お屋敷で味わうキャラメルが美味い⁉︎ : ジェネレ

山口県のカキ氷でサーチしたら、別にネットじゃなくて紙媒体でも、何度もその名を見てたのが、今回の山口市にある同店『ジェネレ』さんでした。

他に旧.小郡町にある『純喫茶 長寿』さんなるお店が同店とのツー・トップっぽい感じでしたが、そちらも行ってみたものの、もうカキ氷はヤメられたのか玄関口に貼り紙がありましたね。

ですから同店『ジェネレ』さんも不安だったし、それ以上に専門店じゃないから、ひどく失礼ながら山口県全体を

〝田舎やけん、それほど有名なカキ氷が他に無いっちゃろ？〟

なんてナメてたんだけど、まあ、何事も経験してみないと分かりませんね？

そんな同店『ジェネレ』さんの場所、ちょっと入り組んでるんで説明しますと、国道９号線のローカル・スーパー『マルキュー 赤妻店』さんやローカルＨＣ『ジュンテンドー 湯田店』さんがある交差点を市街地と逆側に曲がり、真っ直ぐ進むと三叉路に着きますから右折します。

ちなみに、その三叉路は美祢市方面に行く国道435号線から国道９号線への裏道ですし、今はどうか知りませんが確かバスも通ってたと憶いますので、特に左側から来る車などに気をつけてください。

で、その三叉路を右折すれば、あとはほぼ道なりなんだけど、次の四つ角の先は見るからに狭路だから不安になるでしょうが、そこに入ると20〜30mの左手が同店『ジェネレ』さんです。

お店の前というか横に４〜５台の専用駐車場があり、運良く１台ほど空いてたからワタシはツイてましたが、もし満車だったらＵターンするスペースがあったのかは未確認です（面目ない）

で、話は前後しますが、退店したとき気付いたんだけど、先の四つ角に第２駐車場があったんで、歩くのは苦じゃなく、離合困難な狭路に入りたくない場合は、そちらの方が賢明でしょう。

その第２Ｐの方が駐めやすそうでしたしね。

で、いざ駐車できたからと言っても、取り急ぎ目の前の豪華な門をくぐっても、どこに店舗があるのか、一見さんには分かりにくいでしょう。

正面に再び門があるから、その奥かと想いがちなんだけど、出入口には写真のようにパイプ椅子が置いてあるから何となく違うのが分かり、そこで右横を見てみたら、そこにお店っぽいのがありました。

ちなみに左横が厨房のようで、むろんオーダーが完成したら持ってきてくれます。

そのように、ありがちな古民家というより、お屋敷といった感じで、面積はもちろん、お庭も手入れが行き届いてましたね。

そのお庭を望むようなイートインで、ですから助かったのは、席が空いてたから座れましたが、満席でテラス席を案内されてたら、相変わらずお一人様のワタシ、他はカップルか少なくとも複数名だったから、もし一人で座るとなると、ちょっとした見せ物になってたかもしれないこと。

もちろん盆地の山口市、猛暑日だったからテラス席は厳しいんだけど、とはいえ、待つにしろパイプ椅子があったから屋外ともなると、似たり寄ったりだから、イラチなワタシは間違いなくテラス席を選び、動物園の象みたいな見せ物になってたでしょうからね。

よく思うんだけど、テラス席で優雅な時間を過ごせる人って、モデル並みのスタイルでもなけりゃ逆に意識高い系みたいな、ちょいと痛い人々みたいな感じがするですが、いかがでしょう？（って、また問題発言すな ⁉︎ ）

『きゃらめる 750円』

特に理由はないんだけど、頼んだのは同メニューで、４〜５分間で提供されました。

〝おいおい、溢れとうやん？〟

で、まず口にするより先、キャラメル ・シロップが写真のように溢れ落ちており、ラーメン屋さんならまだしも、いくら下皿があるからって、ちょっとはしたない。

ただ、インスタ映えも色々で、決して綺麗なだけがいいわけじゃないから、個人的にはＯＫだけど、まあ、そりゃワタシがオイサンだからでしょう。

角打や居酒屋で、グラスになみなみと注がれた日本酒や焼酎が、両面張力でグラスの縁より盛り上がってるのを、手で持つと溢れて勿体ないから、口で直に迎えに行くとき、オイサンという生き物は小っぽけな幸せを感じられるもんですからね。

そして半分ぐらいグラスが空いたら、下皿で受け止められた溢れた酒を注ぐと８分目ぐらいに戻るから、またもや小っぽけな幸せが訪れるんです。

って、そんなこと書いてるとバチくそ飲兵衛みたいだけど、さすがにワタシもグラスの底に酒が付いてるからって舐めたりはしませんよ。

閑話休題。

まあ、それだけ目を惹くキャラメル・シロップだけあり、これがまた抜群に美味い ♡

って、キャラメル味だけに幼稚っちゃ幼稚なんだけど、ワタシ自身が『キダルト（キッズとアダルトを合わせた、子供の嗜好のままの大人）』だから、問題ないどころか好みのフレーバー ♡

酒は舐めないけど、この下皿に付いたキャラメル・シロップは、まあ、誰もいなかったら舐めてたでしょう（妖怪みたいだなあ？）

もちろん甘いんだけど、そこまで引き摺る感じはありません。

香ばしさも感じられるから、顰めっ面した大人の頬も緩むでしょう。

氷そのものも、粉雪というより薄氷、なんだか個人的には表面を薄く剥いだように感じられましたが、バカ舌ですから話半分で。

最初、中にバニラ・アイスが入ってるのかと想いましたが、探せどアイスの塊りが見当たらず、かといってバニラの風味は強かったから？マークだったんだけど、正解はバニラ・クリームが入ってたみたい。

ですからバカ舌なのが分かるでしょうが、そのバニラ・クリームが入ってることにより、軽いシーン・チェンジが促され、もちろん味的にもアクセントになります。

バニラが混じると不思議と懐かしい、ノスタルジックな気分になり、なぜかと理由を考えてみると、キャラメル＋バニラと来ると、そりゃガキの頃、夢にまで現れたフレーバーですからね。

ですから、多少ゆったりした気分にもなったんだけど、気付けば完食してたって感じで、すなわち美味かったって証しに違いありません。

だからでしょう、よく見たら待ち客がおられ、退店したら写真のように名簿まであったから、特に土日祝日などは行列必至でしょう。

先にも述べたように立派な和風庭園があるんで、それをのんびり眺めながら欠伸を一つシャレこみたいところですが、さすがに大勢の待ち客がおられたら、そうも行かず、そこそこと退散しなくちゃいけないから、そんなところがの短所なのかもしれませんね？


● 個人的 食べログ 評価点・・・3.9