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店名 |
福しん 中村橋店
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、中華料理 |
お問い合わせ |
03-3825-2195 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
西武池袋線 中村橋駅改札出て、すぐ。 中村橋駅から60m |
営業時間 |
|
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) QRコード決済可 |
席数 |
13席 (他、4人掛けテーブル席2有り) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
お店のPR |
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私、子供の頃はけっこうな博識王子と呼ばれたものでしたが、情報ソースの大部分は子供向けの漫画にあった気がします。落ち着きがなくて授業についていくことや文字を追うのがダメだった少年にも、絵で学ばせる学習まんがというようなジャンルの本があって助けになりました。また、少年誌に連載されてる作品の中にも貴重な知識を授けてくれたものがあったのです。その1つがグルメ漫画の草分けとも言える作品で、わりと最近読み返す機会があったのですが、ストーリー凡庸ながらも散りばめられた雑学については大変広く深く、いかにも大人が子供向けに、色々な物事を噛み砕いて教えようとしているのわかる内容なのでした。
で、その漫画の内容でいつまでも覚えてるのが「誰もが美味しいと言うラーメン屋のヒミツ」。同じラーメンなのに繊細な味覚の関西人も塩辛いのが好きな東北人も、皆がうまいと言う。そのヒミツは…と主人公が通い詰めて探る訳です。それでついにあるじが教えてくれるのが、「味割り」。お客に合わせてタレや油の量を変え、その人用の味を提供する。
どうすればそれがわかるのかは、麺を茹でてる間にお客と話し様子を見、たとえば言葉のイントネーションで出身地がわかれば味覚の傾向がわかるし、ネクタイ組と労働者風では汗かく者の方が塩辛いものを好むはずだろうと。なるほどそうなんだ!大人の世界はなんて面白いんだ!と魅夜脂多少年は感嘆するばかり。だからってこれまで何に役立ってきたでもないけれどw。
だけど久しぶりにそんなことを思い出したのは、当店にてこれまでの福しんにはなかった味割りに遭遇したからなのです。それなりにボディはある当チェーンのタンメンですが、この日はニンニキーで大変刺激的!う、うまい!こんな引き出しが当チェーンにあったなんて!私はいかにも、たとえばJ郎みたいなものを好んでそうな風体に見えたのか…w。
…それもあるけど、答えはおそらく、直前に私が頼んでたビールと雲杯楼にある。ほんのり中華のスパイスが忍ばされたはっきりした味のソースでいただくゆで豚三枚肉、といった感じの代物なのですが、これの後にタンメンを普通に出したのでは相対的に埋没してしまう。そこで!ニンニクの出番という訳なのではと。
料理長、あの日の人相の悪い太った客への味割りは大成功でしたよ。