしれませんが、旨さと実績ある春木屋なら、レトロな旨さとして受け入れられてるんだと思います。

 つまりトラディショナルなチャーシュー。脂身がほとんどない、豚の肩肉。スカっと抜けたようなスポンジ感が哀愁を感じます。一度出汁が抜けきったところを、新たな旨味を引き連れた出汁を逆に吸収する。その溜まった状態を、奥歯でガジる!。すると旨味の汁が、まだ残っていた?かのような肉味を引き連れて、口の中で広がり出しますー。うまし!


<メンマ> 軽快で柔らかい歯応えに魚介醤油が効いた味わい!春木屋らしい旨さ!
 一般的な短冊型より少し長くてスリム。その歯応えは、軽快で柔らかくコリッとした部分あって、出汁味わいと醤油雰囲気がじわじわと感じられて旨しです!。サービスお通しですでに知った味わいだが、温もりがあるとまた別の旨さと感じ、柔らかさも生まれます。麺と絡めて食らってみたがこれがまたナイス!。


総じまして「時代は変ろうとも旨いラーメンに変わりなし!老若男女を永く惹きつける王道拉麺!」・・・と言う感動の嵐!。巷に永く醤油ラーメンて溢れまくってるけど、妙にこれに似た味がないような個性。そして王道って感覚ある素晴らしき東京ノスタルジック拉麺ですね。あっさり系ですが、妙に腹に溜まる満足ある食後感も見逃せません。寒い冬ならもってこいかと!激しくおススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   年の瀬に
   仕事重なり
   胃は痛し


   味の重なる
   春木屋旨し


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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2022/11訪問3回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

油そば:地味ではあるが・・・じわじわと春木屋プレゼンスが高まる質感!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2022/11/20/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/qGTJC0xQxms

<2022.11> 油そば + アサヒスーパードライ

 本店でないものが支店にはある。ってのを期待して、実は吉祥寺店限定?の「納豆つけ麺」狙いで訪問してみたものの、レギュラーで「油そば」あるのを発見して思わずタッチパネルを押してしまいました。

 春木屋に「油そば」があったんかい!。知ってたらもっと早くに来とったわ!。春木屋はスープが有名だが、実は麺が旨いのよ。それをダイレクトに味わえると知って、今回は興奮です!。


<アサヒスーパードライ> 日曜だから当然のむぜ!小春日和に染みる淡麗辛口麦酒!

 本店では小瓶。吉祥寺店では中瓶。仕事以外のどうでもいい情報はなぜかすぐにインプットされます。実は前日に引き続き、日曜日秋晴れだと言うのに、昼過ぎまで仕事してましたので、痛快に沁みる淡麗辛口麦酒は格別旨し!でございます。しばらくビールで微睡もうと思ってたんですが、店前で並んでいる先から事前に食券回収されると言うシステムなので、ビール半分程度で配膳が完了。あとは食いながらビールを楽しむと言う流れー。


<全体> 確かに一見地味ではあるが・・・じわじわと春木屋プレゼンスが高まる質感!

 配膳の瞬間・・・頭に浮かんだのは「地味」と言う文言。全体で頑張ってる!ってアピール感少なく、どちらかと言えば定番さアピールの落ち着き感覚です。フレッシュなのは粗刻み葱だけで、他は枯葉舞う季節感に似たカラーリング。

 ところが、じっくり眺め始めると、そこかしらに春木屋のプレゼンスがありあり。まず麺。とても縮れが強くて、ハンドメイド感ありありの縮れ麺。そして微かに浸りが見える醤油タレ。煌びやかさから高級ラード感がじわじわと伝わる様子。やっぱ春木屋のエッセンスが垣間見えます。


<タレ> 確かに汁なし系でも春木屋の味わい!明るい醤油に豚エキス!魚介の甘味がナイス!

 あゝ、独特の魚介醤油の味わいがそのまま凝縮された表現力。汁なし系にすると魚介系のザラつきが強まる様子ですが、その味合いは、煮干の中でも苦味100%排除な甘味たっぷりなイメージ。そこに醤油の塩気と風合いが溶け込みます。

 そして食べ応え的には、香味油。やっぱりカメリアラードがベースなのでしょうか?初動は魚介醤油だけど、味わってる内に、動物系の食べ応え感があるわー。


<麺> 春木屋は麺が旨い!いつも以上に風味と甘味が強いボコボコマイクロ縮れ麺!

 麺も春木屋を示すアイデンティティあり。全体的にボコボコした手もみ麺風で、標準よりはかなり中太に傾斜したした感覚。見た目でかなり素朴さをアピールしてます。序盤は風味を感じさてくれ、粉の旨味を感じてボソボソっとした感触が印象的です。そしてゆっくりと汁を吸い込む感じだが、ボソっとした感覚もやがてクチクチと淡い歯応えに変化。そして糖化して出汁の旨味と一体する旨さと昇華します。


<肉> 細切りカットのロース肉!タレと麺に絡み合って赤身の旨さを伝える!

 チャーシューは脂身の少ないモモ肉?。少しスカっとした肉質ですが、醤油ダレが周囲に浸透した部分が実に好みです。淡い香ばしさって感じで、噛み締めて旨しと感じる肉ですが、スープに長く浸しておくとこれでイメージが少し変化して旨いです。
 またクシクシしたイメージがいいね。ゆっくりとスープのエキスとラードを吸い込んで、ジワジワとしたソフトな食感に変化するようです?。それに伴い旨味が複雑になりかなり旨さがアップ!?。肉の淡泊な本来味にスープが浸透する旨さ!。


<メンマ> 酒のつまみに最適な仕上がり!出汁と素材と歯応えが実に王道な旨さ!

 ただ単にきめ細かいのではなく、ハッキリと繊維質を感じながらも、歯のスキマにひっかかることなく、パクパクとくい、サクサクと千切れる!塩気が少なく、それでいて醤油系の旨味をしっかりまとっているというタイプです。大きさ厚さもスタンダードですな。


総じまして「名店のあくなき探究心!春木屋エッセンスの凝縮!堂々たる新アイテム油そば!」・・・と言う感動の嵐!。たいてい、辣油とお酢を投入すると似た味わいになる油そばですが、春木屋らしい味わいがいつまでも残るイメージ。地味な麺顔ですが想定以上に確実に楽しめます。定番メニューもいいけど油そばも激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   昼下がり
   陽が降注ぐ
   秋の日に


   素朴に沁みる
   春木の旨さ


お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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2020/05訪問2回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク3.0
¥1,000~¥1,9991人

わんたん麺:この円やかな醤油の旨味!乾物系の魚介の溶け込み!ラードのスッキリしたコク!安寧の旨さ!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/05/28/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/R5QTmMv5Clg
※緊急事態宣言下だったころの記憶

<2020.05> わんたん麺 + アサヒスーパードライ 中瓶

 思えば、吉祥寺もラーメン的には便利な街だね。新宿の「海神」、中野の「青葉」、荻窪の「春木屋」、市ヶ谷の「デュエ・イタリアン」等、中央総武線の有名ブランド店がしっかり支店進出してる。中本・一風堂・野方ホープ・麺屋武蔵は言うに及ばず、大勝軒だって、東池系・永福町系両方ある。またあの老舗中の老舗「ホープ軒本舗」の本店もここ吉祥寺だ。他にも、TRY新人大賞受賞経験ありの「Tombo」や、六角家系譜の家系だって、ハモニカ横丁にも老舗ありで・・・ホントにディープな街だよ。近場にあって本当に幸せ。
 
 
 
 
<酒> アサヒスーパードライ:言わずと知れた国民的ビール!疲れた心を痛快に癒す!
 
 春木屋で飲めるのね!後でホームページ調べたら吉祥寺店だけらしい。知らなかった・・・・見つけたとたん、焦って注文してしまいましたよ。だってもう仕事終わったし~、飲むしかないでしょ。銘柄はスーパードライでした。
 
 
 冷えたグラスと冷気で水滴が貼りつくビール瓶。注ぐと泡立ち見てるだけでにやけます。そそくさと写真メモを撮り終えて、後は無心に飲むばかり。実に空腹!実に染み入るビールの泡!同じ泡でもバリウムと合わさる発泡剤とは雲泥の差です(当たり前か)。そして言わずと知れた国民的ビールのキレある苦みが、疲れた身体を痛快に癒す!。
 
 
 
 
 
 
<全体> 見栄えも香りも・・・紛れもなく瞬時に分かる「春木屋」王道スタイル!
 
 おおお!正しく「春木屋」スタイル!。1250円と言う価格をイメージすると気持ちはつんのめるのですが・・・、それを忘れさせるオーラはだだ洩れです!。写真メモでは分かりにくいが、鏡面のようにピカピカに輝く表面は、おそらくラード!。透けて見える醤油ブラウンのスープさえ、濃ゆいトパーズの色合いのように美しい。それでいて、丼・チャーシューは素朴さそのもので一気に大衆的な昭和のムードを漂わす。そしてスープの中のワンタンは、北極圏でうごめくオーロラのひとコマを切り取ったかのように・・・食べ手の心を魅惑的に鷲掴み!。
 
 
 
 
<スープ> この円やかな醤油の旨味!乾物系の魚介の溶け込み!ラードのスッキリしたコク!安寧の旨さ!
 
 麺顔を見た瞬間から春木屋のオーラが充満ですが、それは香りと温度のファーストインパクトが素晴らしいからだと思う!?。まず香りから、醤油ダレの風味がアリアリで、熟成感ある塩気を感じるようなのだが、同時に芳醇な甘みが鼻孔をくすぐる!。魚介系の乾物の旨味が醤油に混じって、実に円やかに漂う香りが素晴らしいね。この乾物も、いろいろ複合してるようで、煮干し・昆布・節系の旨味が混然一体かと!。個人的には更に、椎茸がいい働きをしてると思うのだが・・・。
 
 
 そして動物系のニュアンスも実に芳醇。鶏ガラと豚ゲンコツもそれなりに溶けているイメージだが、その丁寧さはベーススープの透明度が照明しております。そして「ラード」。鏡面的光って凄みを増すばかりですが、実は超熱々なスープ。動画(拙YouTube)を見てお分かりいただけると思うが、こんなに熱いのに湯気が全く映ってない。これがラード系で蓋をするタイプの香味油仕掛け。冷めない工夫は、湯気の封じ込めだったりする分けね。しかもこのラードが実に軽やかでスッキリしているから旨さにも多大に貢献!。カメリアラードかと思うのだが・・・いい材料使ってるだけあって多少高くなるのは仕方のないことか・・・。
 
 
 
 
<麺> 風味の強くボソッとした初動!徐々にスープが浸透し風味に甘味が加わる旨さ!
 
 麺も春木屋を示すアイデンティティあり。全体的にボコボコした手もみ麺風で、標準よりはかなり中太に傾斜したした感覚。見た目でかなり素朴さをアピールしてます。序盤は風味を感じさてくれ、粉の旨味を感じてボソボソっとした感触が印象的です。そしてゆっくりと汁を吸い込む感じだが、ボソっとした感覚もやがてクチクチと淡い歯応えに変化。そして糖化して出汁の旨味と一体する旨さと昇華します。
 
 
 歯応えもいいがのど越しも面白いかと。ワンタンがとても滑らかなスベリを表現する一方、この麺は無骨なまでにボコボコとしたタッチ感を舌とのど奥でシルエットとして感じさせるタイプ。ワンタンメンとしてのコントラスト感高めるイメージで、ワンタンも麺もどちらも食感が際立つようなに思えます。
 
 
 後半は、海苔・メンマ・ワンタン等、あれこれと絡めながら食らいます。食感が更に際立つから個人的にはこのやり方好きなんです~(少々お下品かもですが)。さて比較的値段設定が強気な春木屋。麺の大盛は+150円で、この質感なら悪くないね。どうせ払うなら次回以降は大盛りでイカせていただきましょう!。
 
 
 
 
<チャーシュー> スカッとクシクシした豚もも肉!肉の淡泊な本来味にスープが浸透する旨さ!
 
 スープはラードで脂ギッシュだからか、チャーシューは脂身の少ないモモ肉。この選択もいいね。スープ生成にも貢献したかと思う、少しスカっとした肉質ですが、醤油ダレが周囲に浸透した部分が実に好み。淡い香ばしさって感じかな・・・。噛み締めて旨しと感じる肉ですが、スープに長く浸しておくとこれでイメージが少し変化して旨いです。
 
 
 クシクシしたイメージが、ゆっくりとスープのエキスとラードを吸い込んで、ジワジワとしたソフトな食感に変化する?。それに伴い旨味が複雑になりかなり旨さがアップするかと・・・。肉の淡泊な本来味にスープが浸透する旨さ!って感じですね。
 
 
 
 
<メンマ> 素朴でやや濃ゆい醤油の浸透!仄かに甘味を感じる味付けが面白い!
 
 微妙に醤油ブラウンの浸透を感じますが、全体的にはフレッシュな色合い。ツルツルした表層も一般的に見えますが、実は味付けに少し工夫があるのか・・・微妙に甘味を感じます。この味わいが何となくクセになりそうな仕上がり。強きな価格設定にビビッてしまうが、トッピングは+100円と言うフツーにリーズナブルじゃないか!。次回はメンマ小鉢を追加すること必須でございます。ビールのお供としても格別なハズ!。激しくオススメアイテム!
 
 
 
 
<味変化> 七味唐辛子:つけ麺用なのだがふって、出汁の甘味を変化させてみた
 
 つけ麺・味噌中華用・・・と書いてあるのに、わざわざ汁系にもふってみるオレです。ガメツイと言うか、セコイというか、あしからず。冒険心をくすぐると捉えていただきたい。実際やってみて決して悪くなかった。コショウをふるより数段いい!。
 
 
 円やかな味わいを崩すことなく出汁の醤油感や麺の風合いをキープ。仄かな和山椒がうどん出汁のニュアンスにも寄せるし、唐辛子も決してビリビリ刺激的ではない上品なもの。興味があれば是非。
 
 
 
 
<ワンタン> 極薄で半透明な見栄え!トロトロで蕩けるようなスベリ!耳たぶサイズの豆肉餡がシンプルに旨し!
 
 価格的に強気と思わせるのは、ワンタン追加だけで+400円と一気に跳ね上がるというところ。ワンタン単品でこれと比較すること勿れ。ワンタンを追加したときの総合力は、これに値すると謹んで申し上げたい次第。
 
 
 半透明でまるでセロハンが浮いているような極薄な皮。それがミルフィーユ上に重なると立派なワンタン皮となるが・・・ミルフィーユ状態が細かくて緩やかだから、のど越しがハンパない快感!。ゆるゆるなので、一部肉餡がハズれがちだが・・・この滑らかさが極上のシルキー感覚です。因みに、店側の例え方は「絹ごし豆腐のようななめらかな触感と喉ごし」とあり。やはりシルクとしか言いようがないね。
 
 
 因みに肉餡はとってもシンプル。細かめの挽肉に塩コショウという分かりやすい味わい。こぼれた肉餡を後追いで皮にくるめて即興で味わうのも楽しいです。
 
 
 
 
 総じまして「時代を越えても堂々としたぶれず!永劫の旨さ!春木屋王道なり!」と言う感想!。本当に久しぶりに春木屋を楽しめた感覚。同じように思えて、実は少しづつ変化させてる春木屋理論。ひょっとしたら、店ごとにも、微妙にこの理論が反映しているのだろうか不明ですが、今回は激しく心に響いた味わい・・・。次回は給料日直後に味わうこととしましょうかね。ともあれ、飲める春木屋なら吉祥寺へ!。この点でも激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   肌寒く
   人影包む
   春雨に
 
 
 
   求む温もり
   春木屋旨し
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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2012/04訪問1回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

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週末家族サービス後の自由時間・・・古風な醤油をストイックに食いたいと思ったから!

【ワシはなぜこれを食うのか?〜 週末家族サービス後の自由時間・・・古風な醤油をストイックに食いたいと思ったから!】

  前日に、先輩レビュアーさんから、熱いラーメンへの思いを伺っていて・・・ちょっと恥ずかしくなったところがあります。「あ・・・オレ、コレクターになっとるがな・・・」と思い当たるところ・・・・。時間があったころは、帰り道に不自然な遠回りをしてまで、噂の一杯を食うということばかりをしておりました。度もすぎれば不自然です。自由度が少なくなった今にあって、実に良いタイミングでの出会いに感謝ですな。

  ということで、自然の流れに身を任せてラーメンを食うのです。では、なぜ自然の流れでこの一杯を食うと決めたかというと、「週末日曜日の午後3時になってやっと昼飯を食う」という事情と、「晩ご飯を考えて、アッサリとした醤油が食いたい」という心情と、「地元で食うしかない」という絶対条件があったからです。吉祥寺では中村屋という選択肢もあるのだが、雨が途中から降って来て・・・・、東急百貨店からアクセスよいこちらに決定! 価格設定など一切気にしないのであります(笑)


【スープ 〜 単なるトラディショナルじゃないね!煮干しを香するが実は本領は「節」と「豚コク」】

  入店時、それにしてもこう時間も天気も中途半端ではガラスキやろと思って入店してたら、4割りていどは埋まっとるがな!しかも年代性別ばらばらでして、案外根づいているのがうかがえて唖然・・・・。申し訳ないが、春木屋という金看板のみのお店かもと疑心暗鬼だったので、ちょいと反省。やはりここでは、ワンタンメンが人気のようですな・・・・。でもデフォで1200円はキツかったので、泣く泣く・・・・普通の中華そば800円をチョイスです。経費節減・住宅引っ越し等いろいろ物入りがあって、ここに及んでも800円のラーメンを食うというのが生意気なアタクシなのですが・・・・。 その生意気男の前に配膳が完了するのは・・・・約7分後!それにしても、本当に熱そうに持って来るから受け取る方がビビリますがな! 何とか受けとって・・・・いざスープの実食です。さて、そのお味は?


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「以前食った古風なラーメンやと思ってたら、意外な節系の分厚さにメロメロですわ・・・・」


1)旨味:煮干しが軽く薫る中に、いろいろな節の厚み!そして豚コクがシャープと思える

  いかにも東京の醤油ラーメンをイメージする風貌!深い「しょうゆブラウン」が全面に支配しますが、すすり上げると醤油よりはむしろ、苦み排除な煮干しの香り・・・・・。しかもニボニボパンチとは無縁なスッキリさ!されど魚系豊かな味わいが広がりまして、これは節!複雑で分厚い節系の味わいを感じますぞえ〜。そして、節系一本の単調かというと、鶏コクというより、豚コクのじんわりとした旨味がゆらゆらと広がり出します。チャーシュー生成時の丁寧な豚コクも理解いたしますが、ここでもハッキリと感じるラードのコーティング層とそのシャープな旨味!背脂とは別時点の崇高さを感じるのがこのラード!熱を封じ込めるだけでなく、味わいの大事な一要素となっていることがハッキリとわかります。


2)塩気:醤油カエシのエッジは淡く、節系をパワフルにも感じさせる自然な塩分が素敵

  塩気を感じる一杯のようで・・・そうでないような難しさもありますね〜。醤油系のカエシの利いた感じはあまりしません。節系の自然に持ち合わせている塩気がにじみ出たという感じもいたしますが、むしろ少しばかりの塩が、節と魚介の味わいを補強しているのではないか?という感じの自然な塩気?と感じますがいかが? 非常に本来的な塩の使い方ですね〜。


3)香り:生姜のようなじんわり系な香りが味の構成をカッチリとさせるようです

  これをすすって「じんわり」と感じるのは、優しさではなく「強さ」の感じです。じんわりと強く感じさせる香りがありまして、それが、まるで生姜のようにじっとりと舌に貼り付くようです。鼻孔を駆け抜ける香りにも節と生姜かネギが結びついたものを感じますし・・・。


【麺 〜 一見、ライト系な縮れ麺と思いきや!ハンドメイド感の充実ぶりには目をみはるのだ!】

  一方の麺ですが、知っているはずの春木屋ブランドの麺が・・・・これほど縮れてたっけと考え直すほどのイメージギャップがファーストコンタクトでありました・・。


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「元祖荻窪ラーメンを公言する一杯の麺って・・・・意外とハンドメイドな縮れやったんやね・・・・(ここ吉祥寺やけど)」 


1)風貌:強縮れが懐古的にも感じる!そして地肌もハンドメイド感あふれて質感を感じる!

  最近まれに見るほどの縮れですな〜。基本的に、ストレートが好きなアタクシですが、ここまではっきりとハンドメイド感があふれていると、逆に好きになってしまいますがな・・・。悪い意味でなく表面のゴツゴツしたところが、スープをよくまといそうに感じられて、空想だけで旨いとすら感じますやん!


2)感覚:中加水系でモチモチよりも、スパスパと歯切れが良いのが気に入った!

  殆ど記憶がないが、荻窪本店ではややモチモチとした印象が残っているのですが、年のせいか自信なし・・・。冒頭のイメージとは裏腹に、実にスパスパと歯切れ良い前歯の処理感でした。奥歯のすり潰しにおいても、華やかなモチモチ反発よりは、わりと地味・・・・ソバとは言い過ぎですが、それと連想させるような、一気にクチリと押しつぶされるような様が、期待を裏切った旨さを感じさせます。


3)スベリ他:何といっても表面の感じとスープの成分の貼り付きで、程よいザラツキ感がええですわ

  見た目通りの抵抗感!そしてスープの中のやや粗い成分が麺の表面に貼り付き、それらが一体となってザラツキを感じさせます。このザラツキは麺単独の性能と言うよりは、スープの持ち上げ性能によるザラツキと表現したいが・・・・・おそらくダレも分からやろな・・・・自分でも良くわからんから(だって、夜のプロントでハイボール片手に酔いながら打ち込んでいるから(爆))


【具 〜 守り抜くことが裏を返せば革新ではないか?と思わせるような質実さが逆に新しいっすね!】

1)チャーシュー(教科書みたいな王道な味わい)

  アタクシの出身地「京都」のチャーシューは、ちょっと全国的には珍しいタイプ(薄切り多層)。なので個人的には、全国スタンダードなチャーシューはあまり馴染みがないのだ・・・・。なので、アタクシの想像する全国でのトラディショナルなチャーシューというのは、こういうイメージ。豚ロースがじんわりと茹でられて、脂が適度に抜け、トレードオフでスープから別旨味を貰い受け、スッキリとした脂旨味と変貌した肉のかたまり!スープをまとってこそキラリと光る性能! 醤油ダレが滲んでいるはずなのに、なぜかスープと脂の旨味がまざったところが旨いと思えるのです。


2)メンマ(繊維が程よく感じる逸品)

  ただ単にきめ細かいのではなく、ハッキリと繊維質を感じながらも、歯のスキマにひっかかることなく、パクパクとくい、サクサクと千切れる!塩気が少なく、それでいて醤油系の旨味をしっかりまとっているというタイプです。大きさ厚さもスタンダードですな。これ100円追加でもっと食いたかったと嘆く・・・。


3)海苔・薬味ネギ

  海苔は、とやかく言うのほうが野暮と思えるので割愛(笑)。ないと寂しいのでいる・・・というタイプ。ただ、ネギはしっかりとした歯ごたえがあり、スープを平らげるときも歯で咀嚼して飲み込むという楽しい時間を与えてくれます。さて・・・・ネギといえば青ネギしか認めなかったアタクシも・・・・心変わりしたんかい!東京に染まってしもうたんかい!!と怒られそうですが・・・・・・、最近、白ネギの旨さにちょっとハマって来たかもしれません。


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 総じまして、正直をありのままに申しまして・・・・「吉祥寺にまで来て、なんで荻窪のラーメンをこんな行列してまで?」と思っていたのを恥じますな・・・・。このエリアは、よ〜く探せば、武蔵系や、家系、各種有名店の支店がひしめき合い、新潟醤油煮干しなコンテンポラリー有名店も近くにある。されど、気候が良い日は、家族連れやら、カップルなどが並ぶのです。それを横目にして、別のラーメンを食ってたアタクシですが・・・。 アタクシがたまに、二郎系スイッチが入るように、時々昔ながらの醤油ラーメンを食べたいと思う! そういうときには、価格に対するボーダーも低くなるというもんですぜ!ここはそんな店!しかも吉祥寺でカップル、家族連れにも喜んでいただけると思いますね〜。なので詠います!


  通り雨
  よけて辿りて
  雨宿り


  春の木かげで
  しんみり麺食う


お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

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  • 春木屋 -
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店舗基本情報

店名
春木屋 吉祥寺店(はるきや)
ジャンル ラーメン、つけ麺
お問い合わせ

0422-20-5185

予約可否

予約不可

住所

東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-1

交通手段

JR吉祥寺駅から徒歩5分

吉祥寺駅から365m

営業時間
  • 月・火・木・金・土・日

    • 11:00 - 21:20

      L.O. 料理21:00

    • 定休日
  • ■ 定休日:水曜日
    (年末年始及び施設メンテナンスの為の休業有り)

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算(口コミ集計)
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

(VISA、Master、JCB、AMEX)

電子マネー可

(交通系電子マネー(Suicaなど)、iD、QUICPay)

QRコード決済可

(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY)

席・設備

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙 全席禁煙
駐車場

空間・設備

カウンター席あり

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 一人で入りやすい 知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

隠れ家レストラン

サービス

テイクアウト

お子様連れ

子供可

ホームページ

http://www.haruki-ya.co.jp/

オープン日

1994年

備考

PayPay支払い可

お店のPR

昔ながらの中華麺。

荻窪にある老舗、の支店。なので、味は間違いありません。麺も同じものを使用していると思われるため、とてもおいしい仕上がりになっています。昔ながらのラーメンを堪能したい人は、ぜひともおすすめです!

(by Mr.kshi
初投稿者

minorskiminorski(2)

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