北欧に一番近い車中泊スポット!? 埼玉県の「メッツァRVパーク」へ、犬連れバンライフ旅

犬連れバンライフ旅の目的地は、犬も一緒に過ごせる自然豊かな場所を選択することが多いです。普段は自然豊かな環境で見られる景色等を求めてのバンライフ旅を楽しんでいる私たちですが、時には「犬と一緒にテーマパークで遊べたら、良い思い出になるなー」と思うこともあります。

愛犬と一緒に楽しめるテーマパークってなかなかないんですが、埼玉県飯能市で見つけました。「メッツァビレッジ」と「ムーミンバレーパーク」、北欧とムーミンのテーマパークです。犬と一緒に楽しめるだけでなく、このテーマパークには「メッツァRVパーク」というRVパークが併設されているので、車中泊もできる。愛犬連れでバンライフ旅を楽しんでいる私たちには、夢のような場所に思えました。

今回は、そんな埼玉県飯能市への犬連れバンライフ旅のお話しをしていきます。

目次

  1. バンライフ旅のテーマは「のんびり」
  2. 新東名のおすすめサービスエリア「駿河湾沼津SA」
  3. 北欧の雰囲気が感じられる「メッツァビレッジ」
  4. 自然豊かで静かな「メッツァRVパーク」で車中泊
  5. 旅の最終日は「ムーミンバレーパーク」で
  6. メッツァRVパーク。愛犬と行くお出かけに、犬連れバンライフ旅にオススメです

バンライフ旅のテーマは「のんびり」

北欧に一番近い車中泊スポット!? 埼玉県の「メッツァRVパーク」へ、犬連れバンライフ旅

私たちが暮らす岐阜県から埼玉県までは、片道500kmほど。半日強で一気に走り切ることもできますが、それでは人も犬も疲れてしまいます。

のんびり自分たちのペースで旅ができることもバンライフ旅の魅力なので、今回は金曜日の夕方に中京圏を出発して、1時間半運転したら15分は休憩するというサイクルで、のんびり埼玉県へ向かうことにしました。途中のサービスエリア(SA)で休憩・仮眠しながら、ゆっくり2泊3日で回るプランです。

今回の旅の季節は晩秋。日中は暖かいですが、朝夕はしっかりと冷え込む季節なので、寒さ対策として冬用の寝袋と電気毛布、そしてもちろん愛犬こごみの防寒具を愛車の78プラドに詰め込んで出発です。

新東名のおすすめサービスエリア「駿河湾沼津SA」

中京圏を出発して、新東名高速道路(以下 新東名)を東へと進みます。新東名は以前ご紹介した神奈川県へのバンライフ旅でも感じましたが、やっぱり道路が広く走っていて安心できていいですね。のんびり旅がテーマのバンライフ旅なので、速度も時速80kmをキープ。のんびり向かいます。

北欧に一番近い車中泊スポット!? 埼玉県の「メッツァRVパーク」へ、犬連れバンライフ旅

途中のサービスエリアで仮眠をした後、さらに東へ進んで、2日目の朝ごはんに立ち寄ったのが新東名「駿河湾沼津SA」です。ここは少し小高いところにあるSAで、駿河湾を一望できるSAです。駿河湾を見ると毎回思うんですが、本当に青いですよね。海なし県民の僕にとっては、とても贅沢な景色です。

駿河湾沼津SAにはドッグランもあって、犬も休憩することができます。我が家のこごみは残念ながらドッグランが苦手な犬なので、駐車場周囲を散歩しただけでしたが…。

さてさて、駿河湾沼津SAでお目当てにしていた朝ごはんは「海鮮丼」です。沼津と言えば海鮮ですよね。朝の9時からオープンするので、少し遅めの朝ごはんとして、堪能しました。駿河湾沼津SAは、景色も味も一級品のSAだと思いますので、皆さんもぜひ立ち寄ってみてください。

北欧の雰囲気が感じられる「メッツァビレッジ」

北欧に一番近い車中泊スポット!? 埼玉県の「メッツァRVパーク」へ、犬連れバンライフ旅

その後は、渋滞もなく順調に埼玉県に入り、無事今回の旅の目的地でもあり宿泊地である「メッツァRVパーク」に到着しました。

メッツァRVパークは、北欧のテーマパーク「メッツァビレッジ」に隣接するRVパークなので、日本で一番北欧に近い車中泊スポットですね! 私たちが訪れた時期は、RVパークの周囲の木々が黄色く紅葉していて、本当に北欧のような雰囲気になっていました。

到着と同時に受付で説明を受けます。受付の横にトイレがあるのですが、入ってみてびっくり! 冷暖房管理で、さらに手洗い場から温水も出ました。なんと高規格なRVパークなんでしょう。しかもトイレの外にシンクが設置されていて、歯磨きや食器を洗ったりもできました。

愛犬連れに優しいメッツァビレッジ

北欧に一番近い車中泊スポット!? 埼玉県の「メッツァRVパーク」へ、犬連れバンライフ旅

RVパークから歩いて5分ほどの場所に、メッツァビレッジがあります。RVパークの受付を済ませ、早速こごみのお散歩もかねて遊びに行くことに。

自然の中にあるテーマパークなので犬の散歩コースにももってこいです。

この時期は「ヒンメリ」が飾りつけられていて、さながらヒンメリのトンネルのようでした。ちなみにヒンメリというのは、北欧の伝統的な飾り付けで、ヒンメリの語源はスウェーデン語で「空」や「天」を意味する「ヒンメル(Himmel)」だと言われているそうです。

北欧に一番近い車中泊スポット!? 埼玉県の「メッツァRVパーク」へ、犬連れバンライフ旅

メッツァビレッジは、北欧ブランド雑貨や、工芸品などのショッピングを楽しめるマーケットがあり、北欧風の食事ができるレストランにものづくりやアートを通じたワークショップにも参加できるスポットなんです。

ペットウェルカムのテーマパークで、屋外は犬OKでした! テラス席であれば犬と一緒に食事もでき、キャリーケースなどに入れば、犬も一緒にショッピングすることもできる本当に犬連れに優しいスポットです。

北欧に一番近い車中泊スポット!? 埼玉県の「メッツァRVパーク」へ、犬連れバンライフ旅

楽しんでいたらすっかり暗くなり、イルミネーションが輝き始めました。メッツァビレッジをこごみと堪能した後、クラフトビールを購入してRVパークに戻ります。

自然豊かで静かな「メッツァRVパーク」で車中泊

北欧に一番近い車中泊スポット!? 埼玉県の「メッツァRVパーク」へ、犬連れバンライフ旅

メッツァRVパークは本当に静かに過ごせる車中泊スポットで、バックドアを開けてのんびり車中泊の夜を過ごすことができました。埼玉と言えども、そこは関東。コンクリートジャングルなのでは? と田舎者の僕は想像していたんですが、本当に自然豊かでいいところでした!

RVパークを利用されている方は他にも何台かいて、ハイエースやキャラバンなど本格的な車中泊車ばかり。中にはFFヒーターがついている車もあり、「あったかいんだろうなー」と少し羨ましく見てました。

ただ、メッツァRVパークには、徒歩5分のところに温泉があるんです。とてもきれいな施設で、ゆっくり旅の疲れを癒すことができました。

北欧に一番近い車中泊スポット!? 埼玉県の「メッツァRVパーク」へ、犬連れバンライフ旅

翌朝は、朝日とともに起床。静かに過ごせて、朝日も浴びられる本当に気持ちのいいRVパークでした。

愛犬と一緒にご飯が食べられて、お風呂も近い。トイレ等の施設も高規格で、犬連れで遊べる場所もある。メッツァRVパークは、まさに犬連れバンライフ旅の聖地ですね。

旅の最終日は「ムーミンバレーパーク」で

北欧に一番近い車中泊スポット!? 埼玉県の「メッツァRVパーク」へ、犬連れバンライフ旅

今回の旅の最終日は、ムーミンバレーパークで過ごしました。なんと犬も一緒に入れる、ムーミン谷をモチーフにしたテーマパークです。もともとあった湖と森を活用した雰囲気がとてもオシャレな空間で、こちらも屋外は犬OKでした!

こごみも散歩して楽しそう。飼い主としては、こういう瞬間って嬉しいですよね。ムーミンの家などもあり、中に入ることができます。屋内は犬NGなので、私たちは交代で中に入ってムーミンの世界を堪能。

北欧に一番近い車中泊スポット!? 埼玉県の「メッツァRVパーク」へ、犬連れバンライフ旅

実は生き様に憧れているスナフキンのテントも、見ることができました。

帰りは富士山の景色を楽しみながら

もう少し旅の日にちがとれれば、秩父の方まで足を延ばしたかったのですが、RVパークと様々な施設が素敵すぎたため、じっくりメッツァビレッジとムーミンバレーパークを楽しみました。

ゆっくりお土産を選ぶのも楽しいですし、のんびり旅で旅の予定も自在に変更できるバンライフ旅なので。

北欧に一番近い車中泊スポット!? 埼玉県の「メッツァRVパーク」へ、犬連れバンライフ旅

後ろ髪をひかれる気分でしたが、チェックアウト後はムーミンバレーパークを楽しんだ後に帰路につくことに。帰りものんびりプランで帰ります。

帰り道でも美しい景色に出会えました。中央道から新東名に抜ける時に富士山の麓を通過するのですが、気持ちのいいルートでした。ちょうどきれいに冠雪していて、ザ・富士山っという感じ。

犬連れバンライフ旅は道中で出会える景色も楽しみの一つですね。

メッツァRVパーク。愛犬と行くお出かけに、犬連れバンライフ旅にオススメです

北欧に一番近い車中泊スポット!? 埼玉県の「メッツァRVパーク」へ、犬連れバンライフ旅

さてさて、今回は中京圏から埼玉県飯能市のメッツァRVパークでの車中泊という、犬連れバンライフ旅の模様をお届けしました。犬と一緒に楽しむことのできるテーマパークで、そのまま車中泊も楽しめる。

犬も楽しく散歩をすることができるので、とてもオススメの場所です。ぜひ皆さんも愛犬と一緒にお出かけ、車中泊旅の方はRVパークを利用してみてください。

■この著者のプロフィール、これまでの記事はこちら:https://www.mobilitystory.com/article/author/000023/