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一般社団法人ライツアンドクリエイション設立のお知らせ

音楽家・アーティストが自由に創作し活動する事のできる環境を作り、場面ごとに起こりうる問題解決のサポートをするために一般社団法人ライツアンドクリエイションを設立致しました。

一般社団法人ライツアンドクリエイションでは、音楽家・アーティストの自由な創作活動の扶助を目的とし、その目的に資するため、次の活動を行っていきます。

1 音楽家・アーティストの創作活動に必要な知識の啓蒙

2 音楽家・アーティストの自由な創作活動に関する広報活動

3 音楽家・アーティストの自由な創作活動に関する意見の表明

また、これらの活動に関連する事業やイベントを積極的に行い、音楽家・アーティストが自由に創作し活動できる環境を作り、音楽文化の育成・発展に貢献していきたいと考えております。


当法人は岩本 岳士(QUATTRO/Littleize records)がアーティスト活動、レーベル運営をする中で経験してきた問題や起こりうるであろう問題について弁護士 馬場 貞幸と意見交換し解決策を模索していく中で、アーティスト活動をバックアップする団体の必要性を感じ、何ができるのか何をしていく事が大切なのかを多くのアーティストや音楽に携わる関係者の方々から意見を頂きながら、岩本と馬場が中心となり設立致しました。

近年の音楽の表現・流通手法の多様化に伴い、表現する側、受け取る側、それを扱う側それぞれに多くの問題が生じてきました。

それぞれの問題に向き合いながら10年後、20年後、その先の日本の音楽文化の発展を目指していきます。


当面の活動といたしましては、

メール等にて音楽家・アーティスト、レーベル、マメージメント等音楽に携わる活動をしている方、これから活動しようとしている方からの質問を受け付け弁護士と連携を取りながらその解決のサポートを行っていきます。

音楽家・アーティストが自由に創作活動する為の知識の啓蒙の為イベントの開催やインタビュー、対談などを発信する事を行っていきます。

音楽家・アーティストが自由に創作活動する為の土壌を作る為、学生や教育機関と協力して若い世代からの知識の育成を行っていきます。


現在ホームページ開設に向けて準備しております。質問、相談は臨時メールアドレスrightsandcreation@gmail.comにて受付けております。

Twitterでも情報公開していきます。

https://twitter.com/_RightsCreation 


7月にはイベントの開催を予定しております。

日時 / 7月7日(木)

20:00- (予定)

会場 / 渋谷PARCO PART1 6F 2.5D Studio

出演 武田信幸(LITE)/小林祐介(THE NOVEMBERS) /岩本岳士(QUATTRO) /馬場貞幸(弁護士) / 追加出演者発表予定



法人概要

名称 一般社団法人ライツアンドクリエイション

代表理事 岩本 岳士

所在地 東京都渋谷区笹塚1-21-10

報告と募集

アーティストが自由に活発にその表現を行う事ができる為の団体を設立致します。

初めはNPO法人の設立を目指していましたが、すでに参加を表明してくれているアーティストの方々もいますが、より多くのアーティストにその活動を明瞭化する為にもそして活動を始めた時にこの団体の必要性をスムーズに反映させる為その活動を当面限定化しない為にもまず社団法人として立ち上げたいと思います。

今回その団体の名称を一般に公募しようと思います。

なぜ公募か?

それはアーティストの創作は内面との向き合いである事がつきものですが、その活動は常に外部との関わりという要素を持っています。この団体が時代を反映した活動をする為にはアーティストに目を向ける内面の要素だけでなく、アーティストが活動しその表現を受け止める外面の部分にも目を向けその意見を反映させなければならないと考えたからです。

そしてこの団体を設立する上で初めからその意思を示したかったからです。

応募資格はありません。

活動は主に、アーティストへのアーティストが持つ権利の啓蒙やその現状を広く一般の方々にもお伝えできる場を設ける事。アーティストが自由に活発に平等性を持って活動していく為のサポートです

募集期間は本日より10月31日までとさせていただきます。

よろしくお願い致します。


この団体は僕と弁護士の馬場 貞幸で設立します。

彼との出会いは本当に素晴らしいものでした。

僕がずっと一人で考えていた事を共有できる人間に出会えた瞬間でした。

(あまり人に自分の考えを話さないで来てしまったのが悪いのですが…笑)

彼は本当に音楽、アート、ファッションなどの文化を愛している人間です。

今も継続して色々と何がこの団体にできるのか、するべきなのかを話しています。


彼のプロフィールを記載しておきます。


1980年生まれ。慶應義塾大学大学院法務研究科卒。都内法律事務所で広く企業法務や訴訟対応に携わった後、2012年、虎ノ門イデア法律事務所(現・黄櫨綜合法律事務所)を共同設立。アート、音楽、映画、ファッション、出版等のクリエイティブな事業活動や、スタートアップを中心とするIT/Web事業会社、不動産事業会社等に知的財産法務、企業法務及び資金調達等のアドバイスを提供している


みなさんの文化に対する思いなんかを

名前に込めて是非応募してみて下さい。

下記応募用のアドレスです

organizationforarts@gmail.com

よろしくお願い致します。





Littleize records / QUATTRO

岩本 岳士

ご報告

前回、投稿した問題提起について諸々進展がありましたのでご報告させて頂きます。

まず最初に、この問題提起を期にアーティストが孤立した立場、弱者の立場で戦う事のないように権利についての問題や取引などの問題についてサポートしていける団体をアーティストと専門家で立ち上げる事に致しました。
現在、団体を設立するにあたり多くのアーティストや専門家の方々と意見交換を行っています。
既にメジャーインディー問わず数多くのアーティストが参加、協力の意思を表明してくれています。
柔軟性があり時代に沿える何よりアーティストが自由にクリエイティブな文化活動ができる為の団体設立を目指します。
この団体については近々詳細を報告させて頂きます。

ストリーミングやダウンロードなどが主流になりつつある現在、多様化した手段をアーティストが自ら考え選択していく事ができるよう、その場面でアーティストが不利な状況に置かれないようサポートしていければと思います。
10年後、20年後、それより先もアーティストにとってもリスナーにとっても音楽が自由で夢のある事であるように。


(ここからはタワーレコード様と協議しご納得頂いた文章で書かせて頂きます。)
そして今回の問題提起きっかけになったタワーレコード渋谷店さんで起きた一件について、タワーレコード渋谷店さんと話し合いの場を設ける事ができました。
この話し合いにおいてタワーレコード渋谷店さんからは、当事者相互にコミュニケーションの食い違いがあった事を前提としたうえで、ぼくやレーベル所属のアーティストにとって受け入れ難い言動、行動があった事実について全面的に認め謝罪する旨を伝えて頂きました。
僕からも前回のブログで書いた当日受け入れて頂けなかった、高圧的な態度を受けて反論してしまった事については改めて謝罪させて頂き受け入れて頂きました。
そして問題提起の意味は当日起きた事だけではなくもっと根深い問題だという事もご理解頂きました。お互い同じように認識している部分もかなりあったと思います。
今後音楽文化を活き活きとしたものにするために共に協力していきましょうという事で継続的に意見交換等の場を持つ事を合意致しました事ご報告させて頂きます。


QUATTRO / Littleize records
岩本 岳士

アーティストが対等な立場にいられる為に問題提起致します。

近年ずっと感じていた事ではあったのですが、大手小売店にその流通と販売を頼らなければいけないようなレーベルやアーティストからすると時折、その立場の差から生じる不条理さを感じずにはいられない事があります。
そして先日、象徴的な出来事がありました。

発端になったのは6月28日タワーレコード渋谷店にて起こったある社員さんとの口論です。ああ、もう限界だなといったところでしょうか。

現状、僕は渋谷店への入店拒否、僕に関連する商品の取り扱い拒否を突きつけられた状態です。

経緯をご説明致します。

当日僕はレーベルのアーティストがタワーレコード渋谷店で行われるイベントに参加する為マネージャーとして現場におりました。
イベントは大盛況でとても素晴らしかったです。
イベントが終了し帰りの準備を整えていたところ、イベント中に現場を見ていてくれた方ではない上司と思われる社員さんがかなりイライラした様子で僕の担当するアーティストのところへ来て、かなり高圧的に
「あそこの荷物はなんですか?置かれたら困ります。」(この荷物はアーティストの持ち物ではありません。)
「出演者が正面玄関から出入りする事は禁止です。裏からお願いします」(この事は周知されておりませんでした)
とおっしゃられました。

僕は「主催者側に確認する前にかなり一方的にああいう言い方でうちのアーティストに言われるのは困る。」と抗議しました。(この日のイベントはタワレコが主催ではなく外部の会社が主催しておりました。)

これに対して舌打ちされ「あなた誰ですか?」と言われました。
僕もそれでスイッチが入ってしまい言い合いになりました。
僕が訴えたのは「荷物の所有者を間違えたにも関わらず高圧的に注意した事、知らなかったルールについて高圧的に注意した事が間違っていたと認めろ」というものです。
社員さんの主張は
「うちの店でやってる以上うちの店がルールであなたはそれに逆らう事はできない。」という事、それと僕の口のきき方が悪いという事。
何も認めて頂けない態度に僕も苛立っていたと思います。
(この態度が社員さんの気分を害したという事だったので当日その点に関しては謝罪致しましたが受け入れられませんでした。)
その後、「ビジネスとしてその態度は問題だ」と言われ
「もうお店に来なくて結構です、あなたに関連するものは今後渋谷店では取り扱い致しません。」と言われました。

密室で起きていた訳ではなくオープンな空間で出演者、関係者もかなりいる場所で起きていた事なので、何人かが仲介にはいりその場は一度収まりました。

その後SNS等には書かないようにとお達しを受けました。

この事もかなり納得がいかなかったのですが、翌日正式に主催者側から今後の対応を確認したいというメールを送ったにも関わらずその対応もないまま僕の担当するアーティストのイベント等への参加を禁止するメールが渋谷店の社員さん宛一斉メールで送信されました。
そして現在このアーティストが何かしたという事として伝わっています。
当日のこのアーティストの対応は僕の100倍は大人な対応だったと思います。
きっとSNSに書かないままだったら事実は伝わらないまま、このまま泣き寝入りだったでしょう。

といった次第です。

今回の社員さんに謝れとかそういう事じゃなく、僕が問題としているのはこの社員さんが今回のとても個人的で些細は事を発端として「もうお店に来なくて結構です、あなたに関連するものは今後渋谷店では取り扱い致しません。」とレーベル、アーティストに言えてしまった事、その後この事でアーティストのイベントへの参加等を禁止できてしまった事です。
今回こういう形で直接的に僕の身に起きましたが、今までもずっと思っていた事でした。

CD売れないですから、どんなに振り回されてもある程度販売力のあるところには藁にもすがる思いで言う事を聞かざるを得ないアーティストも多いんだろうとはおもいます。

その気持ちもよく分かります。

目先の1、2年を考えればそれも正解になる事があるかもしれません。
しかしそれを続けてきた結果が今回の社員さんの「入店拒否、取り扱い拒否、イベント参加拒否」という作り手側への脅しとも取れる行動がここまで軽く発せられ、それが認められてしまうという空気を作り出しているのでしょう。

全ての作り手と売り手が対等な関係性を築く事が音楽文化を豊かな生き生きしたものにすると信じています。

今回のような事で僕のような面倒くさい人間でこれは問題だ発信せねば!とならないアーティストが泣き寝入り状態にならないように願います。
こういう事でアーティストが萎縮するような事が起きないように願っています。

アーティストには明確にこういった所で機能する組合みたいなものはないですからひとつの流れとしてこれがアーティストからの牽制になればと思っています。

ご賛同いただけたら嬉しいです。

文章力が無く読みづらいかと思いますがご勘弁下さい。
自分の思っている事がちゃんと伝わっているかも不安なのですが、思いは書いたつもりです。


QUATTRO / Littleize records

岩本 岳士