口座開設した後に何を買うかですが、
初心者の方は、投資信託を購入しましょう。
簡単に言うと、多くの方が実施されているのは、
NISA口座で毎月決まった額を
eMaxis Slim 全世界株式(オールカントリー)か
eMaxis Slim S&P500
のどちらかを継続購入するだけ!
これを継続して続ける事で、どんどんお金が貯まっていきます。
今回ここで言いたいのは上のこれだけ!
あとはそれぞれの言葉や意味の説明です。
投資信託とは?
投資信託とは、様々な株のセット商品と考えてください。
株式投資で利益が出る方法とは、
企業にお金を貸す(株を買う)
↓
企業が利益を出す
↓
儲かった分だけ株を持っている人(株主)に
「貸してくれてありがとう」とお金を渡す
ことによって利益が発生します。
つまり業績の良い企業の株を買って、
お金を預けていれば毎年お金が入ってくる仕組みとなるのですが、
ご自身で株を購入する場合は買う株を自分で選定して、
選んだ1社、もしくは数社にお金を渡し、儲かったらお金が返ってくる。
でもそこで出る不安が、
・企業選びが難しい
・今は有名だけどこの先この企業、数年後10年後は大丈夫?
・この先収益が出なかったらどうしよう…
・もし株を買った会社が潰れたらどうしよう(その時点で株券はただの紙切れになります)
などといった心配事は多々出てきます。
それらを代わりにプロが運用してくれるのが投資信託です。
投資信託にも色々な種類があり、
上記のeMaxis Slim 全世界株式は、全世界の株のいいところを購入して、
S&P500というのは、アメリカを代表する500社の株の中で運用しますよ、という事。
他にも例えばヨーロッパだけとか、インドだけとか地域を絞って運用したり、
運用ジャンルにIT関連を含めないとか、
アメリカで著しく伸びている数社のみに絞って運用する(ハイリスク・ハイリターン!!)など、
色々な投資信託があります。
その中でも全世界株式とS&P500に絞ったのは理由があり、
どちらも安定して運用できるからという点があります。
S&P500はアメリカの代表的な会社のみ運用するという事で、
今、世界中で一番実力をつけているのはアメリカの企業です。
その企業の中のさらにトップ500社に絞る事で、安定した運用が可能です。
トップ500社も常に入れ替わっており、
「この企業あまり売れてないなぁ…そろそろ潰れそうだな…」
などがわかればこの500社のリストから外され、
新たに伸びてきている企業が入るため、
新陳代謝が促されます。
もう1つ、全世界株式も同様に人気なのは、アメリカだけに限らず全世界を対象としているからです。
もし仮にアメリカ合衆国の国力が弱くなったら、
内部で内戦が起こりビジネスどころじゃなくなったら、
新たにアメリカ以外の国が台頭してきてアメリカの経済がボロボロになったら?
そうなるとS&P500はアメリカの株しか買えないルールなので、
大変な事になってしまいます。
しかし、今の世界ではアメリカ一強ですし、
この先暫くはこの状況が続きそうという事で、S&P500の方が全体的に人気になっています。
なので、
実績を重視したい人はS&P500を
安定性を重視したい人は全世界株式を
選択して、黙々と積み重ねるだけで資産形成ができるというわけです。
もちろん、どちらしか買ってはいけないという事ではないので、
S&P500を7割、全世界株式を3割持っておこう!
という考えでも全然だいじょうぶだと思います。
そしてそれをずーっと保有し続ける事で、どんどん山のように積み重なって行きます。
数十年後には倍に3倍になっているのも全然視野にはいるくらいになってきますので、
じっくり継続していきましょう!